こんにちは

上川総合振興局地域政策課の交通担当です

ＪＲ北海道の富良野線を走る観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」が１１日、今季の運行を開始し、昨年に続き今年も乗車してきました

　新型コロナウイルスの影響で、２０２０年と２１年は運転日を短縮して運行していましたが、今季は３年ぶりに通常運行となり、第一便は旭川市のキャラクター「あさっぴー」や多くの関係者に見送られ、午前１０時に旭川駅を出発しました

（多くの関係者に見送られ「富良野・美瑛ノロッコ号」は旭川駅を出発）

（今季の運行を開始した「富良野・美瑛ノロッコ号」）

列車は５１０形客車をトロッコ仕様に改造し、片側は景色が見えやすいよう外側に向けて木製のベンチが配置され、反対側には６人掛けのボックス席が並びます今季は客車３両のうち指定席車両の１両にラベンダーの造花を飾り付け、ラベンダーが開花していない時期でもその雰囲気を味わえるよう工夫を施しました

（ラベンダーが飾り付けられている指定席車両）

旭川駅を出発し、しばらくすると目の前には田園風景が広がり、眺めのよい場所に差し掛かる際には列車のスピードを落としてくれます折り重なる丘に広がる畑にポツンとある赤い屋根の家は、美瑛町の絶景スポットとしてＣＭやパンフレット等にたびたび利用されており、わたしも車内から撮影することができました

         （車窓から見える美瑛町の赤い屋根の家）

　そして、何より第一便に乗車してうれしいのが、主要な駅に到着すると、沿線自治体のご当地キャラクターが地元の方々と出迎えてくれることです美瑛駅では美瑛ヘルシーマラソンのキャラクター「かけ丸」くん、上富良野駅では上富良野町のゆるキャラ「らべとん」、中富良野駅では中富良野町のイメージキャラクター「ラベンダーの妖精」、富良野駅では北海へそ祭りのキャラクター「へそ丸くん」が駆け付け、歓迎してくれました

（富良野駅で出迎えてくれた「へそ丸くん」）

　車窓からまだラベンダーは見ることができませんでしたが、７月頃には開け放った窓から色鮮やかなラベンダー畑が眼前に広がりますノロッコ号の運転日のみ営業する季節限定の臨時駅「ラベンダー畑駅」からは観光農園「ファーム富田」（中富良野町）まで歩いていくこともできます

　　　　(7月になると丘一面にラベンダー畑が広がり車窓からも見えます）


Hokkai ・ Do ・画』として一般公開されておりますが、改めてこのブログでも紹介させていただきます

〇絶景！！北海道・夏の鉄旅「富良野・美瑛ノロッコ号」に乗ってみた

　　　　　　　【 https://youtu.be/-E8Iuzhw6ec 】

今季は６月１８日～８月１４日の毎日、８月２０日～２８日の土日に、旭川－富良野間を１往復、美瑛－富良野間を２往復の１日計３往復運転しますぜひ北海道の絶景を「富良野・美瑛ノロッコ号」の車窓から堪能してください