レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2004/04/21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
成田空港の平日の夕方から夜にかけてのロビーは、

ビジネスマン以外の海外旅行者が目についた。

まぁバブルの全盛期と比較してどうの…はわからないが、
20代の若い人たちの海外旅行者がそれぞれの目的地に飛び立っていった。

GW前の平日に…と、思うと、
皆、好きな事に使うお金はしっかりもっているんだなぁ、と。

ただ、相変わらず、
日本に来る外国人旅行者より、

これは相当な<貿易赤字>である。

ましてや、日本人の場合、海外でもお金を使う。

金額に換算すると約10倍近い赤字だろう。

逆の見方をすれば、
諸外国に対して「海外旅行で儲けさせてあげているでしょう」
と、堂々と言える。

農作物や工業機械の輸出入で
「貿易赤字だ黒字だ」のやりとりからすれば、
こちらは他の追従を許さないくらい諸外国に恩恵をばら撒いている。
誰にも文句は言わせないし、言えない。

しかも、物の売買ではなく、人間の移動だからインパクトは大きい。



日本人が行く所は栄えるから、
建前上は日本に対して文句ばかり並べる諸外国でも、
実際には「Welcome」になってしまう。

だからどの国も<A面とB面>がある。

直接人間が行ってお金を使う、つまり運んでいるようなものだから、


海外旅行の凄いところは、
日本人が直接行くのだから、当然、現地のサービスも日本化していく。

看板やパンフレットにも<ひらがな>や<漢字><カタカナ>が登場するようになる。

比較的、値段の高いお店ではそうなる。

マスコミを通じてのコメントは
日本人が大勢やってきて…「うるさい」とか「気持ち悪い」
などの悪口を言うことが、
今や目の前にいる日本人旅行者に面と向かって
そんな暴言を吐ける国は少なくなってきた。

上海でも韓国のタレントは人気があるが、
旅行者としてはやはり日本人が人気である。
(好き嫌いは別として)

でも、それで皆少しは日本のことを勉強するようになる。
それがきっかけとなって、少しずつ文化が輸出されるようになるから、
旅行者の果たす役割は国にとっても大変大きいはず。

上海のタクシーの運転手さんでも
「ありがとうございます」と声をかけてくれる人が出てきた。
これは大変な進歩である。

特に、日本の若者の文化の影響力は凄い。

上海の最新のオフィスビル郡から出てくるOLさんたちの
ルックスをみていると本当にそう思う。
(着ているもの、持ち物、アクセサリーなど)

どんなに反日教育をしてみても、
<あこがれ>や<かわいい>の価値観までは奪えないということだろう。

政府が長年に渡ってやってきた数々のODAやら援助活動はなかなか日の目を
見ないが、
マンガやアニメ、JJやnonnoが輸出されたりコピーされると
こちらは一気に広がる。
(雑誌そのもののクオリティも高いので)

凄まじいパワーだ。

日本人が自ら「いいな」「好きだな」と思っているものが
どんどん輸出された方がいいのかな、と。

肩肘張って「わが社のビジネスは…」ばかりが商売ではない。
勝手に真似される文化こそ、21世紀の日本の可能性を広げていく。

少なくとも、海外旅行では貿易赤字でも、
文化の貿易は黒字…だと思う。
(きちんとした測定は難しいが、真似がそれを現している)

夕方、スタバで珈琲を飲みながら、帰宅する人々を横目にそんなことを考えた。

しかし、
そうなると、多少景気が上向きつつあっても、
国内のレジャー関連施設に巡ってくる確立は海外よりも後回し
になるのかもしれない。

こちらに海外のお客さんと呼ぶのに<上海出張所><上海オフィス>くらいでは
効き目がない。

ポスターやパンフレットなんかも、
○○県観光協会が作成するのでなく、
ここはひとつ思い切って、ananの編集部の人たちにでも
発注してはどうだろうか?
(真面目な話)

日本のガイドブックもしかり。
真面目過ぎるかも?
もう女性誌のノリ全開の物を作成して頂きたい。

街中で「ようこそ日本へ」のキャンペーンをやる時も
ピカチュウにも来てもらう…。

それが観光立国への近道だったりして…。








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Last updated  2004/04/22 02:24:22 AM
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