わたしのこだわりブログ(仮)

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2010年04月21日
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もちろん中の絵画部門のほとんどは写真撮影は出来ませんが、撮影出来る箇所は結構撮影してきたほうです。
私も含めて、なかなかパリまで行けないし、行っても一部しか見る時間が無いので、どんな所で、どんな作品があるかだけでも簡単に紹介する事にします。(行った気になれるように・・ウィンク)

ルーヴル美術館 1 (ニケ、ヴィーナス他、彫刻)

フランス(France)パリ(paris)
セーヌ川右岸1区ルーヴル美術館(Musée du Louvre) Part 1



前回ルーブルができるまでの歴史で終わってしまったので、少し補足してから、オーソドックスな作品の紹介と館内を簡単に紹介。

グラン・ルーブル計画
革命200年記念の大改造。グラン・ルーブル計画で、 大きなガラスのピラミッドの下、地下には広い受付ホールが設けられ、売店が数種と、書店、土産物コーナーの他カフェテリアと駐車場が造られました
(駐車場については確認していませんが・・。カフェは逆さピラミッドのそばにありますし、スターバックスもメトロからの美術館入口近くにありました。美味しいコーヒーが飲めますぺろり)

ガラスのピラミッドは国際コンクールによる入選作として決定したようですが、入館者に対して入口が狭すぎたので、入館に長蛇の列ができています。
地下入り口も並んでいますが入口は計5箇所。

ドノン翼地下入り口・・右の列が入場者
ルーヴル美術館 18

何より変わったのは、 以前は財務省が入っていたリシュリュー翼も展示室としてオープン(1993年) した事です。それにより地下から3階までの 総面積は6万m²
収蔵物30万点の内、およそ3万点が展示 されているそうです。
テーマ別にエリアが区分けされています。

ルーブル宮殿部分(美術館の部分のみ)
ルーブル美術館 14

リシュリュー翼 ・・・5~19世紀のフランス彫刻、 メソポタミア美術 、中世等の工芸品、フランドル絵画
ハムラビ法典

シュリー翼 ・・・・・・中世のルーブル、古代ギリシャの美術工芸品、 エジプト美術、オリエント美術 、17~19世紀の工芸品、17~19世紀のフランス絵画。
ミロのヴィーナス、エジプトの棺とミイラ、アッシリア有翼の雄牛像

ドノン翼 ・・・・・・・・11~15世紀のイタリア・スペイン彫刻、12~18世紀の北ヨーロッパの彫刻、古代ローマ・エトルリア美術品、 13~18世紀のイタリア絵画 フランス絵画の大作
サモトラケのニケ、ミケランジェロの彫刻、絵画(モナリザ、ナポレオン1世の戴冠式、民衆を導く自由の女神)

最短コースの観光ツアーで見学するのはドノン翼の絵画部門+ミロのヴィーナスのあたりです。

さて、 昔の入り口はドノン翼 にありました。(ドノン翼とシュリー翼しかなかったからですね)
ドノン翼の入り口左の階段を上がった踊り場にニケがあり、館内の待ち合わせには良い場所でしたが、リフォーム後は何だか情緒が無くなって無機な冷たい感じがします。
ルーブル美術館 11

サモトラケのニケ(Victoire de Samothrace)   BC3末~BC2   ドノン翼
ルーブル美術館 15

台座の大理石の由来から、 彫像がロードス島のものでありロードス人の海戦の勝利を記念するものであろうと推定。古代芸術の傑作 です。

1863年にギリシャのサモトラケ島(サモトラキ島)で発掘 され1884年にルーヴル美術館の「ダリュの階段踊り場」に展示。
118のピースで発見され現在も1950年に発見された右腕は保管されたままだそうです。
ルーブル美術館 12

ミロのヴィーナス(Venus de Milo)  BC130年  アンティオキアのアレクサンドロス作  シュリー翼
ルーブル美術館 16

1820年エーゲ海のミロス島で発見されたアフロディーテ像。
当初はオスマン・トルコに没収され、後年買い上げてルイ18世に献上され、それを ルイ18世は、ルーヴル美術館に寄贈
ルーヴル美術館 17
ヘレニズム期特有のポーズをする女性の両腕はなく、幻のその手が永遠に謎・・と言う所にまた魅力がある。古代ギリシャの女性美を示す傑作 です。

常に周りに人が多く、正面の撮影は大変です。(結構場所が移動しています。まれに貸し出される事もあり。)

古代ギリシャ美術のコーナーだったか?
ルーブル美術館 13
おそらく月の女神で狩りの女神でもあるアルテミスだと思います。
オリュンポス十二神の一人ですが、もともとギリシャ以前の女神だったようです。


ルーヴル美術 19
おそらく、半人半馬のケンタウロス族の賢者ケイローンとクピドでしょう。

神殿の柱になっている美女の像
ルーヴル美術 20
こんなのがある家に住みたい手書きハート

ルーヴル美術館 21

個人的に気に入ったものしか撮影していないので、解説書にも出ていないので、来歴はつけられませんが、一応コーナーでまとめて載せます。

手書きハート彫刻好きな私です。次回は古代ローマとイタリア彫刻のコーナーの紹介です。

リンク ​ ルーヴル美術館 2 (ギリシャ彫刻)
リンク ​ ルーヴル美術館 3 ( ミケランジェロの奴隷像)
リンク ​ ルーヴル美術館 4 ( オリエント美術)
リンク ​ ルーヴル美術館 5 (オリエント史)
リンク ​ ルーヴル美術館 6 (エトルリアの棺)
リンク ​ ルーヴル美術館 7 (宮殿小史)
リンク ​ ルーヴル美術館 8 (天井の装飾) 






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Last updated  2020年11月14日 16時51分04秒
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