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北海道石狩振興局の食育担当です
【開催の目的・趣旨】
今、日本では 肥満や生活習慣病
の増加、過度の 痩身や朝食欠食
など、子どもから大人まで、食に関することが大きな問題となっています
このため、 子どもや家族みんなで食について考えていただくきっかけと食育の理解を深め
、道産農産物の 地産地消を促進
することを目的として開催しました
【内 容】
このフォーラムでは、北海道食育コーディネーターとして道内で食育の推進に御尽力されているお二人に、ご講演をいただきました
はじめに 「食生活と健康」 と題して、テレビ出演や新聞連載などで有名な 札幌医科大学医学部教授の當瀬規嗣教授 にご講演頂きました。
先生は医学部教授ということで、終始医学的根拠に基づくお話でしたが、時折ジョークを交え会場の笑いを誘っていました。
健康な人は、日々、恒常性を維持するため栄養、睡眠、排泄が必要とのことで、栄養摂取のため食べるということに始まり、各種栄養素の働きを亀の甲羅で表示するあの化学式を交え詳しく説明されました。
人の体は、進化の過程で自律神経が1日3交代するということがDNAに組み込まれていて、これを意識して日々食事をすることが非常に重要とのことでした。
朝食はしっかり、夕食は軽めという意識も必要で、午後10時から午前2時の間に食事(飲食)をすると脂肪となって体内に貯蔵されやすいということでした。
健康を維持するためには、良い食習慣が大事で、 何を食べるかよりもどう食べるかが重要というお話でした。
続いて、 「しあわせな食卓、はじめましょう。」
と題して NPO法人北海道食の自給ネットワーク事務局長の大熊久美子様
にご講演頂きました
。
大熊様は、NPO法人として毎年小学生を対象に6回シリーズの食育講座を実施したり、女子大で講義するなど、今時の子どもや若者の生活習慣や食事についてたくさんの見聞をお持ちで、これらのことから今の食の乱れについてお話がありました。
大熊様のこれまでの活動から得られた情報などを基に、現代の食習慣の傾向について紹介され、今日の社会では 「簡単・便利・自由」
に食べられ、都合のいいことも多々あるが、一方では生活習慣が悪くなり、人が生活する上で大事なものを奪っているのではないか、と警鐘を鳴らした。
また、年代別の食事の傾向などを交え、50才代以下の年代では、外食や弁当などの既製品を購入する支出割合が多く、家庭で調理する傾向は少ないことや、家庭内での「こ(個、弧、小、粉など)食」が多様化していることなどの現状報告がありました。
これらの現状に対し、 今後は、旬の野菜を食べることや 「ま・ご・わ・や・さ・し・い」
(まめ、ごま、わかめ、やさい、さかな、しいたけ(きのこ)、いも)を意識して、男性も女性任せでなく食事づくりに積極的に取り組んでほしい
そして、しあわせな食卓をはじめてほしいというお話でした。
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