空間認識AFとは、パナソニック独自の「DFDテクノロジー(空間認識技術)」によって、ピント位置の異なる複数のライブ画像から空間を認識して、被写体までの距離情報を瞬時に算出、一気に合焦領域までピント合わせを行うAF制御です。撮影した画像そのものから、DFDテクノロジーにより被写体までの距離を、コントラストAFにより被写体のエッジ強度を同時に算出する為、従来のコントラストAFに比べて、高速性と高精度の両立を可能にしています。
進化した認識AF
ディープラーニング技術を用いた認識AIを開発することで、従来からの「人物認識」「動物認識」においてもより小さな被写体を、高速かつ正確に認識できるようになりました。また従来の認識対象に加え「動物瞳認識」 「車認識」「バイク認識」「飛行機認識」「列車認識」を搭載。距離情報を組み合わせることで、静止画・動画撮影で高精度なフォーカス性能を実現します。
人物認識
ディープラーニング技術の進化と認識処理の高速化により、人物の「瞳・顔・体」をそれぞれを認識し、ポートレートや複数人の人物撮影をサポートします。近くの人物の「瞳・顔」を高速に認識し、被写体が動いている場合も確実にとらえ続けます。
さらに遠くの小さい人物は「体」を認識して、フォーカスし続けます。
従来に比べ被写体の上半身・胴体のみを認識し、複数人を同時に認識する精度も向上しました。
動物認識
「動物認識」は、鳥、イヌ科(オオカミなどを含む)、ネコ科(ライオンなどを含む)に対応します。
動物瞳認識
従来の「動物+人物認識」から「動物認識」を独立しながら、さらに動物の瞳を認識し、フォーカス追従する「動物瞳認識」を搭載。被写体の部位を「体」または「瞳・体」から選択できるので、さらに動物の認識精度が向上しています。
車認識・バイク認識
モータースポーツの撮影に適した「車認識」「バイク認識」を搭載。被写体を高い精度で認識し続けるので、フレーミングの自由度が上がり、モータースポーツの高度な撮影をアシストします。また車認識では「全体」と「主要部優先※」、バイク認識では「全体」と「ヘルメット優先」の部位選択も可能です。
※フォーミュラカーの場合はドライバーのヘルメット、GTカーの場合は車体前部
飛行機認識・列車認識
GH7は、新たに航空機や鉄道の撮影を強力にアシストする「飛行機認識」「列車認識」を搭載。被写体を高い精度で認識し続け、自由度の高いフレーミングで撮影することが可能です。また飛行機認識では「機体」と「機首優先」、列車認識では「先頭車両」と「主要部優先」の部位選択も可能です。
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