レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2004/11/05
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カテゴリ: カテゴリ未分類
モーターショー見聞録

幕張メッセで行われている
<第38回東京モーターショー>に行ってきた。

今年は商用車の展示の年で、
「@働くくるまと福祉車両」

だから普通車の時のモーターショーではないので、
お客さんが少ない。
その分、ノビノビ見ることができるが…。

ところが、

楽しい、というのが実感。

ズバリいって、このジャンルでは日本車はブッチギリでしょうね。

リッターカーにまで、車椅子を装置をつけたり、
軽にも…。

極めつけは、
ハイブリットバスの登場です。
それからトラックも…。

両手だけでフェアレディZを運転できるようにしてしまうし…。
レーシング・フィットもあった(身障者用)。

圧巻はトヨタが開発した愛知万博用のバスで、
専用道路では、無人で一列編隊で何打もがつるんで走行して、

その技術は見事で、これは車社会がまた大きく前進する。

その他、ブレーキやターボ、燃料電池…と、
世界の最先端がまさに「ここにあり!」と。

妙に「未来」ではなく、
現実に「こんなの作っちゃいました」の世界。


ここまで来ると、
他国のメーカーは、あまり出展できるものがないらしい。
それは業界を支える底辺の差が一気にでるからでしょう。

知り合いがメーカーの方を紹介してくれたお陰で、
色んな方のお話を伺うことができた。

驚いたのは、
世の中に溢れる「大丈夫か?日本のメーカー!」のような気運に対して
今日会った技術者の方々は、
「それは日本の技術を知らない人のセリフですよ」と、
あまりにも堂々と淡々とおっしゃる。

中国脅威論についても、
「他の業界は知りませんが、
自動車のような数万点の部品から成り立つモノは、
技術開発では、そう簡単には…というか
逆にこれからもリードは広がると思う」と。

「なぜかと言うと、
現在の状況は、工場としての組み立てが中心に中国に移転した。
日本はそれよりも高度な製造加工に集中している」

「人間の手作業でやった方が安いものと、
人間では不効率なものがあって、
不効率なものは中国ではできないので日本でやる」

「失われた10年といわれて、人件費が高い日本はもう絶望的…
のように言われたお陰で、
この10年間でロボット技術が世界一進化した。
(皆、必死で頑張った)

特に世界の工業用ロボットの7割は日本にあるし、
日本が開発の先頭を走っている。
人手がどんどんいらなくなっているし、
それで高度加工品ができるところまで来ている」

つまり、オートメーション化がさらに進んでいるらしい。

「高度なロボットを使用しての工程は
日本くらい電力が安定していないと難しい」

「中国を初めとするアジア諸国は、
ジワジワと人件費や物価そのものが上がってきているから、
あと数年で、モノによってはまた日本に工場が逆戻り…もあり得る」
(電気や水、物流までの考えるとコスト差が縮まっていく)

「80年代90年代初頭にかけて、
アメリカなどで特許で散々いじめられた。
そのお陰で、逆に免疫ができて、
一気に特許の攻勢に出ている。
今では、アメリカよりも多い」

「今の車は真似されても、次の次をトライしてますから…」と。
などなど、控えめながらも意見はビシッと伝わってきた。

真似する相手がいない、未知への領域の挑戦の連続が
世界一のものづくり大国を支えている。

しかし、なぜこういう情報はなかなか報道されないのだろうか?
テレビをみていても、IT関連やら金融関連とかばかり
取りあげられたり、人によってはレギュラーで出演してたり…。

一方、こうした技術者の人たちはやはりあまにそういう機会がない。
「プロジェクトX」くらいか。

こうした露出量の違いが大きいのかな?

ここにいると、
「日本は元気がない」なんて、
誰が流しているんでしょう?
という気になってくる。

どんな業界に見に置いているか?
どんな人たちと付合っているか?で、
見方は色々あるんでしょうね。

それにしても凄い技術だ!





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Last updated  2004/11/06 10:20:14 PM
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