メートル・ド・テル徒然草

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エルネスト1969

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Sep 2, 2005
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 最近ではレストランのホールでは携帯電話を遠慮して頂くことはマナーのひとつとなりました。お客様の側も電話が鳴ると慌てて席を立ち、戸外でお話されている事も良く見かける光景です。

 電車に乗ると必ず、「心臓ペースメーカー装着のお客様のために携帯電話をお切り下さい。」とのアナウンスが流れます。実を言うとこれは詭弁ともとれます。本来の理由は他の所にあるのですが、携帯電話で会話する事を辞めて頂くための理由が理解しにくいことと、長ったらしくなるので言わないだけなのです。

 携帯電話が爆発的に普及した当時、電車の車内や、我々の身近な所ではホテルのロビーなどでトラブルが絶えませんでした。携帯電話で話す声がうるさいのです。と、いうより何かとうるさく感じてしまうのです。
 でも、車内でもロビーでも話し声は溢れていますし、電車の車内は轍の音も結構な音量のはずです。

 なぜ携帯だけがうるさく感じるのでしょう?
 それは、会話が一方通行であるからです。会話は受け手と発し手が取り交わすものですが、一方的に発せられた言葉は自分に向けられているような気がして無意識に注意します。

「エッ?なになに…ふーん…それで…」

 こういった話し声が自分とは無関係である事が、だんだんストレスとして感じられ不快になるのです。

レストランのサーヴィス・スタッフもお客様と会話をします。しかし、サーヴィス・スタッフの側が一方的にしゃべったり、また、お客様の会話に適切な相槌を打てなかったりと、言葉のキャッチボールでない会話は他のお客様にとって迷惑になる可能性があります。注意を払わねばならない行いかも知れません。





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Last updated  Sep 3, 2005 03:29:06 AM
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Comments

背番号のないエースG @ チョコレート 「風の子サッちゃん」 ~ Tiny Poem ~…
坂東太郎G @ 「辛味調味料」そして考察(01/16) 「石垣の塩」に、上記の内容について記載…
エルネスト1969@ Re[1]:ホスピタリティは「人」ありき(10/04) はな。さんへ コメントありがとうございま…

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