2005年10月09日
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待ちに待ったF-1第18戦日本GPは鈴鹿サーキットからフジテレビ系列で史上初の生中継で放映されるとあって、1時40分の放送開始に間に合う様に関西テレビにチャンネルを合わせてその時を待っていた。

前日の予選は雨の影響もあってアロンソ(ルノー)やライコネン(マクラーレン・メルセデス)といったトップクラスのタイムが不調で、ライコネンはそれに加えてエンジン交換で10番手降格の17位、アロンソは16位と後方からのスタート順で、タイムアタックを断念したモントーヤ(マクラーレン・メルセデス)はさらにその後からでトゥルーリ(トヨタ)はピットスタートであった。

ポールポジションをGETしたのはR・シューマッハ(トヨタ)で2位がバトン(BARホンダ)の日本車勢がフロントに座って、2列目に並んだフィジケラ(ルノー)とクリエン(レッドブル)を挟んで表彰台を狙える可能性がある5位に控えるのは母国で凱旋レースの期待が懸かる佐藤琢磨(BARホンダ)である。

いよいよレースがスタートしたと思ったのも束の間で、いきなり1コーナーで琢磨と来季からBARホンダに移る予定のバリチェロ(フェラーリ)が接触してコースアウトという波乱の幕開けで、更に最終コーナーでモントーヤのマシンがスピンしてタイヤバリアに激突して大破した為イエローフラッグが振られてセーフティーカー先導の周回が7周目迄続きローリングスタートでのレース再開となった。

スタート直後の接触で順位を下げていた琢磨は焦ったのか10周目にシケインでトゥルーリを押し出す形で接触してしまい、トゥルーリはリタイアのハメになったが琢磨はそのまま走り続けた。一方トップでスタートしたR・シューマッハだがセーフティーカーが入った事でフィジケラに迫られてピットインの間に抜かれてしまった。

その後方からは気が付けばアロンソとライコネンの2台が猛烈な走りで次第に順位を上げて来ていた。ライコネンが29周目に、アロンソが32周目にそれぞれM・シューマッハ(フェラーリ)を抜いて順位を更に上げて行った。レース終盤では怒涛の追い上げでライコネンがトップのフィジケラを射程圏内に追い詰めてラストラップに勝負を賭けて1コーナーで遂にフィジケラを抜き去りそのままトップでゴール、17位からの怒涛の追い上げでの大逆転劇であった。

そしてアロンソも猛追で3位迄上り詰めて2位のフィジケラと共にルノー勢2人が表彰台をGETした。残念な事にレース後に2度の接触を起こした琢磨にペナルティとして今回のレース記録が抹消されて失格となってしまった。母国の日本で最悪の結果になってしまい無念の胸中だったと思うが後1レースの中国・上海GPでは頑張って貰いたいものである。

「鈴鹿ではええ結果を期待しとったんやけど、琢磨は最初のバリチェロとぶつかったんで焦ったんやろな。トゥルーリと接触したのも勿体無かったし、それで失格いうのも厳しいかも知れんけど仕方無いんかなぁ。」





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最終更新日  2005年10月13日 01時15分51秒
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