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昨日許しがたい事件が起きた。ほぼ一報をTwitterで知りその後の経緯を呆然と眺めていた。しかし我が国は民主主義国であり暴力テロに拠る犯罪を容認できない。選挙期間中にこのような犯罪が起きたことを残念に思うとともに安倍元総理の急逝を無念に思っている。
2022.07.09
このお題で日記を書くのはもう何度目になるか。昨日投開票が行われた総選挙は、日付をまたいだ今もまだ全議席確定ではないが現時点で与党が過半数を確保した。少しほっとした気持ちと地元が中々思ったようでなかった残念さがないまぜになっているが、とにかく支持政党が過半数を取った。支持政党が負け政権を失ったときもそして取り返したときも民意というお題で日記を書いたが、無論その中身や打っている顔つきまでまるで違う。しかしそれもこれも選挙の結果であるのでどんな時もやせ我慢しつつまた小躍りしつつ日記を書いた。そして今日も同じお題で打ちつつ、そして支持政党が勝ったにも関わらず少し静かな気持ちでもある。
2017.10.23
このところ非常に穏やかになにもしない隠居の日記でしたが流石に本日総選挙公示ということでいつもの夜とはちと感じが違いますな。内外情勢が非常に流動的かつ更に次もなにか起きるに違いない状況で、今から政治のテーブルをぐるりと変えるわけにはゆかないと私は思っていましてな。政治絡みの日記を書くのは久しぶり、なおかつまた明日はのんびり日記に戻るとは思うものの隠居は隠居なりにちょっとだけ緊迫する日々が始まります。と書いているうちに雨が降り始め、それとともに部屋で座っていて判るくらい気温が下がってきています。他の地域ではまあまあちょうどいい季節と思いますが当地では時に雪が降ってもおかしくない季節でもあります。夜の街頭待ちなどは本当に真冬のものを着るわけにもいかないのが恨めしいくらいで、震えるほど寒い中をじっと待つことになります。さてさて、選挙ですな。
2017.10.10
今日は参院選投票日です。現行の普通選挙が施行されるまでは明治以来戦前まで幾多の改正があり、また制限選挙でも選挙制そのものを日本に取り入れるかどうかで長い議論もありその中には命の掛かった議論もありました。私の祖父母の世代はまだその制限選挙下にあり、普通選挙が施行されたのは私の親の世代になります。つまり親世代、今の高齢者たちは誰もが選挙権を持っているわけではなかった時代を知っているからこそ投票率が高いとも言えます。しかしその世代も次々と鬼籍に入り残ったのは選挙権が誰にも当たり前にある世代になりつつあります。その今だからこそ新しく選挙権を得た18歳19歳の方を含めて是非選挙権を行使していただきたいと思います。そうだ、選挙に行こう
2016.07.10
とっくに第二次世界大戦は終わったはずなのだがしかしやはりいつも戦後、つまり終戦後を意識してしまうのは私の年齢もあるし亡父が徴兵された時に一体何があったのか何も語らず物故したのも多少はある。50年以上前に住んでいた場所は今でこそ地下鉄駅があるが、ちょうどそこは防空壕の跡があり子供は立ち入れなかったが原っぱに錆びた粗悪な鉄骨のようなものが突き出て、その下はこれまた粗悪な砂利の方が多いんじゃあないかと思えるようなコンクリートが腰を抜かしたみたいにへばりついていて子供心にもこれだもの負けちゃうよなと納得するような代物でもあった。そして昨日夕刻、米大統領が広島の原爆資料館や平和公園を訪れ献花していった。実際原爆を落としたのは米で間違いなく、当時の日本の国力からいってもそこ広島や長崎にいたのは圧倒的に民間人が多い。そしてそれを知りながら、いや体験しながら戦後の日米同盟は続きそのことでどこか喉に何かが引っかかったままい続けたのもこれも事実だ。しかし昨年の安倍首相の戦後70年についての談話、そしてその延長上にある今回の米大統領による広島訪問はそのなにかをかなり減らしたのも事実だと思う。これはひとえに広島の方々の克己心やそして今回の訪問を現実のものにした関係者がもたらしたもので、私は今回の訪問を喜びまたこれで戦後のかなり大きな何物かの荷を下ろした気もする。戦後の終わりが戦前の始まりにならぬように次世代にこの歴史的な出来事を伝えていければと思いつつ。
2016.05.28
今回選挙は前半というか始まる前からリフォームで忙殺され、選挙期間に入ってもリフォームはまだ続き、結局全部終わったのが一昨日夕方でして、本当に何もできない。たまに出られるかなと思うと母もくっついてきて、興味を持ってくれるのはまあいいのだがなんというか自由にならず結局今回は徹底してネット上でなんとかすることにした。そうするとやはり折角のネット選挙の活かし方がどうにも惜しいのが目につく。間違えやすいネット選挙のNGは「有権者側からの投票依頼メール」と「未成年者のSNSでのRTとかいいね」なんですが、ここはまずまず守られているようで結構なことなんですが、ツールとしての使い方が誠に惜しい。ネット上ですから誰が誰の応援をしてもいい、つまり札幌の私が沖縄の候補者の日程をTw(Tweet)してもいいということなんです。もう一つ、街頭日程が終わってから「これこれがありこの方が来ました」という事後公表というのは通常の行動報告としてはありなんですが選挙の時は無駄玉と言っていい。事前に公表できる街頭演説、来てほしい演説会、目玉弁士が来る街頭などは前もって予定を出した方がいい。また細かく言えばあるんですが、ネット選挙についてあれやこれや県連単位でやった割には活かしきれていない惜しいツールの使い方だと思います。で、こうは書いても従来型の「ネットなんて使わないぜ」というのもありなんです。どうせ使うなら有効有用にというお話なんですから。で、前回参院選で観察した結果、事前告知のタイミングさえ測れれば拡散のインパクトはやはりTwitterですな。TwitterのRTというのはRTがRTを呼べば全く意図していない、フォロアー外にも広がる可能性が極めて高い。つまり殆ど政治に興味がない層でも「○○が来る」その時間に近い場所にいればふらふらと見に行く可能性が高く、また総裁演説などで人が集まっていると普段興味のない層がそれをTwして広まる事も多い。FBがだめというのではないが、FBの場合閲覧者がある程度支持者とか理解者の枠の中に限定されてしまうわけで、FB設定を選挙期間だけ公開にするとしても、Twitterと連動させても1クッションのリンクを踏ませるという動作を要求するだけ間遠い。Twitterにしても自分のTL(TimeLine)の傾向は自分にしか判りませんから、その傾向を掴んで的確にタイミングよく出せれば一番効率がいい。これでも随分端折って書きましたが、早い話が身動き取れないんでしみじみと考えてみたというお話です。
2014.12.10
数日前から情報が入ってきていたんですが、麻生太郎副総理が地元候補者を応援に来るということで昨日は夕方から母と出かけておりました。昨日は全国各地、そして北海道はピンポイントで空港周辺だけが荒れ模様。おそらく空港除雪は世界に冠たるものだと思う新千歳空港の除雪が間に合わず、午前中は欠航が相次ぎ午後も2時間遅れの模様でして麻生副総理がおいでになるのは3会場、そのうち私達が行こうとしていたのは一番小さい会場でして遅れが酷くなれば真っ先にキャンセルになる覚悟をしておくように母に言い聞かせながら出発。雪道を年寄り連れですからかなり早めに出て正解だったんでしょうか、席は前から2列目でした。で、遅れに遅れたんですが合間を地元地方議員などが繋ぎ、立候補者も演説をし、約1時間半。ついに生麻生太郎を母に見てもらうことができました。麻生副総理以外の方々の演説も面白く、2時間近く座ったままでも退屈はしなかったようで帰りにラーメンも食べる元気っぷりで、このところ工事などで疲れ気味だった母にはいい息抜きになったようです。今回選挙は前半がリフォーム、後半も何やかやで中々街頭にも行けず、ただただキーボードを叩いているだけになっています。ただ、これはこれでネット自体の観察もできるのかなと思い直していますけれど、それでもねえ。あと1週間、さて何ができるでしょうか。
2014.12.08
と言っても解散になるのは明日で、首相が記者会見で表明したとはいえこのお題はいささかフライングということになるが遅ればせということにもなっている。長年のポリシを破り特定政党の応援団体に参加(党員ではない)したのはもう4年以上前なんだが、今回選挙が初めて与党応援団としての総選挙になる。与党選挙は昨夏の参院選以来。また冬の選挙か、辛いなと思ったけれど前回選挙の時は無我夢中であの大雪の中を行けるだけは行っていたんだから辛いななどとちらりとでも脳裏を掠めたのはなるほどこれが与党を応援していることかと、そんな甘いことではいかんなと思い直してもいる。選挙区議員のポスターなどはいつできるのか、いやこんな急なら選挙用ポスターを一気に貼る他ないんだろうな、じゃあ証紙貼りかとそこまで気がつくようになったのもここ4年余りの経験でもある。ただ出来る時に出来るだけの気ままな応援でもあれやこれやを考えてしまうんだから当事者はもっと大変なんだろうなあと。今回は短期決戦型ということでぼやぼやしているとすぐ終わってしまいそうだから何かできることを一つでも見つけてみましょうかね。
2014.11.20
ということで久々に国際経済やら国家安全保障やらを。ロシアとウクライナなんですけれどね。良し悪しだけでいえばどう考えても露が悪い。悪いことは悪いがじゃあなんだって一応独立国にこんな真似したかといえばそりゃああーたウクライナもこの20年いやもう25年かどうかしてた。別に虐められている方にも原因がある論じゃないですよ、これ国家間のパワーゲームなんだから。おまけに双方(ロシア・ウクライナ共に)一応でもなんでも民主主義国、つまり有権者の選択による政権ということになっている。ここでプーチンがどうのと言っても仕方がないんすよ。個人的にはうちの国の頭になられては困るが露を統治するにはプーチンが必要というのは疑う余地がない。おっとこれ書く前に前提としてヴォルゴグラード(スターリングラード)周辺のチェチェン関連ドンパチとか欧へのパイプラインがどこ通ってるのかとか、ウクライナ東部に露系住人がいっぱいいるとかその辺りはいいですよね。んで。今回の予兆はおそらくソチ五輪の前にはあったと思うんですよ。つまりウクライナが騒擾状態になった、なる前の時点で選挙がきっかけとはいえ一体どんなんだったかというのが日本のマスコミは相変わらずさっぱり仕事しないので判りませんが、とにもかくにも露がそれを見逃すと誰かが思い込んでいた。誰かの中には無論欧米も入りますしウクライナ自身の1/3くらいは入る。運悪く…じゃないなこれも有権者の選択で欧は例のごとくすっかり左翼ならぬ左巻きが席捲してしまい結果エネルギー源の多くをウクライナ経由のパイプラインに委ねてしまっている。同じように米は例のオバマ、口先一つでノーベル平和賞を貰っちゃったポン助。となれば一体誰が止めるかと侵攻する側も考えるでしょうが誰も止めない。口先介入が威力を発揮するのは本気でやれる実力と度胸が必要でして民主党時代の財務相見りゃ判るようにそれらがなければ誰も耳を持ちません。つまり先進国社会では首と同じエネルギーを露に加えて軍事を米に、つまり国家安全保障をどこかに委ねた連中と口先だけで世の中渡ってきた奴が何を言おうと誰が言うこと聞くかと。こう書いてみると凄いよね。日本も大概だが少なくとも外債がないだけマシと言いたいくらい酷い。で、今回の露侵攻をそらウクライナも大概だからとは思いつつんなアホなと思うのは意外性じゃなくある意味国家のパワーゲームだから当然なのだがしかしやられてみりゃあら誰も止めないよねという事実をまざまざと見ていることにほかならない。で、これを見て普通はさ、自国を省みるよね。エネルギーどうなってんのとかやっぱり国家安全保障を他国に全面的に委ねるのはどうなのとか。ちょっと前まで空母展開の舵を切るだけで威力のあった米ならそりゃあ同盟して居てもらう価値はあった。いや今でもそうなんだけど、でもその比重が変わりつつあるよね、まさに今。もう一つ、お題にパワーゲームと書き前パラグラフまでは主にエネルギーと軍事について書きましたがもう一つ現代のパワーゲームには経済がある。言ってみりゃ戦争もその一つの発露でもあるので本来なら先に経済が来なきゃならないんですが。一つ欧米がやれる事があるとすればそりゃ為替ですよね。但しこれには外債のない日本の裏判もないと欧米だけでは今や為替で何処かの首を締めるのもそうそう簡単ではない。安倍内閣で麻生財務相でよかったなあと心底思ってはいるんですが、いくらこちらがしっかりしていてもほぼ当事者の欧米、特に欧の腰が定まらないと話が進まない。ごにゃごにゃ纏らないまま書いてみましたが、いずれにせよ民主主義ってのは有権者がちゃんと考えないと国家なくなりますよという制度ですよね。日本の国力があってさえ民主党の3年ちょいでえらいことになりましたから。私が案じているのは米のどうしようもなさを見ている支那が一体どう出てくるか。対岸の火事じゃあないですよ本当に。
2014.03.04
原発再稼働すらはっきり腰を定められないバカ知事の土地にいながら他所様の知事選について書くのはどうかなと思いつつ、しかし余りにバカバカしい経緯と体たらくに呆れてもいる。私の意見はまず都議会特に自民党都連は一体何をやってたのかとここに憤りが収束している。以下「都連」は自民党都連ね。経緯としては猪瀬前都知事は自民党の支援を受けていた。元々猪瀬という人を私は好まないしまた都知事の器でもないと思ってはきたものの対抗候補があまりに酷く事実上ほぼ一択状態で選択された事は理解はできている。5千万の授受が明るみに出た際その関連の都議会質疑も視聴したが、都議会は各党競うように追及の一手でここまではある程度理解はできる。但し東京都というのはミニ国家並みの自治体で、各区の区議会区長はまた別の選挙で選ばれている。つまり札幌市のように区の行政が全部市の管轄ということはない。だから東京都都知事というのはある意味二重行政の長として時には国家と対峙し時には国家と協力して巨大行政を統括する器が求められる。私は石原元都知事のようなタイプは嫌いだが、しかし都知事としての器に関しては他に見当たらないという点で知事としての評価はしている。で。5千万授受の話は聞いているだけで情けない話で、なるほど政治家としてのキャリアがないと人間こうなのかと思うほどなのだが、これに都連は徹底追及のスタンスを取った。いや取るのはいいのよ。けれど取るからには今度は水面下で次の知事候補になれる人間を選定するなり決定するなりしていなければならず、五輪も決まった都市の長を与党として議会で徹底追及するからにはもう一つ与党としての責任、義務もあるやね。それが「次を頭に入れてから今追及して追い詰める」ということだと思う。だから当然辞職表明があった後は都連が候補者をアドバルーンでもなんでも打ち出すと思っていた。それがさっぱり聞こえてこないうちになんだか訳の判らんのが次々と立候補表明しだし、結局オチとしてはそれの誰かに乗る、それもなるべく当選確率の高いのに乗っかるという一番無責任でやってはいけない道を辿りつつあるのが我慢ならん。何故国政でも都政でも与党の信任貰った党がきちんと責任込みで自前の候補立てない。ひょっとしてこれらの戦略もなくただただ目先の気持ちいい議会攻撃だけに専念して予算も立つのかどうかという瀬戸際まで遊んでたのかと。お前らそれじゃ民主党とどう違うんだと実は大変怒っている。もう一つ書いちゃえば他所様の知事選とはいえ現在立候補表明している候補予定者全員全く信用出来ない器じゃない無理のどれか。ベストじゃないベターを選ぶのが選挙だというのは承知だが、議員と違い首長知事は一人。だからベターオブベターじゃないと困るわけだがどいつもこいつも猪瀬より悪いというのは一体どういうわけか。これらの責任は当然議会与党である都連にあるわけで、もう一度書くが何の目論見も戦略もなくただただ目の前の自分たちだけが気持ちいい追及して辞職の後始末も考えてなかったんかいというのが情けない。己の立場というものを自覚できていれば相乗りに乗っかるなどという情けない事はせずに前もってきちんと調整済みの自前の候補出すのが十億単位でかかる都知事選への落とし前だろ。自民党支持者として今回ほど情けない話はないわ。
2014.01.10
誤ったメッセージを発信するほど危ないことはないのだと前世紀に学んだと思ったのだが。中国への一斉送還中止 不法滞在者 外交情勢に配慮別に向こうに合わせて居丈高になれとか強硬姿勢を合わせろと言っているのではなく、こちらの姿勢が向こうに連動して揺らぐのが間違っていると思うのだ私は。溜まりに溜まった不法滞在者常連国に対してのチャーター機での強制帰国というのは非常にいい政策で、納税しないくらいならまだしも高い確率で不法滞在以外の犯罪も犯す場合が多い外国人を一遍に退去させるものだ。摘発して一時施設に置いても当然寝食の世話もせねばならず、それなら多少の航空運賃をかけても強制帰国させた方がトータルで安い。これが始まった時「おお、よく思いついただけじゃなく実行したな」と思ったものだが、仮に今回の特定の国への一時中止の理由がこの記事にあるようなものじゃあないにしても、これは間違ったメッセージになりうる。ものが法務、つまり法に立脚するものなら余計にそうで、少なくとも互いに航空機を飛ばしあえるうちならこれは貫徹するのが国家同士のやり方だ。仮に防衛問題で多少の火花が散っていようともこちらはこちらの法に立脚して粛々とスケジュールと必要に応じて一斉送還し続けるのが本当のやり方だ。緩いながらも自民党及び現政権支持者ではあるが、この方針は間違っていると書いておく。こんな事で毅然と腰折れが同居してはいけない。
2013.12.08
昨夜成立した特定秘密保護法についてだが。案の定マスコミは「強行採決」「採決を強行」の一点張りだがひょっとして委員会中継、本会議中継見ないで言っているんじゃあないのかと。先日も夜中のネット中継視聴者数に触れたが、マスコミが中継しない以上ネットで見る他ないわけで委員会中継も本会議中継もアーカイブ含めてネット視聴していたら一体これらのどこが強行なのか疑問を感じても不思議はない。委員会でいえばちゃんと野党から順番に質疑をし、採決は最後自民党参議院議員の質問の時で、野党議員の質問を途中で切ってはいない。宇都参議の質問が一段落した時に自民党参議院議員から動議の申し出があり、委員会だから委員長権限で動議を採用し、起立で賛否を問うた。全員立っていたので起立多数、委員会可決となったわけで怒号と委員長の視界を遮るという無作法はともかく全員立っているのは誰でも見られるアーカイブで確認できる。本会議も同様どころかこちらはもっと野党に譲った形で、事前に申し出ている反対討論すらドタキャンし議場を出たり入ったりしている連中の言い分を聞いて記名投票にし、結果採択になっている。途中傍聴席から靴を投げられるなどの最早断末魔とも言える妨害もあったが参議院議員の記名投票は粛々と行われそれら全部生中継で見られた。この手続きと経緯を本当に見ているのならどこが強行なのかと疑問を持って当然で、委員会中継も本会議中継もニコ生一般会員だと再々追い出されるほどの視聴数があり、人によってはそれを保存しているだろう。マスコミの意に沿わなければ強行と付けるんだろうなと生暖かく眺めるほかないが、この特定秘密というのは得られる人には事前通告され、また不法に取得しなければ何も問題は生じない。これまで国家機密というものに触れた事がある人間の割合というのはそんなに多いかと思う上に、反対派の言い分が荒唐無稽過ぎて結果全く支持を広げられなかったというのはマスコミの衰えともう一つ経緯すべて見られる環境整備が大きい。何が何だか分からないうちに成立したわけではないよ、無論私も無条件に諸手を挙げて賛成かと言われるとそれは運用次第だと思ってもいる。但しこれはあくまでもNSCの付帯必要条件のようなもので、主体とはいえない。端的に言えば主にこれまで事実上野放しだった議員の規範に関しての法律で、田中真紀子が9.11の時に米閣僚の臨時居場所をべらべら喋ったことがあったがこういう場合に適用される。少なくとも自分と同じく他者を尊重できるのならこの法律に怯える必要はない。これでまた一つマスコミは存在意義を失いまたそんなに国家の秘密を知りたい広めたい人間がここにもそこにもいるのか判ったという意味でも今回の経緯は興味深かった。
2013.12.07
昼のはずが昨夜遅くに開会され、一旦延会になり今日0時10分に始まった参議院本会議をラジオ代わりにしつつ寝ようかどうしようかというところでこれを打っている。無論生中継はニコ生で、今2時を過ぎているが視聴が34000超え、時間が遅くなっても視聴数が伸びている。つまりマスコミが如何に超編集しようとも生で国会を見ている人がこの平日夜中に少なくとも34500人以上いるわけで、こうして打っているさなかも画面を見る度視聴数が増えている。これはどういうことかといえば一つには国会審議そのものに興味がある人、政治に興味があるからというのは大きいが、それにしてもうなぎのぼりの視聴数は一体どういうわけか。連日のように特定秘密保護法案に関してワイドショー並みの下らない妄想混じりの放送がされているのに辟易して実際はどうなんだと思った人も多いんじゃあないかと思ってもいる。また「自民が強行採決」と枕詞に使われてもいるが、何の事はない関係のない民主党議員が委員長の委員会を開かなかったりするもんでそれの解任決議など本筋ではないところで邪魔されているのがよく判る。本当の強行採決というのは民主党政権時代に国対に嘘をついて開会して質疑最中にいきなり採決したりしたことをいうのであって、勝手に委員長が委員会も開かないのを審議が足りないなどという開き直った野党に対してじゃあ一体どうすりゃいいのかと。もう一つ言うのなら今参院でやっている採決は全部ボタン投票できるものを民主党の主張でj記名投票にした。ただの時間の無駄、おまけに議員はともかく職員の無駄でもある。しかし多数を持っている与党はこれに対して譲っているわけで、これだけやってもらって経費使って何が強行採決だと。そもそも特定秘密保護法は法案読めば判るがむしろ議員を縛るものであって特定秘密の範囲もかなり限定されている。これを読まずにただマスコミに煽られて妄想たくましくしているのが騒いだり扇動されているわけだ。私は暇人だからいいが、仕事もあるのに寝る間も惜しんで国会各委員会を視聴している方が沢山おいでになる。その数はマスコミが国会生中継をやらなければやらないほど増えてきているのも事実。一度生中継+コメント付きでニコ生国会中継を見ればTV中継なんぞつまらなくなる。とごにゃごにゃ書いているうちに2時半過ぎ、視聴数は37000を突破した。この数は決して無視できる数じゃあない。能動的に視聴しているからね。
2013.12.05
通常、例えば自治体首長や議員の肩書のある場での発言というのはそれなりに信用していいということになっている。勿論時には錯誤、そして時には情報不足や偏りがあるにせよ最低限信頼していいのは数字や統計で、むしろ数字や統計の捉え方や摘み方でうまいこと主張し支持を訴えるというのが公人としての最低限のスタンスであるということにこの国ではなっている。どんなに批判しようともその批判には些少でも一定の信頼の担保があるからで、なけなしの信頼の裏付けがあるからこそ批判も批難も出るのが民主主義というものでもある。だからそれが法に触れる過激な範囲にならない限り公表された事実に基づいた批判や批難はいつでもできるということになってもいる。ただこのなけなしの信頼を根底から覆し自らふいにし、ネットのあるお陰でここまで広まったのは知る限り武雄市長が嚆矢で、地元での有形無形の圧力くらいはどこにでもあるだろうと思う方もおられるかもしれないしそれも確かにあるにせよ、ごく一般的な事実の指摘に対してWebで恫喝しまた公的機関だからこそ知り得る情報を使って指摘者の職場まで公に言及したのは武雄市長が初めてだ。武雄問題リンク時に武雄市をめぐる問題について例えば病院や図書館や胡散臭い自治体物販などの問題と武雄市長の問題は別に考えた方がいいとしたり顔に述べる者もいる。一見尤もだが、そういう主張をする者は自治体首長、それも人口5万程度の小さな自治体の実態を知らなすぎる。首長はその自治体においては王様で、機能する議会というのは中々なく(個別には自民党鎌倉市議や北海道道議のような存在もいることはいるが武雄市議会で機能できているのは共産党系という体たらく)また人事権も一手に握っている。また前にも書いたが人口が少なければ少ないほど閉じた世界での縁者が増えるのは当たり前で、5万人程度だと2ホップ程度でほぼお互い知り合いが出てくる。10万人の半分ではなく100万人の1/50ではない。このような狭い世界での王様が全国のフォーラムや講演会に出張ってくるにはそれなりの理由があるわけだが、出る自体は構わないにしてもその場での発言に嘘があってはなにもならない。何故なら最初に戻るが「公の肩書を使う場に出た公人は嘘を言わない」ことになっているからで、善良な聴衆はその前提で話を聞くからだ。しかし実態は違う上に先日横浜で行われた図書館関係のフォーラムでも「ちゃんと嘘をついている」。全文書き起こしリンク音声リンク-130MB以上ありますので保存して聞いてくだされおまけ「誰が使っていいといいました」-このフォーラムでは事前に断りもなく来場者名簿から質問を受け付けています*訂正加筆「実態は指名して発言を強要した」との意見あり上の書き起こし版には注釈も入っているので読みやすいと思いますし、書き起こしと音声データとのクロスチェックもしてあります。これ1つ見ただけでも武雄市長と武雄市の問題を分離させるというのは問題を分散化させる目的、もしくは武雄市長の問題から目を背けさせようとするからだと断ずる他はない。だって武雄市長が原因なんだもの。このフォーラムだけではなく他でもこんなあちこちで判りやすい証拠を残しながら嘘をつき重ねている武雄市長はただの傀儡でしかなく、その点では非常に哀れでもあるし滑稽でもある。恫喝したり失言しても削除すりゃなかったことになるとでも思っているのかやりたい放題書いてくれているがネットはそんなに甘いものではなくまた公人というのはそんなにお気楽にされては困る。公人はこういうことをしてはいけない。私はどちらかと言うと公人でも人間だと常日頃言いまた思っている方で、その肩書は24時間ついて回るのだとは思ってもいない。しかしその肩書を持って歩く公の場では最低限嘘をついてはいけない。公開後加筆分あり
2013.11.04
結局予想通りデッドラインぎりぎりで米国議会は結論を先送りすることによってひとまず行政のデッドロックも先送りしたわけで。ただお題に「米国病」としたのは彼らの政治を含めた現状をただ揶揄するだけの意味ではなく、それが彼らの建国時からの選択でありまたわずか300年弱とはいえ一貫して続けてきたスタンスの結果でもある。経済面のマクロでいえば米国債の多くは外債で、それらは米国債の原因の一つでもありまた裏判でもある軍事力を背景に同盟国のみならず多くの国が買うことによって成立もしている。だから軍事同盟国(日本ね)としてはただ批判だけもできない上に自前でやるよりは安上がりなのでそれくらいの負担は相応のものとして心情的にはともかく一応の納得はできる。しかしだからといってあんまり阿呆な政治をやってくれるとドルは未だ基軸通貨でもあるからその上げ下げの短期間経緯はともかく影響が大きすぎる。実はオバマの場合、筋金入りの「新公共主義」といっていい人間だからいつかはこうなるのは皆判っていたことでもあるけれど、国民皆保険が日本でうまくいっているからといってじゃあ他の国々の多くで何故採用されないのかを考えてみるとどう考えてもやり方が稚拙だったとしか言いようがない。文句言うだけならしょうもないのでこのデッドロックを最低限にする方法があるとしたらある程度基金を用意してまずは米国市民の一定以下の納税層から保険適用にするというのが妥当だったろう。米国内でのみ循環するのであれば米国債が山盛りであろうとなんだろうと諸外国には影響はない紙を印刷するだけ-実際は印刷するまでもなくIDに保険の紐付け-なのだからマクロだけいえば通貨市場には影響はない。但し言い尽くされているが米国には米国なりの建国以来の精神というものがあり、荒れ地だった場所を「開拓」して「建国」しその精神の発露の結果が現状財政内容はともかく世界一の大国となったわけで、私達から見れば江戸時代ほどの間であってもその歴史と経緯と結果の積み重ねはそうそう変えられまい。と長々書き連ねてきたこの事こそが米国病というものの元凶なのではないかと私は今思ってもいる。実際これほどの巨額な外債を抱えたまま更に自前でできないレベルの社会保障改革というのは借金だらけでまだバラ撒きたいんかという話でもあるので、ただ引き算足し算だけの話だと門前払いになりうるけれど、実のところは仮にこれらが米国市民だけで回せるのなら悪い話と言い切れない。だって通貨としては閉じた話だからね。もう一つものっそい妄想も足していいのならひょっとしてハードカレンシーの1強2おまけ(ドルとユーロ、円)のパワーバランスを今後変えていいのかなという話でもある。ただこのバランス変更には今度は日本が自前の軍事力整備と行使を含めた覚悟も迫られるのであんまり現実的じゃないけれど、好き嫌い別にして通貨の裏付けが金(きん)じゃあなくなった今は通貨の裏書きの一つにパワーがあるのは誰も否定出来ない。付属するのが国債発行であり、国債発行できるから通貨が強いんじゃあないからね。前にそういう意味では日本の通貨は特異な存在だと書いたが、無論日本のもつ国富も裏書きの一つであるとしても米国の傘の下にあるということがどれだけ裏書きの濃さを決定づけているかという話でもある。私の現状の結論…じゃないな妥協として書けば、先に書いた基金を日本が持っている米国債である程度積む。売るに売れない米国債(ドル)なので帳面上はともかく日本にとって実質の損はない。拠出に伴って米民主党だけではなく共和党とも話を付ける。政治の問題ではなく行政への基金という意味合いを強化するために現場事務は日本が当初請け負う。基金利用の条件は米国市民であること、市民資格のない不法移民は対象外。理由は米国市民であるメリットを裏付けるためで、これが長く続けば不法移民が市民となり納税もするのでひいては米国の税収にも繋がることになる。これくらいしか思いつきませんなあ。そもそも無理だよそんなのと放り投げるほうが簡単な社会保障制度改革というより革命みたいな話ですから。ただうまくいけば中流の下の層が分厚くなりかつ薄く広くながら税収も期待できるので世代が変わる頃には効果も期待できる。税収増加があれば外債発行も少しは減る可能性が高まる。今はこれくらいしか思いつきませんな。
2013.10.18
タイトルだが。呼び捨てにするのは憚られるが故人に敬称をつけるのもこれまた表現上憚られるのでこうした。公式に亡くなられたのは昨日遅くだが、心持ちとして昨日の遅くまではまだ存命であったので。ちょうど4年前の今頃、彼の死をネットで知った。けれどどうしても信じられず、最初知ったのは確か2chだから無論ソースを求めてネットはもとよりTVもつけていた。そして10時過ぎだと思う、TVに速報が打たれネットにも確報が出た。当時ここにもその一報を短く書いているが、生まれて初めて座って腰を抜かした。ベテラン政治家としてはまだやや脇が甘いところもあったけれど、しかしその分だけ好もしくまた野党になった自民党で10年の希望を持てる存在でもあった。本当に絶望するというのはこういうことかと思った。それから4年、今は自民党が衆参ともに与党多数を取り戻し、また政権の座に就いている。長かったような短かったような4年だが、もうあの時のようなトンネルの中の穴に嵌ったような心持ちはしないで済むと思いたい。
2013.10.04
昨年から武雄市長の恫喝、武雄図書館の無残な現状を書いてきた。その中でFB良品というあたかも大規模SNSが関わっているかのような胡散臭い商標とその登録者の存在がある。詳細はこの日記サイトトップにある「武雄市の問題」リンク先を参照戴ければ日々増殖する問題が整理されている。そしてFB良品が何故かSGという商標になりそのSGとやらが更に大きな問題を引き起こしていた。自治体とsatisfaction guaranteedの提携は取り消すべきじゃろ? #SG問題この纏めは肝心な剽窃が「続きを読む」をクリックすると見られるので是非ご覧頂きたい。要するに実態に乏しいいわば商標屋といって差し支えないような企業がそれだけならまだしも数多くの写真パクリで海外イベントに参加した。パクリといっても悪質極まりないもので、既発表された他人や他企業のデザインや写真などにSGのロゴマークをただ加工で乗っけてあたかもSGのデザインであるかのように装っている。こんな感覚は支那やどこぞでは常識かも知れないが少なくとも日本の企業が国際市場で行なっていい振る舞いではない。これをずっと公開していたSGは指摘によって一旦引っ込めたが関係者の言い分は誠に酷いものであった。こんな企業が何故か経産省のクールジャパン戦略に潜り込んでいるのは看過できない。これまでの所業自体が日本に泥を塗っているばかりではなく、剽窃に関する関係者の弁を読むと到底本質を理解しているとは思えないからだ。よって経産省問い合わせメールフォームにこれらの経緯込みで問い合わせることにした。SG問題の纏めはFB良品とやらがいつの間にかSGに摩り替わった経緯と共にあるよもやと思うがまさか日本の経産省ともあろうものがこんな剽窃企業と日本の看板を背負って海外に打って出るなどということがなかろうなと私は思ってもいるが、例えばどこぞの地方議員のようにこうした問題に疎いまま反対意見に対しておよそ非論理的な金切り声で対抗しようとする者もある。この問題に私が注目したのは繰り返すが武雄市長の高木浩光氏に対する恫喝だった。こんなことがまかり通るのなら法治国家も議会政治もあったものではないと思ったからだが、結局剽窃問題の始末一つとっても武雄市長とその周辺には法を踏んで恥じない人間が何故か寄り集まり、指摘者に対する反論も判で押したように同じだ。これを見逃していてはとんでもない事になるのは明らかで、こんな事をしてまで推進していいクールジャパン戦略じゃなかろうに。
2013.08.02
政権奪還したら忌憚のない意見を述べたいというのが50を過ぎて公認団体とはいえ生まれて初めてJ-NSCに参加した時からの希望であった。つまりその希望を叶えるにはまず政権奪還、自民党が政権与党にならねば糸で吊り下げた的に向かって紙つぶてを投げるようなもので、多少はなんか飛んできたなとは判るだろうけれど的の方でもどうにもならない。だからJ-NSC参加から3年は政権奪還は手段と云えどもまずそれを成し遂げてもらわずば話が進まないと思ってもきた。ただ政権奪還して今思うのはよくもまあワンチャン逃さず政権奪還できたものだと、これは相手の敵失が大きすぎたのもあるけれど、まずは谷垣前総裁の手腕に心から敬意を表したい。さて。長年の後援者とは比べ物にならないけれど支援者の外輪、半ばお客さんとして3年ちょっと自民党を眺めてきたことになる。主に見るのは選挙の時だから組織がある程度高揚した所謂ハレの面とはいえ、2010年のまだ自民党に対する目が厳しかった時から見てきて一つ判った事がある。それは県連会長及び県連の熱意と力量がそのまま選挙に反映され、候補者そのものの当落もさることながら積み重ねた選挙の結果も国政のみならず地域に移ってくるということだ。ぶっちゃけると候補選定、決定を見ていれば県連会長や県連幹部の力量が推し量れる。どこでも県連は県連なりの地域事情や歴史的経緯や時には確執も内包しているものだろうし、県連の下の単位でもそれは同じ事なのだと思う。それらを如何に取りまとめ、時には県連として圧倒してでも見出してきて支援者のみならず有権者にこれだと、この人なんだと示すことが出来る県連はやはり強い。ネット選挙運動が始まったのでこうした姿勢の違いがどこにいてもほぼリアルタイムで如実に眺められるようになったわけで、今後はこの比較の目にも耐えられるような選挙のやり方も求められる。今回参院選はそのネット選挙運動の手始めで各陣営とも手探り、思ったよりも再生が伸びずになんだと思うこともあるかもしれないけれど、ネットの運動も継続がまず第一で続けることによって何らかのきっかけを掴むこともある。昔と違い大層な機材を揃えずとも3万円くらいの手ぶれ補正つきコンデジ程度で充分動画は撮れるからやらないのならそれはそれでいいがやると決めたのなら継続がまず第一。もう一つ自民党そのものへの意見を書けば。党役員人事、内閣改造などへの意見は内部に留めて戴きたい。マスコミにオフレコでも今は漏れる時代で、昔とは違う。それでなくとも完全与党には厳しくなる今後を見据えれば何が怖いといって自民党内部からの不協和音が一番怖い。色々意見があるのは当然で、執行部に意見があるのは有権者支援者だけじゃあない、中の人には当たり前のことなのだがこの当たり前が外にどう響くのかは与党から野党になった時に嫌というほど味わったはずで、この痛さを忘れ果てるようではどうにもならない。勝った時にもやせ我慢を求めるのは酷ではあるけれど、その代わり国民の付託を得たわけだからここは実務に邁進していただきたい。そしてこれまた酷ではあるけれど、できれば「使える野党」をも育てて戴ければとも期待している。使える使えないのは野党自身の責任だが、そうはいっても国家のことを考えれば使えない野党ばかりでは議会としても成立しているとは言いがたい。数字を始めとした事実に基づいた指摘がまず第一、しかし数字に現れない事情を汲み取れる野党が今は必要なわけで、それぞれおのおの得意分野があるのならそこに特化することから始めた思想信条ではない政治的野党の育成は野党自身には無理な現状を見ているとこれはもう与党が育成するのも国家100年の計ではないかと感じた。政策を実行する為に政権を取りたいと言って自民党は政権を奪還した。私はそれを信じてもいる。だからこそ今後は政権維持の為だけではなく国家を前に、一歩前へを継続させ次の世代次の世紀に渡せる事も信じている。今後はむしろ厳しい意見ばかりになるけれどまともな野党ができるまでは続けていきたい。
2013.07.29
2012年末の総選挙に突入するタイミングでこちらは大雪に見舞われていた。確かに年間降雪量は6mになる我が街のそれも雪の多い地域に居住しているから、冬支度はそれなりに終えていたが、いつもなら降っては融け融けては凍りその上にまた降り、いつの間にか根雪になっているというのとは訳が違った。公示が12月3日、実はこの前から非常に寒い日が続いていて街なかもそして郊外のここも雪が積もっていた。例年ならまだ街なかまでは雪が積もるまではゆかないような時点での雪かきが始まっていて、まさかこんなに積もってしまうとはと道産子で子供の頃から雪かきに慣れている私でさえちょっと経験したことがない冬だった。公示日第一声はそこに雨が降り足元が悪すぎて行けずじまい、だから本番の街頭を見聞きしようと必死にスケジュールを取得しようとしていた。当時はまだネット選挙運動開始前だから通常はこちらから出向いてスケジュールを教えてもらうか党幹部が来る予定を知る他ない。だが居住区の自民党幹部の方を知っていた事である程度連絡が頂けていた。後援会にも入らずにいる者にこうしたお知らせをして下さるのはありがたいことで、おまけに毎日雪かきに追われているからこちらも出られるかどうか予定も立たないからつまり当てにはならない者にも教えてくださるのはきめ細かく地域の網があるからだと理解もでき感謝もしている。本格的に候補者の選挙街頭演説を聞いたのは朝8時の一番近い場所においでになった時で、この時は吹雪のなか30分近く雪だるまになって演説を聞いていたのは関係者以外は私ともう一人候補者出身地ナンバーを付けた車から降りてきた方だけだった。次は偶然の遭遇で、やや離れた場所に雪をかき分け母とようやく買い物に出た時で、遠くから宣車の音はしていたが雪道の年寄り連れではとてもじゃないがこちらからは近づけず、もし視界に入ったらいつも持って交通機関などで広げて読んでいた自民党パンフを振ろうとカバンから出しているタイミングでその横道を通り過ぎた…と思ったら市議と候補者が降りて来てびっくりしたということもあった。何せ雪かきが毎日何度もあり、おまけに寒い。これの合間に何とかして街頭に行こうとするのだが本当に埋もれてしまっていて、個人演説会が徒歩圏であった時も階段や門内の雪かきはあとに回して出かけたが、それはご近所どこも事情は同じでおそらく予定の半分ほどしか集まらなかったのではないかと思ってもいる。街なかに総裁が来るという時には生憎の猛吹雪、おまけに土壇場になって飛行機が飛ばないのではないかというほど酷くなり、結局総裁は来ないまま地元議員のリレー演説だったけれど中途で帰る人もなく立ち止まって話を聞く人がどんどん増え、増えただけじゃなくこれまでにない若い年齢層もじっと真っ白になって話を聞いていた。これを見てひょっとしたらいいところに行くかなという感触は持った。ただ正直言って居住選挙区の小選挙区勝利は願っていたがそれはかなり厳しいかなと踏んでいたのも事実で、だからこそ交通機関の行き帰りなどではパンフレットを広げ読んだりもしていた。足しになるとは到底思えないが、しかしそれが年寄りと同居し雪かきに追われている日常でできる精一杯でもあった。総選挙で勝った時はようやく取り返してくれたと思ったが、しかし結果の差ほどの実感はなく、北海道で全勝したというのも正直ほんとかねと居住選挙区の数字を何度も見返した。忌避の忌避による勝利だとしたらこれはよほど頑張らないと捻れのある参院選を翌年控えているだけに一層危惧していた。しかし組閣から閣僚記者会見などを見ているうちに日本を取り返した実感が出てきたのも事実で、それは躍り上がって嬉しいというよりももっとしみじみしたもので、事実上野党の時しか知らない私にさえ3年半の出来事が次々に思い起こされた。年が明け2013年になった。しかし雪との戦いは連日続き、雪の止み間には屋根の雪下ろしテラスの雪片付けなど本当に休む暇がなく、そういう時に有難かったのはネット動画であった。身動きが取れず、毎日疲労困憊している中でも自民党公式サイトの新しい動画や総選挙での風景アーカイブなどを眺めていると孤立感が癒される。各地の模様や東京最終演説などを眺めて春を待った。春も遅かった。3月半ばに党大会に行ったけれど、真っ白に埋もれた我が家からいざ東京に着いてみると日当たりのいい場所では桜が咲き、桜だけじゃない花々が咲き草や樹の緑が陽光に照り返していてこれは本当に違う国だなと思った。早い時には3月も末になれば雪割りを始められるものが4月になり、それも連日ずっしりと重くなった半ば氷を割り、少しずつ日の当たるところに出してそれを半月繰り返した。もう腰が限界だという時になってようやく雪割りが終わった。その時にはすでに各地参院選の準備、つまり参院比例区候補選挙区候補が徐々に出始めていたのだが、我が北海道は相変わらず決定が遅くここでも少々意見を書いたことがある。とはいっても決定した以上、私は参加した時に腹を括ったわけでネット選挙運動も開始することもあり6月にまた会合で東京に行った。忙しい時間を割いてくださった新藤大臣、平井議員、木原稔議員、そして自民党広報本部に心から感謝している。こうしてネット選挙運動の準備をしつつ参院選を待った。とは言っても事務所開きに顔出しした時に感じたのだが、野党の時とは段違いな人手があった。たまたまタイミングよく証紙貼りや貼ったポスター、チラシ纏めに参加でき出陣式に間に合っただけのようなもので、後はアレルギーと相談しての選挙戦になった。雪が多い年は暑いというがまさに7月は連日暑く、日焼け止めを二重に塗った顔はともかく塗り方のぞんざいだった足の甲や膝、腕などは湿疹と日焼けで見るも無残なことになったけれど結果は捻れを解消した。これで本当に最初J-NSCに参加した時に宣言した「忌憚のない意見を述べられる」ようになったのが心から嬉しい。ここで末尾ながら忌憚のない意見を少し言えば何が怖いといって自民党内部からの軋轢や不協和音がこれまでの何倍も外に響くということだ。有権者の多くは忌避の忌避の結果自民党を選択したのは間違いなく、私にしてもどう見ても国政を委ねられるのが自民党しかないから支持しているわけで、これでまた一体どちらを向いているのか判らない党内抗争でも始められたら一体どうすりゃいいんだと、これは老婆心かもしれないがこれまで何度もあったことだから改めて気をつけていただきたい。本当に政権奪還が目的ではなく手段であったのだと証明できてこそ有権者と共に日本を取り戻すつもりなのだなと判るから。これだけの大国になれば一度傾いたものを戻すには大きな労力とそして政治家だけに全部放り投げない国民有権者の当事者意識も求められる。だから他人事じゃあない自分のこととしてこれからも見続けていきたいと思っている。
2013.07.25
東日本大震災関連で私がしたことといえるようなことは当時組む予定をしていたPCほどの僅かな寄付を除いてなにもない。当時は爺婆と私3人がそれぞれ独居していた生活から3人暮らしとなり、一人は認知症、一人は老齢、私もそう若くはないということでこの生活に慣れるのに日々軋轢と小さな諍い、どうにもならなくなると夜中に散歩したりの毎日だったように思う。2011統一地方選は当地札幌は四重選挙、知事と市長と道議と市議でまずは行きやすそうな市議さん道議さんの事務所には出かけたが、自分が楽だからといって一番近いところだけというのもなにか違う気もしていたし結局は選挙事務所に度々行ったのは一番苦しいと言われていて事実そうだった市長選に主に行くことにしていた。震災に遭遇したのはこの市長選事務所で、それでなくとも厳しい選挙が震災で自粛傾向になったわけで実はこうなると出入りする人も少なく手があまりなく私はここで小旗の巻き方など所謂裏方の細かい事をやっていた。ただ、この選挙くらいからJ-NSC会員からDMがしばしばあり、そこで気がついて私の予定をTwすることにより「顔を出したいが一人では」という方をぽつりぽつりお連れしてそれこそ小人数だが選挙の実際を見て時には小旗を一緒に巻きということが増えた。全市対象というにはあまりにも小さい事務所と作業場、おまけに選挙が厳しいということで手がないから小旗巻きまで居合わせた人が何もかもやるという意味では今も私の糧になっていると思う。この選挙は結果も厳しかったが、震災時の事務局の対応自民党の対応、そして厳しい選挙の事務所での状況などを垣間見たという点で大きな声では言い難いが私の基準にもなった。ただ全国的にも全道的にも概ね自民党が固く勝ち、全体の潮目が少し変わったかなとは内心思ってもいた。この選挙では最終演説も応援に行き、終了後ゴミ拾いしていたら某放送局ディレクターのノートを拾って届けたりした。どちらかというとJ-NSCとしては地方選挙だと中々動きにくく、また例えば市議道議だと同地区(札幌市の区)から複数出るのでこっちに行ってあっちに行かないというのもどうなのかと猫の手レベルなのに考えこんだりもしたが、よく考えてみると我々は「やれる時にやれることを」なので狭い地域で顔が差して困るのなら隣でもその隣地域でもいいわけで、そういう点では頭さえ切り替えれば自由にできる。これは一つの後援会に入って肩入れするのも無論いいけれど、そうじゃなくもっと機動的にかつその時の都合でもなんなら旅先や出張先でもというフレキシブルさを持っているのだと思えば活動の範囲も広がる。翌2012年は年の初めから実感として民主党政権の終焉を肌で感じていた。しかし自民党を応援するものにとって何が困ったといって地元選挙区の支部長が決まらないほど困ることはない。誰がいいとかどうとか口を出せるような立場ではないが、それだけにこの決定の遅さには相当焦れていた。年寄りを抱えていると主な主戦場はネットで、無論始まれば現場にも行くが始まってもいないのならやはりネットでとなるわけで、相手が長い間鉄板と言われているのならこちらはせめてネットだけでも知名度を上げるほかはなく、この時くらいに密かにGoogleでサイトを作り用意しておいて決まったら無理かもしれないがインタビューしてサイトに上げようとしていた。自民党サイトを見ると他都府県では続々と支部長が決まっていて、その地域のJ-NSC会員や県によっては県連会長の協力で積極的にJ-NSCが関わる動画などが出てきていて、内心これは出遅れると焦っていたのも事実。しかしこちらにはこちらの事情もあるのだろうしと見た目は平静を装ってもいた。どこかに出かけるとこの焦りが元になり自分でも何を言い出すか判らんと思ったので支部長が決まるまではどこにもほぼ顔は出さなかった。そして民主党が追い詰められ解散の声がいよいよ高くなり、こちらではもう冬支度が始まっている頃に支部長が決まった。5期務めた道議会議員ではあるがここから数百キロ離れた地域選出。北海道は広いが道央圏ならまだ各種街頭などに顔出しなどもされていて馴染みはあるけれどと最初は驚いた。他の選挙区支部だと近隣やその地区の地方議員で、正直こんなに離れた地域の道議会議員はあんまり聞いたことがない。本州で言うと県を3つほどまたいだ向こうからという感じ。しかし私はまず我が目で見てから我が耳で聞いてからがスタンス。全く接点も何もないがとにかくできたばかりの支部事務所にお邪魔し、最初の決起集会に行かせて貰いたいとお願いした。できたばかりなどというものではなくFAXや通信を引いているさなかだったけれど、快く受け入れてくださり最初の決起集会-事実上の選挙区への顔見世-に出かけた。かなりの人が集まっていたのはまず最初の驚きで、もう一つの驚きは妙な声を妙なところから出すプロの司会者ではなく選挙区市議が落ち着いた声で司会をしていたことで、これでまず好感は持った。ご本人の演説というか挨拶も見た目と違い流石地方議員を何期もされているだけあって力強い。挨拶の中身は無難ながらこれは選挙始まったら街頭も聞きたいと思った。忘れられないのは帰り、こういう会合につきものの候補者夫妻の見送り風景。数百キロ離れた出身地域からバスを仕立てておいでになった後援会の方々が涙ながらに「今度からここで頑張りなさい」と口々に仰っているのをそっと眺めていた。大事な地域の議員を託してくださったのだなと、私はこの光景で本気で腹を決めたといえる。しかし腹を決めてなんでもやると誓ったのを根本から覆される日常も始まった。あまりに長くなったのでまた明日ということで。
2013.07.24
4年前麻生政権時の解散が決まったのが2009年7月22日。ここにも書いた記憶があるのだが私は2006年総裁選時に「今回は安倍さんより麻生さん」と思っていてそれくらいから麻生氏には注目し自民党サイトもチェックするようにはなっていた。生まれて初めて当時居住していた地域の自民党支部に行きポスターを分けてもらい窓に貼り、支部通称ギャンブルパンフを自民党本部に直接連絡して送付してもらい、それをこつこつとポスティングしていた夏の日を思い出す。当時はまだ店をやっていて、今とは選挙区も違うのだが近隣で自民党のポスターを住宅に貼っていたところは半径500m付近では当時借りていた私のアパートの部屋くらいであった。普通は商売をやっていればタブーであろう政党ポスターが小さな商店街に次々と貼られていたのも2009年選挙の特徴で、うちの店も母と相談し自民党ポスターを店の横に貼った…はいいが次々と破られてもいた。結局自民党が惨敗し、悔し涙を抑えながらここに「民意」というお題の日記を書きその無念さが消えない秋に中川昭一氏の死去に酷い痛手を受けた年が2009年であった。翌2010年春、自民党からメールが来た。ギャンブルパンフを配った人に送っていますというそのメールはネットを主な活動拠点とする団体を作るのでどうだというお話であった。民主党政権が出来る前から私でさえ予想していた酷さが現実になってきているところでもあり、自民党がベストと言うよりは最早自民党にまた政権を取り返してもらう他日本を委ねられる方法はもうないと思い定めていたところでもあったからそのお話にはすぐ参加の意志を伝えた。その時に私は条件というのではないが「与党になったら忌憚のない意見を送りたいので是非早く政権を取り返して戴きたい」とした。それまでも比較的政治には興味はあったものの実際には50過ぎて初めて政治というものに積極的に関わり、ここのトップページにあった文言を変更しJ-NSCに参加することにした。2010年の青年局一斉街頭を聞きに行き、翌月2010年7月参院選が初めての選挙活動参加になったわけだが、最初は「人を見ること」に終始することになる。だからその為には候補者に限らず自民党を我が目で見て聞いてということになるのだがそれは私にとってどちらかというといい方に認識を改める機会でもあった。衆参共に野党であるという状況での選挙はそれはもう過酷なもので、J-NSCが全く知られていない上に実質ただの外野の傍観者である私にもその過酷さは沁みた。何とか比較第一党、但し野党ということには変わりないという誠に微妙といえば微妙だがしかし足がかりにはなる結果になった2010年参院選だった。そして私事では2010年春から夏にかけて父の認知症が発覚しその対応をどうするかも家族で話し合う機会が増え、またそれによるトラブルや親戚の訃報など今に繋がる事態が進んでもいた。店を閉めるという決心をしたタイミングでJ-NSCの第一回公式オフ会が札幌に決まり、その準備や道連への挨拶に追われつつも店を閉めるのだから最早宣伝行為にはならんだろうということで有志の方々に「よかったらどうぞ」とお知らせしたのもいい思い出になった。そして2011年1月の自民党総会に行きその時の自民党議員の方々の雪に対するねぎらいに感銘を受けた。雪が降らない地域やお育ちからいって雪かきなんぞしたことがなかろうという議員さんまで北海道から来たというと雪害に触れてくださったのはなるほどこれが長年政権党であったことなのかと。その記憶が薄れないうちの春先に統一地方選が始まり、その序盤に東日本大震災が起きた。その時の自民党の活躍は忘れられない。中央もさることながら地方選の事務所という小さな単位でも手伝いの私達を気遣い、また生中継で津波被害を目の当たりにした時点で交通機関を確認し作業が中途のままで構わないからまず自宅を無事をと言ってくださり、すでに事務所と責任者の電話は地震関連で鳴りっぱなしになっていた。自宅に戻りそこから丸3日は当時唯一繋がっていたTwitterでの情報拡散や安否確認、そしてGoogleやMSが立ち上げたポータルサイトへの登録などPCを触って初めて指の腹が痺れるほどキーボードを叩いていた。救難船を仕立て動かし接岸させるのにどうしても民主党に伝えねばならないということになり、前居住地の選出議員(当時大臣)事務所に電話をかけてもかけても繋がらず、どうしようもないので出かけてこれも旧知の後援会長のところまで行ったが門前払いを食らった事もある。つくづくしみじみと民主党ではどうにもならないと改めて感じた。国家の危急時に役に立たないというのはこれはもう与党どころか国政政党としても箸にも棒にもかからないということで、反面国政政党としても自民党の動きは地方議員に至るまで早くまた的確であった。親の仇のように言われていた所謂自民党族議員の活躍なくば物資の前の油すら届かなかったのは事実で、これは優先順位の判断と要所を理解できていなければできない。諸々取り混ざっているうちに思いの外長くなったので続きは明日。
2013.07.23
例年より好天が続く中の選挙戦で、日光にあたるのが禁忌とはいえ日焼け止めを塗りつつこれはという時には出かけてきた。とはいっても野党の時とは比べ物にならないくらい人手が足りているので、お手伝いといえるようなものは殆どしないままでもあった。残ったのは足の甲のサンダルの跡とちょっと油断した膝や腕の多少の腫れ跡。ちょうど家のなんやかやと重なったのもあり何かもっとできたのではないかと、これは毎回そうなんだが終わった直後に感じている。しかし結果としては総選挙に続けて参院選でも勝ち、今後は与党の国会運営含めた政策の実施に焦点が移ることになった。内心は躍り上がりたいほど嬉しいが、反面単純に喜んでばかりもいられずさてどうなるかとも思っている。正しいことが政治的に正しいのかという哲学めいたことすら頭に浮かぶのは、これは野党時代の苦闘を見てきただけではないだろう。明日の一歩を歩み続ける始まりなのだと思うことにしている。
2013.07.22
事前にあれほど総務省サイトや自民党の告知動画などを見ていたが、いざ始まってみると手探りなネット選挙運動を事実上今日終える。事実上と書いたのは本当は明日の投票日が終わるまでは法律上の扱いは同じなのでそこは気をつけねばならないが、街頭演説予定などを間違いのないように打ち込み拡散するのはもうほぼ終わったという意味で。今回、リンク先URLを貼って終わらせる事もできたしそれで済ませた場合もあるが、時には分かち書きしてでも全部Twitterに打ったのにはそれなり理由もあった。一つにはサイトの方に勘違いや重複があった場合気がつきやすく早めの告知であれば事務所側に連絡を入れて訂正してもらいやすい。また参院選の街頭演説はどこもそうだが選挙区が広いので、地元の人の感覚の場所住所記載だと例えば観光客や出張などでたまたまいるので見たいなあという人に伝わりにくいので補足しながら打てる。そしてお知らせ拡散の時間帯を調整することによって効果的に告知できる。この理由はいまどきの特に若い世代は子供の頃から友達と家の周りで遊ぶのさえ必ず予定約束をした上で遊ぶ。思いつきでその時その時集まった顔でという私の時代とは様相が変わっているし一人で行動するのさえそう。だから選挙事務所をせっつきせめて前日夕方までには大枠でいいから予定を上げてくれと言ってきた。今日の予定を今日上げるのでは間に合わない、最低限24時間前にと。概ねこれら3つの理由から手打ちにしていた。無論リスクも高く告知するつもりで間違えていたらそれこそ大変で、そこには神経を使った。元々この日記含めて余程じゃないと下書きをしない私だが、分かち書きをする時は特に神経を尖らせた。Twitterの場合だと選挙予定は勝手に書き足されることがないよう140字ほぼびっしり埋めるから書いたものにぶら下がることがないため、もし日程が変更になっても断りを入れ削除訂正がしやすいというのもあり、また「関心のある人が仕事を終えて戻る、もしくは明日の予定を考えるタイミング」をこちらで測りやすい。これがFBだといいねやコメントがぶら下がるために仮に大幅な変更があった場合ちょっと扱いに困る。せっかく書き入れてくれる人のコメントを無碍にはできず、といってこっそり上書き変更もできず、別の「変更」として書き直すのはいいがそこに改めていいねやコメントをということになるので双方の負担が増える。うっかり変更になった場所で待っている旨のコメントなどがね、特に。FBはFBのいいところもあるとは思うものの、変更や訂正がつきものの選挙運動告知にはちょっとつらいものがあるなと今回感じましたな。実際FBの設定を外部から見られない設定のままにしている候補者や、FB、Twitter両方付け焼刃で始めたはいいが使い方が未熟な候補者事務所や応援者にも見受けられたのは惜しいのだが、ネット選挙運動をする選択もあればしない選択もあると私は以前書いたわけで、ある程度使い方やコツを掴んだ上で臨まないとただリソースを浪費するだけに終わる。今回、北海道の候補や重点候補はその点はある意味過不足がなかったけれど、もっとうまく使っていた全国比例候補者もいたわけで道具(ネット)は使い方ですなあとは感じました。ということで本日は最終演説があり、今ひとつな体調が悪化しなければ出かけます。これまでと同じように最後ゴミ拾いして家に戻り結果を待つということで。
2013.07.20
一昨日の総裁街頭で実はかなり疲れてしまい、疲れたというよりは暑気に当たったようでこれは少しじっとしていた方がいいなと昨日起きた時までは思っていたものの。全道駆け巡っている候補者が割合と行きやすい場所に来ると聞いて寸前まで迷いながら結局出かけた。よし行こうと思ったのは理由が一つじゃあなかったから。無論私が行こうが行くまいがそんなことが大した事ではないのはよく判っていてそこじゃあない。付き添っているであろう関係者の疲れがピークであろうことと、参院選挙区といっても北海道だから実質的には地元代議士や地方議員のリレー方式になっているわけで、総裁が来るという派手な時だけじゃなく自らマイクを握り頑張っている地元議員や関係者に一人でもと思ったのが一つ。もう一つはちょっと書きにくいが私の所属する団体で2年ほど前に見かけて、ひょっとしたら地元事務所にご迷惑をかけているのではないかと案じた人達も来ているのではないかというのがもう一つ。最後は一般的な街頭の反応などをこの目で見たかった。これら全部を何とか自分で見て聞いて気になる方々と一言でも言葉を交わせたのでよしとした。戻ってきた時は疲労困憊、こんなことではどうにもならないと思いつつ今度は家の日課的なものを終え、恒例の候補者日程書き写し。これはリンク一発貼れば済むんだが、自分の打ち間違いというリスク込みで打ち出すのには訳がある。万が一候補者サイトなどに間違いや重複がある場合に判りやすいからでして。Twする時間帯もある程度タイミングも見計らっているので何かあった時に選挙事務所に確認連絡もできる。タイミングというのは今の時代の若い有権者は子供の頃から遊ぶにしてもお互い前もって予定を立てて過ごしている。だから街頭演説を見に行くにしても最低でも前日夕方まで、出来れば前々日に予定が出ていれば一人でもその場に来てくれる可能性が高くなる。今日の今日というのは私くらいまでの年代の話で、調整その他本当に大変だとは思うもののまずはそこから候補者関係者に理解していただかねば話が前に進まない。今回は党幹部、総理、閣僚クラスまで2日前3日前のスケジュールを党本部サイトで出してくれているのでそういう点では地元事務所などに話はしやすくなった。連休挟んでの長い選挙戦、特に夏なのでこうした前倒し調整は本当に効果があると思う。とまあそんなこんなで選挙戦も後半に差し掛かったわけですが、今日で連休が終われば関係者もラストが見えてくるわけで、あとひと頑張りですね。ラスト演説が恒例の当地随一繁華街になれば最後のゴミ拾いまでしに行くつもりです。
2013.07.15
道産子的にはすっかり夏でして、昨日もこれ以上ないほど塗りたくり薬も飲み万全の状態で自民党総裁の演説を聞きに行きましたが長い時間でもないのに疲れ果てておりました。演説は非常によかった。流石総裁(総理)の街頭でしてものすごい数の警備でしたが、昨年総裁選の時のような「ん」な方の姿も目立たず演説にじっと聞き入る雰囲気でした。気温は27,8度なんですが日光が強くてですね、主にそれにアテられた感じです。せっかく街に行ったものの家の近くに買い物の予定があり、昨日限定でしたから家に取って返して一服して夕方近くから母とリュック背負ってとことこと。どうも最近、この手の「出かけるんだけどゆっくりできない」のが続いておりまして、街には結構行っているんですがどこも何も見ていずひたすら用事足して直帰しまた用事のパターン。ふらくらする事が好きでうろつきつつ色々眺め、眺めながら考え事もする癖の私には中々つらい日々ですな。それと選挙期間でもあり、ネット選挙運動解禁によってある程度自由に発信発言できるようになったのはありがたいんですが以前産物を送っていただいた方にようやく道産ものが出てきたのでちょっとしたものをお返し送ろうと思ってはたと気付き、選挙期間が終わるのを待つことにしました。いや別に選挙関係なくその前の戴き物にお返ししたいだけなんですが手が止まりましてね。過剰反応かもしれませんがひとまず終わるまでということで。それとネット知人がこれまでになく当地においでになっています。こちらも期間中なのでもし選挙の話に言及でもすれば仮にお会いしても割り勘という味気なさを言わねばならず、なんだか腰の重いことに。昨日ちょっと無理をして出かけたのもあって今日明日は薬飲みつつ完全休養にしたいところでもあり、いつもなら空き時間聞いてお茶でもとなるところをじっと遠慮したりしています。そういうこともあってこれまでもお茶という時もドトールなど各自お勘定できる店を使っているんですよね。と言いつつ広い当地での選挙ですから普段は至って静かなものです。ここは住宅地ということもあってこれまで窓から宣車の音が聞こえたのは1回か2回。以前の住まいのように朝晩時には昼往復で各陣営がという通り道でもないので出かけでもしない限り本当に選挙なのかという静けさです。
2013.07.14
今日はいつもよりいささか早起きになったが、午前中から外出の予定もあるのでちょうどいい。10時30分に安倍総裁が大通西3丁目で街頭演説をする予定。この街頭演説日程は割合と早くから決まっていて与党総裁(つまり総理)が3連休のしょっぱなからこちらに来るのは最初聞いた時驚いたが、遠隔地でもあるし平日というわけにもいかないのでこうなったのも頷ける。たまたま政治に興味があるからネットで情報収集しているとなるほど総裁に限らず全国駆けまわってるなあとそのスケジュールに唖然とするが、しかしこれでネットでの中継や録画視聴がなければ選挙区範囲の広い参院選、特に北海道ともなれば自宅の周りに選挙っぽいものがあるとすれば選管のポスター掲示板とこれまで一度か二度、開けた窓からほんのり聞こえた宣車の音だけ。誠に静かな選挙といっていい。静かなのはありがたいが同時に興味を持たない人には実感があまり伴わないのも本当なのだろうなとは思った。まずは投票率の底上げが急務でもあるし、また「選挙には行くものだ」という風潮というか常識化も必要だと思いましたな。うちの親の世代のように「誰もが選挙に行けるとは限らなかった時代を知っている」最後の世代ですと歩くのもようやくなのに選挙には行かねばならないと思い込んでもいる。これはもう最後の特殊な世代例かもしれないけれど、しかし何だかんだ言ってもこの世代の投票率と数が多いとなれば政策もどうしたって高齢者向きになるのは選挙を経なければ政治家になれず政権も取れないわけなんですから自明なわけで、もうちょっと現役層に配慮した政策を求めるのならまずは投票へと。こうなります。だから現役世代やこれからの世代はもうちょっと投票率を上げて行かないと意見を反映させるのは難しく、人口比でいっても私の1世代上、団塊の世代に対抗しうる数がまずないとこの先も同じ状況は続きかねない。なのでまず投票を、その上でできれば自民党へ、そして参院全国比例区の投票は政党名よりも全国比例候補者名をというのが今回の選挙のお願いでもあります。高齢世帯に属するといえども例えば高齢者の医療費自己負担が臨時措置という形で長いこと現役層より1割も低いということを是としているわけではなく、どう考えても毎日懸命に働きまた子供を育てている現役層が医療費を気にして病院に行くのを躊躇うというのは大枠で考えても国家の得にはならない。せめて所得で分けて高所得層であれば現役層と同じ負担割合にする、その代わり通院にかかる交通費も按分するなど省庁はまたがるかもしれないけれどこれまで通りとはいかない覚悟も必要になるんじゃあないかと思います。それもこれも経済の底が上がればこれまでなんとしても動かなかった景気の歯車も回るわけで、回りさえすれば歯車自体は大きいですから北海道のような辺地にも波及はする。これをただ口開けて待つというのも北海道だったんですが、今後の気象変化をも視野に入れた長期計画を立てるとするのならインフラを整備し、このインフラをただ整えて本州並みになった所で満足するのではなくこれまで原材料産地であったものをせめて二次産業整備まで持ってゆく、北海道に足りないのはこの二次産業でもありますから人材育成含めて体制を整えるには20年30年スパンでの政治の力というものも必要になりますよね。少し政治というかスタンスというかそうしたものへの壁のようなものを感じる出来事がありまして、それによってすぐどうだ、ころりと変わるということはないにせよなるほど万人が思うようなものはできないのも政治だなとはつくづく感じたんですが、自分で決めて始めたことでもありますからやめる時は自分に関わる事にしよう、他者に拠ってやめることはないと決めて始めたことですのでこけつまろびつながらでも今日は今日のやることをやろうと思ってもいます。
2013.07.13
今回の参院選からネット選挙活動が開始されたが、主な観察場所であるTwitterでいえば予想の1/10ほど増加したにすぎない。どちらかというとフォロアーさんに政治関係が多いからもっともっとTL(TimeLine)が無茶なことになると思っていたけれど、いつものほぼ変わらない中にこれまでなかった分として街頭演説の撮って出しとか画像が上がり、また候補者本人や応援議員がぽつぽつ書き込んでいるくらいであろうか。FBはそのコンセプトが気に入らないのでやらないけれど、大抵の候補者は設定をオープンにsぐているのでこちらの閲覧にも困っていない。んで、先週の公示から今週明けまではまだ各陣営勢いよく何かしらの動きがネット越しでも盛んだったけれど、ここに来て昨日くらいから明らかにペースダウンした。始まって1週間、先がまだ長いのと全県区は広い上に全国比例区候補者ともなればその移動や土地土地への仁義調整その他で疲労困憊だろう。疲れがピークになるのがちょうど今頃、これはおっとろしいことにネット越しでも判る。週末3連休は嫌でも人出もあるから少し精神的に楽になり、それを越せば投票日まで一気になだれ込めるけれど、間違いなく今が一番辛い。椅子に座って日長一日キーボード打つだけでも相当積もってきているんだから現場はもっともっと大変だと思う。ですがこのしんどいのは皆同じ。ですのでもし「今日は早く片付けて」という日があったら一日すっかりよく寝てしまうのも手かもしれませんですよ。7月13日1030札幌大通公園3丁目に安倍総裁が当地に来られるということでその日は出る予定ですが明日辺りは私も少し楽をして英気を養おうと思います。
2013.07.11
昨日は公示された参議院選挙候補、橋本聖子事務所に行ってみた。といっても予定は午後から母と散歩し、その後間に合えばというつもりがうまく早めの時間に出て抜けられたので夕方から。伺ってみるとポスターの証紙貼りに大わらわだったので急遽手伝いし、道内出陣式と第一声にも間に合った。第一声なのともう一人の候補は朝出陣式を終えすでに道内を駆け巡っているので告知は札幌の国会議員、地方議員、関係者とかなり限られたものだったけれどそれでも大通公園には相当数の人がいた。30分ちょっと大通公園で第一声、その後一服で時間を過ごし第一声の会場跡に戻りゴミ拾いしてそこから取って返して事務所に戻り証紙貼りをまた少しだけお手伝いして帰路についた。帰り時刻なので交通機関が次から次とうまいこといき、今までにない速さで帰宅できたのと夕方からだったので疲れはさほどない。橋本聖子候補者は全国比例区道内重点候補なので全国、選挙区候補も道内を巡るので札幌の街頭演説の日程はあまりなく、揃い踏みになるのは選挙戦最終日になるだろう。また閣僚や自民党幹部も北海道に来られるが、同じく全国を回っているのでどちらも分刻みだがネット選挙運動解禁で前もって日程が判るのは本当にありがたい。なるべく私も時間を合わせてそうした街頭に行き、最後のゴミ拾いまでできればと思ってもいる。広々とした北海道対象の選挙だから札幌市郊外のここでは声も聞こえずポスターだけのような選挙だが、日程が明確になったので時間が合い都合が付けば行けるようにもなった。見聞きの機会が広がり、またネットを駆使した候補者や党の動画、特に選挙街頭のものなどが生中継や数時間で家にいても見られる。総理第一声をネット越しで見てから出かけたのでいい時代になったなと、しかしそれでも証紙貼りという極めてアナログな作業はあるんだなと両方味わった一日であった。
2013.07.05
本日、参議院選挙が公示されました。改正された公職選挙法に基づき、サイトトップにメールアドレスを明記しました。本当ならこの参院選について書くところなんですがその前に。審議された国会委員会を見られる人も少なく、改正の中身が判りにくいという声もありましたのでガイドラインとしてはこの総務省の「インターネット選挙運動」概要が判りやすいと思います。うっかりしがちなのは「未成年者の選挙運動はこれからも禁止されている」ということでして、例えば選挙活動と看做されるTwを未成年者がRTするなども含まれます。成年者もうっかりしがちなのは「有権者はメールを使った選挙運動はできない」ということがポイントになると思います。うっかりポイントを纏めたチラシも判りやすいと思います。何はともかく投票に行きましょう。国政に対する直接の意思表示は投票ということになります。当地は選挙区も広く重点候補も同じく広い北海道を駆けまわるので札幌と言えども中々候補者の話を聞くのは困難です。ですが機会を捉えてなるべく候補者の話や周囲、関係者などを見聞きしたいと思っております。
2013.07.04
月の初めから自分の用事と家の用事が織り混ざり、あっという間の6月であった。今日はこの月最後の用事、冷蔵庫の連絡と配送で、明日一日ぎりぎりだが今月では何もしない一日を確保したはず。よぅし明日は何もないなどと先走って書くと碌なことがないが、しかし昨夜珍しいことに2度も足が攣り、己の疲れを自覚できたのでもう本当に明日は何もしない。但し月が明けるとご存知参院選。私は所謂員数外の当てにならない自主応援団体の一員だけど、それでもやれることは何かを考えつつ一歩でも前に出ようと思う。幸い昨日はその前にご挨拶に行ってよかったなあという情報を事前に得ていたので自分なりの「一歩」を勇気出して踏み出してみたら僥倖に恵まれた。こういうことは滅多にあるものではないが、糧として頑張れる。前回参院選のしゃにむにさとはまた違う見方を持ちつつ、やれること、やることを見極めていきたい。
2013.06.29
昨日の沖縄以外の各電力会社株主総会では原発の現時点での重要性が改めて決議されたのだが。折も折、当地北電(北海道電力)の苫東厚真発電所(70万Kw)が故障した。この発電所に限らないが泊原発が理不尽な理由で稼働阻害*されているので各発電所は定期点検もろくにできないままフル稼働を続けている。元々北海道は原発依存率が高く、それはひとえに本州以西とは違い夏ではなく冬に最大電力を使うから土地柄も稼働効率も加味すると現時点での安定電力供給に原発は欠かせない。昨年7月、当時の民主党政権下で出席した経産省の原発依存割合の意見聴取会でも意見を述べたがどんな自然エネルギーがある、可能性があると言われても電力が蓄電できない以上欲しいのは今日や明日の安定電力であり、絵に描いた餅ではない。と言うとすぐに発送電分離などという脊髄反射をするうっかり者も多いけれど、発電はコストも安定度も好きにやり高価に買い取れ、だけど送電設備保守維持のコストだけは請け負えなどという甘い考えでいるかぎり絶対にそんなもの成立せず、却って技術の流出と分散を招くだけだ。発電と送電は分離できるものではなく、例えばどこかが故障した、電線が切れた鉄塔が折れたという場合にどこを迂回させるかを一体発電側送電側どちらが責任を散る…前に安定供給の為にどこからどこを通すのか二度手間になるだけだろ。それと火発にしても火さえ燃やせば勝手に安定出力になるわけではない。それくらいの事は一々言われずとも判るとは思うけれど、発電の時点でモノが何であろうとエネルギー転換しているわけなんだから乾電池のVがぴったり一直線にならずまたPC電源だって多少の揺らぎがあるんだからその何万倍もの出力がありゃ揺らぎの幅が大きくなるくらいは義務教育受けてりゃ判るだろ。100年スパンレベルの経験がある火発や水発でさえそうなんだから自然エネルギーとやらの発電にも揺らぎが出るのは当たり前で、加えて当てになる発電量を現実に確保できているのかと。どうもその手の連中はすぐ最大出力だけ言い募るが、しかし最大出力を常に安定供給できるわけではなかろ。身近でいえばPC電源も昨今は1200wものなどが出てきているが、これは常時1200w出す(消費)わけではなく概ねそれだけの消費(というか100Vから12V変換してW換算)に耐えられるというものであって、そこらのPCの平均的な電源、400wとか600wから1200w電源に交換したら電力消費が2倍3倍になるわけではない…のは普通判るわな。どうも疑わしいと思うのなら一遍PCのBIOS出して電圧見てみりゃええ。それなり揺らいでるでしょ。こんなPC如きでこれなんだからこの何万倍にもなれば揺らぎの幅も増幅するが、それを制御しているのは機械でもあり人間でもある。なにもない時なら機械でやるだろうけれど、どこぞの電線や発電所に異変があればその分負荷が寄るから修正をしなきゃならないがそれは間違いなく人間がやっている。理屈はともかく昨日今日の北海道の電力不足はまごうことなき事実であって、増えているという自然エネルギーとやらがこの危機を救ってくれたなどという話もない。足りないものは足りないわけで、政治の話をすりゃ経済を前向きにとほざいているその口で今足りない電力供給の一番手っ取り早い方法に待ったかけているとは何事だ。経済回復だけじゃあない。真冬じゃないから一般道民の生命に直結しないとか思っているかもしれんけど在宅医療機器を使っている方々など昨日今日はさぞかし案じておられると思う。電気があって当たり前の生活が根底というか基本にあり、その上に経済回復というのであればより多くの安定した電力供給を図るのが政治でありその政治を決めるのは我々でもある。何でもいいとこ取りだけで生活も人生も政治も存在するわけではなく、リスク含めた覚悟と準備を持って前に進むのが大人の態度というものではないのかね。昨日は復興未だならない東北から緊急給電を受けた。この事が如何に恥ずかしいかそして情けないか、少しは考えてみたらよかろう。
2013.06.27
先日思いがけないお誘いがあり、昨夜会合に出席してきた。主に地方議員と各区の幹部、そして来賓と若い方が出ておられるもので、党にとってはフォーマルだがある程度気のおけない集まりでもあり、初めて地元のそういう場に出る身としては大変ありがたいものであった。良い日というのはあるもので、会合の前せっかく街に出るのだからと2箇所寄る場所を決めていたのだがどちらも幸運があり今度もお目にかかりたいなと思っていた方に両方ご挨拶できた。加えて肝心の会合も偶然ながらお客さんだった方にもお会いでき、本当にこんな日もあるのだなあと夜空を見上げながら帰ってきた。今所属している団体に加わって3年ちょっと、その間はいい年をした素人で何をどうすりゃいいのかもがきながら首を傾げながら、時には奥歯を噛み締めながらの日々でもあったけれどそのご褒美を一遍に戴いた気もする。ということはつまりこの夏の戦いは甘くはなく、自分は腹を括ったけれどおそらく3年前と同じくまた一人でひたすらそれが前に進む一歩になるとでも思わなければとてもじゃないが過ごせない日々が始まるということでもある。けれど今夜は3年に一度の幸運を素直に喜びながら眠ろうと思う。
2013.06.26
ネット選挙運動が解禁になったが、はて何がどう変わったか、具体的にできることできないことが今ひとつ判りにくいのではないかと私自身含めて改めて考えなおしてみた。そしてその前に選挙運動と政治活動の区別もある程度つけておかなきゃならない。選挙期間というのは公示日から投票日それぞれを含む間で、その間に選挙運動ができる。具体的な候補者名を挙げて「○○を是非当選させよう」などというのは選挙運動に当たるが例えば政策について特定政党に関して意見を述べたりするのは政治活動で、これはいつでも制限されない。こういう時は主務官庁へ。インターネット選挙運動の解禁に関する情報これにはある程度具体的な例が載っている。注意しなきゃならない変更点は有権者と候補者・政党でやれることやっていいことが変わる。特にメールの扱いはメールアドレスの表示含めて注意しなければならず、候補者や政党はメールを受信者の承諾の元に送信できるが一般有権者はそうではない。そして一般有権者は選挙運動をするのであればWebサイトにメールアドレスの表示が必須になる。勿論ここにもメールアドレスを表示します。もうちょっと具体的な問答形式なら自民党にある。(PDF)公職選挙法(インターネット選挙運動解禁)ガイドライン 第一版正直言えばやってみないと判らない面もたくさんあり、それを国政選挙で迎えるのはある意味冒険ではあるものの、しかし大きく考えれば全国選挙だからこそ資金が少ない候補者にも周知の機会がより多く得られる、また有権者もそうそう出かけられない人や出張などで選挙区にいられずとも出先でもネットがあればある程度の情報を得られる利点もある。スタンスが自民党びいきだから言うわけではないが、これを多数与党が提出したという点は私は評価したい。一歩前に踏み出せばこれまでとは違う問題や利点が噴出するけれど、踏み出さねば判らないこともあるわけで、それならまた法を改正すればいいわけだから踏み出した事自体は評価している。んで。今になって未成年者の扱いが主にSNSで一部騒ぎになっているが、これまでもこれからも未成年者は選挙運動(活動)はできない。未成年であるか否かはむしろ本人が熟知している話なので、これはおのおのの自覚に委ねるしかないという側面もあるけれど、選挙期間中に成年を迎えない者は選挙活動ができません。ここでまた最初に書いた政治活動と選挙活動(運動)の違いを把握する大事さが出てくるわけですが、今ここに至って言うのもなんですがこの違いは義務教育でやっておいてくれと言いたくもなりますけれど20歳になれば誰でも選挙権を有する有権者になれるというのは反面これらの違いを把握した上でということでもあります。権利を有する為には相応の最低限の知識は要るじゃろと。多岐に渡る改正ですが、留意点注意点を見るポイントは「やっちゃだめ」をまず頭に叩き込むこと。NGポイントを把握した上でOKラインを覚えれば案外と楽です。これまで数回の選挙を経てこの改正で楽になるなあと思えるのは候補者や政党幹部などの遊説情報を「政党候補者側が積極的に発信してくれれば」入手しやすくなりました。これまではひっそりと個人の伝手に頼って直前に入手するほかなく、その情報発信も中々できない上に時には天候急変などの変更情報すらも流すのに苦労した。大元の情報(政党本部発信)が遠隔地など地元を知らないために勘違いしている場合もそれを広く訂正する術もなく直接訂正を申し入れても時間が迫っていて間に合わないなどを含めて日々大変でした。訂正できないのを利用して選挙期間をみすまして出回るデマなども訂正ができるようになり、これは候補者の利点のようですが実は有権者の利点でもありますな。参院選公示が迫って来ましたが、それまでに是非これらの情報をOK、NG含めて頭に入れておいて戴ければなあと思っています。
2013.06.25
昨日は予想より外出用件の時間がかかり、お茶を飲むどころではなく直帰し今日の台所工事の準備をしていたのですが。そろそろ御飯作って片付けて終わるかという頃合いに都議会選挙の開票がありました。結果は自公と共産が伸び、他は埋没というもので「新顔にやらせてみたはいいが全く何が何だか判らない連中だったのが判った」というお話でした。国政とほぼ同じ、ちょっと感じたのは昔少し住んだだけの実感ですがおそらく都民の方々の多くにとって都議会というのは我々他地域の者が国政に感じるくらいの距離感なのかなと。だからどちらかというと地域に密着した~というのは区議会であり市議会であり、もっと言えば選択のよすがにするのは党が主眼で議員本人への親しみや付き合いで選ぶというよりは党に委ねる意味合いが強いのかなと。昨日昼間は地元としてはものすごい豪華なメンツを集結させた総決起集会にいたわけですので、なんとはなしにそういう見方をしていました。心情的にはやや複雑なものを抱えつつ、それでも私としては腹を括るつもりで出かけた総決起集会ですが、熱気はともかく人はいました。とかなんとか書いているうちに台所床張替えやら玄関天井の壁紙やら先日直した小屋根ダクトの電気業者さんやらが一気に来てそれぞれ作業になっています。今日はこれで忙殺され、終わったら少し諸々楽になりますので参院選に傾注できるかなと思ってもいます。
2013.06.24
数年前から我が北海道でも問題になっていた外国人による水源地及びその周辺の土地買収だが。ようやく国会で対抗しうる法案が成立した。水資源法案が衆院可決 政府に保全責務ここの記事はすぐ消されるので引用↓ここから 衆院は18日午後の本会議で、国内の水資源を保全するための「水循環基本法案」を全会一致で可決した。外国資本による水源地や周辺地域の買収、乱開発に対抗し、政府や自治体が保全策を講じる責務を明記した。与野党は週内にも成立させる方向だ。 本会議に先立つ衆院国土交通委員会で、金子恭之委員長による国会提出を決定。法案は、水を「国民共有の貴重な財産」と位置付け、政府に必要な法整備や財政上の措置を求めた。内閣に首相を本部長とする「水循環政策本部」を設置し、水関連行政を総合的に推進。水資源保全に向けた基本計画策定を政府に義務付けている。引用↑ここまでこれで大安心というよりはここから始まる第一歩で、これまでに取得された土地の扱いがどうなるかなど問題はまだこれから表面化しそうだが、いち早く条例を制定した北海道では一道議が早くからこの問題に取り組んでもいた。 当初は森林買収問題として小野寺道議の公式サイトに出てきているこの問題について勉強会などで数度直接お話を伺ったこともあるが、その時点でも報道されているより実態は深刻であった。歯止めをかける実効性のある法律がなかったというのも驚きだが、例えば有事の際に国がどこまで関与できるかなどの運用問題はこれから出てくる。政府が一義に責任を負うとしたこの法律は見方を変えれば碌でもない政府を選択すると国家の根幹が危なくなるということでもあり、我々有権者が目をちゃんと開いていなければ法はあっても運用が滞るということでもあるよね。どれくらいかかるかと思っていた法案提出と成立だが、全会賛成可決が政権奪還後すぐの通常国会に間に合ったのは素直に喜びたいと思う。そしてこれが第一歩になる。
2013.06.19
これまで何度か武雄市とその行政、主に図書館について書いてきた。ここでの初出は確か2012年5月の武雄市長による恫喝がきっかけだったと思う。次に書いたのは翌月で、武雄市民の方が不本意ながらBlogを閉鎖する羽目になり残していた文章も削除せざるを得なくなった話で、人を介してながら許可を得てその今はない日記文章を抜粋した。それからずっと眺めてきたが、今月「リニューアルオープン」ということで有志が実際に見に行ったり開示請求をかけたりしてきた。開示請求をかけることになったのは武雄市の業者選定の経緯がはっきりしないことや行政上の手続きに瑕疵があるのではないかと伺われる事例が続出したことによる。例えば飲食店の場合、開業するにはまず保健所に届出が要る。この時図面を提出するのはどこでもそうで、この意図は「店舗を確定させる」事がまずあげられる。うちは元の店も移った店も一軒家の1階全部借りきって内部造作、配管もしていたから図面提出した届出自体そうしたことを意識しなかったが、実際店舗の多くは建物の一区画だったりするわけで例えば事件事故が起こった時やビル管理のトラブルや食中毒などがあった際に各届出を元にして捜査なり監査なりが入るのでこれは重要な部分になる。前置きが長くなったが。武雄市図書館を利用しこれからも利用したいと考えている受験生の感想 #takeolibraryをご覧頂きたい。これこそが長々と述べた「店舗の確定」が曖昧なのが原因で起こった話でもある。図書館にカフェを併設する自体はある話で、それが悪いと言っているのではないが併設と混在は全く別の話で、武雄図書館の場合は混在になっている。市側はゾーニングしているというが、開示請求をかけた人の示した図面を見るとスターバックス店舗として届出されているのはカウンターの6席のみ。市側はその部分と別の席入れて共有と主張しているがおよそ店舗たるものそんな主張がまかり通るわけもなく届出が6席なら6席、椅子をちょっと寄せてそれがたまたま8席くらいになっているというのならまだしも数倍数十倍まで許容されているわけではない。では何故そこに拘るのか。これはね、万が一事故事件などが起こった際の保険適用に関わってくるんですよ。普通ただのカフェでそんなことが起きるわけがないと思う人も多かろうが、しかし何故座席まで保健所に届けるか考えてみたら判りますよね。流石にこういう座席の実際の運用は例えば入れ込み座敷などならかなり弾力的に運用されているのが現実ですが、それは貸切などの場合であって今回のように公的施設と商業施設の共有を行政が関わって届出するとなればそれはもうきちんとしなければ示しが付かない。ましてや今回の場合は椅子席な上に元々の入れ物は公的施設ですから搬入する椅子からして総数も決まっているはず。もう一つ市側の主張を飲むとすると今度は防火管理者などの選定も必要になるんですね。食品衛生責任者は当然ですが席数によっては消防管轄の話にもなる。当たり前ですよね、通常ないはずの火気を使うフロアが本とともに混在しているんですからね。これらの手続きの開示請求待ちではあるものの、少なくとも食品衛生上の届出では武雄図書館内のスターバックスは6席になっている。スターバックス蔦屋書店武雄市図書館店における座席数の話ところが何度もネット上でやり取りされていた記録を見ても何故か市側の主張は絶対に6席にはならない。届出にはない共有というおかしな単語を私が使いたいから使っているのではなく市側(市関係者やCCC)が使うんですよね。先に挙げたリンクには未成年者、学生がスターバックス側に何度も飲み物について声をかけられた話があります。懐に余裕があればそりゃあ飲み物の一つも頼みたい処ではあるでしょうけれど学生にそれは毎度は厳しい。ここで図書館で飲食していいのかという話は別にしてそれより何より明らかに店舗ではない場所で若い子が人前でそのようなことを言われる恥ずかしさが我が事のように胸に迫る。ここの日記トップにこの武雄市に関しての膨大なポータルサイトがあります。是非まずは事実何があったのか、主に市側、市長が削除してしまった書き込みも残っていますので一読していただければ。佐賀県武雄市の問題について:takeoproblem本来届出や許認可を管轄するはずの行政側がこのようなデタラメを押し通していいのかという疑問とそして実際にその犠牲になっている市民は他人事じゃあありません。追記分ここから(5月18日記17日午後、有志の方に杵藤保健福祉事務所(武雄市管轄保険所)から架電があった。そのTwitterスクリーンショットつまり届出申請の席数に相違があるので改めて図面作成となったということです。それはそうですよね、6席と50席では「ちょっと椅子の配置変えてみたらこうなりました」的な誤差とはとてもいえない。そしてこれにより更なる疑問が生まれたので別の方がスターバックス蔦屋書店武雄市図書館店に電話しました。何故席数が問題かといいますとそれはこの日記にも述べたように防災管理者などの選定がよりシビアになるからなんですね。しかしこの方の懇切な電話でのやり取りでもまだ不思議な事がある。私が思うにスターバックスの席が50席としてその席は明確に区別が付くものでなくては到底図書館とは言いがたい。通常図書館で飲食が適当かどうかは別にしても座る自体に制限は基本的にはないはずだから。しかしそれを踏み越えてスターバックスの席があるというのなら紛れようのない席の区分が必要ですよね。けれど「共有席」というのはなんじゃいなと。一体どこと何を共有するのでしょうか。また私にはこの騒動で一つ大きな疑問があり、それは「何故地元に税収の上がらない方法を武雄市長は選択したか」なんですよ。自治体が企業工場などを誘致するのに例えば地代などを優遇するのはよくあることです。それはひとえにその後の人口増含めた税収増が見込めるからで、事実別会社形式にした地名冠の会社は結構ありますよね。ですがこの図書館に関しては食品衛生責任者の名義でも判るように指定管理はCCC、そして進出したカフェはスターバックス日本、また図書館が募集しているのはボランティアですからどう贔屓目にみても地元書店や喫茶店の減収を補うだけの税収は武雄市には落ちない。この図書館のやり方自体も好ましいとは思えませんが、しかしこれが地元のためだというのなら指定管理やカフェの売り上げが税となって武雄市を潤すものじゃあないとならないはず。図書館単体では確かに公費の持ち出しですが、一般的に知的インフラといっていい図書館に公費の無駄遣いだといって批難する声は日本では上がりませんよね。当市には図書館だけで各区1館、合計10館とその他に図書センターなどがあり中小混ぜれば全部で20箇所以上あると思いますがこれを無駄だと断じる声は聞いたこともない。つまり図書館に誰も儲けや売り上げを期待せず、その知的インフラの効果というのはすぐ目に見えるわけではないということも理解できています。一体何の目的、いや思惑でこのような図書館でもないカフェでもないレンタル屋でもなさそうな代物を作ったのかと何か情報が出てくるたびに首を傾げています。
2013.05.17
昨日民主党公開大反省会 生中継~30歳以下の若者×菅元総理・枝野元大臣・長妻元大臣の逃げられない夜~(ニコ生タイムシフトアドレス)と題した集まりがあった。確かに事前に会場参加を呼びかけてはいたが、条件は30歳以下ということでその条件の意味は何だから疑問は始まったけれど、おそらく民主党側はニコ生を見る層がそれくらいと規定していたのかもしれないし、ひょっとするとその年代の支持が少ないと感じて周知効果を狙ったのかもしれない。ターゲットを絞るのは集める方の自由だからそこはいいとして。これを気が進まないながら中途から視聴し始めて反省とはなんだろうと怒りつつ考えていた。気が進まなかったのはどうせ自己弁護と言い訳に終始するであろうし、それを聞けば聞くだけ腹が立ち、戻せるものならまだいいが決して戻ってこない人、物の事まで思い浮かべると平静ではいられないのが判りきっていたからで。昨日は東北関東大震災から2年2ヶ月目の日でもあった。冒頭は見ていなかったのでTwitterで民主党幹部がその事に触れたかと訪ねてみたが案の定誰も触れないままであったと。さて反省だが。誰しも反省したことはあると思うし「反省しなさい」と叱られたことも記憶にあると思う。反省はまず己のやらかしたことを思い浮かべることから始めないと始まらない。つまり事実を把握していないと反省にはならない。そこに「自分はこう思ったから」という感情はなるべく抑え、自分に相応の理由があったとしてもそこは置いておいて「何をやったか」「何を言ったか」を思い出さねばならない。理由なく何かをするというのはいい大人がするわけもないしましてやこの大反省会というのは公人が公務について反省するのが主な演目なんだから、結果と経緯について事実を述べそれが違っていたのならまず認めて反省するのが筋というものだろう。問われて理由を述べるのならともかく普通人前で反省する時に理由を長々と述べるのは言い訳と取られても仕方がないのだ。このように「やったこと「いったこと」と「その理由」を切り分けて考えられないのは精々義務教育程度で終わっているはずで、いい大人がこの切り分けをできないととんでもなく情けないことになる。時にはこの民主党が政権を取っていた時のごとく害悪ですらある。このいたずらに長いだけで何の反省も感じられないただの能書きとそして己の無能を人のせいにするバカを晒し続けたその度胸だけは買うが、そんな度胸は匹夫の勇というもので少なくとも公人が持ち公開できるような代物ではない。聞いていると腹が立つというかよくもこんなものが人前にいるなと呆れるだけだが、しかし一度はこんなものを選択した民意というものもあるわけで、それを考えるとしばし呆然としてしまう。駄目なものは駄目、いい時もそうでない時もとことん駄目というのはこれを聞けばいい加減判るだろう。二度と見たくない連中であったわ。
2013.05.12
昨夜、日露共同声明及び記者会見があった。安倍首相がロシアを訪問、首脳会談した上での共同声明だからこの声明を受けての記者会見ということになる。くどいようだが「声明を受けての記者質問」を受け付けているわけね。これまでも例えば麻生総理の同じような外国との共同声明を受けての記者会見で日本側の記者がウルトラトンチンカンに「解散はいつか」などという質問を平気でかまし、それをさも当然のように国内では報道していたがこれは国内動乱などの状況にあるのならともかくマスコミにも相応のプロトコルを要求される場ではまともな記者及び社はやらない。しかしそれを平気でやらかすのは決まって日本の記者でありマスコミ各社でもあった。今回もそのつもりで質問した記者がプーチン大統領にやり込められたお話。軽くまとまっているのは【悲報】#TBS の記者がつまらん質問をしてプーチン大統領がブチギレ呆れる 日露共同会見 #nhkTBSの記者がプーチンに恣意的な質問をするもあっさり返り討ちにwwwwwこうして振り返って文字になったものをみると「どっちもどっち」もしくは我々がマスコミの無礼さに慣れてしまったのか「マスコミは空気やプロトコル読む必要はない」かのように錯覚してしまうけれど、しかしそれは時とところを選ばなければならない。また2つ目のリンクタイトルにあるようにプーチン大統領の怒りは事前に用意されていたペーパーに言及していて、つまりそれは為にする質問であって共同声明を受けてのものじゃないから窘めた。こうした一見鋭いようでいて実は全く記者会見なり声明なりの内容に沿わずにとりあえずぶつけてみる系の質問が通用する場とそうでない場、声明の内容ってものがあり実は日本の政治家は極めて温厚誠実にこうした質問に答えているのがようやく判ったかということにもなる。これら一連のやり取りはTBSの記者がやらかしたが放送はNHKで生中継されていたから隠しようもなく流れた。マスコミのどうしようもなさに馴れきってしまっている我々にはプーチン大統領の怒り(の発露)が実はひどく真っ当なものでありながら新鮮に映ったともいう。実際は特に現内閣の就任会見や各省庁の記者会見をさらってみるとよく見つかるんですけれどね。ともあれマスコミに要求されているのは「俺や社の聞きたいこと言いたいこともしくは誰かに頼まれたこと」ではなく事実の報道が第一なのだともう一度言っておきたい。
2013.04.30
各紙見出しでは「ネット選挙」と誤解を招きかねない表現が多いけれど、今回の選挙法改正は「選挙運動の改正」。つまりこれまではこうしたネットの書き込みが文書図画に当たると解釈されて政治家(候補者)側の告知やお知らせができず、例えば選挙期間中に謂れのない文書やネットの書き込みがあっても即時訂正もできず、いやその前にサイトやTwitterなどの更新、新規書き込みもできなかった。これは有権者にとっても非常に不満が募り、実際どこの政党の候補者であろうと話くらいは聞きたいから街頭演説などに行きたいと思ってもよほどのコネや後援会に入るなどのハードルを超えられなければ事実上無理だった。本来公職選挙法の対象になる立候補者の話を有権者が聞きに行く機会が持てないというのは野次や団体での妨害が心配とはいっても根本的にどこかおかしい。7月の参院選からは立候補側が街頭演説の日時や主張をより広くネットにもリアルタイムで書き込めるようになるのでこの辺りは上手に活かして戴きたいと思っている。んで、もし私が何か「ネットではこうすりゃいいのでは」と案を出すとするのなら。SNSの中では「書き込むだけで公開情報になる」Twitterをまずお勧めしたい。FBが政治家に人気のようだがあれは基本的にはあくまでも承認者同士の情報流通であり、設定により公開にもできるけれど例えば地震などの時の速報性と即時性はTwitterにはかなわない。NHKよりもネットの地震速報よりも早く「揺れた」と入るのはある程度フォロアーさんがおられるのもあるけれど、RTされてくるから概ねどこの地域が実際に揺れたのか瞬時に判る。もう一つ、これは書きにくいけれど大災害や停電になるとその地域の方々がすっぽりとおいでにならなくなるのでそれはそれで一つの大きな情報にもなりうる。一書き込みに140文字という制限もあるので慣れない人がとにかく知らせたい情報だけ書き込むというのにも向いている。なんなら書き込むだけで返信一切なしというのも受け入れられやすい。正直言えばどのツール(TwitterもFBもサイトも)を使ってもツールをどう使うか、使い方で効果は変わるというのは間違いないのだが、敷居の低さと何なら一方通行でもいいというアバウトさ、交流が主目的じゃなくひたすら告知したいという場合に気分が楽というのは継続を必要とされる場合には必須だと思う。もう一つ「一切やらない」という選択肢も実はある。これをネットで書くのはおかしいようなものだが、しかしやらない選択肢は無論あってデメリットがメリットを上回ると予想されるのならそれはやらないほうがいい。但しもしこれまで選挙に中々足も気持ちも向かなかった層に「あ、そういうことか」と認知してもらい更には実際に出かけてもらうようにしたいのならどんな簡潔で愛想なしの告知でもそれはやったほうがいい。いずれにせよネットは社会であり、桃源郷でもなければ便所の落書きというだけではなくどんな意図があろうとまたはなかろうと誰かが「それ」を打ち込んでいるから世界で誰かが読めるわけで、もしこれまでと違う点があるとしたらそれは情報の集積性くらいじゃないかと思っていい。つまり何かまずいことを書く、しまったと思って削除して見た目はなくなっているようだが大抵の場合そうした書き込みに限ってちゃんと記録されているということですな。だから間違うというのはお互い様でよくある話だからそれを恐れるというよりは黙って削除して口を拭うことをせずきちんと訂正、場合によっては謝罪して書きなおす、できれば訂正部分を指定してというのがネットならではといえるかもしれない。実はここの日記もよく事実誤認や勘違い、誤字脱字はあるけれど単純削除してしれっと直す事は殆どない。単純なタイプミスは1日2日分なら見つけたら直すがそれ以外は「追記」として書き足し元の文章はそのままにして追記分として訂正加筆する。そうじゃないと自分が自分に勘違いするしまた一旦読んでくださった方に間違い勘違いが伝わらないと思うから。間違うとか勘違いが悪いのではなくその訂正のやり方が実はポイントなんだと私は思ってもいる。先程も書いたがネットもそしてネット上で何を使うかもツールであって、人がそれをどう使うか、スタンスはどこに置くのかを決めておかないと何を使っても同じにはなるとは思いますよ。
2013.04.20
先日、自民党北海道連が参院選候補者を決定したという一報があった。実は先月17日の党大会までにある程度県連単位、比例全国区(全国区)の候補者はある程度決めて党大会でお披露目するとばかり思っていたら我が北海道は決まらず、党大会でもえらい恥ずかしかった。それはともかくこれまで野党の時はなんとかしてまずは政権奪還、それが成ればどんどん意見は言うと決めていたしまたそうあらねばこの歳になって特定政党に肩入れ公言した意味もない。んで。決まったと言われている候補者に何ら遺恨や経緯があるわけではないのは最初に言っておく。それどころかこれまで参加した選挙や集会においてもそれなりにお姿はお見かけしているし、また私は道連内部や力関係や何やらに全く無関係なので「誰だからダメ」とかいう事ではない。当たり前だが自民党内部の方々(地方議員さんやそうした関係の方々)と参院候補者について話をしたこともなくこれは私の独断とそして垣間見てきたものからのみで書いている。無論子供じゃないから何でもかんでも公開しろだのお金と手間がかかる党員投票やらを絶対にやれと強弁する気もないが、しかし横目で見ていて他にやりたい人間がいない、出る人間もいないというのならともかく世代が一つ若返る事に加えて充分経験も積んだ人達が出たいというのならやはりそこを重視するのがこれからの政権与党たる道ではないのか。当たらず障らずこれまでの路線を踏襲していけばひとまず収まるなどという考え方は最早政権与党の採る道ではないということに気が付かないと現在党と政府がやろうとしている「日本の立て直しと見直し」に追いつけなくなるのは必至だ。とてもいい方が多くまた懸命に夏の選挙も冬の選挙もやり遂げてきた方々にこのような批判をするのは心苦しいけれど、しかしこれは言わねばならないと思ってもいる。これでは先の選挙を黙って支え「これなら自民党に委ねられるかな、もう一度見てみよう」というライトな支持層を失いかねないんだよ。一体どこを見てどのベクトルとスタンスで今回の決定をしたのかと私は問いたい。
2013.04.02
昨年までの民主党政権時にはさほどの騒ぎにもならなかった「一票の格差」(私はこの造語大嫌いだが仕方がない)とやらがまたぞろかまびすしいけれど。そもそも一票には何の格差もなく私やあなたが持っているから票そのものに格差があるわけもなく強いて言うなら結果の重みに差があるという。しかし現行の小選挙区はそれがどんな差であれ按分で結果が出るのは比例区であり、小選挙区選出に限るのであれば総体からの割合ではなく「一票でも多い方」が選択されるからそこに一票の重みが関与する部分は極めて少ない。だって隣の選挙区より計算上「一票の重み」とやらが軽かろうが重かろうが得票の多い方が当選するのであればそこに重みも軽みも関係なく、先ほど書いたように案分票の割合についてだってその県選挙区で閉じた話なのだから比較するのもおかしいということになる。屁理屈はともかく。今回の相次いだ高裁での違憲判決を尊重し、かつ民主党政権のように最高裁まで引き伸ばしそれから考えるなどという事をせずにいち早く司法判断を反映させる方法は削減よりもむしろ増加じゃあないのか。小選挙区制はそれだけであればまだしも民意の反映といえるかもしれないが、比例当選の仕組みとその比例当選議員のこれまでの去就のみっともなさと選挙後の顔の見えなさに私は苛立ちを覚えてもいる。これでも自民党のネットサポーターズだから北海道選出の自民党比例当選議員は記憶し顔と名前は一致しているけれど、しかしあの激しかった選挙期間中、吹雪の中も何度か街頭演説に行ったがその比例立候補組を一度も見ていない。ここは郊外だからこんな処まで来いと言ってないが街の真ん中に党総裁が来ようという時にも見ていない。名簿に載っていて今回衆院選の前にどういう政治活動をしていたかも知っているが昨年選挙に関しては道連職員よりも幻だった。おっと話が飛んだ。削減や縮小によってのみ是正がされるという考え方そのものがすでに20年前のトレンドで、その結果財政も国政もそして国家もかなりの痛手を負ったのは記憶に新しいというか目下その修復にあたっている。なんでもイケイケドンドンやれというのではないが、しかし20年縮小ベクトルでやってきてじゃあ一体誰が希望を持てたのか、これからの国家の足腰が鍛えられたかというと私はそう感じない。縮小し見直したからこそ判った事もあったから全部が悪か善かというのではないにしろ大きなベクトルとしてやってみて判ったのが縮小削減だけが能じゃないということだと思う。議員定数にしてもこれまでの国史、経緯を無視して簡単に諸外国と比べる前に本当に現行の選挙区制度や選出数が妥当なのか、ひょっとして少ないんじゃあないのかという考え方も選択肢の一つに入れ、そこも検討しないのは片手落ちというものだと思うよ。基本的には旧中選挙区のように同じ党でも政策やアプローチ、優先順位によって選択できるような選挙制度とそしてもう少し選択の幅を広げられるように比例を止め必ず議員は選挙の洗礼を受け有権者の前で選挙運動をする、主張を経て支持を受けるというのを必須にしてほしい。そうじゃないと当選して党に行き国政に携わる中でその議員自身が自分の政策の主張を党内や国政でできるのかという疑問や危惧を持ってしまう。是正=縮小削減などというあまりに単純な物の考え方だけが蔓延るってのは選挙に限らずどうにも賛成できないよ。
2013.03.29
先日のお江戸行きは第80回自民党党大会に行っていました。実は当日だけじゃなく前日の党本部での屋台村も行きたかったのですが、そもそも行けるかどうかそのものが今季の雪と爺婆の様子見つつでしたので最終的に決めて飛行機と宿泊手配したのが2週間前。この時点でもまだ雪はどうしようもなく結局1泊2日、党大会と懇親会だけ出席しました。往きは早朝起き出して支度、党大会と懇親会が続けざまですから普通は化粧含めた身支度は現地に着いてからの方が何かといいのですが現地到着、食事やらホテルチェックイン、会場受付諸々考えるとかなりタイトになるなと思いましてがっちり化粧その他。外套は薄い膝丈スプリングコートですが会場で着るスーツの下にとっくりセーター、ストッキングの上にタイツと重ね着し靴もスニーカーでしたが羽田でセーターとタイツ、そして靴を脱ぐことにしました。追い風とやらで10分近く早着し身軽になって大荷物とハンドバッグ分けて品川へ。宿泊するホテルに大荷物を預けようと思っていたんですがリーズナブルなホテルにしてよかったと思ったのがフロント横にコインロッカーがあり、まだ午前中なので空きもあった。こんなものを預けるのに人の手を煩わせるほどじゃないなと思っていましたからこれは幸運でしたな。しかしここからが予定が甘かった。田舎もんというのは東京のターミナル駅の日曜の混み具合が判っていなかった。短く言うと軽い気持ちで昼食摂ろうと思っていたのがどこもここも満員。受付が13時ですから余裕を持ってその前に会場に着きたいわけですが桜や庭も見たい。もうほんと30分ほどで食べられる軽食程度でいいんですがこういうところに限って行列ができている。これは仕方がないなと観念し、お陰で時間はありますから最短路ではなくもう一本向こうの会場ホテル群の手前にある庭園を拝見しながら会場に早めに向かうことにしました。途中の日当たりのいい場所の桜はもう満開でした。映像や画像では知っていたものの雪に埋もれた街から這い出て自分の目で桜や緑や花壇の花を見るというのはまた違った感慨がありますな。暖かさも半端なく、ロッカーにコートも預け薄い春物スーツだけなんですがちょっと汗ばむほど。庭園に入ると少し風が渡って気持ちがよく、どこもかしこも厳しい警備のせいか案外ひと気もなくゆっくりと庭を歩き会場に向かいました。前回(2011年)もそうだったんですがこうした大きな会合ですとクロークに物預けたりすると身動きが取れず、また受付そのものが無茶苦茶混みあう。おまけに今年は与党ですから入り口では検査もあるだろうと踏んで早めに受付してしまおうと思いまして。小声で言うと喫煙所の場所やそこへのアプローチも確認したかった。この喫煙所は会場外入り口にありましたがここで中々面白い体験をしました。はっきりは書けないながら「悪口にはオチつけるかよその人がいる時は実名遠慮しろ」ということで。受付は結構な列でしたが顔見知りと並んで入り、今度発売される安倍総裁と石破幹事長の似顔絵がついたトートバッグに入った資料を受け取り会場へ…の前に身体検査を受けて入場。ここまでで気がついたのは来場されている皆様の顔、そして空気感が2011年の時とは違う。熱気がありまたなんというか皆様本当に義理かけとか人数合わせとかそういう感じがない。2011年の時は何としても自民党を支えようという悲壮感やもしくは業界団体などの義理感を強く感じたんですが今回はむしろ熱気とか期待感を先に感じました。ネットサポーターズ席もちゃんと札があり、そこにとっとと席を取ったんですが会場に人が溢れてきて「アレ」という感じになりましたが無事みんな座れたようです。3000人超いたんじゃないでしょうか。党大会は動画で公開されるはずですしニコ生でも生中継したと思いますから探して下され。ここにも総裁演説があります党大会の会場の隣が懇親会会場でして同じフロアですから移動もスムーズ、時間通りに懇親会が始まりました。地元議員さんだけじゃなく色々な議員さんにご挨拶する機会でもあります。ですが今年はものすごい人で立席ですが会場内移動が大変。終いに私ちびなのに会場奥にいたせいか軽い酸欠状態になり一旦会場を出てすーはーしたり汗引かすのに外の喫煙所に行ったりしておりました。結局ここでは殆ど食べず仕舞い、おまけにあまりご挨拶も出来なかったのが悔やまれます。主に地元の議員さんには今回初めて作った名刺をお渡しできたのでよしとしました。長くなりましたので続きはまた。
2013.03.21
ネット選挙解禁法案を自民党が公明・維新とともに提出、今国会成立を目指すここをご覧になっている方にはよもやおられないと思うしそこがいつも痛し痒しだがこれはあくまでもネット選挙「運動」の一部解禁でありネット投票ではない。個人的には支持政党に限らず何処の党の主張、政策でもこの耳で聞きこの目で見たいと思っていたから選挙の際の遊説、街頭日程を告知してくれるのは大歓迎だ。自民党でさえといってはおかしいが、例えばニコ動生中継でもNGワード設定をせずにいる比較的理解のある議員が多い自民でさえ、昨年末の総選挙の際に一番困惑したのが党と候補者の街頭日程が掴めなかったことだった。J-NSC会員である事をTwitterでもここでも公開しているから時には知人(他選挙区有権者)からの問い合わせが何故か私に来たり時には別の知人から「この日程を告知するにはどうすりゃいいのか」という連絡があったりもした。候補者や党幹部の演説を出来れば生で見聞きするというのは大事な機会で、党としての主張や政策に対しての比重やベクトルもさることながら「その人」を見るのはこれはネット越しでは難しい。だからその機会を得るための手段としてネットで日程を知る事ができるのはこれは有権者にとって益になると思う。また仕事で忙しくてとても街頭にはいけないという人なら街頭の動画公開もされれば直接見られずともある程度の輪郭は掴むことも出来る。もう一つこの解禁には「選挙期間中の誹謗中傷の訂正」という大事な役目もある。これはネットに限らず昔からあったことだが、例えばそれらの訂正を本人側(被害者側)ができればソースとして成立するから選挙の本質からかけ離れまた訂正もできないというジレンマから少しは良くなると思う。もう一つネットは特別な社会ではなく、モニタの前にいるあなた、これを打っている私と同じようにそこには人がいる社会の要素の一つだが、たった一つこれまでのメディアと違うのは揮発性ではなく集積性があるということだ。ここが判らないと根本的な間違いを犯しやすい。記述の勘違いや間違いに関しては特にそうで、ネットの見た目で訂正や削除をして「なかったこと」にすることがまずできない。それもただの勘違いや間違いなら後日訂正という形も無論できるけれど、明らかに悪意を持ってという場合、騒がれたからといって削除して口を拭うというのが一番間違った対処になる。人は間違うがこの間違いの訂正の仕方も見られているということでもある。魚拓やスクリーンショットなどで瞬時に保存され記憶媒体が豊富な時代だから個人がいくらでも削除前のものを保存もできる。つまり口を拭ってなかったことにするのは一番の悪手ということだ。とまあ個人的には概ねネット選挙運動解禁に賛成なのだが、無論弊害もこれから思いもよらない形で出てくることもあるだろう。利便というのはその裏腹で何か弊害も出てくる可能性もあるということで、そうなったらまた早い対応をして戴きたい。一歩進んで振り返りまた足元固めて一歩進もうとする最初の歩みが始まったと私はそう思っている。
2013.03.14
ベネズエラのチャベス大統領が死去時には「デキレース」かと思うほどの強硬「姿勢」がある意味北米と南米の間のやじろべえの要になっているのではないかと感じてもいたチャベス大統領が亡くなった。療養のさなかと年が明けてからの経緯から先進国は織り込み済みではあるとは思うものの、こういうことはいざ起きてから事態がどう変遷するのかが歴史の歯車が動くということだ。そしてベネズエラ自身もスペイン占領後の独立戦争を経て20世紀に至っても繰り返されたクーデターを経験し今に至っている。昨年末ようやく終わった民主党政権の事を考えれば人様の国のことを言っている場合ではないが、民主主義というのは怖いものだと改めて今後含めて考えてもいる。結局「正義」というのは宗教とか思想とか頭のなかで一旦済ませてから現実の政治を横の頭で考えてくれとしか言い様がなく、「正しいのベクトル」はなるべく太く長く保っていないととてもじゃないが国家は安定運用できない。概ね合っているという程度が無数のベクトルが選択する制度の中では案外正道なのかもしれないと。そしてもう一つチャベス大統領が今日54になった私と幾つも違わないと知り改めて驚いてもいる。
2013.03.06
政府の決算書に誤記…参院委開けない状態に足りない見出しで「2010年度決算書」な上にここ読売もすぐ記事を消すので引用。引用↓ここから 政府の2010年度決算書に添付する資料の一部に、誤記があったことがわかった。 国の債務負担行為に関する資料の中に、誤った数字がいくつか見つかった。政府は今後、ほかに誤記がないかどうかを含め、数万件ある関連資料を点検する考えで、「訂正には1か月以上の時間が必要だ」(政府関係者)としている。 与党は2月中の決算の承認を目指していたが、このあおりで参院決算委員会が開けない状況となっている。引用↑ここまで誤記というから何かの言い回しの間違いかと思ったが数字を間違うとは一体どういう決算書だったのか。決算というからには細かい項目別の数字をそれぞれ間違いないか確認後足し合わせて大項目に直し更に大項目もそれぞれ確認後仕上げるという作業自体は代わりがあるまいが、当然コンピュータ使うであろう今時数字の間違いが複数見つかるということがあるのかね。2010年度だから予算も決算も民主党政権時の話ではあるが一体これでどうやって次年度の残高合わせたのか。桁は多少大きいがこれで次年度の繰越から何から数字がおかしくなるからとんでもない話になったのだけは間違いない。一体何をやってたんだ民主党政権。うちは隣のどっかみたいに統計の数字から疑われるような国じゃないのに泥塗りおって。
2013.03.03
第183回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説昨日は午前中から国会衆院予算委員会を、午後から首相施政方針演説をネットで見ていた。午前中の予算委員会質疑は主に民主党議員で、それなり閣僚を経験した「重鎮」だったけれどあまりの酷さに最初怒っていたものが次第に薄笑いに変わり最後は気の毒になってしもうた。結局国家を担うどころか物事の積み増さねや事象に対処する能力、対処の視野全てが国会地方問わず議員としてというより成人としてどうなのかというレベルなんだなと改めて3年3ヶ月の悪夢を思い出した。よく日本は持ちこたえたなと。こんな自分達のやらかしたことそっくり人のせいにしようなどという浅ましい連中の言い分をいくら聞いても日本は前に進まない。午後からの首相はじめとする閣僚の方針演説を聞いて気持ちを変えてすっきりしようとした最初の方針演説で心の底からほっとした。ほっとしたというか「ああ見ていてくれるんだな」と思えた。道民としてほっとしたのは原発の再稼働に踏み込んだ演説で、実のところ福島第一原発だって被災の原因は地震(地盤)じゃなく津波による破損と緊急電源喪失であるというのに規制委員会は断層の定義すらコロコロ変えて稼働させない方向性に従って結論を向けている。地震破損したというのならともかくあの古いF1にして緊急停止まではできていたし女川も同様で地震対処はできているのだ。問題は緊急電源の場所選定ともう一つ周辺住人の避難地域選定と避難経路であって、泊の場合なら過疎地域でもあるから国が避難指定道路をまずは複数選定し、更に50キロ圏外にヘリポートも複数整備していついかなる時でもここは除雪、保全を確約し避難車両なりヘリで100キロ圏外に逃げると決めればいいのだ。例えば泊から50キロ以上離れた市町村に一時退避所、そして更に100キロ圏にと拠点を複数選定して避難するということにすればいい。北海道は広いのでそれくらいなら整備は可能だ。何にせよ安全確認されれば原発を再稼働するというのは本来当たり前の話で、日本が経済的に立ち直るというのなら北海道も無論それに乗らなきゃどうにもならず、経済産業の米ともいえる電力が乏しいままそれを行うのは現状不可能なのだから。今札幌では元は除雪の堆積場であった広い土地に市長が何を思ったかソーラーパネルを敷き詰めそれが為にこの大雪に雪捨て場所が足りずえらいことになっているが、ソーラーパネルは埋まったままだという。そりゃそうだろう、今年の雪と寒さは近所にある「建物壁上部に垂直に貼り付けたソーラーパネル」にさえ雪氷がついている。屋根の上のソーラーはもっと無残で、屋根に積もった雪がつき半端に融けて氷が屋根板から上り屋根の重量を増やすだけの邪魔物になってしまっている。今年の雪と寒さであれば屋根にソーラーパネルを付けるのなら2mは足を履かせないと雪から逃れられず、逃れたとしても融ける暇もないほど降りしきりまたすぐ凍るし2mの鉄骨を屋根の上に組めば重量がどれくらいになるか。四の五の言うより一体どれくらいソーラーパネルを付けている家があるか、そしてそれがどうなっているか見に来たほうが早い。うちでは今季これまでに大屋根2回、小屋根2枚は3回雪下ろしをした。これでうっかりソーラーパネルなんぞ付いていた日には雪下ろしすらままならない。これから少し暖かくなる時期が春の楽しみなのだが雪かきの最もつらい時期でもある。昨日の雪はほんの15センチほどだったが重さが堪えた。けれどこれで原発再稼働という方向性になってくれれば気持ちが違う。気持ちだけではない現実に民主党政権下で円高だろうがなんだろうが上がり続けたガソリンや灯油の値段にも反映されるだろう。例年より寒くまた雪の多かった冬を電力不安で更に縮こまるようにして過ごすのはもう沢山。濡れて凍えた身体を暖かい部屋でほぐしたい。まだまだ冬と雪は続くが先に明るい兆しを感じた国会演説であった。
2013.03.01
補正1票差可決…民主に衝撃、ドミノ離党警戒お題にも書いたしくどいようだが2012年度(平成24年度)補正予算だ。昨日参院で可決成立した補正予算は今年度(2012年度)補正なのだと理解できていない民主党議員が予算委員会でいたのだが開いた口がふさがらなかった。まさか年度切り替えと年の明け暮れの区別がつかないまま国会議員になったとは思いたくもないが、加えて言うなら今年度予算は民主党政権が組んで執行していたものだ。つまりそれが足りない、もしくは予算の組み方が及ばないまたは厚みを変えるという理由で僅かな年度残り期間だが補正を組んで来るべき平成25年度予算とセットで景気の下支えをすると、これは何度も現与党(自民党)が予算委員会で言っている。もっと言うなら平成25年度予算だって政権交代日時から言えば前民主党政権が骨格のみならず概算要求省庁折衝、大臣折衝まで終えていなければならないはずで、一体何をやっていたんだとしか言いようがない。国家を担っている自覚と責任があるのなら政権の責任として例えそれが未達になろうとも意地でも国家予算はできるところまでは終えておくのが矜持というものだろう。今回の補正はまさに時間との勝負で、それを言えば前政権がほっからかしにした来年度予算だって執行を考えれば今時期成立していなければならないが、そういや民主党政権でも新年度までまたいだなと。国会での時間考えて現政権は15ヶ月予算と謳ったのは流石に長年政権担ってきたことだけはある。正直政権が変わって1ヶ月ほどで補正と予算が出てくるとは思わなかったしまたそれを可能にしたのは政治家が働いたのと官僚をうまく使いこなしたのが大きい。更に言うなら昨日の参院本会議を地上波メディアは全くどこも生中継しなかったが、唯一ネットのニコ生ではそれが見られた。私は雪かきの合間にそれを知ったが、現実として逼迫した国民事情と前政権の予算の瑕疵、未達を埋めるための大事な本会議をリアルタイムで見るにはネットしかないのも何のための巨額なデジタル多チャンネル化なのかとこれも疑問を感じた。とにもかくにも大きな歯車が前にぐらりと動けるきっかけがこの補正で、上手に回せば日本経済が逼塞を免れる。次は早いとこ平成25年度予算成立を望みたい。
2013.02.27
自民合併探る国民新、石破氏「まず解党がスジ」昨日から降って湧いた国民新党の復党騒ぎだが。これまで私は前安倍政権での所謂郵政復党に関しては世論と違いまあそういうこともある、政治は数でもあるとここにも書いた記憶もある。しかし今の国民新党はただ自民党を割って出た元の国民新党ではなく、また自見代表もいわば国民新党を乗っ取って今に収まった。乗っ取りの経緯を懇切に知ることは難しいがしかし結果を見れば仲間を語らい元の代表を置いてけぼりにして民主党政権下での大臣の椅子を保持したということになる。何かの理由で党を出てまた戻りたいということはままある事でそれに目くじら立てるほど私も純粋無垢ではないがそれでも今回の国民新党と名乗る団体は筋が悪すぎる。数は大事とは言うがたった3人、そのうちの1人は震災直後政務官として一本釣りされた議員(浜田)でもある上に肝心の自見が大臣だった頃の答弁を聞いていると到底これからの自民党議員としての資質があるとは思えない。永田町ではそれなり相応の評価、経験があるかもしれないがその評価と政治家の経緯と結果の評価があまりにも違うとはこのことなのだろう。一本釣された浜田にしても一体どんな結果を出したのかと問われて即答できるようなものは何もない。被災地の議員でもないからつまりは片っ端から声かけてまんまと引っかかったんじゃないかと。これが亀井氏であれば私は彼を好かないが筋としてはまだ通る。大臣答弁も自見氏とは段違い桁違いで、言うべきこと言わないこと匂わせることの区別もついていた。正直言えば最早手垢のつきすぎた政治家を今から引き取るというのもイメージが悪すぎる。数も大事だがこのイメージの悪化というやつは目先の+3人を一気に-30人にしかねない。これは復党させちゃだめだよ自民党。
2013.02.23
名誉毀損で甘利氏勝訴 テレビ東京に賠償命令ここもすぐ記事を削除したり見えなくするので引用引用↓ここから 原発政策に関する報道で名誉を毀損されたとして、甘利明経済再生担当相がテレビ東京側に1150万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁の都築政則裁判長は29日、330万円の支払いを命じた。 問題となったのは、2011年6月18日放送の「田勢康弘の週刊ニュース新書」。前回の安倍内閣で経産相だった甘利氏に原発事故対策についてインタビューし、ナレーションを加えて報じた。 判決は、甘利氏に対して示された資料には原発が津波で電源を失う危険性の指摘がなかったのに、VTRではあったかのように紹介し、それを見た甘利氏が取材を中断させたような印象を与えると指摘。引用↑ここまでどうもよく分かりにくい文章だが、原発事故3ヶ月後のインタビューで当時は野党議員だった甘利現経済再生大臣に実際の放映とは違う趣旨の資料でインタビューした、つまり引っ掛けたという事ですな。挙句事実と違う資料であることを理由にインタビューを中断させた甘利氏への印象操作も兼ねたという事になってもいる。現時点でも原子力規制委員会とかいうのが地盤がどうのでマスコミも乗って大騒ぎさせているけれど、何度も言うが福島第一発電所は「津波」で緊急冷却電源をロストしたのが事故の原因であり、第一波の地震で倒壊したわけではなくちゃんと緊急停止はしている。くどいようだが地震では緊急停止、その後津波で冷却電源をロストしたのが事故の原因だ。古いこの原発にしてちゃんと緊急停止はできている。地盤がどうのというのはこの事故原因をまるっと無視したものであり、事故後の原発対処を根底から狂わせてもいる。だから原発の今後を事故の教訓にするというのなら緊急電源の場所、そして実効をどう確保するかに焦点が絞られていなければ全く意味がない。もう一つ気象庁と連動した避難区域と避難経路の確保。地震が原因じゃなく津波が原因だと何度いえば判るというよりももうここまで来ればわざと焦点ずらして原発稼働を止めさせているとしか思えない。無論安全確保のために広く視野を持って検討するのは大事なことだが、しかし焦点とベクトルが最初からずれていては規制委員会とやらの権威そのものも失墜するということに気づかないのがおかしいと言ってるんだ。事故原因をフラットに見ているのであれば緊急冷却電源の確保と避難経路と区域の選定が先に来ねばならず、地震で倒壊したものでもなく地震そのものでは緊急停止できているのにそこから事実の把握をねじ曲げているからおかしくなる。その事実認定からしておかしい地盤に関しても定義を中途で根拠なく変更したものが通用するかと。マスコミも規制委員会とやらも事実から目を背け明後日方向に誘導連携しているのは間違いないところなんだが義務教育の理科算数程度の事すら自分の頭で考えようとしないのであればほいほい乗せられるのも出てくるわな。そして何より納得いかないんだがこれはあくまでも経済問題、国家安全保障問題であるはずなのに何故か政治的案件のカテゴリに入ってしまっているということ自体なんだよね。
2013.01.30
エジプト大統領が3県に非常事態宣言-暴動鎮圧のため「アラブの春」の余波は北アフリカに未だ混乱を齎している。リビアもエジプトもマリもそして先日事件が起きたアルジェリアも60年代の第一次アフリカ解放の際に国家として成立はしたものの、旧王国や部族間また宗教、そして旧宗主国との微妙なバランスを保つために独裁体制を採らざるを得なかった。独裁というとそのイメージはよくはないのだが、しかしそれでなくば保てない国家事情というのもあるわけで、腐敗と強権の温床となるとはいえそれで何とか国家としての意思や体裁を保持できる段階というものもあるということだ。日本に生まれ育つとこの独裁体制を含む国体の変遷にも疎くなる上に他国と陸続きであるという苛烈さにも鈍感になりやすいけれど、そうでなくば次の段階にもいけない歴史の例の方が多い。お題のエジプトに戻ればムバラク大統領の長かった「独裁」体制から脱却し、それ自体を喜ばしいものだという方向で報道するマスコミも多かったが、しかし現状起こっている事態はエジプトにとってもそして日本を含む他国にとっても重要なエジプト北部の都市における複数の暴動に現れている。エジプト北部といえば内陸に比べそれなりにこれまでは都市として機能していた地域だったものがここに来て「食えなく」なってきているのが原因とされているが、根底には根強いイスラム原理主義化への警戒や現政権の暴動に対する対応その他がないまぜになっていると思われる。北アフリカは現在ほぼアラブ人の地域で、アフリカと聞けばつい反射的にアフロアフリカンを連想するがそれは内陸以南の話であり、アフロアフリカンにも部族間対立があるがエジプトのような古い国家にも当然それらがありそこに宗教とそして資源争奪、北アフリカの紅海や地中海沿岸を持つ国家にはもう一つ世界の流通路の安定という理由での他国の介入を呼び込みやすい要因も加わる。現在は旧宗主国の軛と支那、そしてアフリカーナそれぞれの思惑が絡まるから政治的に安定するには全部取り入れるかはたまた独裁という形にならざるをえない。しかし一度政権をひっくり返した国民はそれによって目の先が良くならなければまたひっくり返せばいいという志向が生まれるのも事実で、これがマリで起きたようにリビアの武器が流入してしまえばあっという間に北アフリカ全体が以前の中東と同じく弾薬庫になる。今のところはイスラーム系の大統領だからそれらが抑止されている側面もあるのだが、しかし今の食い扶持を求める人々にそれらはあまり意味を持って響かない。困ったことに現状の日本は産油国及び通商路を持つ国に対し強い立場を取れない。火発依存を強めている現在ただいまの状況では本来取れるはずの理解ある宗教的第三者としての立場や切り捨てられる範囲というものが狭まり過ぎている。私は何度もエネルギー問題は国家安全保障であると書いたがこれには国際間の紛争抑止や日本の有力な仲裁人としての立場、一番大事な日本の資源確保それら全部が含まれている。外交やエネルギーはじっとおとなしくして座っていれば美味しい果実が降って湧いてくるというものではないし時には武力がなくとも経済で物を言わせるのが必要な分野でもあるけれどその選択肢を自ら放棄している国が何を言っても誰も聞かないということだ。国際的なアナウンス効果を持てるのは日本が緊急冷却電源の手当てを終え原発再稼働することなんだがこの意味を理解しまた実行できる国家にならねば今後更に混迷するであろう資源と通商路の確保は難しくなる。
2013.01.28
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