感動写真日記 侍大将まこべえが行く
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自生するパンパスグラスを見に、神奈川県立フラワーセンター大船植物園まで散策に行きました。一昨日、我が家の奥さんがフラワーアレンジメントに使用したイネ科の多年草です。人間の背丈をゆうに越えるパンパスグラスの穂が風になびく姿は圧巻です。原産は、ブラジルやアルゼンチンなどの草原。その名称は、アルゼンチンの「パンパ」地方の「グラス」(芝)に由来するそうです。太陽の光をうけて輝く花穂は、ススキとはまた違った美しさがあります。酔芙蓉も見ごろをむかえていました。先日紹介した宝戒寺の酔芙蓉よりも、花の色が美しく、見ごたえがあります。そのうえ見学者もまばらなため、ゆっくりと酔芙蓉を鑑賞できます。近くには、ムクゲも美しく咲いていました。サルスベリやサルビアは、盛りを少しすぎていましたが、スイレンや彼岸花は、まだ楽しめます。 温室内には、胡蝶蘭が咲き乱れ、熱帯のかわった花も楽しめます。赤いヒモがたれさがったようなベニヒモノキ(左上)。レッドジンジャーの別名をもつアルピニア・プルプラタ(左下)。紅白の組み合わせが美しいベニゲンペイカズラ(右下)。名前はわかりませんが、風鈴のように風にそよぐ赤い花もありました(右上)。熱帯の花は、みな個性的です。 大船植物園は、これからバラの季節をむかえます。いまはまだ数輪が咲く程度ですが、満開時には、それは見事な花が咲き誇ります。その美しさは、東京近郊のバラ園のなかでも、トップクラスでしょう。春に続いて秋も楽しみです。
Sep 23, 2005
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