健全な男女共同参画を考える!

健全な男女共同参画を考える!

★書籍の選定基準(基本計画から)


 男女共同参画にとって必要な(ふさわしい)書籍であるかどうかの判断は、昨年12月に閣議決定された基本計画(第2次)によるべきであると思います。以下に、判断基準として重要と思われるところを抜粋します。

男女共同参画基本計画(第2次)概要
第2部 施策の基本的方向と具体的施策
 2、男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直し、意識の改革

  (2)国民的広がりを持った広報・啓発活動の展開
    【具体的施策】
男女共同参画の理念や「社会的性別」(ジェンダー)の視点(*)の定義について、誤解の解消に努め、また、恣意的運用・解釈が行われないよう、わかりやすい広報・啓蒙活動を進める。

* 「社会的性別」(ジェンダー)の視点
1、(中略)
  このように、「社会的性別の視点」でとらえられる対象には、性差別、性別による固定的役割分担及び偏見等、男女共同参画社会の形成を阻害すると考えられるものがある。その一方で、対象の中には、男女共同参画社会の形成を阻害しないと考えられるものもあり、このようなものまで見直しを行おうとするものではない。社会制度・慣行の見直しを行う際には、社会的な合意を得ながら進める必要がある。「判断基準A(近藤 注)」
2、「ジェンダー・フリー」という用語を使用して、性差を否定したり、男らしさ、女らしさや男女の区別をなくして人間の中性化を目指すこと、「判断基準B(近藤 注)」また、家族やひな祭り等の伝統文化を否定すること「判断基準C(近藤 注)」は、国民が求める男女共同参画社会とは異なる。例えば、児童生徒の発達段階を踏まえない行き過ぎた性教育、男女同室着替え、男女同室宿泊、男女混合騎馬戦等の事例はきわめて非常識 「判断基準D(近藤 注)」である。また、公共の施設におけるトイレの男女別色表示を同色にすることは、男女共同参画の趣旨から導き出されるものではない。
 上記1、2、について、国は計画期間中広く国民に周知徹底する。


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