まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2026.08.01
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TBS「Tシャツが乾くまで」第4話を見ました。

あいかわらず、
不倫と事故の謎を探るサスペンスなのか、
妻の喪失を乗り越える再生の物語なのか、
あるいは夫の罪悪感についての物語なのか、

なかなかテーマは見えてきませんが…

咲子 (蒼井優) は、
未亡人じゃなくサレ妻っぽいので、




…とはいえ、

生方美久の「Tシャツが乾くまで」にも、
兵藤るりの「ミッドナイトタクシー」と同じく、
背景として 《毒母問題》 が見え隠れしてます。


兵藤の「ミッドナイトタクシー」の場合、

主人公の象子 (古川琴音) と、
実母を包丁で刺した少女 (森田想) は、


2人の世界線を分けたのは、

…というだけの違いでした。

象子: ハンドルではなく包丁を握ってた世界線もきっとあったと思います。それはあなたも同じだと思う。
舞:  え〜、何でかな?カルシウムのせいかな?



生方の「Tシャツ」の場合も、
咲子と樹生 (中島歩)

どちらも自分のエゴだけを押しつけてくる毒母。

咲子は夫の充 (松ケン) を家族と思ってたし、
樹生も妻のあずさ (夏帆) を家族と思ってたけど…
実の母親のことは家族と思ってません。


だから、咲子は、
実母を「母」とか「お母さん」じゃなく、
スマホに「中林順子」とフルネームで登録してる。

とくに第2話の、
絶妙にイライラさせる毒母の留守電は強烈でした。
娘を心配するフリをして、
自分のエゴだけを押しつけてくるクソみたいな毒母。
大丈夫?ご飯は食べてる?眠れてる?お母さんはね、咲子が心配で、ご飯食べれないし寝れないの。充さんのことは忘れなさい。不幸な事故よ、運命のいたずら。仕方ないわ。ね?咲子なら大丈夫。他にいい人いっぱいいる!お母さんが保証する!咲子がうち帰ってきてくれたら、お母さんも嬉しいし、お父さんも…

おまえに保証されても意味ねーし!

この毒母は、
娘が夫の生存をまだ信じてるのに、
勝手に義理の息子は死んだと決めつけて、

それを内心では好都合と思ってて、
なかば娘の不幸を喜んでるわけよね。
これが咲子には完全に見え透いてしまう。



兵藤の「ミッドナイト」でも、
象子は実母を家族と思ってませんでした。

別れ際に実母が手を握って去ったあと、
象子が感じたのはひたすら不快な苛立ち。

だから、そのあと、
包丁で実母を刺した舞の手を握り、
最後は血の繋がらないムリさん (和久井映見) の手を握る、
…という結末になってます。

つまり、
血のつながった実母じゃなく、
血のつながらない他人との絆を選んで終わる。
象子: 何がこうさせたとか、誰のせいとか自分のせいとか、そういうのないと思います。いま、包丁ではなく、たとえば大切な人の手を握ってた世界線も…。
舞:  手、握ってもらえませんか?



ただし…

生方の「Tシャツ」では、
咲子と樹生の家族観を、
充とあずさが裏返す可能性があるのよね…(^^;

あずさは施設で育った女性だし、
充もそれに近い境遇をもった男性なので、
彼らには母親との確執すらなく、
そもそも母の存在を知らない可能性が高い。

いわば、
朝ドラ「風薫る」の直美の立ち位置に近い。

そして、ここに、
夫婦の相互理解不全が起因してるのかもしれません。


充とあずさも家族みたいに親しかった…。


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最終更新日  2026.08.01 09:19:58


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