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私もそうですが、50台を過ぎた世代には、親の介護が必要になり、負担感が大きくなっている人々がたくさんいます。
私も母と5年前くらいに、親子喧嘩をしたことがあります。母がまだ元気(いまもまだ癌の痛みが来ておらず、信じられないほど元気で、助かっています)で一人暮らしでも市民コーラスに入ったり、ウクレレを習ったり、一人暮らしを楽しんでいたころの話です。
それでも風邪を引いたり、体調を崩したときに、その当時住んでいた川崎から2時間弱かかって、私か奥さんが様子を見に通っていたころの話です。
何がきっかけだったか覚えていないのですが、母から「義務感で様子を見に来てもらうなら、きてもらわないほうがいい。愛情で様子を見に来てくれるなら感謝もするが、義務感でなんてありがたくない・・・。」といわれて大喧嘩になったことがありました。
この80歳を超えた世代が育ってた50台、60台(⇔もちろんのこと私も含めて)に碌なや大人が育たずに、その世代が育てた30、40歳世代がより劣化して、現在の20歳世代が見る影もない。そんな大人になりきれない人々が増えている。これはしょうがないのかもしれません。
義務感や使命感、倫理観など社会的な約束で結ばれた他人(=肉親、親子も含めた)との関係は不純で、偽善的なものとさげすまれる風潮。愛情とか信頼で結ばれたのが、本物の家族関係だ。こんな幻想にまみれた考え方から生まれたのが、今年の成人式などでテレビに映っていた「友達親子」なんていうおぞましい親子関係なんでしょう。
母親と娘二人が洋服を共有し、娘に薦められて母親がタトーをいれる。(おぞましい)
愛情や信頼関係だけで結びついた家族が本物だなんていってみても、人間関係は複雑だし、感情も複雑です。愛情がなくなったら本物の家族ではないなんていったら、世の中には家族なんて、ほとんど無くなってしまうでしょう。ほとんどが偽者の家族になっちゃうんじゃないですか。
義務感や使命感、倫理観で介護に奮闘努力している皆さんにエールを贈りたいと思います。
株式投資についても、中にはどうしようもない企業もありますが、ほとんどの企業は利益を出すために精一杯の努力をしている、真っ当な企業が多いです。
その中で株価が上がっていく企業は投資家が「その企業の業績が先行き大きく向上していくと錯覚できた企業」です。
愛情の無い家族が本物ではないと信じる人が多ければ、いまのような日本が出来上がります。でも錯覚だけで社会が大きく変わります。株価も大きく変わります。
低PER、低PBRで自己資本比率が高いという企業価値が投資家に評価されるようになるまでは、テーマに沿った企業にも投資資金を配分することが、それなりの成績を残すためには必要なのかもしれません。とりあえずはテーマに沿う出来高の多い錯覚企業の中で、バランスシートに出ていない土地などの含み益がたっぷり大きな、出来高の多い企業に優先配分をしようと思います。
昨日はブリヂストンとトクヤマを買い増しました。