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2007.12.28

いつまでもデブと思うなよ　by 岡田　斗司夫

(8)

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91833)

カテゴリ：本の感想　作家別-あ行

一年間で五〇キロの減量に成功した著者が到達した結論。それは、ダイエットは楽しく知的な行為であり、ロー・リスク、ハイ・リターンの最高の投資であるということだった。必要なのはメモ帳一冊。それだけで運動不要、持続可能なダイエットは始められる。そして重力から解放された後は経済的、社会的成功が待っているのだ。過去のすべてのダイエット本を無力化する、究極の技術と思想が詰まった驚異の一冊。

52冊目
大掃除だ年賀状だと　騒いでいながら　本読んだり　録画してた映画みたり　
フィギュアスケートみてたりしているのは　どこの～どいつだい～

　「私だよ！」　と一人ぼけていても　部屋は片付かない
今日こそ　頑張らなければ　　でも　その前に　レビューを　
(10時から動くんだ)

気になっていた一冊　著者は　アニメやマンガの好きな私のお楽しみ番組　
N◯◯の「マンガ夜話」や「アニメ夜話」で周知の方　　

夏ぐらいからは　ワイドショーや本の紹介コーナーで　お見かけするようになり　
激やせしてるけど　「病気みたいなやせ方だな」　と余計な心配してましたが
先月の　マンガ夜話　観てたら
生まれてこのかた太っていた時なんかかけらもありませんって
　　　　　　　　　　　　　言う感じのスリム具合でした。

それでも読んでなかった本を購入したのは　
相方の　　　　「これ(私の)こづかいで買ってくれたら読んじゃうかも」　　
　　　　　　　　　　　　　　　　(けちなお前さんは　本なんぞ買ってくれないだろう)

　「買ったら本当に読む　レコーデイング　ダイエット始めるの」

　「おう　やってやろうじゃないか

」
　「お～し　レジに行ってくるから　そこで待っとき」
　　　　　　　　　　　　（始めなかったらこづかい削ちゃる)

といった会話がなされ　結局先に読んでしまったのが私でした。

最初は　カロリー計算なんて　考えないでいいから　ただとっていって
　それが習慣化されたら　そのメモを見直して　今度はカロリーなどわかる分だけ
書いていって　うんぬんと　　それぞれの段階を　章を別にして　説明されています。

この方法については　マスコミにご本人が登場して　話していること　まんまなのですが
さすが　作家なんだなと　思うのは

そもそも　なんで　ダイエットを始めたか　
体調気にしたとかドクターストップかかったわけじゃなく　
好奇心からメモを取り始め　それを眺めているうちに　自分の食生活に興味をもって
そして苦にならず　楽しめる方法　自分にあった方法はどんなものだろうと模索していく姿

そして　やせていく過程で　今の社会がもとめていることや　
自分で気づかなかった"デブ"という状態に対するイメージのありようなど　
社会的　俯瞰的視点から　物事をみていくところが面白かったです。　
ダイエットの話題だけじゃなく　社会の志向など盛り込んでいるので新書分のお得感　　

やせていくことによって　自分の好みが変わっていったり　
積極的にこれまで　口にしなかったものを食べてみようとか　
記録をとっていくことは自分を律することで　
それにつれて自分にも自信がついていくことというのが伝わってきます。

　面白いのは　階段軽々あがっていけるとか、
これまで接触のなかった人たちからもてはやされるというか場の中心になれるとか、
当然服が標準サイズで選び放題といった "喜び”の話はあるのに
健康的にどうたら　という話題が　皆無に近い　こと　
”おたキング”　は　健康オタク　では　ないのが　妙に心地よかったです。

　ダイエット過程も　ご自身の経験をそのまま紹介されているのでわかりやすく
「がんばれそう」といった気分になります。
　まあ　メモを続けるってことも　根性のうちですが

相方は　真面　メタボ予備軍で　「序章まで読んだ」とえばってますがそれ以上進まないのは自明の理

　こづかい削る代わりに私が　夫のレコーデイングしてます。　
ついでに私の分も　やってますが、、、、、　はたして続くのやら、、、、

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