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R・ジョンソン、現役引退米大リーグを代表する左腕投手のランディ・ジョンソンが5日、電話会議を通じて現役引退を表明した。昨季はサンフランシスコ・ジャイアンツ(ナ西地区)でプレーし、6月にメジャー24人目の通算300勝をマークしたが、昨年7月5日のアストロズ戦で肩を痛めて8勝6敗、防御率4・88に終わり、オフにフリーエージェント(FA)になっていた。ジョンソンは1988年にエクスポズで大リーグに昇格し、マリナーズ、アストロズ、ダイヤモンドバックス、ヤンキースなどでプレー。22シーズンで通算303勝166敗、防御率3・29を記録した。通算4875奪三振はノーラン・ライアン(引退)の5714個に次ぎ、大リーグ歴代2位。2001年にはダイヤモンドバックスでヤンキース相手に大車輪の活躍で、同僚のカート・シリングとの2枚看板で世界一に輝き、ワールドシリーズのMVPを受賞。サイ・ヤング賞(最優秀投手賞)は5度獲得。オールスターには10度も選出され、ノーヒットノーランを2度も達成した。ジョンソンの投球の特徴は、160キロ超の直球と大きく曲がるスライダーを武器としている。エクスポズ(現・ナショナルズ)時代は制球難だったが、マリナーズに移籍し腕の位置を下げてスリークォーター気味の角度から投げることで制球が安定してから大投手への道を歩み始めた。マリナーズでは背番号「51」を背負い、アストロズに移籍してからは一時空き番になっていたがイチローがその後「51」を背負うことになった。ジョンソンは日米野球の一員としても来日し、日本代表相手に投げたが日本は歯が立たなかった。彼の投球を生で(球場)観る機会が無かった(TV中継だけ)のは残念だった。彼の投球を観たくてDバックス在籍時にアメリカのサンフランシスコまで(ビジター球場)追いかけていった管理人ですが、残念ながらその時はカート・シリングが先発でした。ランディ・ジョンソンのコメント:「長い野球人生を過ごせた。今が辞め時。わたしの決断に揺るぎはない。自分はまだ投げられると信じている。闘争心だってある。先発投手として起用するチームもあるだろう。しかし自分が自分の体に求めるものはとても高い。(晩年は故障に苦しみ)シーズンが終わってほっとした。自分と家族のためにも健康でいたいと思った」ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2010.01.07
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イチロー、松井が西海岸に集結ロスアンジェルス・エンゼルス(ア・西地区)は、ニューヨーク・ヤンキース(ア・東地区)から「ノンテンダーFA」になっていた松井秀喜外野手兼指名打者の獲得を発表した。1年契約で詳細は公表されていないが、年俸を今季の約半分の600万ドル(約5億1000万円)で1年契約と現地では伝えている。背番号は読売、ヤンキース時代と同じ「55」で若手投手が付けていた背番号だが、球団側はこの若手投手から55番を「剥奪」し誠意の証しとして松井に譲渡した形となった。松井自身は「55」に拘らないとの発言があったが球団側が配慮したのと代理人側が密かに要請したのだろう。本拠地エンゼルスタジアムで記者会見した松井は「新しい自分自身の出発に、非常にエキサイトしている。今まで身に付けたものを、来年はエンゼルスのワールドチャンピオンのために全部出し切りたい」などと抱負を話した。日本時間では、朝7時からの会見で朝の番組内で各局が生中継していたので、自分も通勤前の食事時間だったが一部を観ることが出来た。会見では球団首脳に混じってロス在住のエンゼルスOBの長谷川滋利氏も同席していたようで、球団側の期待の大きさを示していた。エンゼルスは西地区で優勝したが、ヤンキースに敗退してWシリーズ進出を逃していた。そのヤンキースから勝負強いゴジラ松井を獲得した背景には、エース格で11勝した右腕ラッキーがFAでRソックスに、俊足の内野手フィギンスはやはりFAで同地区のマリナーズに、外野兼DHで衰えが目立ち始めた主砲ゲレロもFAで退団が決定的となっていたことから戦力補強を急ぐエンゼルス側と、「外野手(レフト)」兼DHとして来季を迎えたい両者の思惑が一致したからだ。ヒザの故障の影響でヤンキースではDH専任として1年を過ごしたゴジラ松井だが、。守備への強い思い入れをヤンキース側は聞く耳を持たず、NYへの強い憧れを持つゴジラ松井を切った形となったただ、エンゼルスとは単年契約を交わしているので、ゴジラ松井が結果を出さないと来季のオファーが届くかは不透明になってくるので、本人が望んでいた「外野手(レフト)専任」契約も雲散霧消してしまい年俸も益々抑えられるのは間違いない。ゴジラ松井のエンゼルス入団でマリナーズのイチローと共にア西地区に野手の日本人スター2人が集結した。ロスという土地柄日本人観光客や日系人も多いので大いに盛り上がりそうだ。ヤンキースとマリナーズの対戦は年3カード程度だったのが、同地区対戦を重視する大リーグで19試合が組まれるそうだ。そうなると日本人観光客の需要も増えそうで、旅行会社も投手と違い野手なので日本からの観戦ツアーや現地旅行会社も気合が入りそう。ドジャースには黒田も在籍しているので、こうなるとBSの大リーグ中継の編成は嬉しい悲鳴を上げるだろう。生中継カードとVTR放送を如何にして組むのだろうか?逆に、松井の抜けたヤンキース戦の放映は松坂の登板試合だけに限定されそうだ。エンゼルス・ソーシア監督「ヒデキは全方向に長打を打てて、どんな投手も苦にしないうえに、打点を量産できる素晴らしい打者。毎日プレーしてくれるだけで打線への影響は大きい。彼のプロフェッショナルな態度はよく知られているし、若手選手へのリーダーシップも期待している」エンゼルス・リーギンスGM「フィールドの内外で素晴らしい選手、素晴らしい人間だ。(日本人の多い)カリフォルニア州南部だけではなく、太平洋の向こうでも人気がある。経済的な波及効果については、私の仕事ではないし、獲得は純粋に彼の実力のみで判断した」松井秀の代理人・テレム氏「7年間もプレーしたヤンキースを離れるのは、感情的には難しいことだったと思う。だがエンゼルスは、ヒデキの希望通りに毎日起用し、外野守備に就くチャンスも与えると言ってくれた。両者にとって満足な契約になったと思う」ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2009.12.17
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イチロー、野球殿堂入りに一歩前進?米大リーグ、シアトル・マリナーズ(ア・リーグ西地区)のイチロー外野手は、テキサス・レンジャーズとのダブルヘッダーで各1安打を放って今季200安打とし、大リーグ史上初の9年連続200安打を達成した。199本目の安打はタイムリー2塁打、200本目はイチローらしく?ショートへの内野安打で偉業を飾った。敵地ながらテキサスのファンもイチローの快挙を祝っていた。昨季、ウィリー・キーラー(オリオールズなど)が1894年から1901年に記録した8年連続に並び、今季出場128試合目で100年以上破られなかった記録を更新する快挙を成し遂げた。通算のシーズン200安打は、ピート・ローズ(レッズなど、永久追放)の10度が最多。イチローはタイ・カッブ(タイガースなど)と並ぶ9度で2番目。大リーグの殿堂入りの資格は10年間プレイすることらしいが、イチローは来年そのシーズンを迎える。当然、この成績が続けば現役引退後は日本人としては初の米での殿堂入りも夢では無いどころか当然のような気もする。今季はWBCでの決勝打に始まり、開幕を胃潰瘍でDL(故障者リスト)入りし最近でも足の故障で16試合の欠場、出場128試合での達成は素晴らしい。---------------------------自己PR--------------------------------WBC東京ラウンド写真集はこちらでどうぞWBC準決勝戦写真集はこちらでどうぞWBC決勝戦写真集はこちらでどうぞブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2009.09.14
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イチロー、史上2位のスピード記録で達成!米大リーグ、シアトル・マリナーズのイチロー外野手は、オークランド(サンフランシスコの郊外です)でのアスレチックス戦に「1番・右翼」で出場し、第1打席に右翼線二塁打を放ち、メジャー通算2000安打を達成した。イチローは試合開始直後の第1打席、先発・ゴンザレス投手の2球目の直球を右翼線に運んで快挙を成し遂げた。この日は結局この1安打だけだったが、大リーグ史上初となる9年連続シーズン200安打まで残り5本とした。オリックス時代のイチローは、故仰木監督が就任したプロ3年目(1994年)からレギュラーとなり、以降7年連続で首位打者。しかし、入団当時の土井監督の彼を観る目は厳しかった(といより見る目が無かった?)。高卒(愛工大名電高)ルーキーながらウェスタン・リーグでは開幕からレギュラーを取り、ジュニア・オールスターでは本塁打を放っていたが、1軍からお呼びは掛からない。そのイチローを2軍で指導した河村打撃コーチとマンツーマンで取り組んだ「振り子打法」が彼の運命を大きく変えた。自信を掴んだイチローは仰木監督の元で大輪の花を咲かせた。イチローの凄いところは、日本でプレイしていた頃より更に進化していることだ。オリックス在籍時には3割5分9厘の高打率を誇り、1試合平均安打数は1.431。これを6日現在のメジャー9年間と比較すると、平均打率は3割3分3厘(5999打数2000安打)とやや下がるものの、1試合平均は1.427本で、ほとんど変わっていない。イチロー自身がインタビューでかつて語っていたように、メジャーでの試合数の違いが(年間20~30試合多い)記録達成を早めた要因とも言える。私自身、イチローのプレイを2001年にシアトルで直に観たのも良い思い出だが、何といっても今年3月ドジャースタジアムでWBC決勝戦を観戦し、そこでイチローが放った決勝タイムリーは今でも脳裏に焼きついている。彼の次の目標である9年連続200安打は目前に迫っている。それ以降は暫くの間、大きな記録は控えていない。そういう意味で置いて、今年は、3月のWBCに始まって日米通算安打記録と今回の2000安打と節目の大記録達成の一年だった。願わくはマリナーズでワールド・シリーズを制し、イチローがMVP...そんなシーンは果たしてくるのだろうか?---------------------------自己PR--------------------------------WBC東京ラウンド写真集はこちらでどうぞWBC準決勝戦写真集はこちらでどうぞWBC決勝戦写真集はこちらでどうぞブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2009.09.07
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イチロー、前人未到の日米通算3086安打!シアトル・マリナーズのイチロー選手が新たな金字塔を打ち立てた。昨夜の試合で張本勲氏(元東映など)の持つ日本選手最多安打記録(3085安打)に満塁本塁打で並んでいたが、この日のイチロー選手は、地元シアトルで行われたエンゼルス戦で4打数1安打。日本選手として前人未到の日米通算3086安打に到達した。イチロー選手の安打数の内訳は1992年からのオリックスの9年間で1278本、01年からのマリナーズで1808本。大リーグ通算の最多安打記録はピート・ローズ氏の4256本。イチローの安打量産で注目すべき点は、オリックス時代より大リーグ移籍してからのほうがむしろペースが上がっていることだ。米国の中ではイチローの安打数を日米合算することに異論を唱える論調もあるようだが、ペースが上がっている点は特筆すべき事実である。張本氏は次の目標はピート・ローズ(元レッズなど、永久追放処分中)が保持する4256安打更新に期待を寄せている。【大リーグ通算安打】1.4256本 ピート・ローズ2.4189本 タイ・カッブ3.3771本 ハンク・アーロン4.3630本 スタン・ミュージアル5.3514本 トリス・スピーカー【日本選手の通算安打】1.3086本 イチロー(日本1278本、米国1808本)2.3085本 張本勲3.2901本 野村克也4.2786本 王貞治5.2566本 門田博光WBC東京ラウンド写真集はこちらでどうぞブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2009.04.17
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Rソックスに4人目の日本人選手誕生米大リーグ、ボストン・レッドソックスは、ロサンジェルス・ドジャースからFAになっていた斎藤隆投手と1年契約を結んだと発表した。2年目の契約は球団が選択権を持つ。右ひじに不安を持つ斉藤には年俸を抑えて出来高を厚くした契約内容で、契約総額は出来高払いを含めて最高700万ドル(約6億3000万円)。Rソックスには既に3年目を迎える松坂と岡島が在籍し、今オフには社会人野球の新日本石油ENEOSから田沢が新人ながらメジャー契約で入団。Rソックスには抑えにパペルボンがいることから、パペルボンにつなぐセットアップとしての役割を期待される。個人的にはRソックスではなく、クローザーとして契約してくれる球団でのプレイを楽しみにしていたがパペルボンの故障時にはクローザー起用されることだろう。斎藤はWBC日本代表にも選出され藤川と並んで抑え候補に挙がっている。現時点でWBC出場について言及はしていないが、斎藤はWBC出場を楽しみにしているコメントが出ていたので移籍でも出場は問題ないと思う。ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2009.01.12
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川上、ブレーブス入りへ!中日からFA宣言し、メジャー入りを目指していた川上投手がアトランタ・ブレーブス(ナ東地区)と合意間近となった。契約内容は3年2400万ドル(約21億6000万円)とみられている。FA移籍では日本人史上3位となる大型契約の交渉が順調に進めば、12日にアトランタ入りして、身体検査を行い正式契約となる。アトランタ・ブレーブスには日本人選手が在籍したことは無く(AAA級には竹岡(元福岡ソフトバンク)が在籍していた)川上が第1号となる。今オフにFA宣言してメジャー入りを上原(読売-オリオールズ)と共に目指していた川上にはオリオールズ、カージナルスなど複数球団が獲得に名乗りを上げていた。一時はオリオールズがW獲得を狙っているとの報道もあった。3年2400万ドルとみられる契約は、アメリカを襲った金融危機の影響もあり、昨オフ海を渡った福留(カブス)、黒田(ドジャース)は下回るが、FA移籍では初の和製大砲として全米でも大注目となった松井秀(ヤンキース)を上回る破格の条件。ブレーブスはスモルツ(来季からRソックス移籍)、マダックス(現役引退)、グラビンの3本柱を擁し、かつて1990年代には「投手王国」として知られ地区14連覇を果たした強豪チーム。そのブレーブスも3本柱の高齢化をトレードや若手育成で穴埋めしてきたが、それらも限界に来て資金力抜群のメッツやフィリーズと対抗するには投手力整備は不可欠だ。川上は先発3,4番手としての活躍が見込まれている。ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2009.01.11
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松坂、WBC調整に「日本流」導入!「WBC日本代表のエース」であるレッドソックスの松坂投手が、古巣「アジア王者の埼玉西武」の西武第二球場で本格的に始動した。3月に行われるWBCでは、侍ジャパンのエースとして期待される右腕は連覇のためにメジャー流調整ではなく「日本流」のハイペース調整を決意。メジャー流の球数制限をものともせず、参加する埼玉西武の春季キャンプでは報道陣をシャットアウトして“極秘”の投げ込みを敢行することで照準をWBCに合わせることになった。松坂は、降りしきる雨の中、横浜高の後輩である埼玉西武のエース涌井と一緒にグラウンドでランニング。室内に移動してのキャッチボールでは、力強いボールを投げ込んだ。「できるだけ早く体を作らないといけない。間に合うかどうか不安な気持ちを持ってます」。2006年の第1回大会では世界一に貢献し、MVPを獲得した。だが、調整に関しては「ギリギリ間に合った」という綱渡りだった。そのため今回は、1月中にブルペン投球をするなど前回とは違うハイペース調整を決意した。そんな右腕にとって大きな“壁”となるのが、メジャー流の球数制限。メジャーではオフの草野球にも出場制限を設け、キャッチボールにまで球数制限が及ぶなど「肩は消耗品」との考えが根付いている。メジャー一年目の昨季も日本流の投げ込み重視の調整が出来ずフラストレーションが溜まっていた松坂だが、今季はWBC出場の調整を古巣キャンプに合流することで日本流の調整が可能となる。参加する埼玉西武の宮崎春季キャンプでも「監視する人はいないけど、ある意味メディアに監視されている。200球、300球投げたらアメリカから連絡がある」と、制約を心配する。だが、ひるむつもりはない。「室内に閉じこもって分からないようにやる。何球投げたとか表に出ないようにやります」と明かした。ライオンズの後輩選手にも緘口令を敷く事になりそうだ。松坂は元々日本流の投げ込みを重視する調整が身に付いており、気が向いたら一日に200から300球を投げて肩のスタミナを付ける方式があっているようだ。Rソックス首脳陣はシーズンへの影響を懸念するだろうが、そんな心配は松坂に関しては無縁だろう。WBC関連のニュースとしては松坂と同じ大リーガーでWBC候補入りしていたドジャース黒田の辞退に伴う補充は「阪神・岩田投手」となった。岩田は糖尿病を抱える左腕投手だが、左腕からのくせ球が外国人打者に有効と山田コーチは判断しているそうだ。当初は中日・岩瀬投手を想定していたが岩田も昨季は先発として起用されていたので、救援投手ではないが期待は高いようだ。ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2009.01.10
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上原、オリオールズ入団へ!読売からFA宣言していた上原の念願のメジャー入りが叶いそうだ。ア・リーグ東地区のボルティモア・オリオールズと2年総額約9億4千万円(1000万ドル)に最大で600万ドルの出来高が着く。オリオールズとは2年解約終了後はFA権を与えられる契約で、実績を2年間で残せば大型契約も可能な内容となっている。いわば上原は助っ人としてオリオールズに加入することになる。オリオールズは強豪ひしめく中にあって地区最下位で防御率はメジャー30チーム中29位と投手の顔触れが揃っていない。先発陣も実績の無い若手投手ばかりでメジャーでは新人ながら上原への期待は大きい。上原への1000万ドルは昨年の黒田や福留に比べると遥かに下回るのは金融危機とは無縁ではない。むしろこの額で先発投手を1枚補強できたオリオールズは、ヤンキースやRソックスのような金満球団ではないので満足の行く結果であったと思う。これでア東地区には日本人選手が一気に勢揃いした。リーグ・チャンピオンに輝いたレイズには岩村、Rソックスには松坂と岡島にアマ出身の田沢、ヤンキースには松井秀と井川。これだけ日本人選手が同じ地区に在籍すると、日本人同士の対戦が頻繁に見られる。特に読売ではエースと4番打者であった松井秀対上原の対決がメジャーで実現となるのも楽しみの一つである。ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2009.01.07
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祝!イチロー3000本安打大リーグ、シアトル・マリナーズのイチロー外野手が、テキサス州アーリントンで行われたテキサス・レンジャーズ戦の一回、初球をとらえて左前打を放ち、日米通算3000安打を達成した。六回にも中前適時打を記録、通算3001安打とした。日本のプロ野球選手で3000安打を達成したのは、3085安打のプロ野球記録を持つ張本勲(元東映、巨人など)に次いで2人目。張本が39歳11カ月、2618試合で大台到達だったのに対し、イチローは34歳9カ月、2175試合と、年齢、試合数とも大幅に更新し、今後安打量産体制に入れば今季中にも貼り張本氏の記録更新の期待も掛かるが、イチローの現在のペースでは苦しい。これを機に一気にギアを入れ直せば、決して無理ではないだろうが...イチローはオリックスの9年間で1278安打、大リーグの8年間で1723安打を積み重ねた。大リーグではピート・ローズ(元レッズなど)の通算4256安打が最多で、3000安打達成は27人いる。イチローは日本で210安打、大リーグでも262安打のシーズン最多記録を持ち、今季も200安打に達すると8年連続200安打の大リーグ記録に並ぶ。米国内ではイチローの快挙を「日米通算」としていることに疑問の声もあるそうだが、米国での安打数も来季の今頃には「メジャー2000本安打」を越えることが確実だ。毎年、当たり前のように「200本」以上の安打を放ち続けるのは平凡ながら「凄い」としか言えない。そのイチローの3000本安打の中で、管理人はシアトルで何本目かは知らないが生で目撃出来たのは誇りである。年齢的な衰えを全く感じさせないイチローがこれからも、毎年200本安打以上を放てば5年後には日米通算4000安打も夢の数字ではなくなる。イチローは先日のトロントでの試合でファンに向って「目指せ4000本!と応援ボードに書いてよ!」って言ったそうだが、5年後が早くも楽しみになってきた。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━自己PRコーナー:今度、「旅行ブログ」を開設しました。徐々に旅行記を増やしていきますので、宜しければご覧下さい。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━←「イチロー3000本安打達成!」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.07.30
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イチロー球宴で1安打大リーグの球宴はニューヨークのヤンキースタジアムで行われ史上最長タイの延長15回、ア・リーグはマイケル・ヤング(テキサス・レンジャーズ)の犠飛でナ・リーグに4―3でサヨナラ勝ちした。試合時間4時間50分は史上最長。日本と違いアメリカは徹底的に試合をする。何年か前に引き分け試合になったときは大ブーイングが巻き起こったので、今回は勝敗が決まるまでやったのだろう。昨年のMVPで8年連続出場のイチロー(シアトル・マリナーズ)はアの「1番・右翼」で先発出場し、3打数1安打。第2打席でザンブラーノ(カブス)から右前打を放った。残り2打席は右飛と空振り三振。イチローは2年連続MVPを狙うと発言していたが、残念ながら狙っていた長打も不発に終ったが、それでも1安打と守備でも見せ場を作り下位に低迷するチームの意地を見せた?ファン投票で選ばれた初出場の福留孝介(シカゴ・カブス)はナの「8番・中堅」で先発出場し、2打数無安打。一ゴロと空振り三振。2人とも途中交代した。MVPには2ランを含む2安打のJ・D・ドリュー(ボストン・レッドソックス)が選ばれた。アは1分けを挟み11連勝で、通算成績はアの37勝40敗2分け。アは今年のワールドシリーズでの本拠地開幕権を得た。ドリューの右翼への一発は、史上15人目のオールスター戦初打席本塁打だった。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━自己PRコーナー:今度、「旅行ブログ」を開設しました。徐々に旅行記を増やしていきますので、宜しければご覧下さい。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━←「米オールスター戦はア・リーグがサヨナラ勝ち!」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.07.16
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桑田が引退を発表!さらば桑田真澄-。メジャー再昇格を目指しピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んでキャンプに参加していた桑田真澄投手が、TBS系の「筑紫哲也NEWS23」内で電撃引退を発表した。巨人を2006年オフに退団後、2007年にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結び、オープン戦中に球審と衝突して開幕はマイナーで迎えたが、その後一度はメジャーに昇格。8月には戦力外通告を受けたが、今季もメジャー再昇格を目指し、パイレーツとマイナー契約を交わしていた。桑田は「(引退には)いろんな理由があるが、そういう流れ。野球の神様が“お疲れ”といっている」と淡々とした表情で話した。昨年、桑田はパイレーツの春季キャンプに招待選手として参加。一時は開幕メジャー入りの可能性大だった。ブルージェイズとのオープン戦(2007年3月26日)で球審と激突。右足首のじん帯断裂というアクシデントに見舞われながら、一時はメジャーに昇格した。結局、19試合に登板し0勝1敗、防御率9・43と奮わず戦力外通告を受けた。当時、桑田は「メジャーリーガーになれた喜びでいっぱい」と話し、現役引退を示唆していたが、今年になりパイレーツと再びマイナー契約を結び悲願である「メジャー1勝」を目指してきた。今キャンプ、オープン戦は好調で、3月16日のレッドソックス戦では真紀夫人ら家族の前に米国“初勝利”を挙げたが、若手を優先するチーム事情から戦力外通告を受けた。桑田は「メジャーに残れなかったら引退しようかなと思っていた」と、番組内で引退に踏み切った理由を説明した。桑田はTBS系の朝の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」にもアメリカから生出演していた。朝の忙しい時間帯だったが、私が見ていた時は何だか清々しい表情にも見えた。そこで桑田は報道されているように、球団GMからメジャー昇格の見込みが無くなったことを告げられたと語っていた。この時期までマイナー降格を告げられず残っていたのは立派だが、メジャーには実力の壁と「契約の壁」が存在する。主力選手にはメジャー契約でメジャーでのプレイが保証されており、桑田のようにマイナー契約でキャンプに招待選手として参加した選手が開幕メジャーを勝ち取れるのは1~2人程度と厳しいのが現実だ。桑田は39歳という年齢と、選手層の薄いチーム事情から若手選手を育成する必要もある。それでも昨年はトレーシー監督(元大洋)やコルボーン投手コーチ(元オリックス投手コーチ)といった、日本球界に縁の有る首脳が現場にいたことで救われていたが、今季はその二人は成績不振で退団して後ろ盾もなくなっていた。「筑紫哲也NEWS23」でのコメントは以下の通り--引退を決意した理由は 「メジャーへ残れなかったということで、ここで引退しようかなと」--マイナーでのプレーは考えないのか 「マイナーっていうのは若い選手がメジャーを目指して、夢を追って戦う場所」--今の心境は 「メジャーで投げるチャンスはないといわれた。(ハンティントン)GMから。若い選手にチャンスを与えたいと。野球の神様からのお告げ」--悔いはないか 「長くやればいいっていうもんじゃない。気持ちが燃え尽きた。何一つ悔いはないという気持ちになれた」--40歳までプレーしたかった 「目標をクリアできたら偉いってもんじゃないし、できないからダメではない。200勝も40歳までやるというのも、クリアできないものも何個もある」--奥さんにはどう伝えた 「自分でも納得したんでボールを置くよと。『それでいいの?』とはいわれた」--メジャーでの思い出は 「やっぱりヤンキースタジアムでデビュー戦を飾れたこと。あとは18番をもらえたということはうれしかった」--もう投げない 「もう十分やらせてもらった。これからは野球界の後輩を1人でも多く育てられたらいい」◆PL学園時代の監督、中村順司氏(現名商大監督)「現役を辞めるとの連絡はありませんでしたが、彼には高校1年の時から3年間にわたり、いい思い出をたくさん作ってもらった。これからも野球界のために、力になってほしい」人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.27
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プロ野球観戦記NO.7~米・大リーグ開幕試合編○アスレティックス 5-1 レッドソックス●▼アスレティックス-レッドソックス 2回戦 (19:10、人)チ ー ム 123456789計ボストン・レッドソックス0000010001オークランド・アスレティックス01300001X5【投手】(A)ハーデン-カシーヤ-フォーク-エンブリー-スズキ(R)レスターアーズマ-ロペス-デルカーメン-コーリー-バリテック【責任投手】ハーデン 1勝0敗レスター 0勝1敗【本塁打】E・ブラウン(A)1号、ラミレス1号(R)【A’s雪辱し1勝1敗で帰国!】今日は、指名打者デービッド・オルティスが4打数ノーヒット、前日の殊勲者ブランドン・モス外野手も無安打。先発のリッチ・ハーデンらアスレチックス投手陣の前に沈黙した。6回にソロ本塁打を放ったラミレスも、3点を追う8回2死二塁と一発出れば1点差という場面では三振を喫した。一方、アスレチックスのハーデンは、立ち上がりから球のキレが抜群で6回まで毎回の9三振を奪うなど、3安打、1失点の好投。150キロ台のストレートを連発し、制球も安定していたのでRソックス打線も沈黙を余儀なくされてもやむを得ないでしょう。打線では、5番のエミル・ブラウン外野手が3回、レッドソックス先発のジョン・レスター投手から3点本塁打を放ち、リードを4点に。3点差の8回にはハワイ出身の日系三世カート・スズキ捕手のこの日2本目の二塁打を足掛かりに1点を加え、再びリードを広げた。レスターは制球もキレもハーデンには遠く及ばなかった。この日の始球式は、高校生プロゴルファーの石川亮君でした。A'Sの主催試合ですが、石川君はボストンのユニフォームを身に纏って投げました。A'Sの正捕手はハワイ州出身の日系人カート・スズキです。スズキは昨季途中、当時の正捕手で球宴出場経験のあるジェイソン・ケンドールがトレードされたことで正捕手の地位を固めました。東京ドームはMLBの演出が随所に見られました。ホームランが出るとオーロラビジョン一杯にこうした文字が躍っていました。下の写真はボストンの主砲マニー・ラミレスが本塁打を放ってホームインしたところです。 試合はA'Sが雪辱して対戦成績は1-1のタイで日本遠征シリーズを終えました。写真は試合終了直後のハイタッチ。試合のテーブルはこちらで人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.26
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プロ野球観戦記NO.6~米・大リーグ開幕試合編●アスレティックス 5-6 レッドソックス○▼アスレティックス-レッドソックス 1回戦 (19:10、12,632人)チ ー ム 12345678910計ボストン・レッドソックス00000300126オークランド・アスレティックス20000200015【投手】(A)ブラントン、エンブリー、フォーク、ストリート、ディナルド-スズキ(R)松坂、シュナイダー、ロペス、コーリー、岡島、パペルボン-バリテック【責任投手】岡 島 1勝0敗パペルボン 1Sストリート 0勝1敗【本塁打】エリス1号(A)、ハナハン1号(A)、モス1号(R)【松坂5回2失点で降板!!】Rソックスの先発松坂は初回に2番のエリスにソロ本塁打を浴びて先制を許す。初回ということで緊張もあったのか、珍しくサイン違いまであり制球が定まらず、また微妙なコースをリード球審にストライクを取ってもらえず3四死球で満塁にした後、ピッチャーゴロの間に1点を奪われ2失点。2回にも満塁のピンチを招いたが、無失点で切り抜けると、その後は立ち直り無安打に抑えた。結局5回を投げ、被安打2、与四死球6、奪三振6、自責点2の内容。1,2回は制球が定まっていなかったが、3回からはテンポも良くなり変化球の切れも戻ってきた。いつも思うことだが、バリテック捕手のリードは2年目になっても工夫が感じられない。松坂には立ち上がりは多くの球種を投げさせるのではなく、直球とスライダーを多めにして左打者にはチェンジアップ、右打者には内角にカットボールを勝負どころで混ぜるのが西武での序盤の配球パターンだった。このパターンで実績を築いてきただけに、バリテックのリードには多少疑問を感じる。それでもメジャーの打者はパワーがあるので、西武時代とパターンを変えて松坂なりに納得した配球なら問題ないでしょう。 試合は、9回に1点を追うレッドソックスがモスのソロ本塁打で同点に追いつくと、延長10回に4番ラミレスの2点タイムリー二塁打で勝ち越した。最後は守護神パペルボンが1点を許したものの、何とか後続を断ち逃げ切った。この日の試合は満席状態で2階席までびっしりと人人人だった。MLB開幕試合とあって外国人の姿もとても多かった。そんな外国人観戦客を意識した演出が多かったと思った。今日の試合前のセレモニーは日本の「祭り」がテーマだった。日本人にはお馴染みのお祭りも、外国人には日本文化を知る上で興味深い演出だったでしょう。それでも試合前とあって多くの観衆がコンコースで食事をしていたので、果たしてこの演出をどこまで堪能しただろうか? 【試合後の会見でのコメント】レッドソックス・松坂投手:「1、2回(に思うようなピッチングができなかったの)は、特別(緊張して)硬かったからということはないです。ただ、立ち上がり慎重過ぎたと思います。最初からもっと攻めていければ良かったです。2回途中にふくらはぎがつりそうになりました。つりそうになったことで、いい感じに力が抜けました。1回、2回がああいう形(合わせて60球)になってしまいましたが……最初から球数(90球の球数制限)を意識してはいなかったです。むしろ、5回終わるまで投げさせてくれたコーチや監督に感謝したい。でも、本当はできるだけ長いイニングを投げたかったので、たくさん来てくれたファンの皆さんには申し訳ない思いです。5回で降板を告げられたときは、例によってすぐに納得することはできませんでした(苦笑)。「嫌だ」と言ったけど、監督にはすぐに「ごめんなさい」と謝りました。今後は球数をもっと減らせるようなピッチングを心掛けたいです。きょうはいいゲームだったと思いますけど、自分自身としてはまだまだの出来だったので、次(はもっといい結果を出したい)ですね。」←「メジャーリーグ開幕試合」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.03.25
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Rソックス、Wシリーズ優勝!レッドソックス3年ぶり7回目のチャンピオン!大リーグ、ワールドシリーズのコロラド・ロッキーズ(ナ・リーグ)vs.ボストン・レッドソックス(ア・リーグ)第4戦がデンバーのクアーズ・フィールドで行われ、レッドソックスが4-3で勝利、4連勝でワールドシリーズを制した。MVPはマイク・ローウェル内野手が授賞した。因みにローウェルとベケット投手はフロリダ・マーリンズ時代にも世界一にも輝いて、異なるチームで世界一になった。ロッキーズの松井稼頭央は「1番・セカンド」で先発出場し4打数1安打。レッドソックスの岡島秀樹は4番手で登板したが、2ランを浴び2失点だった。ロッキーズはナ・リーグを驚異の連勝でワイルカードから勝ち上がり、無傷の連勝で制したが一方のRソックスは1-3から3連勝でリーグを制した違いが出た。ロッキーズは連勝で勝ち上がったことで、ア・リーグのリーグ優勝決定戦が最終戦までもつれた事でWシリーズ開幕まで中8日と日程が開いたことが勢いを結果的にとめることになったのは皮肉だ。悲願のWシリーズ初進出を果たしたが「初勝利」はお預けとなった。Rソックスはリーグ優勝決定戦を1-3からの劣勢から3連勝、Wシリーズを4連勝と見事な勝ちっぷりだった。松坂はこれで「明治神宮大会、センバツ大会(春)、選手権大会(夏)、国体」の高校での全ての全国大会優勝、プロで西武ライオンズの一因として「日本シリーズ(2004年)優勝」、「WBC優勝」、「ア・リーグ優勝」に続いて「ワールド・シリーズ優勝」を渡米一年目で果たしたのは立派だ。これで松坂が残したのは「オリンピック金メダル」だけとなったが...これは難しそうだ!岡島は昨季北海道日本ハムで「日本シリーズ優勝」、「アジア・シリーズ優勝」と続いて「ワールド・シリーズ優勝」と短い間に一気に3つのタイトルを手中にした。彼のキャリアで恐らく今がピークであろう。日本選手所属チームのワールドシリーズ制覇は、2005年に井口資仁内野手(現フィリーズ)がいたシカゴ・ホワイトソッックス(ア・リーグ)、昨年の田口壮外野手のセントルイス・カージナルス(ナ・リーグ)に続き3年連続となった。【コメント集】松坂投手の一問一答◆ボストン・レッドソックス:松坂大輔投手「最高の終わりかたですね。長かったけど、ここまでたどりつけてよかった。負けそうで負けない、本当に強いチーム。こんなチームにいられて、幸せですね」◆ボストン・レッドソックス:岡島秀樹投手「本当に長い1年だった。最後はいっぱいいっぱいだった。気持ちで抑えたかったけれど(2試合連続本塁打を浴び)悔しかった。でも来年に向けての課題ができたと思う」◆ボストン・レッドソックス:フランコナ監督「オキ(岡島)はホームランを打たれてしまったけど、彼が投げられる状態にあり、マウンドに立ちたいと示してきたから、われわれもここまでたどり着くことができた」「われわれの組織が(2003年オフから)投手陣の整備に力を入れるようになってから、(ベーブ・ルースの)のろいなどはどこかへ消えてしまったよ。2004年の優勝も忘れられないが、今年も本当に特別だ」◆MVPを獲得したマイク・ローウェル内野手「4年前(フロリダ・マーリンズ在籍時)は誰も予想していなかったから、下馬評を覆す気持ちでプレーした。しかし、このチームはワールドチャンピオンをたくさんのファンから期待されていたから、事情は違う。おれたちがやってきたことが信じられない。多くの人たちにも応えることができたと思う」◆コロラド・ロッキーズ:松井稼頭央内野手「やっぱり悔しいよね。僕らが当然、あの場所でああいうふうになりたかった。チャンピオンにならないと満足感はない」。(ユニホームのすそを上げ、ソックスを見せるクラシックスタイルでプレーした。)「何か変えれば、変わるんじゃないかと思って。(相手は)投手がよかった」「(負けは)結果として受け止めている。こういう舞台で戦えたのはプラスになるし、悔しさもプラスになる」。←「レッドソックス優勝!」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「日本シリーズ関係」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2007.10.29
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稼頭央、松坂から1安打!岡島3ラン被弾!Wシリーズは舞台をボストンからデンバーに移し、2連勝中で王手をかけたいレッドソックスは松坂大輔投手が日本人初先発。コロラド・ロッキーズの松井稼頭央内野手は「1番・二塁」で先発出場。元西武ライオンズの先輩と後輩の対決は1回ウラにいきなりやってきた。稼頭央は松坂が投じた「ストライクを取りにきた外角へのストレート」を右中間にはじき返すヒットを放つ。この打球をライトのドリューが弾いた隙に2塁を陥れた。3回の第2打席は2-3と粘った末に空振り三振。この打席では外角中心の配球ながら、球速に緩急を付け内角に一球配した末の三振だった。第3打席は5回だった。第2打席で三振した球をミートし三遊間に鋭い打球を飛ばした。これを処理したショートのルーゴが3塁へ送球しセカンド走者を封殺したが、このプレイが無ければ完全に内野安打(記録はショートゴロ)だった。第4打席は2球目を3塁線にセフティー・バントを敢行し見事に打球を殺し内野安打で出塁し、その後、盗塁を仕掛けセーフになるなど軽快な動きが目立った。これがきっかけになってRソックスは岡島をホリデイに投入したが、ホリデイは初球をバックスクリーンへ叩き込む3ラン本塁打を浴びせ1点差と迫った。試合はレッドソックスが1点差に迫られたが、その後も加点し10-5で勝ち、3連勝で3年ぶり7度目の制覇にあと1勝とし松坂が勝利投手に輝いた。◆松井稼の打席別結果(松坂との対決は第3打席まで)第1打席 1回 中安打第2打席 3回 三振第3打席 5回 遊ゴロ第4打席 7回 三内野安打⇒2盗成功!第5打席 8回 中安打◆松坂の打席別結果第1打席 2回 三振第2打席 3回 左安打 打点2第3打席 5回 二ゴロ◆松坂の投球内容回数 5回1/3打者 23球数 101被安打 3奪三振 5与四死球 4失点 2自責点 2【コメント集】▼レッドソックス・松坂投手「(ワールドシリーズ初先発初勝利)試合にかかるプレッシャーは前回のリーグ優勝決定戦の方が重く、精神的には幾分楽に感じた。チームが勝ってほっとしている。」▼レッドソックス・岡島投手「あの1球だけだった。つながれたら嫌だったので逆に本塁打で良かった。勝って良かった」▼ロッキーズ・松井稼内野手「大輔(松坂)の良さが出ていた。いろんな角度、コースからストライクが取れる。(第4戦は)思い切りやって勝つ。それだけ。大輔(松坂)とは対戦できてうれしかった。攻略できなかったチームとしての悔しさはある。(想像していた松坂とどう違ったか)「制球がよかった。外角のツーシーム、真っすぐ、スライダーの出し入れがしっかりとできていた」(戦ってみて松坂の印象は)「落ち着いていた。(レ軍が)6点先制したし、いいリズムで投げていたと思う。カット(ボール)などでもストライクをとれる大輔のよさがでていた」(投手として成熟したか)「まだまだではないですか。大輔の力ならもっと成長すると思う」▼レッドソックス・フランコナ監督 「松坂は速球が良く、チェンジアップも切れていた。(2点適時打には)松坂は自分でいい打者だと言っていたからね。」▼ロッキーズ・ハードル監督 「第4戦に勝たなければいけないということ。それ以上でもそれ以下でもない。まずは(計7安打の)相手の1、2番を止めないと。」←「松坂、稼頭央対決!」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「日本シリーズ関係」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2007.10.28
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西武OB対決、Wシリーズで実現!ボストン・レッドソックスの松坂大輔が、アメリカン・リーグ優勝決定シリーズ第7戦、クリーブランド・インディアンス相手に先発登板。5回2失点と先発の役割を果たし、プレーオフで日本人投手として初勝利を挙げた。また、レッドソックスの岡島秀樹が松坂の後を継いで、6回から登板。2回0/3を投げて無失点に抑えた。試合内容は夜のBS-1での再放送で見ましたが、彼の投球を数え切れないほど球場とTVで観てきた私としては今日の内容には満足できない。解説の武田氏(WBC投手コーチ)も言っていたが、ヴァリテック捕手のリードに納得がいかない。西武時代の中島(現、北海道日本ハム兼任コーチ)、伊東(前監督)、細川、野田らのリードとは明らかに違う。ストレートとスライダーとカットボールを右打者には配し内角へはシュート、左打者には外角にチェンジアップを多様するのが基本。松中や城島などの強打者には追い込んでからフォークで三振を狙っていた。余裕があるときは右打者にカーブで第1ストライクを稼ぐときもある。ヴァリテックは左打者の外角からカットボールを要求するケースが多いが、こうした配球は細川や野田は絶対しないのに何故?松坂はメジャーの打者の特徴を1年目で把握していないので、捕手のリードに任せているだろうが来季は自分がリードしてみたらどうか?この結果、Rソックスのリーグ優勝が決定した。Rソックスは既に4連勝でワイルド・カードから奇跡的に優勝を果たし勢いに乗るナショナル・リーグの覇者、松井稼頭央の所属するコロラド・ロッキーズとの対戦が決まった。今更言うまでもないが、稼頭央と松坂はかつて西武ライオンズの投打の柱としてチームメイトだった。稼頭央はNYメッツに入団したものの、守備の不安から力を発揮出来ず故障も重なりロッキーズに昨季途中トレードされた。打者天国と呼ばれる高地のデンバーでの球場で、マスコミからのバッシングもなく伸び伸びとプレイできる環境が彼に適したのか今年はチームに馴染み力を発揮した。松坂は稼頭央との対戦について以下のようなコメント発表している。「西武から来た2人がワールドシリーズで対戦するなんて多分誰も予想しなかったこと。見ている皆さんに興味を持ってもらえたらいい」この二人が今でもライオンズのユニフォームを着ていたらね~...。【松坂のコメント】--5回2失点。 「早めにストライクを先行させ、甘いボールでも力で抑え込めるようにどんどん投げていこうと思った。それができたことが良かった。今回のポストシーズンで初めていい形で試合を後ろにつなげることができた」--第7戦の重圧は。 「チーム全員で7戦目までつなげてくれたので、その気持ちに応えたかった。こういう試合は、投げたいと思っても投げられるものじゃない。WBCの決勝でもそうだったけど、そこに回ってきた自分はラッキーだと思っていたし(2連勝で追いついた)この流れで来たら負けることはないな、と思っていた」--日本投手としてポストシーズン初勝利。 「早め早めに投手交代させられるし、レギュラーシーズンより(勝利は)難しい。きょうも四回途中で、この打者を出したら代えられちゃうなと内心思っていた」←「松坂、Wシリーズ進出決定!」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「日本シリーズ関係」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2007.10.22
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ICHIRO史上3人目の快挙!米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手が、ニューヨークのヤンキースタジアムで行われたヤンキース戦で、近代野球とされる1900年以降の大リーグでは2人目の7年連続200安打を本塁打で達成した。記念の一打は「殿堂入り確実」と目されているクレメンス投手の投じた球は捕手の構えより中に入る甘い球で、この好球をイチローはスタンドに運んだ。この日は3安打の活躍でチームは7-1で勝ち、連敗は9でストップしワイルド・カード争いでもトップのヤンキースに1差と迫った。1983-89年に記録したウエード・ボッグス(レッドソックスなど)と並ぶア・リーグ記録となる。近代野球以前では、ウイリー・キーラー(オリオールズなど)が1894年から1901年に記録した8年連続がある。3日現在、大リーグ1555安打、日本での1278安打と合わせ、日米通算2833安打となった。イチロー、一問一答-公式戦が26試合残っていても、200安打はホッとするものか。 「それがあまりホッとしない。190本目にきたときは、すごくホッとしましたが…」-7年連続200安打でボッグスと並んだ 「名前しか知らない。(実際のプレーを)見ていないから、軽いことは言えないですね」-例年以上に過酷な日程の中での達成は、つらい時期もあったのでは。 「つらいことは人に話したくない。そういえば、つらいことがあったように思われるかもし れないが、実際にはなかったですね」-プレーオフ争いの中で達成した意味は。 「9連敗だったから雰囲気は最悪。でも、どんな状況でも個人の仕事はやらないと、と僕は 常に考えている。今年は今までと違う状況だったが、そこで同じような数字を残すことは僕 にとっての“マスト(必須)”だった」-故障の少なさが7年連続につながった。 「(多少の)けがはしてますよ。ただ、使う側にとってリスクのない選手ではいたいと思 う」-技術的にさらに進む可能性は。 「可能性はある。可能性という言葉を使うなら」←「イチロー200安打」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←プロ野球、メジャーリーグの情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2007.09.04
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桑田戦力外!!米大リーグ、ピッツバーグ・パイレーツは桑田真澄投手(39)に当地の本拠地球場、PNCパークでのメッツ戦の開始前に戦力外通告した。球団が発表した。桑田は現役続行、引退などの去就について明言を避けたが、上位球団が優勝を争い、下位球団が若手に切り替える時期を迎えたことから、獲得に乗り出す大リーグ球団はないとみられる。昨年限りで巨人を戦力外になった桑田は、長年の夢だった大リーグを目指し、マイナー契約でパイレーツに入団。大リーグ昇格目前かと思われた3月末、不運にも家族がスタンドで見守る前で、オープン戦で3塁ベースカバーへ向かった際に球審と激突して右足首の靱帯(じんたい)を損傷する重傷を負った。だが、リハビリをへて大リーグ昇格を果たし、6月10日にヤンキースタジアムでメジャー初登板を実現させかつての同僚だったゴジラ松井との対戦も実現した。マイナーからメジャーへ緊急昇格したころは、ストレートの制球も良く彼独特の落差の大きいカーブも有効だった。だが、対戦を重ねていくうちに相手も桑田を研究し生命線だったカーブも痛打されるようになっていった。約2カ月間に中継ぎで19試合に登板。好投もあったものの、後半戦は制球の甘さから痛打される場面が目立っていた。大リーグ成績は19試合に登板して0勝1敗、防御率9・43。念願だったメジャー登板は実現したが、勝利投手にはなれなかった。何度か勝利投手の権利を掴んでいたが、後続の救援投手が失点するなどで「1勝」は手に入らなかった。桑田のこの年齢(39才)でのメジャー挑戦に対し、「どうせ無理!」と言った空気が支配していたがオープン戦、マイナー登板で「実績」を積んだ上での昇格は立派だった。桑田のこの経験は、今後、彼の野球人生においても必ずプラスになるだろう。この時期の「戦力外通告」は事実上の「解雇」に等しく、他球団からのオファーを待つにしても非常に状況は厳しい。桑田のコメントはこちらでご覧ください←「桑田戦力外!」関係のブログ満載!←西武ライオンズやプロ野球のことならここ←プロ野球、メジャーリーグの情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2007.08.15
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ボンズ、手放しで祝福されない新記録!メジャー歴代最多タイの755本塁打をマークしていたサンフランシスコ・ジャイアンツのバリー・ボンズ外野手は、本拠地AT&Tパークでのワシントン・ナショナルズ戦で5回に右中間スタンドへソロアーチ。ハンク・アーロン(ブレーブス、ブリュワーズ)が持つ通算本塁打数を塗り替えるメジャー歴代新となる756本塁打の金字塔を打ち立てた。世界記録は王貞治(現ソフトバンク監督)が持つ868本。ボンズは「4番・左翼」で先発し、最初の2打席はナショナルズの先発左腕マイク・バクシック投手から二塁打とシングルヒットを打つ。そして4-4で迎えた5回1死、フルカウントからの7球目を完ぺきにとらえると、ホームランを確信してバッターボックスに立ったままガッツポーズ。舞い上がった打球は、右中間スタンド深くに飛び込み、ボンズがベースを一周してからもホームのスタンドからは歓声が沸き続けた。最近のボンズを語ろうとすれば、必ず薬物疑惑に触れられる。だが、卓越した技術の裏付けなくして、本塁打は打てない。シーズンオフに行う自主トレーニングの厳しさは有名だ。ここ数年、ひざの痛みを抱えながらも打席に立ち続けられるのは、ひとえに努力の結果と言える。ピッツバーグ・パイレーツで大リーグデビューを果たしたボンズは、当時は今とはまったく体格も異なりすらりとした体型だった。当時のパイレーツは名将リーランド監督(現タイガース監督)に率いられて、「3番ボンズ・4番ボニーヤ」の二人を中心にまとまりのある強豪チームだった。ボンズはまだまだ今のような長距離打者ではなく、父ボビーを髣髴とさせる俊足巧打タイプの選手だった。ところが父がプレイしていたSFジャイアンツにFA移籍してから、彼はMVPを何度も取るなど脂が乗ってきた。本塁打数も増えてくるが相変わらず盗塁数も多く、既にリーグ屈指の選手になっていた。そしてシーズン本塁打記録を塗り替える74本塁打など数々の記録とともに、彼には「薬物疑惑」も常について周っている。更に、彼が黒人選手であるがゆえに人種差別的な論調のマスコミやファンも多く、今回の本塁打記録更新の輝かしい記録達成にも関わらずコミッショナーもその記録達成に異議を唱えていた時期もあった。ボンズは来季の現役続行を既に決めているようで、そうなると来季は「800号」への挑戦も話題になるだろう。ただし、今オフにボンズの薬物使用に関する大陪審が開かれることが決定していることから、その結果次第ではジャイアンツとの契約も微妙なものになってくるはずだ。しかし、彼は薬物など使用していなくても彼の卓越した技術と記録は褪せることはないと私は思います。そしてそのボンズの記録を追うのは史上最年少で500号をマークした、A・ロッドことアレックス・ロドリゲス(ヤンキース)が最右翼だ。かつてはグリフィーJRがボンズを追い越すとまで騒がれたが、現時点で500本の後半だったかな?では年齢的に見ても良くて700本に到達するかのレベルである。従って、A・ロッドに大きな怪我さえ回避出来れば記録更新の可能性は大きい。【管理人が見たボンズ!】2002年のシーズン、当時の球場名は「パシフィック・ベル・パーク」。9月の中ごろだったと思うが夏休みを利用してSFに行きました。目的は「大リーグ観戦」でSFでと、対岸のオークランドでアスレティックスの試合を連日観戦した。SFのこの時期のナイターは「寒かった」です。なにしろ球場の直ぐ裏がサンフランシスコ湾で、海から風が球場に吹き込んでくるので寒いんですね。それで日本から着いたその日に球場へ直行!時差ボケでつらかったけど、この日の試合では新庄がスタメン出場。対戦チームはDバックスで先発はリーグ屈指の右腕カート・シリング(現、Rソックス)。何と新庄はこのシリングから本塁打を放った。そしてお目当てのボンズにも本塁打が飛び出した。メジャー観戦で新庄とボンズの本塁打を生でこの目で観れたのは幸運だった。←ボンズ関係のブログはこちらで!←西武ライオンズやプロ野球のことならここ←プロ野球、メジャーリーグの情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2007.08.08
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イチロー球宴史上初のランニング弾でMVP史上初のランニング本塁打を放って、日本選手初の最優秀選手(MVP)。シアトル・マリナーズのイチロー外野手、サンフランシスコ(ジャイアンツの本拠地)で行われたオールスター戦でまた、大リーグの歴史に足跡をしるした。第3打席でイチローが放った打球を追う普段はレフトのグリフィー(レッズ)が背走する頭上を越えてフェンスを直撃すると、打球はグリフィーの予想とは逆方向のライト側に跳ねた。大きく跳ねた打球を追うグリフィーとイチローの足との競争となったが、グリフィーの返球より早くイチローは楽々とホームインした。この瞬間、メジャーの球宴史上初のランニング・ホームランは達成された。 日本人はイチローのほか、ドジャースの斎藤隆投手が出場したが、レッドソックスの岡島秀樹投手の登板機会はなかった。【イチローの打席】第1打席 ライト前ヒット 第2打席 レフト前ヒット 第3打席 ランニング本塁打・2打点 イチローのコメント--7度目のオールスターの感想は「楽しかった。出ることはもちろん意義のあることなのですが、やっぱり選手は結果を出さないと駄目だな、と。これまで6年オールスターに出ていましたが、決して満足のいく状態ではなかった。初めて楽しいオールスターになりました」--そこでMVP獲得「日本でもとったことがない。あれだけゲームに出ていながらなかった。最終的にものすごくどきどきさせられたが、生涯忘れられないものになる」--チームメートとの交流について「普段は敵として戦っているが、7年ともなると何回か会う選手はいる。そういう選手たちが声を掛けてくれたりするのがすごくうれしいし、すごい選手たちを周りに見ることでルーキーだったときの気持ちを思い出す。毎年この時期は、この気持ちを忘れたくないと思いますね」--MVP受賞は後半戦に向けてモチベーションになるか「そうなればいいとは思うが、個人の力は小さなもの。こればかりはどうかと思う。僕は自分の仕事をきっちりやっていきたい」イチロー、5年契約122億円でマリナーズ残留へ!来季以降の契約内容について、シアトルの地元紙「シアトル・タイムズ」は5年総額1億ドル(約122億円)と伝え、スポーツ専門放送局「FOX」の電子版は5年総額9000万ドル(約109億8000万円)から1億ドルと報じた。イチローの契約に関しては様々な報道がされていたが、ここに来て一気に契約が大詰めを迎えていたことが発覚した。マリナーズとの契約交渉はシーズン中に行われていたようだ。もしマリナーズとの契約交渉が纏まらなければ、シーズン中のトレードも噂されていただけにマリナーズも一安心だろう。←楽しいブログが満載!←西武ライオンズやプロ野球のことならここ←メジャーリーグのことならここ人気blogランキングへ←映画のことならここ
2007.07.11
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桑田、イチローから三振を奪う!ピッツバーグ・パイレーツの桑田真澄投手がイチローを三振斬りにした。敵地シアトルでの交流戦マリナーズとの0-3の六回から登板、イチローを空振り三振に仕留めるなど、2回を1安打4奪三振の好投だった。39歳のオールド・ルーキーが老かいな投球術で2回を4奪三振。敵地をどよめかせ、沈黙させた26球に「完ぺきというのは人間、不可能ですから。今日は結果がよかったですし、自分らしいピッチングができました」と笑みを浮かべた。イチローとの対戦は2イニング目に入った七回。打席には先頭打者のイチロー。97年のオールスター戦(神宮)以来、10年ぶりの対決。「どんなふうに攻めようか、配球を頭の中で考えてマウンドに上がった」と言う。初球、予定通りの内角高め137キロ直球のボール球を意識的に投げ相手の目線を上げる。2球目は外角チェンジアップ(かシュート)でストライク。3球目、イチローが自信をもっている内角低めスライダーで空振りを奪いカウント2-1と追い込むと、最後は外角低め、地面を叩いた112キロの“レインボール”カーブで16試合連続安打中の“打ち出の小づち”に空を切らせた。これで3試合連続無失点。「1回1回が勝負。呼ばれた時に精いっぱい、自分らしいピッチングをしていきたいなと思います」。その表情は充実感でいっぱいだった。この配球は恐らく桑田が捕手をリードして決めたのだろう。一球ごとに球種とコースを丁寧に変えてイチローから三振を奪うのは、やはり彼の長いキャリアがなせる業だろう。マウンドからの打者の臭いを嗅ぎ取る、これは高等なプロの技術を持った二人の対決だった。イチロー:「もちろん打つ気満々でいきましたよ。あそこで打ち取っていただきたいなんて全く思ってない。でも…、参りました」。「(桑田さんは)昔の自分でないことを受け入れている感じがする。それはなかなかできるものではない。ボール球で勝負することを受け入れている」。←是非クリックして下さい人気blogランキングへ
2007.06.22
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松坂完投勝利!ボストン・レッドソックスの松坂大輔投手は、地元ボストンでのデトロイト・タイガース戦に先発。3回に先制のソロ本塁打を浴びたものの、9イニングを投げ切り、5勝目(2敗)をメジャー初完投で飾った。7-1で快勝したレッドソックスは3連勝。ジェイソン・バリテック捕手は試合後、「カッター(管理人注:カットボールのことです)が良かった。カーブも素晴らしかったし、スライダー、カーブも切れがあって、低めにコントロールすることができた。だけど、すべてはストレートのコントロールの良さで(変化球が)生かされた」と振り返り、松坂は「基本的にはバリテックの配球を信じて、あまり自分自身で神経質にならないように気を付けています」と、何かをつかんだような表情を浮かべた。タイガースのリーランド監督は松坂について「いい投手。落ち着きがあり素晴らしい球を持っている」と脱帽した。昨季ア・リーグ優勝に導いた名将は試合前は「松坂? よく知らないな」と特別視しない姿勢だったが、完投を許したこともあり、その力を認めたようだった。松坂にとって西武時代は「完投は当たり前」のようにしていたので、今回の完投勝利には驚かない。メジャーでは先発投手は100~110球を目途に交代し中4日で登板するスタイルが確立されている。従って各球団のエース級投手でも完投数は極端に少なく「完投0」という投手も珍しくは無い。そんな中で完投勝利を飾れた要因はやはり制球が安定してきたからだと思う。元々メジャーは日本の打者のように「2-3」勝負が当たり前のような空気はなく、第1ストライクを積極的に打ってくるので制球さえ良ければ限られた投球数でも完投は可能だ。一時の制球難も調整法を西武時代の投げ込みを増やし走り込みを重視するスタイルに切り替えた事が結果として良かったのかもね。それでもまだ通算防御率が4点代前半なのは彼の実力から言って不満は大きい。今回の完投勝利できっかけを掴みこれからもドンドン勝ち星を増やす事でしょう。古巣西武は4連敗中と最悪ですが、松坂には頑張ってもらいたい!←是非クリックして下さい←是非クリックして下さい人気blogランキングへ
2007.05.15
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米大リーグ、ボストン・レッドソックスの松坂大輔投手は、本拠地ボストンのフェンウェイ・パークでイチロー外野手、城島健司捕手が所属するシアトル・マリナーズ戦で今季2度目の先発登板し、7回を8安打4三振の3失点で、初黒星を喫した。通算成績は1勝1敗となった。松坂は制球に苦しんだ。イチローに対しては投ゴロ、中飛、空振り三振、二ゴロで4打数無安打に抑えたが、城島には2本の二塁打を打たれた。試合はマリナーズが3―0で勝った。熱狂的な地元ファンに迎えられた本拠地デビュー戦の松坂と、イチローの対決は、2000年8月以来7年ぶり。最初に対戦するのが一番意識する相手に挙げたイチローだった。そのことが、打者への集中力を高めさせる要因となった。第1打席の注目の初球はカーブ。松坂はイチローへの初球は変化球を投げると宣言していたが、それはスライダーと思っていたがカーブとは予想外だった。西武の捕手(現在の細川や入団時の中島や伊東)はこうした配球はしないので驚いた。「バッターを抑えるにあたってファーストストライクを取るのはすごく重要。それを考えたとき、あの入り方がいいんじゃないかと(捕手の)バリテックと、マウンドに上がる直前に話して決めた」イチローはその初球のストライクを見逃す。松坂は試合後、「見逃し方、見逃した後のイチローさんの雰囲気を見て、もしかしたら少し怒っているかな、という感じはした」とちゃめっ気たっぷりに振り返った。だが、実力を認めるがゆえの駆け引きだった。▼イチローの打席(対松坂)【第4打席】7回 二ゴロ 初球に胸元への直球でのけぞる【第3打席】5回 空振り三振 フォークに空振り三振を喫する【第2打席】3回 中飛 力なくストレートに詰る。【第1打席】1回 投ゴロ 2-3から外角への150キロの速球に詰る。※第1打席、第2打席は内角を徹底的に攻め、一転して第3打席と第4打席は外角を中心に攻めた。第3打席ではフォークで三振を奪った。▼城島の打席(対松坂)【第3打席】6回 左二塁打【第2打席】4回 三ゴロ【第1打席】1回 左二塁打※イチローとの対戦に注目が行く中で2塁打2本を放った。城島が渡米前のシーズンは徹底的に抑えられたが、一時は得意?にしていた時期もあった。人気blogランキングへ
2007.04.12
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松坂、初登板初勝利!【松坂の投球内容】【7回】三振、三振、中飛【6回】本塁打、中前打、三振、右越打、三振【5回】左前打、三振、右直、中前打、投ゴロ【4回】三振、三振、三振【3回】三振、投ゴロ、中飛【2回】左飛、右直、三振【1回】中前打、二ゴロ、四球、投ゴロ併殺ボストン・レッドソックスの松坂大輔投手は、敵地でのカンザスシティー・ロイヤルズ戦3戦目に先発。7回まで10三振を奪って1失点に抑える快投を見せた。7回を投げて2番手左腕J.C.ロメロへスイッチし9回には抑えのパペルボンが登板し4-1で勝利を飾った。松坂は初回、先頭のデービッド・デヘスス中堅手に甘く入ったチェンジアップをセンター前ヒットを浴びた。その後、四球で1死一、二塁のピンチを招いたものの、4番の指名打者エミル・ブラウンをピッチャーゴロ併殺打に打ち取る。2回以降は本来の投球を取り戻し、4回には中軸を3者連続三振。5回は2死一、三塁とされたが、9番トニー・ペーニャ遊撃手をピッチャーゴロに仕留めて切り抜けた。6回、松坂は初回に打たれた先頭のデヘススにライトオーバーのソロアーチを浴びてメジャー初失点。2死後にはツーベースで一打同点のピンチを背負ったが、新人王争いのライバルでもあるアレックス・ゴードン三塁手を見逃し三振に切って取った。7回はロス・グロード左翼手からこの試合10個目の三振を奪うなど3者凡退。7イニングを6安打、1四球、10奪三振、1失点の素晴らしいメジャーデビューとなった。この歴史的な試合を3時に起きて衛星放送で観戦した。途中睡魔と何度も戦いながら(被本塁打のシーン見ていませんでした...)最後の瞬間までしっかりとこの目で見た。初回こそ制球が乱れたが、これは松坂が試合後のNHK解説者与田氏とのインタヴューで語ったように寒さが原因と感じられる。投球の合間にも盛んに指先を暖める仕草がそれを物語っていた。日本の様にベンチ前のキャッチボールをする習慣の無いメジャーで、寒さから体を暖める為にベンチ裏でキャッチボールをしていたそうだ。西武ファンの私は松坂の投球はTVや球場観戦を通じて嫌と言うほど観戦してきたが、制球も初回以外は抜群で四球も1と安定していた。西武では7回106球では完投ペースだが長丁場のメジャーでは106球は先発投手の球数からいって降板もやむを得ないだろう。配球は西武時代とは多少異なりスライダーの使い方や曲がり具合が違っていた。カットボールは低めに配し、西武の時には無かった右打者へのカットボールも投げていた。次回の登板は地元ボストンでのシアトル・マリナーズ戦なので、今回以上に地元や日本メディアの取材陣が殺到するだろう。パ・リーグを盛り上げてきたイチロー、城島との対決は見ものだ。城島はホークス時代は松坂を苦手にしていたが果して今回はどうか?人気blogランキングへ
2007.04.06
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米大リーグ、ピッツバーグ・パイレーツのキャンプにマイナー契約の招待選手として参加している桑田投手は26日、夫人がスタンドで見守る中ブルージェイズとのオープン戦に7回から2番手で登板したが、8回途中に右足首をねんざして降板した。桑田の今キャンプでの故障は左足首に続き2度目で、開幕を翌週に控えてのメジャー昇格は絶望的となった。桑田は8回1死一塁から中前打を打たれ、三塁のバックアップに入ろうと走った際、三塁方向へ駆け寄っていた球審と交錯、転倒して右足首を強くひねった。この日は通常の4人審判制ではなく3人体制であったため、3塁へバックアップに行った桑田と塁審が激突してしまった。3塁塁審がいれば防げたアクシデントだけに日本とか勝手が違う審判体制に潰されてしまった。降板後当地の病院でエックス線検査を受けた結果、骨には異常はなかったが右足首のねんざで、程度は3段階のうち最も重い「グレード3」とされた。TVのスポーツニュースでは「全治1ヶ月」とも「全治2ヶ月」との報道もあるが、リハビリ終了後のマイナー登板を経ての復帰では大リーグ昇格は大きくずれこみそうだ。巨人を退団し夢のメジャー切符を掴む寸前でのアクシデントは悔しいだろうが、まだまだ昇格の機会はおとずれるだろうからまずは怪我を完治させることが先決だ。頑張れ、桑田!人気blogランキングへ
2007.03.27
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松坂3回3K!米大リーグ、レッドソックスの松坂投手は敵地フロリダ・マーリンズとのオープン戦に先発し、3回を投げて2安打、3奪三振で無失点だった。オープン戦初登板となった前回の2日は、大学チーム(ボストン・カレッジ)との対戦だったが、大リーグ相手のマウンドは今回が初めてなので事実上の「デビュー戦」を飾った。松坂は一回、先頭打者で昨年のナ・リーグ新人王ラミレスを投ゴロとした後、アグラに中前打されたが後続を断った。二回は四球と二塁打で一死二、三塁のピンチを招いたが、下位打者スライダーで三振とセフティーバント失敗の内野フライに打ち取って切り抜け、再び上位に回った三回は3者凡退に抑えた。球数は47。前回の登板から5イニング連続無失点となった。スポーツニュースの映像から判断すると最速は151キロで、スライダー、カーブ、チェンジアップと一通り球種を試したようだ。3回で球数は47。「いろいろ試した。今年は特にメジャー1年目。打たれながら抑えようと思っている」。走者を背負っての投球に課題を置く。松坂の談話を聞いていると、ある程度打たれるポイント探りあえて走者を背負った状態での投球を試すという「高度な調整」登板をしているようにも感じた。昨年はWBC開催の為に調整を前倒しにするなど例年に無い調整方法で開幕を迎えたが、松坂はこれからの登板では失点覚悟で様々なテーマをもって登板し開幕を万全な状態で迎えるだろう。我々は黙って彼のパフォーマンスに酔いしれるが良い。何も心配することはないのだ。WBC最優秀選手なのだぜ彼は...西武ファンとして数多くの彼の登板試合を「球場で」観戦してきた私からすれば「調整は順調」です。◆レッドソックス・フランコナ監督の話「あくまでもオープン戦2度目の登板でしかない。でも、きょうは球威があって一通りいいボールを投げていた。本当にいい力を持っている。今後もよりよい結果がついてくるはずだ。」◆レッドソックス・ファレル投手コーチの話「ここ2、3日、疲労があったようだが、走者を出してからいい投球をしてくれた。ピンチの場面でも投球リズムが早くなるわけでもなく、冷静に自分の投球ができている。」◆レッドソックス・バリテック捕手の話「松坂はサインをちゃんと理解してくれていた。さまざまな場面でいろいろなことが試せた。もう一段階、上のステップに進めた。」人気blogランキングへ
2007.03.07
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パイレーツとマイナー契約を交した桑田があこがれの野球の本場で、上々の滑り出しだった。レッズの先頭打者を迎えたとき、姿勢を正してひとつ息をついた。「あのとき、マウンドに立たせてもらえてありがとうございます、と言ったんだ」。スポーツニュース映像を見る限り投球は文句なしだ。初球のツーシームはこの日最速の138キロ。先頭の1番打者は桑田のグラブをかすめた平凡な遊ゴロに仕留めると、次打者は高めスライダーで空振り三振。3番・フィリップスには初球2球目と内外角に投げ分けてカウントを稼いだ2-0から、「日本(巨人ではと言うことです。他球団では違う。)では1球外すけど、コルボーン投手コーチ(元オリックスのコーチ)から1度(3球勝負を)やってごらんと言われたのを思い出した」。内角低めの球威十分の直球で見逃し三振させた。捕手の構えたミットにズバリと吸い込まれた球をフィリップスは呆然と見逃し、桑田は駆け足でマウンドを満足そうに降りたのだった。「きょうは十分エンジョイしました」。残り1~2枠の大リーグ入りを懸けた厳しい戦いは始まったばかり。だが、記念すべき一歩を確かにしるした喜びを、背番号52の桑田は素直にかみしめていた。人気blogランキングへ
2007.03.05
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シアトル・マリナーズのイチローが19日、大リーグ7年目のキャンプに備えてチームのキャンプ地であるアリゾナ州ピオリアに入った。恒例の健康診断の後、約20分間キャッチボールやケージ内での軽い打撃練習で体をほぐした。スポーツニュースの映像を見る限り表情には余裕が見られる。この日は午前中から冷たく強い風が吹くなど不安定な天候だった。半袖シャツ姿のイチローは「(予想以上に)寒いねえ」と苦笑いしながらも、感触を確かめるようにバットを振っていたそうだ。そのイチローの契約は今季限りであり、今キャンプ中にマリナーズと代理人の間で契約交渉の場が持たれると噂されている。GMもイチローの引止めを明言しているし、引退までマリナーズに留まり殿堂入りを望むと言った趣旨の発言まで伝わっている。ただしこの契約交渉が不調に終わった場合、最悪のケースとしてはトレード期限である7月31日直前に優勝争いをする資金力豊富なチームへの電撃トレードも否定出来ない。一説にはナショナルズからFAでカブス入りしたソリアーノ(元広島)の年平均20億以上に並ぶ大型契約を締結するのではとの噂が飛び交っているそうだ。イチローの年齢を考えるとどうかとは思うが悪くても15~17億円の間くらいは行くのではないかと勝手に推察する。19日午前8時すぎから健康診断を受けたヤンキースの松井秀は、正午前からキャンプ地では今年初めてとなる練習をした。キャッチボール、ノックの後、屋内練習場でティーに球を乗せてじっくりと打撃練習。最後はランニングで約1時間15分の練習を締めくくったそうである。昨年は序盤に手首を骨折し不本意なシーズンを送ったが、トーレ監督の信頼は相変わらず厚く今季もレフトのレギュラーとして出場する。ただし、連続出場の記録が途切れた為に休暇を与えながらのシーズンとなりそうだ。人気blogランキングへ
2007.02.20
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レッドソックスの松坂大輔投手は18日、フォートマイヤーズでキャンプインした。松坂は岡島秀樹投手(前日本ハム)とキャッチボール。正捕手で主将のバリテックを相手に47球のピッチングをこなし、フランコナ監督のノックも受けた。メジャーのキャンプは軽めで初日は僅か2時間程度の軽いメニューで終了。日本と違うのは日本では2月1日の寒い時期から正味3週間程の間練習漬けだが、メジャーはあくまでも実戦主義。オープン戦で調整をしキャンプはその前の準備段階という位置付けだ。勿論、マイナーとの当落線上の選手(桑田が良い例だ!)は練習終了後も個々の練習やトレーニングをこなさないと行けない。野手組みのキャンプはマリナーズは城島が既に特守をこなしたりと張り切っているが、ゴジラ松井はこれからと球団によってキャンプインの時期は異なる。【松坂、一問一答】―初日の印象は。 「初めてユニホームを着て練習して、いい緊張感の中、疲れもしたけど、非常に楽しい1日だった。最初のブルペンで(正捕手の)バリテックに受けてもらえたのも、楽しかった」 ―投球後、バリテックと話していた。 「少ない球数でも悪いところを指摘してくれた。よく見えている。投げはじめの時は頭が動きすぎることがあるが、そうなっていると言われた」 ―コーチに強く投げないよう指示されたようだが。 「最初だから徐々に上げていこう、ということと受け止めた。6、7割くらいの力。初めてのやり方だけど問題ない」 ―全体では2時間弱と短時間の練習だった。 「練習の密度は濃い。休む暇なく、一つ終わると、はい次、という感じ。短い時間でやっているから、終わると物足りなく感じたけど、その後ウエートトレーニングをやったり、みんな満足するまで自分で練習を足してやっているんだ、と初めて分かった」 ―メディアやファンの数はすごかった。 「それほどすごいという感じはしない。日本の1年目の方が大変だった。普通の自分のペースでやれている」人気blogランキングへ
2007.02.19
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森、一球も投げずに解雇へ!デビルレイズの地元紙セントピーターズバーグ・タイムズ紙は19日付で、森慎二投手の解雇を報じた。同紙はデ軍が18日に森を解雇したとし、その理由として今季中の試合登板が不可能であると判断したことを挙げた。森は昨年1月に西武から松坂同様にポスティング・システム(入札額非公表)でタンパベイ・デビルレイズ(ア東地区)に移籍、2年契約を交わした。デビルレイズには今季からヤクルトから、やはりポスティング・システムでの入団が決定した岩村内野手が在籍し森投手と共にプレイするにを楽しみにしていたが、森は一球も同球団で投げる事無く西武時代から熱望していたメジャー・デビューは遠のいた。故障の発端は、昨年のオープン戦初登板となった3月20日のフィリーズとのマイナーのオープン戦で「右肩関節唇はく離」の重傷を負い、昨シーズンを棒に振った。手術を行わずにリハビリを行い、今月9日には西武第2球場で投球練習を行うまでに回復。「徐々に投げられるようになっています。目指すのは復活じゃなくてデビュー」と語っていた。今後は日米球団の移籍先を探すことになるが、西武関係者は「正式な(解雇)手続きの後、獲得を検討する。もちろん話し合う用意はある」としており、右肩の回復次第では古巣復帰の可能性もある。【1/20追加記事】森、マイナー契約へ!米大リーグ、デビルレイズとの2年契約途中で解雇された森慎二投手は20日、米国でのプレーを希望し、マイナー契約も辞さない意向を示した。森は埼玉県所沢市の西武の球団施設で練習後に「向こう(米国)でやりますよ。マイナーで出直し? その方が楽しいでしょ」と話した。同投手は既にデビルレイズから保有権の放棄を告知するウエーバーにかけられており、他球団が獲得を申し出ないと自由契約となる。タンパ・トリビューン紙(電子版)によると、デビルレイズは今季後半の復帰を期待し、森とマイナー契約を結び直す可能性がある。こうなると西武関係者が語った復帰検討は幻となりそうな気配でもある。これには森は西武からメジャー入りした際に2年契約の「メジャー契約」を締結しているため、怪我の回復が遅れている同投手のメジャー契約を「ウェーバー」にかけることで破棄し、メジャー枠を一端空けて他の選手へ振り返る。ウェーバーを経て他球団が獲得の意思を示さなければ(現時点で示す可能性は無いだろう)、マイナー契約に切り替えることを想定しているのだろう。折角、岩村と投打の日本人選手が揃ったのに残念ではあるが、あのキレの良い速球と落差の大きいフォークが戻ればシーズン後半での昇格も夢ではないだろう。まずは、肩の怪我を完治させることが先決だろうが、西武ファンとしては豪快な彼らしい投球を再び見たいと思うが現状では辛いだろう。頑張れ!慎二!人気blogランキングへ
2007.01.19
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米大リーグ、ヤンキースがポスティングシステム(入札制度)で交渉権を獲得した阪神の井川慶投手と、5年間、総額2000万ドル(約23億6000万円)で合意に達したことが分かった。まだ契約の細部の検討を残しているものの、大筋では合意しており、契約締結に支障はないという。井川は20日に渡米し、健康診断などを受ける予定。契約に達しても入団発表の記者会見は行わずに帰国する。ヤンキースは2600万ドルの応札で独占交渉権を獲得。松井秀喜外野手の代理人も務めるアーン・テレム氏が井川の代理人として交渉に当たってきた。ヤンキースは落札額と年俸総額を合わせ、4600万ドルを井川獲得に投じることになる。ヤンキースの来季の予想先発投手陣には台湾出身の王建民、マイク・ムシーナ、ランディ・ジョンソン、そしてペティットがアストロズから復帰する。5番手の座を、故障により今季は登板機会がなかったもののフロリダ・マーリンズ時代の2004年に18勝を挙げた右腕カール・パバーノと井川が争うことになりそうだ。パバーノは故障が多く2004年の18勝は評価できるが、それ以前のエクスポズ時代にも故障や不振などが多く、シーズン通してローテを守るのが難しい投手だ。その一方で井川は阪神で20勝やノーヒットノーランも記録するなど、実績も体力を折り紙つきだ。ヤンキースでも阪神時代同様に故障せずに1年通してローテを守れば、打撃力のあるチームだけに10~13勝かそれ以上の数字も見込めるので楽しみだ。勿論、ヤンキースの先発投手となればライバル球団Rソックスとの対決で松坂との投げあいも有り得るだろう。そうなるとこのカードに投手による日本人対決も新たな魅力として加わり楽しみになってきた。でもでもそういった魅力のある対決が海の向こうでしか体験出来ないのは残念ですね...。人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Gary Ogan/Gary Ogan
2006.12.19
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巨人を自由契約となり、米大リーグ入りを目指している桑田投手(38)がピッツバーグ・パイレーツ(ナ中地区)と契約を結ぶ意向を表明した。契約の詳細は今後決定するが、マイナーリーグ選手としてのスタートになるとみられ、来春のキャンプなどを通じてメジャー昇格を目指すことになりそうだ。パイレーツはボンズが若い頃に在籍した球団であるが、最近は財政難もありスター選手を次々と放出しレベルの高くない中地区でも常に下位に低迷している。 同投手によると、オファーがあったレッドソックス、ドジャースと合わせ、最終的に3球団の中から選択した。「レッドソックスのオファーは魅力があったが、お金では買えないものがたくさんある。パイレーツの監督、投手コーチは日本での経験がある。自分に合っているのではないかと思った」と話した。あこがれていた故ロベルト・クレメンテがプレーした球団であることも決断理由に挙げた。交渉は今後も代理人を雇わず、基本的に単独で行う予定だという。クレメンテは生涯安打3000本を放ったパイレーツのスター選手で、中米ニカラグアに救援物資を運ぶ途中に飛行機事故に遭遇し死亡した。大リーグでは彼の功績を称えて社会活動に貢献した選手に彼の名前を冠し評している。 パイレーツはワールドシリーズ制覇5度を誇る古豪球団で、今季はナショナル・リーグ中地区で6チーム5位。元大洋(現横浜)でドジャースの監督も勤めていたジム・トレーシー監督が率い、元オリックスのジム・コルボーン氏が投手コーチを務めている。 しかし幾らパイレーツの選手層が薄く下位に低迷しているとは言え、桑田の現状ではメジャー昇格は難しいのが現状だ。ドジャースの斉藤の成功は前年に横浜でしっかりとリハビリを済ませていたからで、桑田の様に球威がなく全盛時の制球がないとマイナーでも通用しない可能性も高い。彼のクレバーな投球術も野球スタイルの異なるメジャーでは未知数だし、招待選手として招かれるキャンプで結果を残さないと前途は険しいと言える。 ◇1日も早くメジャーに 桑田真澄投手の話: パイレーツにお世話になることを決断した。自分の中で大切にしているロベルト・クレメンテがかつてプレーした球団。監督、コーチも日本の野球の経験がある。レッドソックスのオファーも魅力的だったが、修業に行くわけだから。お金だけでないことはたくさんある。1日も早くメジャー・リーグのマウンドに立ちたい。 渡辺会長の話:「コーチでもフロントでもいい。海外スカウトも桑田君にやってもらうとか、いろいろある」と将来の構想に言及。パイレーツではマイナーからの挑戦が有力だが「マイナーか知らんが世の中を知ってくることは大事。巨人にはそういう人間がいないから必要な人材だ」と期待を込めた。人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.David Pomeranz/The Truth Of Us
2006.12.18
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城島開幕記念弾!日本人選手関係のメジャー開幕試合では、昨年の世界一Wソックスの井口は勝利を飾った。そして一日明けてのこの日は、西海岸で二人のメジャー日本人選手が印象的な活躍をした。日本人捕手として初のメジャー選手になった城島(前ソフトバンク)は、地元シアトルでの開幕試合でエンジェルスのエースで昨年のサイ・ヤング賞21勝右腕の豪腕コロンからライトへ本塁打を放った!コロンと言えばメジャーを代表する右腕投手で、その重い速球はメジャーの一流打者でも打ち崩すのが困難な(日米野球での来日経験あり)打者である。その右腕からしかも逆方向のライトへ打ち込んだ城島のパワーも見事だ。守りの方でも冷静なプレーを披露したがチームはエンジェルスに敗れた。因みにWBCで世界一に輝いたイチローは1安打だった。敵地オークランドで開幕を迎えたヤンキースの松井は、アスレティックスのエース・ジトを攻略しチームも大勝した。松井は4-4で本塁打も放った。横浜高校、松坂以来の3度目の優勝【決勝 横浜 21-0 清峰】 横浜 0 3 1 2 0 9 0 2 4 21 清峰 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0投手:(横)川角、浦川投手:(清)有迫、富尾、有迫、佐々木伸 横浜が走攻守に清峰を圧倒し、大会記録となる21-0で完勝した。 横浜は2回、四球をきっかけに越前の右前打で先制し、高浜の2点適時打で計3得点。3回には佐藤の二塁打で清峰の有迫を降板させ、代わった富尾の暴投で1点を追加。4回に2点、6回には四死球に6安打などを絡めて9点を奪い、終盤を待たずに試合を決めた。川角は丁寧な投球で6回無失点、2番手の浦川も3回を無安打に抑えた。 有迫は前日のPL学園戦とは対照的に制球に苦しみ、高めの球を痛打された。打線も散発の3安打に封じられた。 これで横浜は松坂で春夏連覇した時以来の8年ぶりの選抜優勝を飾った。横浜は決して下馬評は高くなかったが、優勝候補の最右翼だった駒大苫小牧が「高野連の無言の圧力に屈して、不当な出場辞退」を強いられた幸運も味方した。夏は、駒大苫小牧も出場するだろうからその時に両校が出場し対戦することで横浜の真の実力も分かるはずだ。両校は2年前の夏の大会で対戦し、横浜のエース涌井(西武)を攻略し勝っている。再び相対すれば面白いことになりそうだ。人気blogランキングへ満開の桜の写真はこちらでご覧下さい[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Renaissance/At The Royal Albert Hall With The Royal Philharmonic Orchestra Part 12.K-Ci & Jo-Jo/Love Always
2006.04.04
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人気blogランキングへ城島、捕手で勝負!ホークスの城島が予想通りFA宣言をし、MLB入りを目指すことになった。ホークスからは昨年の井口に続くメジャー入りとなるが、本人は正捕手としての入団を希望している。今年の城島は終盤に来て右肩痛と自打球による足の骨折があり、フルイニング出場を目標としている彼には不本意だった。逆に彼が出れない間に、来季を睨んで的場を試せたのは収穫だろか?日本人野手としては捕手だけは未知の守備位置だ。現、中日の谷繁が横浜でFA宣言してメジャー入りを目指したが纏まらなかった。城島の希望は捕手だが、捕手としてはまず投手と英語で会話できないと苦しいだろう。打撃に関しては、彼は元々日本人離れした積極的なスタイルはむしろメジャーの方がはまるかも?報道によればマリナーズ、エンジェルス、メッツ、レンジャーズ辺りがあの理を挙げると言われるが果たしてどうか?メッツ在籍の日本人選手は過去にも現在もパッとしないから、マリナーズかエンジェルスならどうだろうか?FA宣言からのメジャー入りは今年は城島だけに終わりそうだ。ポスティングを利用しての移籍も松坂、井川、石井弘の前途は険しい。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━自己PRコーナー紅葉には少し早いけど、深まり行く秋の景色をご覧下さい。浮間公園の写真をみる
2005.11.02
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人気blogランキングへ強運、井口世界一!昨夜は千葉ロッテマリーンズが4連勝で日本一に輝いたと思ったら、こちらも王手を掛けていたシカゴ・ホワイトソックスが4連勝でWシリーズを制覇した。Wソックスの2塁手の井口は、昨オフにダイエー・ホークスから入団していきなり世界一となる強運を発揮した。井口は青学大時代にアトランタ五輪で銀メダル、ダイエーで日本一と大舞台でのプレー経験が生きたのだろう。日本人選手で過去にWシリーズ制覇を果たした選手としては、ニューヨーク・ヤンキース時代の伊良部投手がいるが伊良部はWシリーズ登録メンバーながら登板機会には恵まれなかった。だが井口は実力で2塁のレギュラーを獲得し、ポスト・シーズンでも攻守に活躍した。88年ぶりの優勝を果たしたWソックスは、ア・リーグ中地区ではツインズと並ぶ優勝候補だった。開幕直後から好調をキープしていたものの、9月に入ってから一時失速しインディアンズの猛追をを受けて一時は地区優勝も危うい状態だった。だが何とか持ち直し地区優勝を果たし昨年の世界一Rソックス、リーグ優勝決定戦ではエンジェルスを神がかり的な勝利で破りリーグ優勝を達成。一方のナ・リーグは本命のカーディナルスを2位ながら破ったアストロズがリーグ優勝。だが投手陣が好調なWソックスの敵ではなかった。井口選手のシーズンを通しての活躍はWソックスの世界一に貢献した。昨年までのWソックスは、長打力を全面に出した野球で毎年弱体投手陣を支えていた。その昨年は高津がクローザーとして貢献したが、2年目のジンクスにはまりメッツへと移籍していった高津は不運だった。Wソックスのチーム改造は長距離打者のオルドニェス、リーを放出し、機動力のある井口、ポドセドニックを獲得し1、2番を組んだのは成功だった。大リーグの公式戦はこれで全て終了した。多くの日本人選手がプレーしたが、やはり井口が最後に光った。さて来季は誰がこれに続くことか...。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━自己PRコーナー紅葉には少し早いけど、深まり行く秋の景色をご覧下さい。浮間公園の写真をみる
2005.10.27
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人気blogランキングへメジャーリーグ(MLB)のプレーオフにはゴジラ松井(ヤンキース)、井口(Wソックス)、田口(カーディナルス)、大塚(パドレス)らが出場している。今日行われた試合ではWソックスの井口の3点本塁打が決めてとなり、昨年のワールド・シリーズ覇者であるRソックスを破った。これで早くも王手をかけたのだが、今度は敵地ボストンでの試合となるのでまだまだ行方は分からない。何しろRソックスは昨年もヤンキースとのリーグ優勝決定戦を3連敗から盛り返して4連勝で勝ち上がったチームだけに油断は禁物。ゴジラ松井は2戦目のこの日はヒットは放つがチームは破れ、対戦成績は1-1の五分となった。だがこの後はニューヨークへの移動となり、地元で3連戦が待っているだけに精神的には落ち着けるだろう。しかも第3戦の先発はランディ・ジョンソンが予想されるので、ここで3戦目を取れば一気にヤンキース有利となるが落とすと崖っぷちに追い込まれる。ナショナル・リーグの田口は、チーム力が安定しているので勝率5割ソコソコのパドレスに負けるとは思えない。そのパドレスの大塚には悪いけど、プレーオフを勝ち抜く戦力ではない。例え勝ち上がってもエース・ピービーの骨折が判明し全治一ヶ月ではお先真っ暗だ。日本のパ・リーグのプレーオフはいよいよ千葉でロッテ対西武で始まる。チケット取りたかったけど入手出来なかったので、残念だがケーブルTVの前で応援することにする。多分、スタンドはロッテファン一色になるだろうから、西武ファンの私としては逆に行って応援したかったです。松坂、西口で連勝したらその勢いでソフトバンクとの1勝のハンデも乗り越えられるかもね!まあ、週末が楽しみです。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━自己PRコーナー日記のテーマとは関係ないけど、私のカンボジア・タイ旅行記の写真が完成しました。是非、暇つぶしにでもご覧下さい。ついでに感想を書き込んで戴けると、とても嬉しい管理人でした。写真をご覧になれます第一日目第二日目第三日目第四日目第五日目
2005.10.06
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人気blogランキングへゴジラ松井、ヤンキースをプレーオフへ導けるか?MLBのアメリカン・リーグの東地区は、ヤンキースと昨年のワールドシリーズを制したレッドソックスとの3連戦で決着が付きそうだ。ここまでヤンキースが1ゲーム差を付けて最後の三連戦に臨んだ。だがヤンキースは松井の活躍も虚しく初戦を落とした。これで2戦残して同率で並んだ。MLBは2リーグ3地区制であり、ア・リーグの西地区はエンジェルスが中地区は井口の所属するホワイトソックスが制した。だが東地区の優勝チームと、4番目のイスがまだ決まらない。と言うのもホワイトソックスが9月に入り失速している間に、同じ中地区のインディアンスが猛追してきた。この2チームも最後の3連戦で対戦するが、東地区の優勝を逸したチームとインディアンスの勝率もかなり微妙になりそうだ。なのでこの2日でどうなるかまだまだ予断を許さない。MLBのナショナル・リーグは西地区が勝率5割と低勝率ながら制したのは大塚投手が所属するパドレスで、中地区は田口の所属するカーディナルス。東地区は何と地区14連覇を達成したブレーブスだ。4番目をフィリーズとアストロズが争っている。プレーオフは日本では昨年からパ・リーグで導入された。その盛り上がりからセ・リーグでも2007年シーズンからの導入を決めている。そしてその制度もパと歩調をあわせたプレーオフとなるようだ。さあ、MLBのプレーオフはどういう顔触れになるだろうか?何だかドキドキしてきた。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━自己PRコーナー私のカンボジア・タイ旅行記の写真が完成しました。是非、暇つぶしにでもご覧下さい。ついでに感想を書き込んで戴けると、とても嬉しい管理人でした。写真をご覧になれます第一日目第二日目第三日目
2005.10.01
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人気blogランキングへ野茂、ヤンキース入団へ!タンパベイ・デビルレイズを解雇された、野茂英雄が同地区のヤンキースとマイナー契約を交した。野茂はAAA級(3Aは誤表記)のコロンバスでの調整登板を経てメジャーへ昇格する見込みだ。しかしチーム事情によっては、いきなりヤンキースでの先発も有り得る状況になってきた。今季はデビルレイズで先発としてスタートし、日米通算200勝も達成したが防御率は7点台と過去最悪でウェーバーを経て解雇された。だがウェーバー後の自由契約で、先発投手に故障者が続出して台所事情が火の車のヤンキースから声が掛かった。今季のヤンキースはランディ・ジョンソン、ジャレット・ライト、カール・パバーノを補強したもののライトとパバーノは故障で期待された成績は残していない。昨季は2位だった同地区のRソックスに優勝を奪われて、今年は何としても取り戻さなければならない年。そこでジョンソンとムッシーナ以外の先発投手の緊急補強に乗り出した。マーリンズを解雇された39歳のライターに続き、野茂に白羽の矢が立った。これで野茂にとっては念願だった、Wシリーズ登板への可能性が出てきた。万年最下位のデビルレイズでは無理だったが、解雇により声が掛かったヤンキースで夢が叶いそうだ。だがメジャーはシビアだから、野茂が結果を残さないかぎりWシリーズ登板は文字通り夢のままで終わりかねない。だが結果さえ残せば、来季へ向けての契約延長の話も出てくるかもしれない。通算で8球団目のヤンキースで、ゴジラ松井と同じフィールドに立ち勝利へ貢献する姿を早く見てみたい。
2005.07.28
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人気blogランキングへ(野球コーナーでは現在308位に登場中です。これからもお願いします)野茂、解雇へ!デビルレイズの野茂に厳しい通告がされた。前回のトロントでのブルージェイズ戦でも打たれて、遂に戦力外通告がされた。首脳陣等は野茂の練習に取り組む姿勢には高い評価を与えているが、如何せん防御率7点台では先発としては失格の烙印を押されてもやむを得ない。私はそう遠くないうちにこの日の通告が来るのではと思っていた。確かにピネラ監督は200勝達成までは辛抱強く起用していたが、それも遂に限界に来たようだ。過去にも野茂はメッツ解雇後にカブスのAAA(3Aじゃないよ)級のアイオワで一ヶ月プレーした後に、同様に解雇された。その際にはブルワーズと契約しAA級で調整登板後にメジャー復帰を果たした。だが今回は当時とは年齢も違うので、今後はウェーバーの結果次第で移籍球団を探す事になる。この時期は、プレーオフ進出を狙う球団が積極的な補強に出る。そうした球団からたとえ短期間の契約でも声がかかる可能性も否定できない。強豪チームからの引き合いがあれば、そこで頑張ればプレーオフ進出も夢ではなくなる。デビルレイズでは絶対に無理だからこれを前向きに捉えるべきだが、その為には代理人が裏でどれだけ力を発揮出来るかにもよるだろう。ドジャースを皮切りにメッツ、カブスのAAA、ブルワーズ、タイガース、Rソックス、ドジャース、デビルレイズと渡り歩いた野茂の次の所属先はどうなる?城島負傷で連日のスタメン落ち来季からのMLB挑戦が確実視されているソフトバンクの城島が右肩痛で連日のスタメン落ち。おかげでチームも西武に連敗。やはり城島のいないホークス打線は、松中が頑張っていても相手からすれば楽だ。今日の試合は西武が先制するも、ホークスが逆転し9回に馬原を投入。だが最近調子の落ちている馬原を代役の田口がリード出来ずに、この回3点を失い西武にひっくり返される。9回裏にその田口の代打で登場するもサードゴロに終わり、チームも連敗。王監督、先発の新垣は8回が終了時点でベンチ内で満面の笑みを浮かべていたが、その笑顔を出すにはまだ早かった。野球はサッカーと違い2点差位では最後の最後まで結果は分からない。指揮官のそうした油断が西武ナインの闘志に火をつけた格好となった。試合終了後はそそくさとベンチを後にした王監督。ホークスが毎年の様に西武に負け越すのは、西武の野球は常にホークスより一歩先の展開を想定してプレーしているからだ。ホークスは昨日の試合でもそうだが、早い回でもカブレラを敬遠するが西武ではこうした弱気のその場限りの采配は振るわない。終盤の大事な場面では敬遠もあるが、西武という球団は極力敬遠を避ける傾向がある。それは敬遠は成功して当たり前で、失敗すれば相手が喜ぶだけだ。成功しても打順が一人進むので、また直ぐに打順が廻ってくる。王監督は現役時代に散々敬遠されていたはずなのに、早い回から相手の主砲を敬遠する作戦を目先の勝負にこだわって逆に失敗している。こうした野球を改めない限り、ホークスは毎年西武に負け越すだろうし歴史がそれを証明している。西武戦、ロッテ戦には何れも負け越し、下位三球団だけに勝率9割以上で大きく勝ち越している。ロッテや西武に勝ち越してから偉そうな面をしなさい。プレーオフではその二球団が相手で勝てますか?
2005.07.17
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祝、野茂日米通算200勝【野茂、日米通算200勝】今季からタンパベイ・デビルレイズの所属となった野茂が、交流試合の古巣ブルワーズ戦に先発して今季4勝目で通算200勝を達成した。近鉄で78勝、米国で122勝を上げてこれで名球界入りの資格を得た。この日は持ち味の奪三振は2と控えめだったが、弱小チームをバックにしての登板は援護が無かったり勝利投手目前で交代させられたりと不運もあった。ピネラ監督はマリナーズでも監督をしていた人なので日本人にも御馴染みだが、野茂の四球の多い投球には監督自身も忍耐を強いられている。200勝をきっかけに今後も野茂が勝ち星を重ねるには、常に最小失点に抑えないと難しい。現在の防御率が6点台なので、これを4点台に回復させるのが課題だ。【日本人大リーガーのパイオニア(開拓者)】日本人大リーガーの第一号といえば当時の南海ホークス(現、ソフトバンク)の村上投手だが、昨今の大リーグブームの火付け役になったのは間違いなく野茂英雄である。野茂が大リーグ挑戦を近鉄在籍時に契約更改の席上でぶちまけた時には、日本のマスコミも当時の鈴木啓示監督も冷たかった。野茂は入団当初から近鉄のエースとして、阿波野(現、巨人投手コーチ)に替わってチームを牽引した。ルーキーイヤーには投手タイトルを総なめにし、ストレートは常時150km/h以上を計測し追い込むと鋭いフォークで三振の山を築いてきた。当時の近鉄は仰木監督(現オリックス監督)が率いて猛牛打線を売り物に、毎年の様に西武と激しい優勝争いを展開してきた。そんな中で当時の西武の主砲清原との力の勝負はパの目玉でもあった。【近鉄退団と渡米】そんな野茂に転機となったのは5年目に肩を壊して2軍で先輩の吉井(現、オリックス)と過ごした時だった。何故かこの二人は意気投合して、野茂は吉井にフォークの握りを伝授した。吉井も若手のリリーフエースとして活躍していたが故障もあって2軍調整を余儀なくされていた時期だった。2軍調整が続く中で、野茂は憧れだったメジャー挑戦の夢を叶えることを考えるようになった。仰木監督の後任の鈴木監督は、近鉄のエースとして300勝を挙げた投手だったが調整方法を巡って意見の衝突が度々あった。そうした日本的な押し付け指導方法(仰木監督はノビノビ派)に反発していた野茂は、オフにフロントに大リーグ挑戦を直訴した。すったもんだの末に、ダン(団)野村氏を代理人として大リーグ挑戦の為に渡米した。【大リーガー野茂】当時の大リーグはストの影響もあってシーズン開幕が1か月遅れた。ストの影響で観客動員が減る中で、ドジャースと契約した野茂は故障の回復した体で真っ向から大リーガーへ立ち向かっていった。野茂のトルネード投法とフォークを駆使して三振を奪取するスタイルが、米国のファンにも受け入れられて球宴先発も果たした。2年目にはノーヒットノーランも達成し野茂の名はすっかり米国球界に定着した。ここから先の野茂の活躍は今更書くまでもなく、多くのファンなら知っていることなので省略したい。【渡り鳥野茂の悲願は…】野茂はドジャースを皮切りにメッツ、カブス(AAAアイオワでプレー)、ブルワーズ、タイガース、Rソックス、ドジャース、デビルレイズと渡り歩いて200勝へと辿り着いた。その間には最多奪三振、開幕投手、2度目のノーヒットノーランは両リーグでの達成と数々の足跡を残してきた。そんな野茂の最後の望みはプレーオフを勝ち抜いての、Wシリーズ登板である。ドジャース時代にプレーオフで登板したものの地区シリーズで敗退している。今のデビルレイズは新興球団で同地区にはヤンキース、Rソックスの強豪がいるので正直言ってプレーオフ進出は無理に近い。しかし腐らずにデビルレイズで投げて結果を出せば、後半に強豪球団から移籍のオファーが来る可能性も否定出来ない。若手中心のチームなので、後半になっても低迷するようなら強豪球団との利害が一致すれば再度の移籍もあり得る。そうすれば野茂の最後の夢に一歩近付くだろう。まだまだ36歳なので、体の手入れさえしっかりしていればチャンスは巡ってくる。これからも真っ向勝負を挑んで頑張って欲しい。
2005.06.16
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大阪近鉄から入札制度を利用してドジャースとマイナー契約をした中村が、待望のメジャー昇格(ドジャース)を果たした。査証発行が遅れてキャンプ入りを他の選手より遅くなっていたが、オープン戦ではソコソコの成績を残し最後までメジャー入りの希望を繋いでいた。だがメジャー独特の契約制度に阻まれて、開幕メジャー入りは果たせずAAA級ラスヴェガスでプレーをしていた。そこにけが人の穴埋めとしていきなりメジャー昇格の機会に恵まれた。マイナー行きを告げられた際には、ドジャース退団をほのめかしていた...。ただしけが人が復帰した場合は、中村か崔のどちらかがマイナー落ちの可能性があるので安心は出来ない。中村のポジションは基本的に3塁であるが、1塁も守れるので1塁手としての出場が見込まれる。常時スタメン出場が出来ない現状では、右の代打か出たり出なかったりのスタメン出場で結果を残すだけだ。メジャー昇格を果たした日は忙しく球場入りをし、代打でDバックスのアンダーハンド投手コプラヴからライトへヒットを放った。ドジャースの内野手は好調の様子で、中村の出場も自ずと限られてくる。元横浜の助っ人のトレーシー監督は、日本人選手には普段から厳しい態度で臨んでいる。野茂や石井が四球をだすと良く嫌な表情を浮かべていたし、今はその二人は在籍していない。中村にはガムシャラに結果を残してレギュラー獲得を目標に頑張ってもらいたい。
2005.04.13
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MLBが日本プロ野球の開幕に遅れて開幕した。今年も日本球界からはデニー(前横浜、現Rソックスのマイナー)、中村(前大阪近鉄、現ドジャースのマイナー)、井口(前福岡ダイエー、現Wソックス)らがメジャーを目指して渡米した。井口は2塁のレギュラーを獲得したが、その一方で渡米が諸事情により遅れた中村はオープン戦に連日出場していたが残念ながらマイナースタートとなった。中村は2年前にメッツと契約寸前まで漕ぎ着けながら翻意した。今回はオリックスとの合併騒動にそっぽを向いて、ポスティングによるメジャー移籍を試みたがドジャースがマイナー契約を申し出たに留まった。マイナー落ちと通告された中村はショックで移籍をほのめかしたが、マイナーAAA級のラスベガスでのプレーを承知した。中村は最終的にメジャー契約の選手に負けてしまったが、契約を成績より重視する前に涙を呑んだ。だがチーム事情次第では早期のメジャー昇格のチャンスもあるので、気を抜かずにマイナーでプレーすることを望みたい。一方メジャーの先輩達の日本人選手は、ゴジラ松井が開幕試合に強い一面を見せた。開幕試合の地元ヤンキースタジアム戦の対Rソックスでいきなり本塁打を放った。メッツの松井稼は昨年の開幕試合の第1打席での本塁打を再現するかのようなシーンがまた見られた。今年の開幕は敵地シンシナティでのレッズ戦の第1打席で本塁打を放つ。真打のイチローは2安打で貫禄を示した。投手ではオープン戦終盤に連続して失点していた、Wソックスの高津が1-0の緊迫するスコアの中でセーブを記録して勝利に貢献した。
2005.04.05
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人気blogランキングへオープン戦でのイチローは絶好調だ。怖いのは打ちまくることで、相手投手が際どいコースをついてくることでの死球か?例年4月は調子が上がらないイチローだが、このまま公式戦に突入すれば夢の打率四割も視野に入るだろうがそれは難しいだろう。四割を達成するには、単純計算で5打数2安打以上を毎日求められる計算だ。それと打率をアップするには打数を減らすのも一つの方法(この意味分かる?)である。だがイチローはじっくりとボールを選ぶタイプの打者ではなくて、積極的に打ちに行く打者なので四球は少ない。となると常にヒットを打ち続け無ければ達成出来ない。もしチームが優勝争いを演じていたら、得点圏打率の高いイチローの打席は相手のマークがきつくなる。唯一怖いのは、相手投手の内角攻めによる制球ミスから来る死球だ。昨年もロイアルズ戦で頭部に死球を喰らったこともある。そんなイチローだが、並外れた動体視力で死球を喰らっても致命傷になることは少ないがやはり注意は必要だ。
2005.03.23
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人気blogランキングへドジャースの石井投手がメッツへトレードされる可能性が急浮上してきたそうだ。MLBの両チームのサイトを覗くと、何と両チームのサイトに石井のトレード話が掲載されている。先ほどざっと読んだが、共通している点はメッツの先発右腕トラクセルが背中の故障で長期離脱を余儀なくされる為に、メッツが先発投手を捜している点だ。トラクセルといえば、中村紀に第1号の本塁打を打たれた投手だが長年先発として実績がある。石井との交換要因には、メッツの第二捕手(第一は当然ピアザ)のジェイソン・フィリップスだ。ドジャースの捕手陣はベイコ(バコと書かれるがベイコが正しい)、ロス、ナヴァーロの3人。ナヴァーロはヤンキースのマイナーではポサダの後継者と見られていたが、ジョンソン獲得の一環でDバックス経由でドジャースに移籍していたが経験が不足している。そこで手薄な捕手陣をカバーする意味で、フィリップスを獲得したいそうだ。このトレードが仮に1対1で決着すると、どう見てもメッツが得するように思えるがそこには石井の年俸も絡んでいるそうだ。サイトではその辺のことも紹介しているし、更に、ドジャースが三振とほぼ同じ数の四球を与えている彼への評価が決して高くないことも書いている。オフにはランディ・ジョンソンと主砲ショーン・グリーンの絡む三角トレードでも、石井の名前が取り沙汰されて一時はヤンキース入りが決定的とも見られた。そして今回は同じニューヨークのメッツが獲得に乗り出している。ドジャースは昨年のプレーオフ突入前の9月から石井を先発からはずしていた。トレーシー監督は、石井が四球を出す度に嫌な顔をしている様子がTVでアップになっていた。今回の騒動がどういう結果になるにせよ、石井がこのまま1年を通じてドジャースのユニフォームを着ている可能性は低そうだ。
2005.03.19
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人気blogランキングへポスティングでドジャーズとマイナー契約で、キャンプには招待選手として参加している中村紀が対メッツのオープン戦に出場した。メッツには松井稼が在籍し、1年先輩の中村とは大阪の高校からプロ入りしたもの同士として仲が良い。その中村は3塁手として出場し、メッツの12勝右腕トラクセルから左越えの2塁打を放ち2塁ベース上で松井と会話を交わしていた。トラクセルの肩口からの甘いカーブをバットの先端で捉えた打球は、左の頭上を越す彼らしい一打だった。だが労働用の査証発行の遅れでキャンプ地入りが他の選手より遅れた中村は、数少ない出場機会で結果を残さないと開幕はラス・ベガス(AAA級)で迎えることになる。ドジャースは、昨年の3塁手は本塁打王を獲得したがFAでマリナーズへと移籍してしまった。その穴を埋めるべくWソックスからべテランのヴァレンティンを獲得した。彼は決して大きくない体から、一発狙いの粗い打撃が特徴で30本塁打以上を昨季も放っているがその反面打率は2割1分台と、ここ数年毎年の様に下がっている。ナ・リーグはブリュワーズ在籍時以来だが、もしヴァレンティンが開幕後に結果を残せないと中村にもチャンスはある。ドジャースには1塁手にも難があり、韓国人選手のチェは左投手を苦手とする。中村はアテネ五輪でも小笠原(日本ハム)と共に、1塁を守っていたので試合に出る為には1塁手での出場の方がチャンスは大きい可能性がある。いずれにせよ、今後調整の進んでくるメジャーの主力クラスの投手やマイナーの有望株投手との対戦で、トレーシー監督(元横浜)へアピールしなければならない。Wソックス入りした井口(前ダイエー)は、2塁にライバルがいないので順調に行けばレギュラーは確実で、その点では中村をリードしている。今後の日本人選手の調整と結果から目が離せない。
2005.03.07
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人気blogランキングへポスティングによるメジャー移籍を目指していた、中村紀(前近鉄)のドジャース入団が決まった。ただし、現時点ではマイナー契約であり、たとえメジャー昇格できても50万ドル程度の年俸であるらしい。2年前にはメッツの2年契約で700万ドルの好条件と比べると、その2年間で彼の価値は急降下した。2年前に右ひざを負傷しながらも、大黒柱として出場を続けていたので右ひざの状態は芳しくない。彼のプレーを見ても、全力疾走が出来ていないし辛そうだった。入団先のドジャースでは、昨季の3塁手のベルトレは4番として本塁打王を獲得して一気に大ブレークした。そんなベルトレはオフにFAとなり、長距離打者を渇望していたマリナーズに移籍した。そこでドジャースは、Wソックスからバレンティンを後釜に獲得した。バレンティンは通算200本塁打を越す打者だが、打率は低く昨季も確か2割1分台だったはずだ。彼の常に一発狙いの荒っぽい打撃は、はまれば遠くに打球は飛ぶが果たして名門チームに溶け込むだろうか?中村紀はこのバレンティンに挑む形になる。中村紀は3塁と共に1塁を守るケースも考えられる。マイナー契約とはいえ、ベルトレとグリーンの抜けた打線に食い込むチャンスは残っている。中村紀がドジャースに定着するには、オープン戦を通じて強烈な印象をチームに残さないと難しい。それでもメジャー昇格が決まれば、3塁でも1塁でも出場の可能性はあるしバレンティンが結果を出さないと、中村紀がレギュラーを奪取する可能性もある。その中村紀には常時出場に向けては、多くの課題もあるがWソックス入団の井口(前ダイエー)や2年目の松井稼らとともに日本人内野手の活躍するシーンを観てみたい。
2005.02.04
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人気blogランキングへ【日本人選手の動向】MLBのシーズンオフの話題の柱といえば、やはり大物選手の動向に尽きる。FA宣言選手ばかりか、主力選手のトレードの噂も何かと飛び交う。そんな中で日本からMLB入りを目指している選手たちが、果して入団を果せるのかも注目している。阪神からFA宣言でMLB入りを目指していた、藪投手のA'S(オークランド・アスレティックス)入りが確定した。この球団はシスコの対岸にある球団で、私も一度観戦に訪れたが日本人選手の入団は初だ。A'SはMLBの全球団の中でも最高の3本柱と称される、先発投手陣の中からハドソンがブレーブス、マルダーがカーディナルスへとトレードされた。何れもFA宣言前に若手選手との交換により、経費削減を果す為だ。オークランドは都市規模からいっても、巨大マーケットに恵まれない為に高給をスター選手に払えない。藪はそうしたチーム事情から、3本柱の一人のジト以外に頼れる先発が一気に不足したことから先発としての適正を試される。決して球速は無いが、多彩な変化球と制球の良さでメジャー入りの可能性は高い。藪以外の、井口(前ダイエー)、中村(オリックス)、稲葉(ヤクルト)らは入団先が決まらない。井口はそれでも可能性を秘めているが、他の2選手は苦しい状況だ。【ニューヨーク・ヤンキース】昨季のヤンキースは、プレーオフ進出を果たしたものの宿敵レッドソックスにリーグ優勝決定戦で3連勝から4連敗を喫し赤っ恥を掻いた。勢いに乗ったレッドソックスはそのまま4連勝で世界一に輝く。ここ最近のヤンキースは厚い選手層でシーズンは乗り切るが、クレメンスやペティートと言ったポストシーズンに強かった投手が抜けた穴は大きかった。そこでヤンキースは豊富な資金力を活かし、トレードで最強左腕投手のランディー・ジョンソンをヴァスケスらと金銭で獲得した。更に、FAでブレーブスからライト、マーリンズからパヴァーノを獲得し先発を強化した。この3人と残留したブラウンとムッシーナで5本柱を形成する。野手陣では目だった補強はなかったが、現在のメンバーでも充分だし故障者が出れば補強に乗り出すだろう。ジョンソンのトレードは一度は暗礁に乗り上げて、ドジャースの石井の獲得の線で話が進んでいた時期もあったようだ。ただし補強をした先発陣にも一抹の不安は残る。ジョンソンは将来の殿堂入り候補生だが、年齢よりもNYのマスコミ対策が不安だ。シアトル(マリナーズ)やフェニックス(Dバックス)での地方都市でのプレーが長かった為に、NYのような大都市の伝統球団でのプレーで力を従来通り発揮できるか?別の側面で、マリナーズ戦でのジョンソンの登板は楽しみだ。マリナーズのエースだった彼がシアトルで登板する時のスタンドの反応や、イチローとの対戦はワクワクする。【ニューヨーク・メッツ】ここ数年のメッツの話題は、オフの補強は積極的に話題になるがシーズンインとともに存在感が薄くなるパターンが続いた。そのオフの補強も、獲得して選手らが結果を出せない為にチームは低迷する。大物FA選手を獲得すれば、当然ドラフト指名権の放棄などで有望な若手選手が入団できない。現在のメッツは毎年の様に主力選手の顔触れが目まぐるしく替わる。ここ最近入団したグラヴィン(前ブレーブス)やフロイド(前Rソックス)がバリバリ働かないとチームの浮上はないが、NYという土地柄か期待通りの成績は残していない。そこに西武からFAで松井稼が入団し弱点だったショートの強化に乗り出した。西武の顔として、日本のナンバーワン遊撃手でもあった稼頭央は連続試合出場を続ける鉄人選手でもあった。ところが慣れない自然芝球場や一塁手の拙守で、エラーが続出しそれが打撃にも影響をし不本意な一年目になった。そんなチームは、まずGMを降格させ新たにエクズポズ(現ナショナルズ)のGMを勤めていたドミニカ出身のミナヤをGMに添えた。元々メッツでGM補佐を勤めていたので事情は分かっている。そしてラテンアメリカのコネを活かし、Rソックスの不動の大エースであるペドロ・マルチネスの獲得に成功した。ペドロの獲得にはヤンキースも熱心だったが、ミナヤGMの熱心な勧誘が功を奏した。更に、野手ではFAの目玉だったカルロス・ベルトラン(前アストロズ)も獲得した。ベルトランの動向は今オフ最大の関心事であったが、彼がメッツに落ち着いたことで、今後に大物FA選手の動向が一気に加速するだろう。他には二遊間のバックアップに、ヤンキースで9番二塁でレギュラーだったカイロも獲得した。松井稼とレイエスが不調な場合は即座にスタメン出場を果たすことになる。だがここでも不安材料はある。ペドロはプレーオフでこそ勝利に貢献したが、シーズン終盤からの不調は来季に向けて不安だ。NYというマスコミがうるさい土地と、久し振りのナ・リーグに何処まで適応できるかが鍵だ。ベルトランは昨季はロイアルズでスタートし、途中でアストロズにトレードされた。アストロズではプレーオフ進出に大いに貢献。特にプレーオフでの超人的な?活躍で一気にFA戦線の目玉に浮上した。昨季は打率こそ多少低かったが、走力もある3拍子揃った選手でメッツでは3番か5番かな?こうした選手の活躍が不可欠なメッツで、チームの顔だった捕手のピアザの処遇も気になる。その余りにも酷い弱肩とリードで、投手陣も随分と苦しんだ。フィリップスとの併用が今季も続くのだろうが、フィリップスでは打撃が見劣りする。ピアザの捕手出場と一塁手としての守備力アップがならないと、内野手のエラーも増える一方だ。松井稼のエラーが多かったのも、送球エラーもそうだがワンバンを処理できなかったピアザにも問題があった。ピアザの打撃は誰もが認めるが、従来得意だった右への強い打球もひざの故障の影響で最近は少なくなってきた。高給取りのピアザには、トレードの申し込みも少ないだろう。DHのあるア・リーグへの放出もありえるが、果たしてどうなるか?
2005.01.15
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人気blogランキングへ札幌ドームで行われた日米野球第6戦は、日本チームのエースの松坂(西武)が5-1で完投勝利を収めた。日本人投手の完投勝利は20年ぶりだった。今日の松坂は制球もよく、コーナーに変化球もストレートも決まっていた。何時もよりは変化球が多目だったが、パの打者の様に粘らないMLBの打者の早撃ちにも助けられたが城島とのバッテリーもアテネ同様見事だった。そして今日はこの広い札幌ドームで、日本チームに初の本塁打が出た。横浜の佐伯がMLBのK-RODことF・ロドリゲス(エンジェルス)から8回に、ライトへ一発を放った。前日の岩隈の好投に続き、日本を代表する松坂が好投したことでMLBのボウチー監督もかなりご立腹だったそうだ。残り2戦も日本チームが何とか頑張ってMLBに勝ち続けてもらいたい。
2004.11.11
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人気blogランキングへ【84年ぶりの記録更新】やったー、マリナーズのイチローが84年ぶりにシーズンの最多安打記録を更新した。地元シアトルに戻って最後の3連戦(対レンジャーズ戦)の初戦で3安打を放ち一気に259安打まで更新した。私は今日は西武ドームにプレーオフを昨日に続き観戦に行ってきた。開始前の国歌演奏前にセンターのスクリーンに、イチロー選手が記録を達成した事を知らせた。その瞬間西武ドームでは拍手が鳴り止まなかった。イチローが記録を更新するのに84年かかった最多安打だが、従来はあまりスポットがあたっていた記録とは思えない。しかもこれらの記録は戦前の1920年から1930年代に多く見られ、現代野球とは大きくレベルも違ったはずだ。イチローが安打を放つたびに先人の名前が注目を浴びて、遂にジョージ・シスラーの子孫がこの日の為にシアトルに集合した。メジャーでは記憶の新しい所でマグワイアとソーサの本塁打シーズン記録更新のときと、それを破ったボンズの騒動は凄かった。それに比べて安打記録となるとスポットがあたりづらい。だがイチローが打ちまくることでそんな偏見も徐々に飛ばしたようである。米国人は懐が深い。イチローが記録を更新した際の映像を観たが、地元だけあって満員の観衆は惜しみなく拍手を送った。久し振りにどん底のシーズンを送っているマリナーズにとって、逆にチームが優勝争いから脱落しているので楽な気持ちで打席に立てているだろう。もし優勝争いをしていれば様々な重圧がかかるがそれが無いのはある意味で楽だ。首位打者はほぼ決まりだしMVPもこの活躍で一気に有力になってきた。米国ではMVPは日本と違い優勝チーム以外から選出されることも多い。こちらも期待したい。イチローにとって次の目標は究極の目標である打率4割だろうか。いとも簡単にヒットを打ち続けるイチローなら可能かも知れない。怖いのは死球や怪我による戦線離脱だけだ。
2004.10.02
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