まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2024.11.14
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カテゴリ: ドラマレビュー!
TVerで「メンタル強め美女白川さん」を見終わりました。

同期の谷口さんの話は、
《本当は好きなのに、好きだからこそ憎んでる》
みたいな同性愛的なニュアンスもあって、
ちょっとキュンとさせるストーリー。

いずれにせよ、やはり最後も、
悪を懲らしめるんじゃなく、
すべてを許すことで終わるのね。




悪意ある人間を懲らしめるのって難しい。
でも、かといって、
白川さんみたいに、すべてを許すのも、
なかなか難しいことです。

忍法「自我消滅」もそうですが、
そんな仏様みたいな境地にはなれないし、

ふつうの人間は、
自分のなかの妬みや僻みを抑えられない。
悪意ある人間への怒りや憎悪も抑えられない。



まあ、


誰にも嫌な思いをさせず、
他人の弱さやズルさを笑顔で許せてしまう人。
根っからのアイドルみたいなキャラの人。

それは素晴らしいキャラクターだと思うし、
じつに理想的なモデルだと思うし、

正直、ふつうの人にはハードルが高すぎる。

他人を妬むばかりの人間にはなりたくないけど、
白川さんのような仏さまキャラになるのも難しい。




むしろ、
このドラマを見て客観的に思うのは、

職場であれ、学校であれ、
人間関係の些事にエネルギーを費やすくらいなら、
仕事も勉強も「在宅」にするほうが効率的だよね、
…ってこと。

昔の学校では、
集団生活を身につけなさいと教わったものの、
結果として、いまの日本人は、
人間関係の無駄なことにエネルギーを費やすあまり、
仕事や勉強に費やすべきエネルギーを失ってる。

しかも…

いくら人間関係の問題にエネルギーを注いでも、
それは心身をすり減らすばかりで、
なんらの生産性にも結びつかないのよね。

それどころか、
しまいには、みんな心や体を壊してしまう。
じつに馬鹿げた社会になってます。

それを考えたら、

仕事も学業も、
人間関係の些事とは切り離して、
「在宅」でやるほうがはるかに効率的だし、
国民社会の生産性も向上するだろうと思います。

それが、このドラマを見終わった感想。







それはそうと!

野呂佳代と秋元才加のAKBコンビは素晴らしかった。
ほかのどのキャストよりも演技が際立ってました。

遅まきながら、2人に助演女優賞です。





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最終更新日  2024.11.14 17:47:50


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