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mixiの、コミで見つけたものです。国は、障害者にムチ打つことが好きなんですかね。何の調べもしないで、机の上で自分の都合で仕事する官僚もどんなものか・・・取り急ぎ貼っておきます。(国立福祉施設の存続発展を求める会)ブログ更新しました。http://angel.ap.teacup.com/heppokoincyo/
2011/03/07
ブログ更新しました。 今年の季候は、寒暖が激しく、体がついて行きません。J-Workoutの、2・3月予約を取り忘れ、仕事も何となく忙しくなり、自宅リハも、ままならない状態。仕事が終わると、ぐったりと虫の息でした。患者さんと話していて、『あああぁぁぁ・・・』と思うことがありました。http://angel.ap.teacup.com/heppokoincyo/にほんブログ村
2011/03/06
仲の良い患者さんから新聞の切り抜きを頂いた。私の病気をいつも気にしてくださって、脊髄神経関連の治療に関する情報を見つけては持ってきてくださる。非常に興味を引く記事なので記載しておきます。【日本経済新聞】点鼻薬で脳梗塞治療名大、マウスで効果患者の負担軽減の道 名古屋大学の上田実教授らは、脳梗塞や脊髄損傷の治療用に、脳神経を再生する点鼻薬を開発した。手足がマヒしたマウスに鼻から薬となる成分を入れたところ、動き回れるようになった。製薬企業と組んで早期の実用化を図る。 点鼻薬として使うのは、乳歯の歯髄幹細胞を培養し、培養液の上澄みを結晶化した成分。結晶には約170種類の成長因子が含まれ、体の幹細胞などを集めて神経や組織を再生する働きがある。結晶を溶かして鼻に入れると、髄液を通じて成長因子が脳に届くという。 脳梗塞で手足がマヒしたマウスに毎日点鼻したところ、2週間後には動き回れるようになった。脊髄損傷のマウスにも同様の治療効果があった。 これまで神経の再生医療は、幹細胞を脳内など患部へ直接移植する方法が検討されていた。今回のような点鼻薬になれば移植手術が不要で、患者の負担が少ない。細胞移植ではがんになる危険性が指摘されていたが、上田教授は「細胞を使わないため安全性が高い」としている。点鼻薬なら、体の負担も少なく、癌化のリスクも少ないというので、これからの研究・開発に期待したいと思います。
2011/02/05
久しぶりにブログを更新しました。 http://angel.ap.teacup.com/heppokoincyo/ 今年の冬は、半端無くきびしいようで、体の辛さよりも、 心が折れた感じです。 リハビリもままならず、中々進みません。 春を待つより仕方ないなぁ・・・・
2011/02/01
へっぽこです。とにかく寒くなりました。人間とは勝手なもので嫌な記憶は忘れてしまいます。私だけかもしれませんが、急に冷えてくると去年もそうだったと思い出します。両手に氷の固まりを抱いているように、芯まで冷えてくる。肘から先は、まだらに紫色に染まり、死人のようで人様にお見せできる状態ではありません。膝から下は、地震で倒壊した柱にでも挟まった足のように、締め上げられるような痺れと痛みがあり、伝わりにくいけれど、熱くて冷たい感じ・・・・伝わんないだろうな・・・・この感じ。夏場は、完全に忘れて冬場に凍死するパターン(爆笑)です。暖かいときは、それなりの体調とリハビリ量の維持が出来るのに、これからは、体調管理とリハビリの維持が難しくなります。痙性も強くなります。最近体幹部のストレッチ後、2~3日胸やお腹・腰・背中とカチカチになり、息するのが苦しい。夜中に目が覚めると、勝手に膝が曲がり、膝を立てて眠っています。朝起きると全身突っ張り痛くなり伸ばすのに苦労します。寒くなったからと言うばかりではないのですが、カテーテルが、痙性のために入らないことがあります。私的には寒い時期のほうが、多いような気がします。脊損の友人で、手が効くのにもかかわらず、「膀胱瘻」にした方がいます。そのぐらい痙性が起こると導尿出来なくなります。わたしの場合は、中々挿入できないときは、カテーテルを、30度以上上に向けて挿入したり、少し左右に捻りながら押し込みますが、尿道を傷つけないように、細心の注意が必要です。おすすめはできません。困るのは、車の助手席で尿意が来たとき。動いているので、痙性があるとアウトです(涙)。少し時間をおいて仕切り直すか、停車してもらってリトライするかです。そんな中にも変化はあるようで、プッシュ・アップ力が向上しているようです。以前は、痙性を瞬間的に使い身体を押し上げたのに、最近は、アームレストに手をつき、ゆっくり身体を押し上げてから足に力を入れ立ち上がります。以前は、痙性のご機嫌次第で、力が入るときと入らないときがあり、不確実でしたが、今は入浴後、車椅子上でズボンを履かせてもらうので、楽になりました。C5の私には、けっこうきついんですよwww。これからは、無理せずに健康管理をしながら、出来る範囲のリハビリと休む勇気が必要だと思います。
2010/12/28
どんより低く立ちこめる11月の曇り空。体を抜けるような寒さに閉口する。病気前には、この季候がことのほか好きであり、ススキ野原で、肌寒い風に吹かれるのがいちばんの楽しみでもあった。やくざな体になってからは、そんな無理はきかず残念な思いである。再生医療が可能になったならば、トイレで立って用を足すことと、北風に向かい佇みたいものだ。いずれそれも叶えられるときもあろう。その時のためにも、這いつくばってでも生き抜かねば。全文は、下記へ。へっぽこ院長の独り言・第二章へジャンプします。
2010/11/28
暑さが続きますが、お体を大切に。下の画像を、クリックすると『へっぽこ院長の独り言・第二章』へジャンプします。
2010/08/30
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2010/05/04
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2010/03/25
いつもお世話になっているwakazonoさんより情報を頂きました。昨年末、厚生労働省による「第1回慢性の痛みに関する検討会」 が行われたとの情報を得ました。大阪大学の柴田政彦先生により、脊髄損傷後疼痛について詳しく述べられています。議事録が公開されています。http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/12/txt/s1210-10.txtわが国の痛みに対する医療は随分遅れています。今後、痛み医療に対する国家的取り組みが進むといいですね。 また、日本せきずい基金さんから、2月24日に『脊損慢性期マネジメントガイド』が刊行されました。その「第6章 脊損慢性期疼痛」に痛みについて詳しく述べられています。もし、お持ちでなければhttp://www.jscf.org/news/#news_data_no_0にて、お申し込みされるとよいかもしれません。
2010/03/03
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2010/02/18
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2010/02/08
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2010/02/04
朝、ブラウィンドウの隙間から入ってくる日差しでめがさめる。少しずつ夜が明けるのが早くなった。冷え切った部屋の空気に、起きるのがおっくうでたまらない。ふと耳を澄ますと、時を刻む時計の音がちがっている。いつもなら、早く刻んでいたように思えたものが、ゆっくりと時を刻んでいく。故障かと思ったが、そうではないようだ。楽しい時間は早く流れていく・・・・ならば辛いのか・・・・早く春になって欲しいのは確か、身体が楽になって欲しい。やたら無口になるのもそのせいだろう。不機嫌にしか見えない、仕方ない伝えるすべもない。こういう時は、身も心もこもるに限る、リハビリも無理せず出来る範囲で、その分横になりDVDをみる。映画や、たまった学術物。様々な情報が、脳をめぐりリフレッシュさせてくれる、物の考え方や、リハビリのヒントまで。出来ることをしよう、焦ったり・悔しがったり・後悔することなく。今できること、それで良い・・・・
2010/01/29
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2010/01/13
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2009/12/28
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2009/12/19
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2009/11/27
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2009/11/23
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2009/11/19
wakazonoさんより、お知らせが届きました。先日、テレビ朝日の「報道ステーション」で放送された、「線維筋痛症」の特集を見逃された方は、下記ののリンクより見ることが出来るそうです。「報道ステーション」2009年10月27日 全身謎の激痛“線維筋痛症”患者に密着推定患者数は200万人といわれる「線維筋痛症」。ほとんど認知されていないこの病気は、体中の筋肉がこわばり、激痛が走る。痛みに関する感受性が脳の中で異常に高まり、1の痛みを10にも100にも感じるという。眩しい光、気候の変化、物音や風など、あらゆる刺激が痛みに変換されてしまうことがある。原因はいまだ明らかになっていないが、肉体的ダメージだけでなく、精神的ストレスが大きく影響しているといわれ、女性に圧倒的に多いという。「線維筋痛症」と闘う23歳女性に密着し、この病気の実態に迫る。
2009/11/02
wakazonoさんより緊急のお知らせが届きました本日、10月27日(火)テレビ朝日の「報道ステーション」で、「線維筋痛症」のことが取り上げられるようです。朝日新聞その他のテレビ欄にも載っていますので既にご存知かも知れませんが、出来るだけ多くの方々にお知らせください。「線維筋痛症」は、何の異常も見つからないのに激しい痛みが現れる病気です。神経が傷ついたことにより発生すると考えられている脊髄損傷後の神経因性疼痛とは、全く違う病気と考えられていますが症状や、患者の悩み、治療法はかなり共通しています。「痛み」に関する報道が増えるよう「報道ステーション」にみんなで意見や感想を送りましょう。 ↓http://www.tv-asahi.co.jp/hst/opinion/form.html取り急ぎ、お知らせとお願いまで。ただし、番組内容変更の可能性はありますのでその際は、ご容赦下さい。 ―気が向いたら、ぽちっとお願いします― 人気ブログランキングへ
2009/10/27
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2009/10/27
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2009/10/16
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2009/10/14
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2009/10/09
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2009/10/03
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2009/10/01
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2009/09/28
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2009/09/26
考えるところがあり、引っ越しをすることにしました。急ですがすいません。此方はこのままおいておきます。へっぽこ院長の独り言・第二章
2009/05/27
久しぶりに、国リハの先輩あーちゃんに電話した。いろいろな話をする。何となく、こころが軽くなった。ありがとう・・・・
2009/05/14
05月05日今日も、午前中仕事でした。 午後からは、冷たい雨が降り出しました。 休んでも、何処も混んでいるので車いすで外出する気になりません。 ノンビリしますよ、リハビリも熱が入りませんしね。 なるようにしか回っていかないものですから、 無理せず、その日1日真剣に向かい合い生きるだけです。 05月10日早く目が覚めたので、保険請求をかたずける。 どんよりとした晴れ間、おいらの気分と同じようだと、 苦笑い・・・・ 昼食をすませ、これからお風呂に入れてもらい、 息子が、模試にいって遅く帰ると言うことで、 義母の見舞いの帰りに、南大沢のコストコでも行き、 買い物でもしようとかみさんと話した。 お気に入りの、プレーン・ピッザとチーズ・ベーグルの仕入れ。 息子に頼まれたDVDも買わなければ。 きょう、一人で立ち上がりを試してみたら、 以前より、足と手に力が入り楽になっている。 リハ量は、減っているのにやり方を変えてから、 体の変化が格段と違う。 しかし、一人でやっているのだから限界もあるのだろう。 まぁ、いいや。 出来ることをやるしかないし。 今年は、自分の時間を大切にしたい。 05月11日体と同じように、どんより曇りがちの天気です。 お天気予報とは違うようです。 昨日は、外出してきましたお見舞いと買い物。 息子がいなかったので、相棒とふたり、 義母を見舞い、そのあとcostcoへ買い物。 自動車のトランスなどは、以前と比べかなり楽になっている。 トイレは補助無く一人でこなせ、 風呂のトランスも問題なくなった。 車いす上やベッド上の足の移動などもコントロールされている。 体調は最悪、運動は好調・・・・ なぬ・・・・ !?05月12日天気が良いと言っておき、突然曇りです。 雨が降るかも・・・ テレビの天気予報は、ねこの目のように目まぐるしく変わっていく。 これなら、オイラの体の方がよっぽど正確に天気予報が出来る。 おかしい・・・おかしい・・・を連発しながら、 天気予報もあてにならない。 今年の、気候はどうなっているんだろう。 タケノコは不作で、がっかり・・・ じゃがいもやお茶の木が遅霜でやられたりと、 年寄りたちが嘆いている。 何とか乗り越えるしかないですね。 ちゃんとリハも、やらねば。05月13日天気予報では夕方から降ると言っていたのに・・・ 朝は、日が差していたのに昼前から雨か・・・ どうなっているんだろう、今年の天気は定まらず。 音を立てて降る雨は、雨脚が強くやみそうにもないな・・・ 昨夜かみさんに立ち上がりを見せたら、 動きの変化に驚いていた。 微妙に変化を見せる体は、少しずつ前へと進んでいる。 運動量は減っていても、内容の変更で効果は上がっている。 今一番、体調が悪い季節にもかかわらず、 体はそれに答えてくれている・・・ ありがたい。 立てた目標へただひたすら、無理せずのんびりとちかずく、それでいい・・・ おっ、雨が上がった・・・ photo by<>
2009/05/13
何とはなく、変わりばいのしない日々。そう言うと不満のように聞こえるけれど、さにあらず、幸せなのだろう。不幸を上げたらきりがな、嘆いたところで何も変わらない・・・・
2009/05/05
日が沈むと寒くなりました。 調子悪いのですが、少しずつ体は動くようになっているようです。 リハビリは、最低限なのですが、必要なものを無理なくしています。 昔から比べたら、サボっているのと同じです。 それでも、効果は上がっているので良いとします。 最近、思うんですよ、こうなったことは取り戻せない、 前と同じようには出来ない、人は去っていき、 今までとは違う人生です。 そして痛みや痺れ、その他の障害、考えたらきりがない。 しかし、それでも支えてくれる人がいて、 頼りにしてくれる人がいる。 気遣って、野菜や土産などくれる人がいて、 季節季節のお菓子などを持ってきてくださる人もいる。 こんなにも、大事にされてありがたいと思う毎日です。 家族と一緒にいられ、仕事が出来、たまには決して贅沢とは言えない外食をし。 毎日、粗末な食事でも、家族と同じものを食べられ、感謝できる。 それって幸せなのだと思います。 今は、卵かけご飯一杯でも、嬉しく美味しくいただける、 そんな生活に感謝、感謝です。 photo by<yagi>
2009/04/29
私の目標は、一歩でも多く歩けるようになることです。それを手に入れるために日夜リハビリをして試行錯誤の繰り返しを続けながら少しずつ前に進んでいます。元になるのは、学術資料・病院勤務で得たリハビリの臨床経験・そしてPWのように経験に基づくトレーニング方法、それらを含むネットでの情報です。それを自分の体にあてはめて、いまのじぶんにあったリハビリ法を考えます。そのままであったり、別のものを加えたりとして自分のものにしていきます。運動しながらFESバイクのように電気を流したり、同じ運動でも、人手がかからないように工夫したりと考えることはたくさんあります。それに健康な人たちと障害のある私と同じ運動が適するのかも、いろいろな資料から検討します。たとえば、歩行時の脚の振り出しが上手にできない障害のある人は支持する足の反動で上体が前・後傾を繰り返します。健康な人は踏み出した時に骨盤を水平に移動させて重心を支持する足に乗せられるため上体は直立に保たれますが、そのために中殿筋に十分な筋力が必要となります。障害のある人は骨盤を水平に移動させるのが困難なことが多く、代わりに上体を支持する脚側に傾けますが、そのため上体を保持するのに余分な筋力が必要になります。また、健康な人では歩行のさいに踵をつき、着地後も足関節は前下方に若干の移動ができ、足関節の背屈筋群の伸張性収縮により衝撃が吸収できるようになっています。それに比べ、障害のある人はつま先で着地し、着地時の衝撃の吸収が悪く、速い速度の歩行には対応できなくなるようです。このように、健康な人たちの運動法などは、同じようには当てはまらないことが多くなります。そのために日進月歩変わる学術文献を集め目を通すことが必要となります。最近、立ち上がりの動作が幾分ですが楽になりました。足に少し力が付いたようです。プッシュ・アップもアーム・レストに手をかけて上体を押し上げるのも楽になりました。立ち上がりは、仕事場のカウンターと事務机の間に入り、両手を着き前屈を強くして立ち上がります。お年寄りのようにはじめからお辞儀するように前屈しないと、お尻が上がりません。それから、膝を伸ばしながら両腕で押し上げていきます。学術文献では、高齢者や障害のある人にこのような傾向が見られるようです。前傾姿勢を強くして、離臀を助け前に倒れる力を前上方へ移行し、それを脚の伸展と両腕の押し上げで立ち上がるのだそうです。先日読んだ文献では、いすに座った状態から平行棒内への立ち上がり動作が下肢関節モーメントに与える影響についての実験データーが出ていましたが、その中で、目を引いたのが立ち上がる際に「平行棒を押して立つ」と「平行棒を引いて立つ」というものでした。離臀時に股・膝・足関節かにかかるモーメント計測すると「平行棒を押して立つ」の方は、膝の伸展モーメントが低く、「平行棒を引いて立つ」は、膝の伸展モーメントと足関節の低屈モーメントの値が大きいという実験データーが出ています。さらに「平行棒を押して立つ」のほうには、平行棒に上向きの反力が発生し床反力ベクトルが小さくなり、下肢関節の負担を減らし安定した立ち上がりにつながるとしています。このことから、私の場合立ち上がりには、ある程度前屈して両腕で押し上げた方が効率的であると言うことになります。ただ頸損なので手をつくのは、平行棒や肋木などはつかめないし縛り付けても不安定になるので、机やストレッチ台などの平面が安全だと思います。しかし、何度も出来る状態ではないから、立ち上がりの動作に必要な運動を選択していくことになります、特に私の場合は、上肢の助けがないとなかなか立ち上がれませんから、上肢の筋力アップも取り入れることになります。強ければ強う程、立ち上がりや歩行の補助となりますから、いろいろな運動を考えながら行っています。基本的には、赤ん坊の寝返りから立位歩行のプロセスなぞって、その時々自分にあった方法を行うことだと思います。 ご無沙汰しています。何とか元気に暮らしています。 photo by<yagi>
2009/04/28
ずいぶんとござ沙汰しています。私の住むこの町も春らしくなってきました。周りは、花々が咲き乱れ春の息吹を感じます。暖かくなってきていますが、どうも私の身体には未だ届かないようです。相変わらず、手足は紫色で痺れ痛く、何とも言えない痛みが全身にあります。そこが頸損の辛いところなのでしょうか。しかし、仕事は出来るし飲み会も出来る、花見も出きる。幸せなんでしょうね、上を見たらきりがない、それで良いと思います。リハビリは、いろいろと発想の転換をして、今の自分に必要なものに変えました。一時期水治療に通っていましたが、お休みしています。その人その人の、状態によってリハビリを選択していかないと、デメリットが生じる場合も有るのではないかと体感しました。生きていることは、楽しい・・・・先日、縁結びをした患者さん夫婦が、イチゴ狩りの帰りに、お土産を持ち久しぶりに訪れてくれました。そんな気遣いがありがたくてなりません。日曜日には、櫻を見せようと、息子とかみさんが連れ出してくれました。神社や公園を回り、春をこの目で見ることが出来ました。昨晩、息子が一人で小学校の櫻を見にいってくると言いだし、かみさんもそれに付き合い出かけて帰ってきたら、一枝の櫻をもっていました。『花泥棒は良くないな』と言うと、かみさんは、『パパに、見せたかったんだよ』と、息子が、盗んできたらしいのでした。息子には、二度とするなと言いましたが、やはり嬉しさのほうがまさりました。日々、ケンカしながら和気あいあいと家族三人で暮らしています。やはり、生きていることは楽しい・・・・PS:自分の時間を大切にしたいと思います、更新は出来るときにしようと思っています。 photo by<>
2009/04/08
痛みに苦しむ脊髄損傷者のネットワークを! ひょんな事から、お知り合いにとなったwakasama@さんより、「脊髄損傷後の疼痛患者友の会」などというのは作れませんか?と言う、お言葉を頂いた。少しでも、お役に立ちたいところだが、何の力もないので。皆さんにご紹介して、趣旨に賛同される方とのネット・ワークとなる、会を立ち上げられたらと思う。wakasama@さんは、交通事故により頸髄を損傷し、手足の麻痺などの重い障害を背負い難治性異常疼痛に苦しむ奥様を支える方で、脊髄基金の掲示板にも良く書き込みされている。難治性疼痛に悩む人たちを支え、国への働きかけや患者どうしの情報交流を目指し、理解されない症状やいっこうに進まない治療法に心を痛めている。HPには、奥様の闘病の記録や脊髄損傷後の難治性疼痛について、娘さんの卒業、就職を記念して親子3人でグアム旅行した、旅行記などがあり、一度訪問されることを望みます。wakazono family のWebサイト私の妻は、頸髄損傷後の、難治性異常疼痛に苦しむ一人です。妻は、6年前の交通事故により頚の骨を脱臼骨折し頸髄を損傷し、手足の麻痺などの重い障害を背負う身となりました。受傷後半年ころからこの「痛み」が現れ始め、それはやがて「激痛」に変わり、しだいに強くなる「痛み」に現在も苦しんでいます。 (HPより抜粋) photo by<>
2009/03/27
退院してから四年が経ちました。無我夢中で短距離走のように走りすぎたような気がします。本当は、長距離マラソンの途中だというのに、ペース配分も考えず、ただひたすら前だけを向いて、無理して来たように思います。もう少し、周りの景色が見えるようにのんびりすすみたくなりました、エネルギー充電に入ります。訪問してくださる皆様、そして書き込みしてくださる皆様、本当にすいません。少し自分の時間を充実させたいと思います。 へっぽこ院長
2009/03/24
3月13日きょう、バカモン君が梅の花を持ってきてくれた。 菅原道真の飛び梅伝説のように、どこか暖かいところにでも飛んでいきたい。 花を愛でる余裕もなく、ひたすら日々を暮らしている。 仕事が出来ること、食事できること、少なくてもリハ出来ること。 それはそれなりに幸せなのだろう。 ピンク色がかすかに入った白い花は、趣があって心が和む。 少しリハビリをして、ホット・ミルクを飲んで、 明日に備えよう、それにしても痙性がひどく、立て膝のまま寝ている。 伸びて欲しいけど、これがないと回復してこない。 朝伸ばすのに一苦労だけどそれもリハビリ、出来ることに感謝しよう。 3月14日午前中は、雨降り模様、午後は晴れて夕日が見えました。 仕事は暇で、のんびりテンポ。 きょうは、とにかく寒いね全然身体が温まらず、 手足は、氷のように冷え切っています。 痙性と痺れ痛さがまします。 photo by<風と樹と空とフリー素材・牛飼いウェブ>
2009/03/14
何となく生きている感じ・・・ 辛くもなく、苦しくもなく、楽でもなく・・・ 何なんだろう、この感覚・・・ やる気がないわけでもなく・・・ やる気があるわけでもなく・・・ 言い方は良くないが、心地よい感じに近いのかも・・・ やっと、仕事用のを復旧、 無線ランが買えないので、プライベート用に、 コードをつなぎ直しネットにつないだ。 リハビリは、量を減らして身体休めることに、毎日、鬼のようにしていたときよりトランスや立位などに変化が見られる、楽であるし、力が出たり、感覚が良いような気がする。 立位の時間も長くなったが、股関節と膝関節が硬いため、それに関わる筋肉を緩めるストレッチが重要に思う。電気を流しながらの運動や、ペットボトルを使って、腹筋に電気を流しながら吸ったり吐いたりと、いろんな事を試してみる、しかしリハ量は落としどのぐらいが適正かを見極めたいと思う。 やる気がないと言うより、日々の生活が淡々と流れていく事が幸せなのかと気づく。 可もなく不可もなく、静かに時間が流れ、普通に過ごし人と語らい、粗末な物でも美味しく感じられる。たまの休みに家族と出かけ、買い物や食事をしたり、夜のリハビリ前に、かみさんが髪を洗おうと洗面所であらってくれたりすることが楽なのかもしれないし、幸せなのだろう。 photo by<>
2009/03/09
痺れや痛み、しゃく熱感や冷感、そして痙性など日々変化する体・・・・寒さより、気圧の変化に反応する体をもてあましている。季節の変わり目・・・そんな狭間の中で翻弄されている・・・・ここ数週間、優れない体調のため、夕食がすむとベットにもぐり込むことが多くなった。リハビリも思うに任せず、イライラがたまる一方である。さすがに15日の日曜日には、背中から右小指までの激しい痛みと冷感で一日中寝込んでいた。氷柱が背中から小指を貫いたようなそんな感じで、手の置き場がなかった。夜中トイレに起きると、腹筋が引きつれて伸びないような感じと背中・腰が熱く引きつれ背骨をそらすようになっていた。トイレをすませてから、ベットの中でうつらうつらしていると夢を見た。息子がまだ小さい頃の夢・・・・六年目でやっと授かった息子を、私たち夫婦はどんなに喜んだことか。いろんなことをさせてあげたい、いろいろなものを見せてあげたいと、いろいろなところへと連れ出した。テーマパークや海外旅行、お祭り・・・おんぶした息子のぬくもりが、私の背中に今も残っている。それは一昨年無くなった父のぬくもりに似ている。息子も、いつかそんな思いをしてくれるだろうか・・・・朝、目覚めると焼けるように熱いはずの背中が、あのときのぬくもりのように感じられた。そのことをかみさんに話と、ぷっと目頭から一粒涙があふれた。親のエゴで中学受験をさせ、病気で倒れたとき息子は中学一年生だった。これからまた一緒にスキーや旅行に行けると思った矢先のことである。あと一週間で、グアム旅行の予定もそのま、四年がたった。それからは、リハビリや介護の手伝いばかりの日々、だからこそ歩けるようになって家族三人で昔のように過ごすことが私の目標である。昔、父が私を背負い縁日で感じた背中のぬくもりを、息子にも伝えたいものだ・・・・ photo by<yagi>
2009/02/19
久しぶりの休日、ゆっくりと寝かせてもらった。 ブラインドから差し込む日差しは、眩しいばかりの光の帯となって、部屋に飛び込んでくる。 穏やかな風景・・・・ 時折強く吹く風は、大きな枝をゆらしている・・・・ それにしても、今年は暖かいとは言え、やはり夜になると寒い。 腕が差し込むように痛い、リハビリをする気持ちが萎える。 土曜の朝、壊れてしまった電動サイクルの2代目が届いた。ペダルのところが、すぐに外れてしまって仕方ないので、新しいのに変えた。前のより、足のところがマジックテープなので、足がむくんだときは、良いかもしれない。新しいものはコントローラーが外れ早さの調節できるので良かった。ただ、以前より軽量になった分滑り止めを敷かないと動いてしまう。 電動サイクル ルームマーチDX立位訓練で使うフレームの膝パットを、お皿を中心に当てていたのを、少し上に移動し、太ももに当たるようにして、足首を、ふくらはぎを伸ばすようにと、つま先をかなりの角度であげていたのを、フラットに戻した。その方が、すっきり立っているし、効果的にも良さそうである。 最近新しい機械で、前脛骨筋・大腿筋・腹筋に電気をかけながら運動をしたり、ゆがんだ姿勢の矯正などをしている。 photo by<>
2009/02/08
○こちらは曇り空のどんよりした、何とも重ぐるしい朝です。 人生うまくいかないから楽しいのか・・・ うまくいかないから苦しいのか・・・ 何ともいえません。○夜中、トイレで目が覚めた。 導尿してから、何故か足に電気を流す 前脛骨筋(足首を引き上げる筋肉)に当てて、 引きあがるごとに、満足感・・・・ おいらはやっぱりおかしい、 わっははは・・・・ 三十分かけ、満足してまた寝る。 心の中片隅で、歩きたいよ・・・と、叫んでるのかなぁ・・・ 何かに安心感を求めているのかなぁ・・・・ ○気候のせいか、疲れのためか、夕方から調子が悪いです。 朝も、花粉か火山灰のせいで、鼻水は垂れるし・・・ 血圧か下がっているようで、頭を後ろから押さえられているように重いし、 ふわぁーとするし、自律神経が乱れているのかなぁ・・ ○両手が氷のように冷たくて痛いし、痺れる。 腰から下は熱くて痛痺れるし、頭はふわふわとして、 イヤな感じ・・・・○午前中は、何とかしのげるが、午後になると具合は悪くなる。 かみさんからも、仕事で無理しないで欲しいと言われた。 知らず知らず、患者さんにかける時間が長くなっているようだ。 それはそれで良いのだが、自分の体が壊れては、何にもならない。 photo by<>
2009/02/05
1月21日日に日に寒さは増すばかりで、どうも調子は悪い、痙性もさることながら、痛みがかなり強い。痙性は背中腰、腹と息するのが苦しいときがある。朝起きると立て膝になっている、股関節と膝関節が筋肉に引っ張られ曲がっている。右手は、やはり引っ張られ背屈して、掌屈しづらくなっている。両手とも紫色になり氷のように冷たく、患者さんに触れるときに神経を使う。肩から指先まで氷水の中につけているように痺れ痛い上に、腕の中に針金が通っているのではないかと思うほどのぬけるような痛みがある。膝から指先に向かってだんだんと強くなる痛みと痺れ、そして踵や指先は、靴の中に小石が入って、当たっているような痛み、何とかならないものかと思うが、仕方あるまい。今日昼間、友人である整形の開業医K先生と久しぶりに会い、骨密度の検査をしてもらった。あたらしい検査機械らしいが、DXA・デキサ法(二重エネルギーX線吸収測定法・dual-energy X-ray absorptiometry)と言い、ベットに寝かされ四角のクッション膝を乗せ、背骨を微量な2種類のX線を使って測定する、骨量を測定する検査では最も正確な検査法らしい。検査結果の用紙を見てK先生の眼は丸くなり、それから笑い顔になった。『へっぽこ先生、見てくださいよ100%が、平均値なんですね』『このラインから下だと、少ないんですけど』『先生のは、グラフのはるか上です』『同世代の139%、若年世代の133%ですよ』 『若い人より、3割以上多いことになりますね』 『いゃー、ご立派』 そんなことで誉められても嬉しくなんか無いぞ 、わっははは・・・・ 、同年代より4割り増しの骨密度って、どんだけー!! 子供の頃2リットル毎日飲んでいたのと、病気前、ジムがよいの傍らプロテイン飲んでいたおかげかと、くだらないことを考えていた。近々、GM先生、内科のMO先生、四人で食事でもしましょうと約束して帰ってきた。昼は、出かけたのでリハは休んだ。夜も、仕事の終わりも遅かったのと、調子が悪いので素直に休むことにする。 photo by<>
2009/01/21
院長室から、治療室に出ようとすると狭いので、後ろ向きに出て行く。そうすると、何かに突っかかって後ろに進めない。よく見ると入るときになかった治療器のコードが伸びている。『こちとら、車椅子なんだからわかるだろうに』部屋の電気を消すのに、前向きだと腕が上がらずスイッチに届かない、後ろ向きで車椅子を進めると、また何かに当たりいっこうに進まない、見てみるとかみさんが仕事で履いているサンダルにキャスターが上に乗り上がっている、はずそうとするとどんどん足を突っ込む方から、指先へと入りにっちもさっちもいかない。『おい、おい、車椅子なんだから、ちったぁー気をつけてくれよ』風呂から出てきて、着替えが終わる、ベットから車椅子に移乗してトイレに行こうとすると、またしても脱いだ服が落ちていて拾わないとトイレに行けそうもない。せっぱ詰まっていれば、洪水の危機に見舞われる。『ちっとは、気い仕えよ、障害者なんだから』と、怒りあらわになっていた。まぁー、そうは言っても車椅子に乗ったことのない人に、わかれというのも酷なものだろ。乗ったこと無いのに気が付けとは、無体は無体なのだろう。自分も健康な頃には、その範疇であったに違いない。かみさんや息子にしたら、悪気もないし、「そのくらい、大丈夫だろう」「言ってくれないとわからない」「ごめん、忘れた、気がつかなかった」最近は、腹も立たなくなった。かみさんも朝のリハビリ、仕事の手伝い、家事等々、息子も学校、塾、夜のリハビリのセッティング。24時間、そばにいて面倒見てもらうわけにも行かない。問題が起きたら、その都度伝え話し合う。自分で工夫できることはリハビリと思い改善する努力をする。何かというと、人の気持ちもわからない癖にとか、障害者面して、人ともめないようにしたい。世話する方も、大変なのは重々知っているが、やってやってると言う気持ちもどこかに存在していて、言われると腹が立つこともしばしばなのであろう。お互いの立場、考えが違うのは仕方ない、しかし、お互い嫌な気持ちで過ごすことは悲しいことだ。いつ何処で立場か逆転するか、また人に世話になるかわからない、自分もそうだったように。『おいおい、またかよ、しかたねーなぁ』と、笑える繋がりでいたいものだ。国リハのPTから、緊急時のために携帯電話は必需品だと言われていた。しかし、家仕事なので持たずにいた。先ほど、かみさんが来て、これから私の携帯を仕入れに行くとのこと。年に一度程度、夜中にトランスを失敗して、朝床に寝ているところを発見されたり、不測の事態や、仕事中にかみさんが洗濯物を干している際、患者さんが来院したのを知らせるためにも、持たせるらしい。「わたしの立場を理解しろ」「いろいろやっているから忙しい事を理解しろ」「貴方のためにやっているのだから理解しろ」「これだけやってやっているのに」「すこしは、私のことをわかってよ」心のどこかで評価されたい、同意されたい、認められたい・・・・「貴方とは、身体が違うのがわからないのか」「障害を持っているのだから、もっと気を使って欲しい」「不自由なんだから、わかるでしょう」「何で、そんなこともわからないんだ」被害者意識、こんなに辛いのに、誰も理解しない、誰も親切ではない、私はこんな身体でも存在しているだ・・・・相手の言うことを、耳で聞いても心では聞いていないのかもしれない。心のoutputはしても、心のinputはなかなか出来ないものだ。修行が足らないへっぽである。 1月18日『寒い・・・』休みだというのに、何となく気分は浮かない。 外は寒く、リハビリとパソコンの前に座るぐらいで、 やる気が起こらない。 少しでも歩けるのなら、見える風景も気分も違って見えるだろう。 腐っても仕方ない、やったことしか身に返ってこないなら、 つべこず言わず、やることをしよう、欲しい物を手に入れるには、 それなりの犠牲も必要、この重い空気も励みになる。 『自分の人生の中では、誰もが皆、主人公・・・』 良い言葉だ。 さだまさし - 主人公 photo by<>
2009/01/18
ノクターン/カンパニュラの恋 【友人から来たメールへの返事】生きていると色々なことがある、悲しいこと、苦しいこと、嬉しいこと、腹立つこと。人それぞれ人生があって、様々な選択を強いられる。その時々の選択でその後の人生も変わるかもしれない、私はいつだって生きることにどん欲です、生きていればチャンスは巡ってくる、そう信じています。『神様の天秤』って、あるのでしょうか?私のはかりは、生きているだけで幸せに傾きます。健康な人のはかりはなかなか傾かないのかもしれません。それは失ったものが大きかったから敏感なのかもしれません。先日、治療室でダイエットしているからお腹が空く、『お菓子のカールが喰いたいなぁ~!!』と患者さんと話していたら、翌日、ある患者さんがスーパーで、それを見付け素通りできなくなったと、私の手に乗せていきました。今日は、桃の花というクリームとノルウェーの漁師さんが使っているハンドクリームが届きました。私の手は、冬場とても荒れます。バスタオルを掛けてマッサージすることが多いのと、導尿の時の消毒と洗浄であかぎれが出来て血が出ることもあります。それをめざとく見付けて買ってきて下さいました。そんなときは生きてて良かったなぁ~とつくづく思います。そんなことが幸せなのです。私を気遣って下さる気持ちが嬉しいのです、物を頂いたからではなく、自分がやってきたことが間違いではなく人様に何らかのお役に立っていたんだと思いたいのです。朝目が覚めて、身体は痙性で突っ張り、手足は痛いほど曲がり、痺れ痛みが襲ってきても、今日も生きていたと思います、こうして1日家族といられる、患者さんのお役に立てる。それで幸せを感じられる私のはかりは器か小さいからすぐに傾くんです。今日、○○さんと同じぐらいのお年の男性患者さんが、治療室で我がお馬鹿夫婦の会話院長『雨上がり、土手のウンコは柔らかい・・・意味深いなぁ・・・』ママ『そんな汚いこと、治療室で言わないの(笑)』を聞きながら、『仲良くて良いね、羨ましいよ』と言われました。『○○さんのご夫婦も仲良いではありません』かと言ったところ。十数年奥様が鬱病を患われ大変苦労したとお話して下さいました。奥様も患者さんで、お二人とも日本人離れした綺麗な方です。以前奥様が来たときに抗精神薬を飲まれている感じはしていましたが、家事一切出来ず旦那様がしていたとは知りませんでした。子供さんのお弁当の世話から家事一切やられ、一番辛かったのは、子供さんの三者面談に行かれたときだそうです。その患者さんが、『奥さんの気持ちがよくわかるよ』『本人は、なりたくてなったんじゃないけどね』『でも、人にはわからないんだ、無くしてみないとね』『でも、最近は夕食の支度が出来るようになって、一時期より良くなったんだ』『それだけでも、幸せだよ』と言われニッコリとしました。○○さんにとって、今は最悪かもしれません。しかしそれを決めるのは自分自身です。神様の天秤は公平ですが、幸せに対して自分の心の天秤は小さく敏感に、不幸の天秤は大きく鈍感に、そうして私は過ごしています。病気をしてから、多くの人が去っていきました。自分が苛立ったりひねくれたりしたのもありますが、その人達の天秤には重かったのでしょう、しかたありません。しかし残った人たちはとても信頼しあえる人たちとなりました。そして障害を受けてから私を快く受け入れてくれる人たちにも感謝しています。痛いとき、辛いとき、人に何かをしてもらったとき、何かを食べるとき、眠るとき、朝目覚めるとき、私はきまって『ありがとう』と言います。ある本で読んだのですが言葉には言霊があり、幸せは口(心)より出でて身を飾る。悪口(あっく)は、口(心)より出でて身を滅ぼす。『ありがとう』は、マントラ(真言・題目)になるらしいです。自分を責めることなく、焦ることもなく、この瞬間を大切にお過ごし下さい。生意気を申しました、お許し下さい。 へっぽこ院長 photo by<>
2009/01/11
明けましておめでとうございます ・本当に静かな正月を迎えた、昨日と変わりない平穏な時間、平凡であるが故にそれが一番の幸せであることを病気をしてから気づく。健康なときには感じられなかった一分一秒の大切さが身にしみてわかるような気がする。残りの時間は、私にはわからないが大切にそして有意義に過ごしていきたい。・大晦日に、MG先生ご夫婦が来られた。先生も師会の理事になってから本部に出ることが多くなかなか話すこがなくなった。この地で開業してから、実の弟のように可愛がってもらった。治療技術やゴルフの手ほどきまでしてくれ、自分の師匠のY整形の院長に紹介してくださり、知らない間にY院長自身が、うちの弟子だと言って下さるようにもなった。そのような調子だから他の支部の先生まで実の弟と思っている。そんな人だから倒れて入院したときにはね真っ先にかけつけてくれ、入院・手術の手続きの手伝いをし、なかなか診断がつかずにいたときは、知り合いの大学教授まで相談してくれた。リハビリが始まる前から、毎日来ては、リハビリをしてくれ、仲間の先生と立ち上がらせてくれたとき病室の窓から見た景色は二度と忘れないだろう。退院するときには、仲間に出資してもらい福祉関係の仕事をしないかと暮らし向きの心配までしてくれた、この身体でも仕事がしたいと丁重にお断りした。そんな先生は、忘れた頃にきまって電話や顔を見にやってくる。MG『へっぽこ、生きてるか?』ヘポ『はいなぁ、生きてますよ』MG『豚の角煮とうどん持ってきたから、暖めて喰わせてもらえ』持ってきてくれた風呂敷の中には、お鍋に入った豚の角煮やうどんつゆと、うどんが入っていた。本当にありがたい、いつも誰かに助けられ守られていることに感謝している。物を頂くとかではなくて、心の片隅にでも私たち家族を気遣う気持ちを持っていて下さることが嬉しいのである。・正直、私の周りには、食事などに誘っても、誘われることはない、体調が不良だとか機嫌が悪いだとかで敬遠される、気遣いを受けることはしても、MG先生のような人は少ない。・『現状の考察』を考えていると、あれもこれもと出てくるので、考えが纏まらなかったり、色々な方向に広がっていくので、時間がかかりそうなので、リハビリに影響ないように勧めていきたい。けっこう図を作ったり調べたりと手間がかかるので、今のところどうしたものかと思案中である。・そうだね今年の目標をあげねば。1.トランスの安定 どんな状況でも、トランスが出来るように、特に自動車・トイレ・お風呂2.立位の安定 補助無く、長い時間立位の継続3.立ち上がり動作の確立 一人で、立ち上がられるように4.歩行再開 歩行器、杖などで独立歩行5.泊まりで旅行 たまには、心の洗濯がしたい(笑)お遍路さんになりたいものだ6.リハビリの充実 時間的、内容的に効率的・効果的なリハビリがしたい photo by<>
2009/01/01
日に日に寒さが厳しくなってきた、今年の師走はどこか他人事のように通り過ぎていく、どことなく埋もれていくようなそんな感じだ。・かみさんが、クリスマス・イルミネーションが綺麗だと息子と連れだってドライブに誘ってくれた。毎年の恒例だが、冷たい空気の中に咲く光のオブジェは、夜の景色を綺麗に染めていた。・クリスマス・イブは、息子の作ったケーキを食べながら静かな時間を過ごせた。 ・最近、下肢のリハビリに時間を割いているためか、調子が良いようだ。その代わり痙性・痙縮が強くて、ベットの中でも少し動くと伸びたり縮んだりと忙しい。そのぶん動かせる範囲・量ともに増している気がする。とにかく嫌われ者の痙性・痙縮が出ないことには動きに繋がらないから喜ばねばならない。うまく痙性の動きに合わせて同じ動きを真似したり、補助させることで神経の疏通や、少ししかできない運動の回数などを増やせることができる。・トランスの不調も、体重の減量効果かそれとも下肢に体重を支える筋力が戻ったのか、ずいぶんと楽になった。それと幾分支えとなる脚に頼りすぎ、意識が下肢に集中していたのも原因かもしれない。腕だけでトランスするイメージのほうがいいように感じる。下肢に体重を掛けると、調子の悪いときは支えられず前に崩れていき、上肢のバランスが悪くなりお尻が持ち上がらなくパニックになる。・最近気づいたことは、『とにかく、何でも良いから刺激を与えろ』運動にしても、電気にしても、とにかく刺激することが神経を活性化させること。自動運動に繋がるプロセスになると言うこと。車椅子上で膝伸ばしをするときでも、何もしないときは1セット100回×2セットがやっとであるが、膝のお皿の上の腿をたたくと大腿筋が痙性を起こして膝が伸びる、そして足首も踏み込むようになり痙性が出てきてカクカクするが、それを利用して5セット~10セットをこなせるようになる、最初は痙性だけだったが、いずれ意識して伸ばす事が出来るようになってくる。とにかく常に刺激をしていないと、身体は楽を覚えてしまう、そうすると自分の意志に答えてくれない。 photo by<>
2008/12/26
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