檜山振興局商工労働観光課うすまるです。

JR北海道の江差線（木古内～江差間42km）が5月11日を最後に長い歴史に幕を閉じようとしていますが、全国各地から鉄道ファンの方が最後の乗車に来ていただいています。

今回は、鉄道でのご旅行をお考えの方に、計画を立てる際のアドバイスをしたいと思います。

江差駅のみどりの窓口の営業時間は9：00～17：00です。

　窓口は１箇所のみで、通常は駅員さん1人で対応しています。

　江差駅折り返しの列車がすぐに出る時間帯は、記念切符を買うお客さんで、窓口が行列になる場合がありますので、時間に余裕を持って計画を立てて下さい。

江差駅にはコインロッカーがありません。

江差駅は市街地から離れた住宅街にあります。

　上町 うえまち と呼ばれる繁華街までは、１ｋｍ／徒歩約13分

　下町 したまち と呼ばれる観光施設などへは、１.５km／徒歩約18分

江差町は、みなみ北海道でも有数の観光地です。

江差駅周辺だけでは「江差に行ってきた。」とは言えません

　幕末の江戸幕府軍の軍艦「 開陽丸 」や、景勝地「 かもめ島 」、歴史的街並みの残る「 いにしえ街道 」などは必ず見学しましょう。

江差駅の周辺には、コンビニや飲食店はありません。

駅前には、バス停がありますが、便数は都会と比べるとかなり少ないです。

　江差駅前のバス時刻表は 函館バスのバスロケーションシステム の時刻表検索で、 「江差駅前」で検索してください。

　江差の市街地・観光施設へは「江差ターミナル」行き 以外 のバスに乗車してください。 　（※江差ターミナル行きは、さらに町外れに向かいますのでご注意！）

　バス料金は後払いですので、整理券を取って乗車してください。バス料金は降車の際に、運賃表で確認してください。

江差駅前からは、函館駅行きのバスは出ていません。

　「桧山支庁裏」というバス停まで歩く必要があります。700m/徒歩で約9分です。

　駅前の道路を右へ曲がり直進します。信号機のある3差路を右に曲がり上り坂を登ります。左手に4階建ての檜山振興局の建物を過ぎると、「桧山支庁裏」のバス停があります。 　 【地図 googleマップへ 】

駅前には、タクシーがいる場合と、いない場合があります。

　タクシーがいない場合は、町内のタクシー会社へ連絡してください。駅前に電話ボックスがあります。

　・江差交通　0139-52-1170

　・檜山ハイヤー　0139-52-1178

駅と観光施設を周遊する 無料バス の運行予定があります。

　江差観光コンベンション協会では、昨年に引き続き、江差駅と町内観光施設を接続する無料周遊観光バスを4月から江差線の廃線まで運行予定です。ゴールデンウィーク前までは土日を中心に。ゴールデンウィーク期間からは、毎日運行の予定です。

　詳細が決まり次第、このブログでも別途お知らせします。

江差町内の観光施設（開陽丸、中村家、江差追分会館など）は、4月から無休で営業しています。

　なお、追分会館は営業していますが、江差追分の実演は4月29日から開始です。

「 江差・北前のひな語り 」は4月6日(日)までの開催です。

　いにしえ街道沿いの店舗にお雛様がたくさん展示されていますので、4月6日までにお越しの方は、こちらも是非ご覧ください。

町内のウロコイ辻薬局では、鉄路の軌跡　鉄道写真家「辻晴穂」写真展を開催中。

　下町の「いにしえ街道」沿いにありますので、鉄道ファンの方は必見です。

　住所/江差町字姥神町77　　電話/0139-52-0010

江差町内には、民宿、ビジネスホテル、高級旅館まであります。

　ご予算に合わせてご予約ください。いずれの施設も江差駅からは１Km以上離れています。

　宿一覧は こちら をご覧ください。

江差駅前には 臨時売店「おもてなしプラザ」 が営業しています。

　駅を出て右側の「のぼり」が上がっている店舗です。

　廃線前の 5月11日まで無休、営業時間は午前9時～午後5時です。

　廃線記念グッズや江差町内の特産品を販売していますので、必ず立ち寄りましょう。

檜山振興局では、「 JR江差線・想い出教えてキャンペーン 」を開催しています。

　あなたからの、旅の想い出を募集していますので、ご旅行中、ご旅行後にご応募ください。

　抽選で２０名様に、江差線記念フェイスタオル または 手ぬぐいをプレゼントします。

ご旅行に際して、分からないことがありましたら次の問い合わせ先にご連絡ください。

　・ 江差観光コンベンション協会 　（江差町内の観光に関すること。）

　　0139-52-4815

　・ 檜山振興局 観光振興係 　（檜山地方全体の観光に関すること。）

  　0139-52-6642