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無題みんな大丈夫だろうか?とうとう、アメリカのイラク攻撃が始まりました。仕事をしながらネットでニュースを見ていると、イラク周辺国でも、イラクの報復攻撃が起こる可能性があるとのこと。その際に一番に標的にされそうなのは、イスラエルやクウェート、サウジアラビアでしょうね・・・それ以外の国でも、本当に緊迫した状況だと思います。イスラエルには、修士時代の友人Aがいます。そして、PRエージェンシーで働いていたときのクライアントもいます。イスラエルの方と結婚して、永住されているパワフルなY氏、そしてその上司のやり手で美人なNさん。みんな、大丈夫でしょうか。特にPRエージェンシー時代のクライアントだったお二人には、エージェンシーをやめてからも「うちでPR担当しないか」と気にかけてもらっていたので、本当に気がかりです。その周辺国にも、私の生徒の母国があったり、先学期のクラスメートの母国があったりで遠い中東の話だとはとてもじゃないけど思えません。さすがに今回は、アメリカ軍でさえ「人命の犠牲の覚悟をするように」と発表してるぐらいですから、9・11のときの軍事行動のようないけいけムード(古い言葉だね・・・)じゃなくて重い雰囲気です。ため息ばかりです。一刻も早く戦争が終わってくれることを祈るだけです。2003/03/20 12:49:03明日は有名人?社会学が終わってクラスメートと道でおしゃべりしてたら、「すいませんけど意見聞かせてくださ~い」と学内新聞の記者につかまりました。「今回の戦争について、外国人から見た意見を聞かせてください」というここ1週間ほどで嫌というほど聞かれ続けてきた質問を聞かれました。「あぁ、またか」という顔をせずにはいられなかったです。もういいよ、これは。どこにいっても同じことを聞かれるんだから。もう戦争は避けられない事態だし、言う事は何もない・・・って気分でしたから。まぁ、一応答えはしましたが、匿名にしてくれるのかと思ったら名前と所属を教えてくださいときました。クラスメートともどもそれはOKしましたが、写真も・・・といわれたときは「勘弁して!」と逃げました(笑)昔、PRエージェンシーにいたとき、クライアントのメディアインタビューをセッティングして、同席していろいろチェックすることも仕事のひとつだったのですが、そのとき、私のクライアントの某氏は異様に写真を嫌がってたのがよーくわかります(笑)。当時は人事だったから、「Oさん、写真撮影がダメならちゃんとメディア用の写真を用意しておいてください!」とごねてたんだけすけどね(笑)。明日の新聞に出ます。明日私レクチャーする日なのよね。生徒になんと言われるやら・・・2003/03/20 10:05:31
2003/03/20
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RE:混迷の時代にプロパガンダとメディアエフェクトについて。メディア学の世界では、なかなかMedia effectsというものをMeasureするのが難しいというのが合言葉になってます。というのも、Mediaの効果だけをSingle outして計測するのが殆ど不可能だからです。我々メディアの分野のResearcherは(というか私はまだ卵だけど(笑))Mediaにはそれなりの影響力があるという信念は持っていても、メディアのみ、の影響力で人々が動かされるのかとなると「?」という意見にたどり着くことが多いです。どうしてかって?メディアのみの効果を測定するには、被験者を世の中から完全に隔離して(それも長期間)メディアをずーっと見せて、時系列のデータを測定しなきゃいけないからです。もちろんリサーチャーはそれをやって立証したいとどこかで思ってるはずですけど、倫理的にはなかなかできないことです。(だいたい許可が出ないよ、大学側から。人間長期間隔離して実験なんて)私自身は、PRの方面から見て、今回の戦争に関してもブッシュ陣営がかなり「スピン」をかけてる割には、戦争反対意見の割合が4割近いということに結構驚いたんですけど、それでも、元来のメディア効果のリサーチの基礎に戻って考えれば「あ、そっか」と納得してます。相関関係で0.3出れば大いに「実験成功」の世界であるのがメディア研究なので。皆さん、メディアで見ることすべてを信じちゃいけませんよ。裏で必ずAgenda Settingしてる人間がいるんですから。情報に「スピン」をかけている人間が必ずいるのです。そして、あくまでも、メディアで見るのは現状の一部、フレームなのですから。(これをFraming Theoryといいます)今回の戦争で、またメディアリサーチャーたちは研究することが増えましたね。時間があったら私もスピンのリサーチしたいよ・・・2003/03/19 10:31:45Spiral of Silence... in REALなような気がしてたまりません。Spiral of Silenceとはなんぞや?もともと、Public Opinion方面の理論で、世論が強ければ強いほど、世論と反対の意見を持つ少数派は発言しにくくなって、それこそ「沈黙」の悪循環になるという理論です。今回のイラクとの戦争で、この理論がまた立証されるような現状になってきました。もともと私、この理論は好きじゃないんです。理論ができた背景には、第2次世界大戦のナチスの全盛期があったと思うんですが、どんな状況にでも当てはまるという理論じゃないと思うからです。ちなみに、先学期の理論のクラスで私この理論を非難しまくって、先生と真正面から対立しました(苦笑)。ブレンダと話をしていたときに、この理論が9・11のテロと対アルカイダの軍事行動に関する世論で実際にFunctionしているのを見たといった覚えがありますが、こんなにすぐにまた同じようなことを体験するとは思いませんでした。とはいえ、今回の戦争に反対している割合が4割弱(だったっけ?)という統計も出ていて、まだまだ反戦の声も聞こえてきますから、Spiral of Silenceが100パーセント立証されたというわけではありませんが、ディクシーチックスのコメントに対する反応を見ているとそれこそ50年代のマッカーシズムを思い出して身震いします。この国って言論の自由は保障されてるって私毎学期学生に教えているのに、今は大統領批判したら思いっきりたたかれるというのが現実。危ないよ、アメリカ・・・ここ1,2週間で、今まで学んできたアメリカのジャーナリズムの歴史や理論が一気に目の前で展開しているような気分です。でも、ちっともうれしくない。2003/03/19 10:15:32
2003/03/19
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最近はもうテレビを見ると気分が悪くなるので、メディアが専門のくせに、殆どテレビは見てません。アメリカ全体が戦争へと突っ走っていくのをメディアであおられるのはたまらないからです。今回の戦争の報道に関しては、多少は戦争反対意見等のCoverageも見れますけどね。私のいる環境は、教授たちいはく「普通じゃない」から、一般的なPublic Opinionについてはメディアを通して理解することが多いのですが、私の周りでは冷静に反対意見を述べるアメリカ人も多いですね。私は外国人ということもあるし、TVゲーム化された戦争を見るのは感覚が麻痺しそうで嫌です。それに、前線に出るアメリカ兵のほとんどは、10代後半から20代前半の若い子達ばかり。さすがにこれだけ緊迫した状況におかれると、彼らの動揺も大変なものだと思います。戦争する!と宣言するリーダーはいいですよね。前線に出て戦うわけでもないですから。離れたところで指示を出すわけで、現場の兵士、一般市民、そういう国家のエゴに犠牲になる命のことを考えるといたたまれません。すでに私の周りでも、親戚がNational Guardに入っててCallされたとか、そういう話を良く聞きます。この片田舎では、明日も多分何事もなかったように一日が過ぎるとは思いますが、私の生徒と同年代の子達が、最前線で不安と戦ってるかと思うと本当に胸が痛みます。そして恐怖に駆り立てられているイラクの一般市民の人たちに対しても同じ気持ちです。結局、犠牲になるのは力のない人たちなのですから。アメリカの戦争は、ここ30年ほど詰めが甘すぎる。勢いでしかけるのはいいけど、ベトナム戦争しかり、湾岸戦争しかり、おまけに対アルカイダにしても、もっと決着付けるべき戦いがあっただろうに。その前にブッシュよ、国内でやることが山積みじゃないの。この戦争で国民をあおって、借金をまた増やして、経済もぼろぼろにしていったい何が残るんだろう?そして今回思いっきり面子をなくした国連。何のためにあるんでしょうね、いったい。最近のアメリカは何かにつけ暴走しすぎてるような気がします。だから私はブッシュの顔を見るのも嫌。友人曰く「目がイカレてる」んだもん。あれはまともな目じゃない。私はクリントン政権の時代の殆どをアメリカで過ごしましたが、少なくともあの時代は血なまぐさいことはほとんどなかった。のに、ブッシュに変わってすぐからこれだ。9・11のテロについては別だけど、もうこの暴走するリーダーを止められないんですかね?せっかく良いところもたくさんあるアメリカなのに。これで世界からますます孤立するのかと思うと本当に残念です。48時間以内にフセイン一家が亡命するのかどうかこれからしばらくはニュースを見ようと思います・・・
2003/03/18
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"Pleeeeeeeeeeeease tell me what’s wrong with the gangs!!"という悲鳴にも似た友人からのコールですっかり目が覚めました。いろいろ話してるうちに、かなり考えさせられることがあったのでここで書こうかと思います。彼女がなにをわめいていたかというと、うちの学科、学部、その他構内における「たまっているグループ」についてでした。うちの学校は留学生の中ではダントツで韓国人が多いのですが、彼女いはく「個々ではナイスなのになんで固まったらああなるの??」だそうです。私自身、別に彼らにいやな思いをさせられたわけでもないのですが、この人はかなりやられたらしいです。お怒りの様子がものすごくわかりました。でもね、私自身これに関しては諸手をあげて100%同意することはできないかも。私も留学生の一人だし。(まぁ、この閉鎖的な生活のおかげで、日本人コネクションがほとんどないという現実もありますが)遠く離れて異国でがんばってたら、やっぱりたまには母国の人間と母国語でしゃべりたいだろうし、その気持ちも良くわかるからです。ただし、何事もやりすぎはいけませんね。確かに客観的に見ても、この留学生の出身国で最大のグループはジェームズが「マフィア」だと冗談で笑うぐらいネットワークがすごいのです。その反面、アメリカ社会に溶け込むという傾向は殆ど見られません。もちろん例外もあると思いますけど、その閉鎖性が、かえって周囲の誤解を生んでいる典型的なケースだと思います。ただ残念なのは、せっかく自国を離れてるんだもの、何か違う面を体験するのもいいんじゃないかな、ということです。せっかくアメリカにいるんだもの、アメリカ人やほかの国の人ともっとつきあってもいいんじゃないかと。もちろん、言葉のハンデ(アメリカ人はそんなにナイスじゃないですからね。つたない英語に付き合ってくれる奇特な人はそんなにいません。残念ながら)文化的な違い、越さないといけない壁はたくさんあると思いますけど、同じ人間同士なんだから無理はないと思うんですよね・・・自分自身のアメリカでの生活を振り返ると、はじめの1年目に寮で同じ年のアメリカ人のルームメートと過ごしたり、フロアメイトたちと一緒に遊んだりすることでずいぶん学んだものです。その後、当時まだPublic Relationsで学位をとる留学生がほとんどいなかったせいもあって、いやおうがなしにアメリカ人に囲まれた生活になりました。ボストンで大学院に入って、かなりインターナショナルな環境になりましたけど、ここでPhDをはじめたら結局は周りはやっぱりアメリカ人。アメリカにいるんだから当たり前なんだけどね・・・つたない英語で笑われたり、意思の疎通がうまくいかなかったり、悔しい思いもたくさんしましたけど、おかげでタフになったと思います。ただ1つの誤算は、ここにきて大学生たちのお守りをすることになったことぐらいでしょうか(笑)。さすがに年代は違いますけど、なかなか彼らとしゃべったりするのも楽しいですよ。今回のこのSOSに関しては、正直言ってどう答えていいのかわかりません。固まる気持ち、固まることで感じる結束感や安堵感を私も理解できるからです。でもその結束感、安堵感は何も同国人の間だけで成立するものではないと思うので、もっとInteractiveな環境になって欲しいものです。私自身の目標は、このNerdyな環境から足を洗って(笑)いろんな人と出会うことかな?それには時間が必要だけど、エディを散歩するだけでも色んなご近所さんに会いますよ(笑)。リタイヤ寸前のおじさん、おばあちゃん、近所のOLのお姉さんとか・・・エディさまさまですね、ほんと。
2003/03/17
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今日は本当にお天気がよかったです。いきなり摂氏で15度ぐらいまで上がってました。今まで氷点下が当たり前だったんですから、これはすごいです。でも、今までの雪が溶けるまでには、まだしばらくかかりそうです。でも、天気がよかろうが悪かろうが関係なく仕事はあるわけで、結局エディの散歩をいつもより時間をかけてした以外は残念ながらこのお天気をエンジョイすることができませんでした。この時期になると、結構いろんな人からPhDプログラムに関して聞かれます。去年取ったInternational Advertisingのクラスメートの中からも何人かPhDプログラムに出願したと聞いてます。いや~、結構人気があるのね。私自身は、個人的に相談されてもそう簡単に「がんばって」とはいえない事情があります。うちのプログラムに関してはですけど。別にうちのプログラムに問題があるとかではなくって、おなじPhDなら、何も最低4年を費やす必要のあるこのプログラムよりもはるかに効率よく学位が取れるプログラムがあるからです。それに、うちはよそと違うのが、Teaching Assistantでなく、インストラクターとなって1年目から大学生を教えることも入ってくるので、よそのプログラムよりも時間的に厳しいものがあるからです。先日も、いつも良くしてもらっている方から同じ相談を受けました。彼女はブレンダにも相談したらしいんですが、ブレンダいはく「肩書き(PhD、Dr)が欲しいだけならやめときなさい」とのことです。まぁ、確かに。でも本人に勉強したいという気持ちがあるのなら、私は止めませんが、女性の場合はそれでも諸手をあげて勧めることはしません。犠牲になるものが結構多いからです。一番最初に私たちが言われたのが、「普通の生活を期待しないこと、在学中に子供を作らないこと」でした。ついでに、先輩たちからは「卒業するまで結婚はやめとけ」という温かい言葉も付け加えられました(笑)。まぁ、どの先生に聞いてもたいがい「死ぬかと思った」という感想を聞かされます。やってみると、死ぬほどじゃないとは思うんですけどね。ただし、体には悪い(笑)。今日みたいにお天気が良くても、それをエンジョイすることもなく屋内で仕事(だってPC外に持っていけないでしょ?やろうと思えばできるけど、文献まではとてもじゃないけどもっていけません・・・)夏休みも冬休みもありません。私は実家に帰るたびに「また帰るのか??」といわれ、帰っても電話、FAX,メールで仕事させられ(涙)気がついたら休みが終わっていたということになります。こんなんじゃ、結婚できそうにもありません(涙)。子供?とんでもないです。女性は結構気にかかることでしょうね。子供が欲しかったりする場合は特に。結婚願望のない私は結婚についてはどうでもいいんですけど、子供になると「Tenure取るのがいくつのときとして・・・」と逆算してる友達もいます。私?うーん、なるようにしかならないでしょうね、こればっかりは。今はただ、さっさとABDになって健康的な生活したいです。コースワークさえ終われば、ティーチング以外に時間の拘束がなくなるので、少しは寝る時間が増えるかなぁ、と読んでます(笑)。まぁ、そのうち就職活動が入ってくるのでまた忙しくなるんでしょうけど。でも、やっぱりいい天気をエンジョイできる生活に戻りたいです。
2003/03/16
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今日は一日かけて、Book Reviewする本を読んでました。もう、何も英語は読みたくない・・・普通にリーディングするのなら、250ページぐらいの本なら2時間ほどで読むんですけど(中身?全部覚えてないよ(笑))さすがにReviewするんだったら一応最初から最後までちゃんと読まないといけないので、7時間ぐらいかかってしまいました・・・はっきりいって、はじめのイントロダクションもエピローグもきちんと読んだのはこれが初めてかもしれない・・・さすがに疲れたので、今日はこれからADV475のテスト問題作って寝ます。明日は起きたらずーっと一気にReviewを書くつもりです。一日メールをチェックしないでいなかったので、アドバイザーかほかの先生から何か仕事の話が来てるかと冷や冷やしてあけたら、先学期の生徒から「来週の金曜日までに推薦書ください」というメール。このくそ忙しいときに~!もっと早く言ってよ~!もちろん誰にでもRecommendation Letterは書きません。私が推薦状をお願いするときは、必ずAを取ったクラスの先生か仲の良かった上司にお願いします。それも、かなり前から根回しして、痒いところに手が届くぐらいの準備して(笑)。だって向こうも仕事で忙しいんだから、それぐらいの気遣いをすることは東西を問わず当たり前・・・なんですけど、やっぱり大学4年生にそれをわきまえろというのは無理なんでしょうか?普通1週間で推薦状なんて書きませんよ。こういう場合Noといってもいいんですけど、一応最低ラインの基準(私は基本的に成績が4点満点の3.0以上出ないと推薦状は書きません)越してるから、こうなったらテンプレート使って手抜きの推薦状だな(笑)。実は5,6種類ぐらいあるんですね、テンプレート。同僚から回ってきたのもあるし。そりゃ、できのいい生徒だったり、特殊な用途の場合は1から書き上げますけど、そうでなかったらこのテンプレートをちょこっといじって終了にします。ちなみにレター書いてくれといってきた生徒の成績は3.0だったのでこれになりますね、多分。しかし、この生徒BBDOという大手の広告会社のインターンシップに応募するので推薦状がいるとかいってますけど、こういうのをいくらBBDOとはいえ、インターンに送っていいんでしょうか???いえね、いつも学科で言ってるんです。どこに出しても恥ずかしくないのは1割のUndergraduateだってこと。うちの学科には900人のUndergraduateがいて、規模としては全米最大の広告学科なんですけど、そのうちの一割、つまり90人はどこに出しても恥ずかしくない人材だということです。・・・そりゃ、もちろんBBDOさんにとって欲しいですよ。でも、私のStar Studentじゃないのは確かなのでなんともいえませんね。Star Studentになると、かなりできます。マジでできます。文章力も分析力もこっちの目を見張るものがあります。だいたいそういう生徒は、何年か働いてMBAを取るとかいうのが多いんですが、そういうのは本当に毎学期1割ぐらいですね。教えがいのある生徒というんでしょうか。あまり説明しなくても、頭が切れるので理解が早い。でも悲しいかな、教師はそういう一握りの生徒にだけ教えてるわけじゃないので、いかにして「クラス全体が理解するか」というので苦労します。その点ではまだまだです、私。だからいわば罪滅ぼし(?)のつもりで推薦状書くことにします(苦笑)。
2003/03/15
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私の一週間は月曜日から木曜日までです。この4日間はだいたいオフィスに一度は出向くか、授業を教えてるかあるいは授業を取ってるかです。だから木曜日の夜が普通の人の言う週末の始まり・・・のはずですが、そんなこと、これから学期末までおこるわけありません(涙)。結局、今日も今までずっと統計のProblem Setをやってました。最悪なのは、Factor Analysisを手でやったこと。マジで手でやらす?おまけに、2,3回は繰り返さないとデータがStabilizeされないので、同じプロセスを何度か繰り返すわけです。いくらデータ数が少なくても(30ぐらいかな?)ぶち切れそうになりました。・・・もう二度とFactor Analysisは手でやりません!そんなことしていると、いい加減に切れてくるわけで、切れだしたら色んなことをやりたくなるのが私です。手っ取り早いのは掃除すること。それもデスク周りは作業中で掃除しようがないので、バスルームとか、キッチンとかです。その次に最近はまっているお菓子作り。おかげで広告学科の人間は試食係にさせられるのでした(笑)。そんなことしてると、AEJMC用のペーパーで忙しいはずのスーザンが電話してきて「ね~、ICAのときのホテルなんだけどさ~」とか全く違うことを言い出します(笑)。お互い、やっぱり仕事したくないのね(苦笑)。ICAのついでに、私もさっさと飛行機の予約を入れておきました。今回はLAからそのまま成田に飛んで、アメリカ広告学会のアジア特別大会に顔を出すつもりです。(発表論文なし。本当に、顔を出すだけ(笑))うちの学科長も行くし、ちょうどこの際にデータ収集もしてしまえということです。だから、LA-成田間はビジネスクラスにアップグレードしてもらうつもりです。一応ついたら速攻仕事だから(笑)。そんなことしてるうちに、そろそろまたICPSRに申し込む時期がやってきます。この夏も1ヶ月、アナーバーに通学です。もう、このMultivariateのクラスを取ったら、これ以上統計のクラスは取らないつもりです。(もう、私にしたらお釣りが来るぐらい取ったよ!)と、まぁ、今から夏のことを考えてるわけですね、要は(笑)。現実を直視すれば、Book ReviewにPracticumにリサーチペーパーにテスト(作らないといけない!)に採点にと、結構やることがあるんですけど今はサンディエゴに行くことだけを考えてます。地元Southern California出身のスーザンと行くサンディエゴ。楽しみだわ・・・
2003/03/14
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1つ終わったと思えばまた1つ。あと7週間で終わる今学期、もうこれからは休みなしでぶっ続けで最終週まで行くと思います。それでもすべてが終わるかどうかはあやしい・・・これもそれも、普段の授業の課題とティーチングに今3つのプロジェクトを抱えてるからだと思うんです。去年の今頃は結局まだ授業とティーチングのみでひーひー言ってましたが、今年の仕事量は半端じゃないっす。3つの授業だけならそう悲観的になることもないんですが、ここにきてそれプラス3つのプロジェクトがかなり本格化してきました。Practicumにしても、AEJMCにしても、そしてジャーナルアーティクルにしてもです。この3つのプロジェクトは別に強制(Practicumはやらないと卒業できないけど)ではありません。でも、今のうちにしておかないと4年目、就職活動のときにジョブトークで説明するリサーチがないという最悪の状況に陥ります。それじゃ取れる仕事も取れやしない。私はかなり無理して入れてるほうですが、この報いは就職活動で・・・されるよね???こういうとき、昔ならパニックに陥ってました。今はパニックに陥る暇あったら寝るか、仕事します(笑)。アドバイザーは、こういうときに「Remember, one thing at a time, don’t think of tomorrow---just think of NOW and an hour from now!」と言って私を励ましてくれます(これ励ましなの??)確かに、目の前のこと考えるぐらいにしておかないと、ものすごいストレスになって神経おかしくなりそうです。博士課程に進学するうち、実際にPhDを取るのは半分にも満たないそうですけどそりゃこんな生活ずっとやれといわれて、続けようと思うのならかなりの図太い神経じゃないと無理でしょう・・・これから、社会学の授業のBook Reviewを書きます。長さ自体は7-10ページとたいしたことないんですけど、問題はあまり興味のないトピックの本を読まないといけないこと。もう、このクラスが私にとっては最後のqualitativeなクラスだと思います(苦笑)。来学期は・・・リサーチデザインと心理学系のクラスしか残ってません。私がこの本をぶつぶつ言いながら読んでる間に相棒スーザンはAEJMCのペーパーの手直しに必死です。私が書きなぐった30ページの大作(?)を、なんとか25ページダブルスペースにまで落とさなくてはなりません。それも、違う理論を入れてです。・・・すまん、スーザン、つい書きなぐりすぎてしまった・・・そして全く手を付けてないのがMedia Economicsのリサーチペーパー。これは、来年のAEJMC用に取っておこうと思いますが、それにしても書かないと成績にはなりません。どうやってデータを集めるか先生と相談しないといけませんし、だいたい経済というのはマクロとミクロしかやってない私にはどうやってこの数字の分析をしていいのかもいまいちわかりません。もう、さっさとコースワーク終わらせたいです。今までの学生生活の中で、十分授業は取ったと思うんです、はい。早く博士候補生になりたいよ~!
2003/03/13
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へへ。届いたのだ。何がって?Pearl Jamの大阪でのライブの「オフィシャル」ブートレッグが(笑)。エディちゃんたら、「英語でしゃべっていいかなぁ~」とか良いながらつらつら長々MCしてたり、State of Love and Trustの曲がめちゃくちゃ格好よかったり。あぁ、買ってよかった(笑)。この事実を身内(スーザンほか、学科内の同僚や先生たち)に言っただけでは納まらなかった私は、休み明けの授業でも暴露しました。おいおい、今日はPublicityの授業でしょ。Copyrightの授業で使うネタにするつもりだったのに・・・でも誰かがCopyrightという発言をしただけで、私はPJのこのCDのことを話さずにはいられなかったのです(笑)。タダのアホですね。要は生徒にも自慢したかっただけなのよ~。でも、一応Piracyの定義を説明して、「このケースは当てはまらないよね。オフィシャルブートレッグなんてのは言葉からして矛盾するから。」と強引に結びつけたのでした。こういう話をすると、目を輝かせて聴いているのは大概男子生徒の、いかにも「グランジ」ひっぱってます、って感じの子達です。私の精神状態も似たようなものかもしれませんが(笑)、もう、目がほんとうに生き生きしてるわけです。その反面、「本当にコイツがそういう音楽聴くのかよ?」という目で見る生徒もいます。そりゃそうよね、目の前の女はヒールはいてスーツかジャケット着て仕事着で思いっきりAlternative Rockの話してるんだもん。人は見かけによらないのさ。ただ、今回のケースは本当にいい例だと思います。ディスカッションに持っていくのにも楽だったし。やっぱり、ネタはこまめに収集しておくものですね。春休み前は例のMichael Jacksonのインタビューを見せて、Frame Analysisの話をしたんですけど、本当にいいタイミングでやってくれました、あのインタビュー(Fox)。こういう旬なネタがあると、授業がしやすいです。というわけで、木曜日こそCopyrightの授業なんですけど、今日ネタを使い尽くした私は、さてどうしようかと思案中です。うーん・・・
2003/03/12
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春休み明け初日、で、10日ぶりにオフィスに行ってきました。よくもまぁ、10日もオフィスに顔をださなかったもんだ。メールボックスには本の山、コピーしなきゃいけない書類は山ほどあるし、しばらくコピールームにこもってました。でも10日の休みの後は、どうもやる気がでません。やる気がないのはいつものことだけど、とくにだるかったです。「今日の最大の仕事はTake Home Examを提出すること」だったので(笑)、ろくすっぽリーディングもしてなかったんですが。まぁでも休み中も仕事してたので、休んだ、という気分でもないですが。ブレンダとのミーティングで、結局今のままのペーパーを出すことにしました。何かが足りないとは思いつつ、その何かを今探すのはちょっときついからです。しばらく時間を置いたほうが良いような気もするし、それに、共同研究者であるブレンダが何か理論を入れたいみたいなのでそれでもいいかな、と。ですがICAの話をしていたときに、「ところで、発表についてなんだけど・・・」と切り出した私。普段アドバイザーと学会で発表するときは、半分ずつの発表をしています。スーザンと発表するときもたいがいそうしてます。ただし、今回のブレンダのコメント「え、あたし?アタシは隣に立ってはいるけど、発表はあんたがするのよ~」・・・まじかよ。そりゃ、私が殆ど書き上げたペーパーだけどさ。「体調が悪かったりしてどうしても発表できないとかいうときは、私が代わりに発表してもいいけど、Exposureが必要なのはアンタでしょ。私はもう顔が知れてるからいいのよ」だって。確かに、Exposureが必要なのは私です、はい。そういやPRSAのときも、はじめのプレゼンは聞いてても、2ラウンド目からはさくっと「ほかの聞いてくるわね~」とかいって去って行っちゃったっけ(涙)。「大丈夫、みんなでBrown Bagにして学科でリハしましょ」え~、身内の前でやるのぉ~(苦笑)。私、結構本番には強い方だけど、私が気になるのはMasterのときのアドバイザーがセッションを見に来るかこないかってこと。久しぶりだから挨拶したいけど、彼の前では発表したくないです・・・とはいえ、自分がやったリサーチ、おまけに私の場合はほかに誰もやってないこと(笑)なので、私がいちばんわかってるのは確実です。だから内容に関する質問よりも、リサーチメソッドに関する質問が飛んできたら怖いです。とはいえ、これもQualitative Methodなので、generalizabilityがない!というのは暗黙の了解。だから、ほかの人がどんなあらをさがしてくるのかわかりません。・・・私だったらどんな質問するかなぁ?
2003/03/11
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最近は、先生たちからのメールがくると開けるのがブルーになります。まぁ、原因は仕事がそこまではかどってないってことが大きいんですけど、あと、そろそろ今学期もこれから残り8週間の山場(8週間も続くなっての)になってきたので、いろいろ仕事を催促されてもこなせるかどうか、ということもあります。そんな中、恐る恐るブレンダからのメールを開きました。休み中に、ICA用のペーパーを手直しして、どこかのJournalに出すことにしてたのですが、そのドラフトを送っておいたのです。書いてる私本人が、夜中2時に半分朦朧とした中で(笑)書きなぐってたので、何かが足りないと思ってたんですけど、反応は・・・「I must say I am very impressed with the work you’ve done. It flows very well.」・・・ほんとかよ。でもね、私自身は読み返して何かが足りないような気がするんです。だいたい、ページ制限があるから、何でもかんでも書くわけにはいかないってのも理由のひとつですが、いまいち最後のTheoretical Implicationがこれでいいのかって気分なのです。基本的に、2つのタイプの論文を書く私は、広告関連の論文でPractical implicationを書くことには問題がないのですが(マーケティング系統ってほとんどPracticalなことばかりだから)、もっと一般的なメディア論文(含:PR)になると、論文の最後、分析してDiscussした後は理論展開を再度しなくてはいけません。ここが私苦手なんです。すでにLit reviewで理論を提示してからHypothesisを立てているわけで、再度理論を展開するってどういうことなのよ?と思うからです。理論を批判するのなら、それはそれで別論文が書けるじゃない・・・まぁ一応は、このTheoretical implicationに関しては先学期の理論のクラスでトレーニングを受けたのでそれに見えるような(ここがミソ)ものは書けますが、いまいち自信がないのです。だから、今回のペーパーでもまさに「書きなぐり」はしたものの、何かが足りないような気がしてます。理論の種類が足りないのか、もっとほかにFitのいいものがあるんじゃないかとか、考えすぎると夜も目がどんどん冴えてきます(笑)。まぁ、最大の問題は私自身がまだきちんとフェミニスト理論を飲み込んでないからだとは思うんですが・・・だから、これからブレンダとミーティングするんですがそこのところを意見を聞いてみようと思います。このもやもやとした「何かが足りない・・・でもそれは何?」って言う気分は気持ち悪いので。
2003/03/10
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今日はひたすら翻訳マシーンと化しています。Practicumで使う質問表を日本語に訳しているのですが、(対象が日本女性なので)もともと翻訳が大の苦手な私は、翻訳するほうがペーパーを書くよりも時間がかかって苦痛です。とはいえ、ほかの人に翻訳を頼んだら元の質問のニュアンスが伝わらない(これはよくある話)とか、結局手直しするはめになるので、それなら自分でやってしまえ、ということでおばかな私はアドバイザーに「私がやります」といってしまったのでした。PR会社のときでも、クライアントの元の英語のリリースを日本語に翻訳するということは、よっぽどでないと自分ではやりませんでした。(ほかにやること一杯あったもん)たまたま外注していた翻訳家さんがとてもすばらしい方だったので、殆ど手直しもなく、私は自分のほかの仕事に時間を費やせたものです。が、一転、メーカーのマーコム側にまわって、そこの会社が使っている翻訳会社の翻訳を見てひとこと、「こりゃだめだ。」なんというか、普通ずっとそのクライアントのマテリアルを担当してたなら、だいたいは訳し方のコツがわかるだろうに。普通、翻訳会社に発注した場合は、納品前に再度チェックを入れているにもかかわらず・・・やめる寸前にぶち切れになったことがありました。業者がチェックをなまけていて、入っていない文章がいきなり入っていたり、ものすごくクオリティの低い翻訳文が納品されたのでした。ちょうどやめる何日か前で激しく忙しかった私は、「いい加減にしてくれ~!」とオフィスの自分のパーティションでぶち切れして、上司やほかのスタッフにびっくりされたこともあります。翻訳とか通訳という仕事は本当に大変だと思います。英語ができるだけではだめで、その文章そのものに対する理解力、日本語力、言葉のセンス、すべてが必要になってくるのですから。特に同時通訳となると、Aクラスの通訳さんはほんとうにすごい!もう、足を向けて眠れませんというかんじです。そういう方たちは、常に勉強していて、謙虚です。以前一緒に仕事した通訳さんたちも、「おかしなところがあったら、遠慮なく言ってくださいね」といってくれたり、前もっての打ち合わせでも鋭い質問をされたり、広報担当者としては冷や汗をかくこともありました(笑)。でもね、それぐらいの実力だから、こちらも安心してメディアとのインタビューの中身をチェックすることができたわけです。さすがAクラス、っていうやつです。私自身は、今は日常の98パーセントは英語で生活しています。だからといって自分の英語力が飛躍的にのびたかというと・・・苦笑するしかありません。なんか、大学4年ぐらいからストップしたような気がするなぁ・・・私のは、本当にサバイバルイングリッシュだから(笑)。書くことでしたら日本語のほうが断然早いですし、読むのも同じ。同じ内容のものが英語と日本語で両方あったら、普段なら迷わず日本語を取ります。例外は統計と専門書だけ。悲しいかな、統計も専門もはじめから英語で学んだので、それだけは英語で読むほうがラクなのです。それ以外は・・・もうばりばり日本語選択します(笑)。日本に帰ると、それこそ日本の地を踏んだら英語はよっぽどじゃないと話しません(たとえば上司が電話してきたときとか・・・)最近は、日本語の本もネットですぐ買えるし、ニュースも日本語ですぐ読めるので、活字に飢えるということはないですね。初めてアメリカに来たときは、それこそ活字に飢えてました。それ考えると本当に便利になったなぁ・・・と思います。でも、翻訳だけは昔と同じ、やっぱりこつこつ地道にやらないといけないんですね(涙)。こういうとき、10ページの調査票を作ってしまった自分とアドバイザーがうらめしくなります。やっぱりなんでもかんでもスケールぶち込んだのがいけなかったのか・・・この際Prelim Paper用のデータも集めてやる!と欲張ったのがいけなかったのか。どっちにしろ、この膨大な量の翻訳、なんとかしてくれってのが本音です・・・
2003/03/09
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いいたかないけど、最近は本当にこのEthicsについては「?」となるようなことばかりを耳にする。Media Ethicsを教える立場のものとしては、「あんたたち、教える立場なのにそれでいいのかい?」みたいなことばっかりでうんざり。この世界、いい先生でいることよりも、論文をいくら世の中に出すかで給料も出世も決まってきます。だから、リサーチ好きな人のほうが得なのね。幸い、私は教えるよりも、リサーチのほうが好きだからそれはそれでいいんだけど、逆の立場の人々、つまりリサーチは好きじゃないし、得意じゃないけどティーチングはだ~い好きとかいう人は、言葉は悪いですが、ほかの人に便乗して「共著者」として論文を出していきます。普通、共著となると、だいたいは二人なら二人とも同じぐらいのContributionをするわけですが、中にはまったくリサーチが得意でないので、ProofreadingだけしてちゃっかりAuthorshipを取っていく人もいます。いいたかないけど、身近にもいるのよね・・・あ、スーザンのことじゃないのよ。スーザンは根っからのResearcherだから(笑)。デザインに関しては、彼女の鋭い指摘は本当にすごいです。だから彼女と共著になると、それこそああでもない、こうでもない、と永遠にリサーチのことを議論できます。でもちゃっかり組は本当に、なぁんにもやらないでAuthorshipだけ取って行ってPublicationなんか出してるとかいうわけなので、やっぱり要領よくなきゃだめなのかな、とも思います。(見てて腹がたつけど、反面教師としてやってます。私自身、彼女彼らと組んでリサーチすることはこの先ないでしょうね)そういうちゃっかり組からメールがさっき届いたのでちょっとぶち切れたのでした(笑)。多分同じくCcされていたスーザンも今頃ぶち切れてるでしょう。馬鹿みたいに一生懸命やることが必ずしもいいとは限らないってことでしょうかね?多分このちゃっかり組はあせってるんだと思う。PhD折り返し地点に立って、いざ見てみるとすでに単著で論文を出してたり、コンスタントに学会で発表したりリサーチプロジェクトに足を突っ込んでるリサーチ組を見ると、そりゃあせるんだと思う。私自身は同期ではProductivityは今のところ幸いトップだけど、その分犠牲にしてきたことも山ほどあります・・・(主に睡眠時間(笑))なんだか、本当に最近は競争が激しくなってきました。うちのプログラムはナショナルランキングTier 1に入ってるからこれぐらいのことは当然なんだろうけど、やっぱりたまに疲れます・・・やっぱり人は人、と割り切ってやるしかないんだろうなぁ。・・・競争意識ということでは、会社員時代とは比べ物になりません。私もがんばってとりあえずブレンダとの論文を何が何でもPublishしなきゃ。アドバイザーとの論文はこんだけ詰めたら絶対Publishされると思うので(Lit Review書き直し6回・・・まだやれとかいわれてます。もういいよ。見たくない!)できれば卒業までに2,3本はFirst Authorshipで論文をPublishしておきたいものです。となると、やっぱりEthicsなんてことに気をとられてはいけないのかしら??難しいところです・・・
2003/03/08
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今日は午後からスーザンとミーティング。AEJMCの〆切が迫っているので、手持ちの論文の編集についての打ち合わせ。確かに仕事の話もしましたが、それよりも雑談のほうが相変わらず多かったです。その中で、なぜか知らないけど「無人島に持っていくとしたら・・・」というトピックが出てきました。というわけで、無人島に持っていくCDのリストをご紹介。"Confession" by Dweezil Zappaあの、変人、いえ奇才フランクザッパの息子のソロアルバム。もう絶対廃盤になってるだろうけど(笑)、かなり優秀です。Dweezilってギタリストだけど、早弾きばっかりというわけでもなくどの曲も出来がいいです。確か、私がまだ高校生のときに買ったCDだけど今でもちっとも古臭くないです。一押しはあのNuno Bettencourt(一時大ファンでした、私)のヴォーカルのThe Kissと、Dweezilのお姉ちゃんのMoon Unit(変な名前・・・)が絶叫、いえ、ラップしているVanity。こうして説明してると激しそうでしょ?でもかなりポップです。"Ten" by Pearl Jamグランジの生き残り、いえ、Alternative Rockの巨匠Pearl Jamの90年発売のデビューアルバムです。私はこのころのPJのまだ荒削りな音が大好きです。これとYeildはすんばらしいアルバムだと思います。"Counterparts" by Rushカナダの職人バンドRushの94年ごろのアルバムかな?当時大学3年生ぐらいだったけど、私の周りの友達は、いやというほど「Animate」を私の車の中で聞かされてうんざりしてた覚えがあります。ごめんね~、でも当時はかっこいいとおもったのよ。ちょうど、Rock Musicの授業(ちゃんと単位もらったよん)でRushを聞かされてからはまりました。今でもたまに聞いてます。Permanent Vacation by Aerosmithやっぱりエアロをはずすわけにはいきません。30年以上現役、今でもかっこいい、たまりません。私がエアロを聞くきっかけになった80年代のヒットアルバムです。Dude最高!ジョーペリー様、最高!Toto IV by Toto実は私、Totoは筋金入りのファンでした。でした、と過去形なのは、私の神様だったJeff Porcaroが92年に急になくなってからはTotoはTotoじゃなくなったと思ってるからです。殆ど全曲そらで歌えるぐらい好きでしたが、特にこのアルバムは名作。グラミー賞7部門受賞だもん。1曲目のRosannaのドラムのなんとすごいことか・・・やっぱりJeffは神様です。Appetite For Distruction by Guns ’N’ Rosesガンズも私の高校時代のお気に入り。まだ、このアルバムが売れる前(直前かな?)の来日公演に行くつもりでしたが、なぜか知らないけどやめたのよね・・・馬鹿だったわ。私の昔からの友達は、私の葬式にWelcome to the jungleをかけてやるとか言ってるけど(笑)、私はParadise Cityをかけてもらったほうがうれしいです(笑)。5150 by Van HalenVHというとどうしてもDave Lee Rothのイメージが強かったのですが、高校時代のクラスメートが「お前、これ聞かないでVHを知ったというな!」と無理やりテープを貸してくれたら・・・はまりました。今でもVHはSammy Hager時代が一番格好よかったと思います。Purple by Stone Temple Pilotsこのアルバムを初めて聞いたときはちょっとブームから外れた時期だったんですが、ボストン時代、近所のジムでランニングしてるときに良く聞いてました。Interstate Love Songとか・・・今でも名曲だと思います。あ、デビューアルバムのCoreも優れものよ。Rock A Little by Stevie Nicks殆ど誰も知らないんですけど、Stevie Nicksは私のお気に入りの女性シンガーです。あのだみ声、いえ、ハスキーボイスがたまりません。本当は、Standbackの入っているThe Wild Heartというアルバムも好きなんですけど、アルバムとしてのトータルなできはこっちのほうが上でしょう。Electric by the Cult確か、当時好きだったBon Joviがこのアルバムを絶賛していて、ためしに買って聞いてみたら・・・すごくかっこいい!勢いあまってこの次のアルバム、Sonic Templeも買ってみたら今度はこれまたへヴィでかっこいい!もう、速攻高校でクラスメートにまわしてはやらせました(笑)。Electricは重くないです。からっとしてます。だからドライブするのにちょうどいいです。こうやってみたら、やっぱり殆どハードロックになってしまった・・・一番音楽を聴いていたのが中学から大学3年ぐらいまでにかけてで、当時はHRが売れまくっていたということもあって、デスメタルとか以外は殆ど聞いてたんじゃないかな?おまけに、通っていた高校にもHR好きが多くって、女の子でもがんがんHR聞いてるような雰囲気でした。クラスでいろいろCDまわしたりね。あのころは、理解者が多くてよかったなぁ・・・(笑)。しかし、当時一緒にHRを語り合ってた同級生たちはいったい今どうしてるのやら。殆ど結婚して、お父さんお母さんになってたりするのよねぇ。うーん、今でもああいうの聞いてるのかなぁ?(ちなみに、私には当時からエアロスミス大ファンの友達がいます。もちろん、いまでもエアロについては彼女とは語り合ってます。ははは)
2003/03/07
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をしてきました。場所は、うちの近所にできた新しいモールにあるシーフードレストラン。久しぶりに魚介類を食べました。結構おいしかったし、お値段もお手ごろ。こんな田舎のランシングでもまともなレストランができたというだけでうれしいです(笑)。今日のメンバーはパティを中心とした2005年度の卒業生(まだしてないけど)。パティの同僚で、Central Michigan Univで教えているへザーに、スーザンに私、そして過去の天敵(?)トーマスにMrナイスガイのシド。珍しく横のつながりの(そして、MMPhDプログラムの3つの学科がそろった)集まりになりました。1年生の間は、Core Classesといって共通の必須のクラスがあるので、しょっちゅう顔を合わせていた仲間ですが、2年目になるとそれぞれの専門によって取るクラスが変わってくるので(ガイダンス委員会に認証されないと履修できない)あんまり顔を合わす機会がなかったので、楽しかったです。そうそう、一緒にリサーチさえしなければトーマスっていい奴なのよ。一緒にビールなんか飲んだら楽しいとはわかってるけど、一緒に仕事してしまったのが間違いだった(笑)。とはいえ、それは過去の話。いつもニコニコのシドもいたので、和やかな会食となったのでした。たまにはこういうのもいいものです。休み中でみんな気持ち的に余裕があったというのもあるだろうけど、時間に追われるわけでも(仕事には追われている(笑))ないので自然とニコニコしてしまいます。料理も悪くはなかったです。内陸でシーフードの割にはよかったかなと。で、優雅なついでにスーザンと私は最近はまっているBath and Body Worksでボディローションなどをお買い物。など、と書いたのは、Buy 3 get one freeということで、一人二つずつ買ったから(笑)。本当は一人4つでもぜんぜん問題なかったんだけど・・・今日はこのマンゴーマンダリン(本当にそのもののにおいがする!)を使って優雅にSpa気分になろうかな・・・と(笑)。(仕事はどうした???)
2003/03/06
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はまると・・・やたらと取り付かれたようになってしまう私。何の話かというと、「プロジェクト」のこと。この春休み、どこにも行かないならせめて仕事以外のことで、普段できないことをしよう!と思っておもいついたのがBaking。はまりました。二日連続でマフィンを焼いただけでは満足せず、今夜もネットでレシピを検索(笑)。(仕事しろ~!)粉がやたらめったら家にあるので焼き菓子中心です。はじめに材料をそろえるのに結構お金使ったけど、いったん集まると殆どお金がかからないということと、自分で風味を加減できるということにはまりました。とはいえ、もちろん簡単なものしか作りません。それこそ、材料はかって混ぜて焼く、ぐらいしかしません。けど、アメリカのオーブンって使いやすいから、一気に山ほど作ってしまいます。明日スーザンあたりにマフィンを配ってくるつもり。食べさされるほうはいい迷惑かもしれませんね・・・次にはまったのがPearl Jamの「公式ブートレッグ」Copyrightの法律によると(私、ADV475でこういうのを教えてるので、ちとうるさいのです(笑))「公式」になってちゃんとCopyright Holderがお金を得てる場合は「ブートレッグ」にならないと思うんですが・・・そんなことはさておき、いいアイデアだと思います。以前から、彼らはライブごと(本当に、ライブごとに)にブートレッグを自分たちで作ってちゃんと店頭で売ってたんですけど、今回はそれをネットでも配信することになったみたいです。もともとPJ大好き、おまけに彼らが今日本ツアー(・・・見たかった、Eddie Vedder)の真っ最中、そして私のホームグラウンド大阪でのライブもちゃんとUPされてるとなると、こりゃやっぱり買わないとだめでしょ(笑)。本当は横浜公演のセットリストのほうがいいんだけど、ここはやっぱり地元のバージョンをセレクト。あのエディヴェダーが「OSAKA!」っていってるのを聞きたいんです(あほかわたしは?)でも、これいい例になると思うので、現物を(後からちゃんとプレスされたものも送ってくる)クラスに持っていってコピーライトのレクチャーの日に生徒に見せようと思います。「いいだろ~でもあげないもんね~(ちがうだろ・・・)」って(笑)。Pearl Jamのこういうところ好きだなぁ、私。ブートレッグを野放しにして、ファンが高い値段で手に入れようとするならこっちがちゃんと録音して、リーズナブルな値段で配布しようとするところや、昔、チケットマスターと大喧嘩したこととか(結局負けたのよね、PJ?)。あ、でもPearl Jamの一番すばらしいところはその音楽。Eddie Vedderの歌、これにつきます。私が一番今までですきなのは実はPJがライブでStone Temple PilotsのInterstate Love Songをカバーしたやつです。STPの名曲(私、STPも好きです!)をエディが歌うとやっぱりパールジャムになっちゃうのよねぇ・・・・・・で、いったい何の話してたんだっけ?2003/03/05 13:29:11寒い!久しぶりにキャンパスに出向いてみると、まぁ寒々しい。人が殆どいないのです(笑)。一応オフィスはすべて開いてるんですけど。こういうすいているときに図書館で文献探しをすると、あまりにも人がいないので結構怖い気分になります(だって薄暗いんだもん)。昔は春休みに仕事なんかしなかったよなぁ、学部生のときとか、修士のときとかは・・・学部生のときなんて、春休みは遊ぶためにあると思ってた(笑)。5科目取ってたのに何でそんな時間があったんでしょうね?今でも覚えてるのは、飛行機のチケットが馬鹿みたいに安かったので行った3月のボストン。行ったのはいいが激しく寒かったです。(DC-ボストン間往復100ドルだったのだ)そのころ、ちょうどExtremeというボストン出身のバンドが大好きだった私は、Back Bayのあのレンガの町並みをみて、「Extremeのビデオに出てた!」とアホみたいに喜んでた覚えがあります(若かったですね)。フリーダムトレイルだって友達とすべて歩いたし。(ただ、ひたすら寒かったのを覚えてます)。次の年はディズニーワールドに行って財布すられました(涙)。あとは・・・たまたま遠距離恋愛でカナダに当時相手がいたので、休みごとに行ってました。これまた寒いの。オタワだったから(笑)。ここミシガンより寒かった覚えがあります。だって運河がかちかちに凍ってそこでスケートできるんだから。考えてみると、私寒いところばっかり行ってますね。修士はボストンでやったし。だから、今度こそここを出て暖かいところで仕事したいです。そう同僚のジェイに言うと、「Hawaii Pacific UnivはいつでもFaculty Position募集してるぞ」だって。ハワイかぁ・・・ちょっと遠いなぁ。引越し大変だなぁ・・・でも、現にここでPhDを取ってどこに就職するかなんて、その年のOpeningによって変わってくるからなんともいえません。PRの職なら空きはいっぱいあるんですけど、広告はやっぱりそれよりは数が減るし、私がやりたいIntegrated Marketing Communicationになると数はもっと減る・・・ブレンダは「PRを教えても、広告のリサーチはできるわよ。PRのポジションは、PhD持ってたら間違いなく仕事にありつけるわよ」といってくれるんだけど・・・これもその年、どこの大学に空きがあるかで決まります。今だったらフロリダとかテネシーとかカリフォルニアとかに空きがあるんだけど、来年からJob Marketに出る私にはまだ早いし。本音は、寒いとこなら(笑)BostonかSeattle、コネチカットあたりまでならOK.温暖なところなら・・・カリフォルニアかMid Atlantic(ノースカロライナとかDC近辺)かアリゾナ。ラスベガスあたりでもいいな(これはエディが干からびる危険あり)ボストンにあるEmerson CollegeはCommunicationに特化していて、Marketing CommunicationでTeachingができるというのが魅力的。か、空きがあれば母校Boston Universityか。(ただしこれは昔のアドバイザーに死ぬほど働かされそうなので二の足を踏みそう(笑)。こんどICAで先生と顔あわせそうでこわいです・・・なんてったって、学会では「揚げ足取りのE(先生、ごめん!)」という感じでみんな恐れてるんですから・・・)ボストンは今でも懐かしいです。すんでたときは寒いと大文句をつけてましたが、今思えばすばらしい街でした。卒業してからもたまに行く機会があるんですけど、そのたびにノスタルジアにひたってしまいます。・・・あのころは良く遊んだなぁって(笑)。ここを卒業して仕事に就いたら、やっぱりミシガンに対してもおんなじ様な気分になるんでしょうか?・・・あやしいもんだ(笑)。2003/03/05 7:16:03
2003/03/05
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いい加減にEconomicsの試験を書きなぐるのに疲れた私は、幹事になっていた水曜日のパティの誕生日パーティのセッティングをすることにしたのでした。パティの誕生日がちょうど休み中ということもあるし、久しぶりに同期、Class of 2005で集まろうということになったのでした。いつものメンバー(私、スーザン)はもちろん、パティのCMUでの同僚で私たちの先輩のへザー、私とスーザンの天敵だった(?)トーマス、そしてカレンにシド。結構楽しみ。まだほかにも同期はいるんですけどね。ビリーとか。ただしビリーは旅行中(そんな暇あるのか?)、そして韓国人の同期たちだけは、どうがんばってもこういう集まりにはめったに顔を出してくれません。誰も噛み付きゃしないのに・・・(苦笑)。普段は仲がいいのになんでだろ~?こういう集まりでこそ、いろいろ裏の情報が入ってくるというのに・・・いい加減に仕事ばっかりするのにも疲れたので、ちょっとは息抜きしようと実はプロジェクトを計画してたのです。なんのことはない、その内容とは「Baking」。昔、もっと時間のあったときは結構マフィンだのパイだのを焼いてたこともあったのですが、もうここんところは本当にご無沙汰。だから、まとまった時間のあるときにでもやろうと心に誓ったのですがまだ手を付けてません・・・そんなことしてるうちに休み半分終わっちゃったっての(涙)。ネットでレシピはみつけてきて、材料もそろってるというのに。だから今日こそはEconomicsの試験完成させて、夜中にでもマフィンを焼いて明日の朝ごはんにでもしようと思います。明日は明日で、ブレンダとのペーパーの手直しが待ってるし、スーザンと共著の論文の最終仕上げも残ってるし・・・採点もここんところほったらかしたままだし、アドバイザーは仕事振ってくるし、社会学なんてまったく手を付けてないからいい加減にしないといけないし。あぁ、春休み、どこにいっちゃうんだろう??
2003/03/04
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まだまだ続くお仕事。さらに余分に降ってきました。メールをチェックすると、どっかで聞いたことあるような教授からメール。それもよその学校の。「この先生と私一度でも話したことあったっけ?」と思って添付ファイルを開けるとCall for paperのお知らせともうひとつ。「今ストックのペーパーないよぉ」とか思いながらもうひとつのファイルを開けると、「I am asking you to serve as a reviewer for...」ときた。わが目を疑いましたね。は?なんのReviewer?私まだABDにもなってないんだけど?Reviewerになってくれ、といわれるのは決して悪いことではありません。業界で「こいつはReviewできる」と思われるということは、リサーチもできると考えられているということですから。でもいったいどこからこの話がまわってきたのやら。それもAAA, American Academy of AdvertisingではなくってAMA,American Marketing Associationのものらしい。私、まだAMAの学会員にはなってないんでますます「?」なんですけど・・・で、考えてみました。どうしてこの先生が私にReviewerをふってきたかを。(そんな暇あったらTake Homeやれっての)1.うちの学科長は2002年度のAAAの会長である2.私のアドバイザーはAAAの書記である3.AAAの会員の中からまったくのランダム抽出であるこれぐらいしか思いつかないんですねぇ。多分、まわってきたとしたら1か2の理由だと思います。で、ふと思いました。やっぱり、人脈ってのは大切だってことを。私のガイダンス委員会のメンバーは周囲から言わせると「一筋縄ではいかないグループ」なんだそう。私自身は、どのメンバーともそれなりにいい関係を保ってると思いますし、どの先生もリサーチに熱心なのでなかなか刺激になります。その代わり、厳しいです。人によっては、なんでもYesといってくれるメンバーをそろえている人もいますが、そういう先生はいい人たちなんだろうけど、本当に自分のためになるのかな~と思うと「?」ということもあります。いい人はそりゃいいですよ、ラクで。でも、私のガイダンスのメンバーたちはみんないいひとですけど仕事に対する姿勢やスタンダードはかなり高いです。ブレンダにしても、いったい何回彼女とのペーパーを書き直したか、私(笑)。アドバイザーにいたっては、「普通Aくれるだろ~」ってところをAマイナスになってたり(笑)(いはく、「私は本当に点が辛いのよね~」そのとおりざんすよ)でもこうやってしごかれてると、確かに身につきます。と同時に、まだまだだなぁとも実感させられます。こういう人たちは、人脈もたくさん持っているので、またそれを学生に降ってくれたりします。ブレンダにしても、私のメールボックスにいろいろ求人票を入れておいてくれたり(まだ先の話よ~)学科長も、「こういう人がいまキャンパスに来てるから、ミーティングセットアップしておいたわよ~」と言ってくれたり、面倒見がいいというものプラスです。というわけで、コネはやっぱり馬鹿にはできません。実力だけですべてが決まるという世界じゃないんですね・・・そりゃもちろん実力も必要ですが。というわけで、もちろんこのReviewのお仕事はノーギャラですが(笑)、引き受けたいと思います。こういうReviewing Processっていうのにも興味あるし、何でもやってみないとね。それに夏休み中の仕事だから、時間的に余裕もあるだろうし。早速返事しよっと。
2003/03/03
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を今書いてます。Media Economicsです。6問中4問についてエッセイを書くんですが、結構広告関連の問題が半数を占めてて、「ラッキー」と思ったのもつかのま。Cross-elasticity of demandってなんのことだったっけ?授業ろくにきいてなかったからなぁ・・・これから、厚さ10センチほどのCoursepackとにらめっこでひたすら書きます。例題のひとつはDiscuss the Industrial Organizational Model. What factors are involved in analyzing industries using the framework of the model?How are these factors operationalized and measured? What are the model’s strengths and limitations as an explanatory tool for understanding the functioning of media industries? How might it be modified or elaborated to enhance its explanatory powers?ときた。これで1問!?せんせー、ちょっと長すぎやしませんか、これ?一問とくのに丸1日かかりそうです・・・いつもそうなんですが、こういう風にTake-Homeがあったり、ペーパーの〆切前とかは結構悲惨な生活です。一般社会から自分を断ち切ってひたすらもくもくと読んで書く、という精神状態には絶対よくない生活を何日か続けます。私の場合、元来夜型で一番思考回路が働くのが夜の12時を過ぎて2時までというたったの2時間なので、それ以外は本当に七転八倒しながら書くことを考えてます。エディと生活し始めて、何時に寝ようが彼は朝の7時にはお外に行きたがるので、最近はさすがに3,4時まで起きてることはないですけど、変わりに朝犬の散歩してからそのまま物を書くようになりました。でも、寝る時間はやっぱり1時とか2時・・・会社員のときは、遅いときは遅かったですけど、一応仕事が終わったら何も考えないでいいというのはある意味で頭の休息になってよかったと思います。(体は疲れてましたが(笑))今は、体を動かしたりすることは少ないけど、その反面頭が休まる時間が少なくなって、やっぱり途中でしんどく感じることもあります。が、どっちもどっちですね。私はそれでもこの生活を選ぶかな?会社に拘束される時間が長いのは耐えられないので・・・(良く会社員やってたよね、ほんと。それも拘束時間の長いマーケとか、PRとか(笑))周りは春休みということで、学生の多いうちのアパートも静かです。おかげで仕事ははかどらなくても、静かなので良く眠れます(笑)。いつもこうだといいんですけどね。
2003/03/02
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やっぱりね。休めるとは思ってなかったけど、山ほど出ました、仕事が。私の春休み、結局仕事で終わりそうです。今朝、久しぶりにアドバイザーとミーティングをしてきました。ここ3週間ほど、向こうもこっちもばたばたしていてPracticumのミーティングができなかったのですが、そのつけが一気にきました・・・ははは。でも、上司が働いてるんじゃ、私も働かざるを得ないでしょう(笑)。この10日間の休みの間に、できるかぎりやろうと思います。でないとまた学期末に泣くはめになりそうなので。ここから出たら、こんな生活にさよならできるかと思いきや、アドバイザーの一言「これからもっと大変になるわよ~」はぁ、これ以上ですか?テニュア取れるまでってこと?それとも一生働いてる間はこうってこと?人並みの休みというものは、すでにあきらめたつもりですが、それでも終わりの見えないトンネルにいるような気分です。・・・あ~、休みたい!
2003/03/01
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・・・5年ぶりぐらいのIn-class examが終わりました。できたかできてないか、さっぱりわかりません(笑)。統計について語れといわれても、どこまで語ればいいんだか・・・多分、多分落ちないとは思うけど、どこまでできたのかさっぱりわかりません。この試験のために、私のADV475のレクチャーは超特急だったのでした。さっさと終わらせて、スーザンと落ち合って最後のダメだしをすることになってたので、教室に入るなり一言「今日は1時間ですべてを終わらせるからね、そのつもりで!」と言い放って速攻でレクチャー終了。もともと今日はProduct Liabilityの章ということで、レクチャーそのものも短かったのだけど、こういう日に限ってディスカッション大好きな学生がそろって全員出席だったので結局ディスカッションのほうが長くなったのでした・・・ま、いいことなんだけどね。これから春休みに入る生徒たちに「楽しめる間に楽しんでおいで、でも頼むから怪我して帰ってくるのはやめてね」といってさくさく片付けてたら、Axl Roseに似たライアン君、一言「なんで今日はそんなにあせってるんですか~」ときた。「え?これから私統計の試験なのよ」と返事したら大爆笑。「これで先生も僕らの気持ちわかったでしょ?」そんなことずっと前からわかってるよ、受けてきたテストの数は半端じゃないんだから(笑)。(いったいこれで何個目の大学の学位なの?とは母の指摘。耳が痛いわ(笑))このテストが終わったからといって休めるわけじゃないですけど、気分的にはちょっとラクになりました。これからMedia Economicsの試験、ブレンダとの論文をジャーナルに送るために推敲(また理論探さないと・・・)、それからPracticumをそろそろやらないといけないし、社会学のプロジェクトもある。あと8週間でいくつテストがあるんだっけ?とはいえ、今学期で3科目取りながらTeachingとリサーチをするのもおしまいなので、何とかがんばらないとね。今学期終わればあと4つでコースワーク終了。そしたらPrelim Paperのディフェンス(そりゃ、ペーパー書かないといけないけど・・・)、それが終われば晴れてPhD Candidate、博士候補生になります。そしたらやっとDissertation・・・に就職活動。ここ1年でいろいろ状況が変わってきそうです。・・・その前にEconomicsのテストなんとかしないと。あーあ。
2003/02/28
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明日は統計のテスト。準備OKかというと・・・いまいち。どんな感じの問題になるのかまったくわかりません。わかっているのは、計算はしないでいいということだけ。統計の理論についてのエッセイらしいけど、いったい統計について何を語れっての??今はSEM, structural equation modelからpath analysis、そしてこれらのExperimentでの応用についてまでカバーしてます。実は私、Experimental Designというのがいまいち苦手で、これを、モデルして方程式を立てろといわれたらさてどうしよう・・・って感じです。スーザンはすでに先にExperimental Designのコースを取ってるのでこういうのは得意らしいですけど、その反面私みたいに先にRegressionばかりやってたというわけでもないので、その分大変だとは言ってましたが・・・(二人足して2で割ったら丁度いいってところです、はい)。明日は一応ADV475のレクチャーもあるけれど、心ここにあらずですっとばしてしまいそうな気がします。ティーチングなんぞはさっさと終わらせて、自分のテスト勉強に当てたいと思います・・・
2003/02/27
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世間は来週から春休みということで、学生は浮き足立ってます。気の早い奴は、今週も授業をサボってカンクンだの、フロリダだのに行ってるみたいですが、もちろんわれわれPhDにはそんな休みありません(涙)。春休みというものは、たまった仕事を片付けたり、自分のペーパーを書いたり、はたまた普段の寝不足をとりかえすかのように眠ったりする時間になります。そういうことを話してたとき、同期のパティが来週誕生日とのこと。そしたらひさしぶりに「去年の1年生」が集まってお祝いしようと、となったのでした。いつの間にか幹事役になってた私・・・(笑)。同時期にプログラムに入学したとはいえ、終わるときはみんなばらばら。おまけにパティみたいにMSUじゃなくってよその大学で教えている人は普段はなかなか忙しくて顔を合わせる機会が少ないので、久しぶりに同期が集まって楽しくするのもいいかな、と思って。だいたい普段はたてのつながり、つまり広告学科内のつながりで集まるのが多いのですが、たまにはこの横のつながり、Mass Media PhD Programで集まるというのもいいかもしれません。もちろんその中には私が苦手だったトーマスも含まれますが、最近は苦手度を克服してきたのです、私(笑)。(まぁ、トーマスがちゃんとお風呂に入ってるということと、一緒に仕事することがなくなったからということもあります)一緒に仕事さえしなければいい飲み友達になれるのにねぇ・・・
2003/02/26
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ちょっと前ならこれを「マイブーム」というんでしょうけど、いまさらそんな言葉を使うのもなんなので、素直にはやり物と呼びます。まず、この季節恒例、広告学科のカレンが売ってるGirl Scout Cookies。今年も誘惑には勝てず、3箱買ってしまいました・・・特別においしいわけでもなく、添加物だってきっと一杯入ってるだろうに、なぜか買わずにはいられないこのクッキー。去年はショートブレッドにはまりましたが、今年はココナッツとチョコレートのサモアに凝ってます。ちょうど、授業と授業の間の小腹のすいたときにいいんですよね、つまむのに。近所のカフェ、Beaner’sで売ってるクリーム・ブリュレのコーヒー。普段はLatte系統を頼むんですが、ある日ADV475のクラスに遅刻しそうになって、カスタムドリンクをオーダーしても、待ってる時間がなかったのでポットに入っているコーヒーのうちから適当に選んだのがこれ。でも、プリンの香りがしておいしいのです(笑)。私はさらにこれにバニラパウダーを振り掛けて飲んでます。今度豆を買おうかなとも思うんですが、そんなに家ではコーヒーをたてないので・・・思案中。タダで専門書ゲット。今までは学会に行ったときに、出版社のブースでもらうとかいうこともしてたんですけど、何せそれを持って帰るとなると重い・・・それに、ブースにあくまでも自分が欲しいと思う本が置いてあるとは限らない、ということで、最近はオンラインで出版社のカタログを見て、Examination Copyを送ってくれるところから結構本をもらってます。早いところは1週間弱で送ってくれるし、なんせ自分で買ったら結構なお値段になるので。送付先をオフィスにすれば、わざわざ学部のレターヘッドを使って請求しなくてもすむのでラクです。(別にレターヘッドぐらいいくらでも手に入れられますけど。推薦状書くときにいるので)まぁ、大学の先生なんて給料安いんだから、それぐらいの役得はあってもいいでしょ(笑)。おまけに先生たちも堂々と私たちにそうすることを勧めてますから(笑)。あ、一応出版社にコピーをもらう名目は、「今度教えるクラスで使えるかどうかを見たいから」です。学会出席はやりもんというか、なんというか、まぁ、一応仕事の一部ですが、いい息抜きになります。だから、できるだけ観光地名ところで開かれる学会に論文を出します(笑)。今年は5月にまずサンディエゴに行ってきます。すべての経費とはいきませんが、多少は学部がお金をくれるので。それに、そういうところにいって存在をわかってもらわないと、いざ就職活動に入ったときにつらいからってのもあります。私自身は、学会発表は今までそんなに冷や汗を書くことはなかったのですが、場合によってはかなり質疑応答で揚げ足をとられたりするので一応準備には時間をかけます。だから必ずしも遊び気分じゃないんですけど、普段娯楽が殆どない生活をしていると、これが遠足の代わりになるんです(笑)。だから今年もがんばって論文書かないと・・・昼寝も周りではやってます。昼寝がすきなのはうちのエディだけではありません。オフィスメイトのキャリーも、スーザンも私も暇さえあれば寝てます(笑)。そんなに寝不足なのか、といわれるとまだ究極の寝不足ではないんですけど、ものすごく疲れるんです、なぜか。食べるものも食べてるのに。ストレスだか、脳みその使いすぎでくたびれるのかは良くわかりませんが、暇さえあれば体が睡眠を求めてます。前は殆ど昼寝しないほうだったんですけど。だから最近は寝るための投資してます(笑)。寝心地のいいシーツとか、ベッドとか・・・そして最後に、はやってるんだかなんだか知りませんが、犬を飼うこと。同期のパティも、Humane Societyで犬をもらってきたというし、私に感化された学科長も、すでに2匹ラブラドールを飼っているというのに、さらにもう一匹もらってきたり。犬はいいですよ。手間はかかるけど、感情の動物で、毎日楽しいです。ただし、広告学科のメンバーに飼われている犬はどいつもそろって人間並みに甘やかされてます(含:エディ)。
2003/02/23
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先週末のシカゴのナイトクラブの将棋倒しの一件から一週間もたたないうちに、今度はロードアイランドのクラブでパイロの事故で火災。いったいどうなってるの??それもGreat WhiteのShowの時だって?実は私、Great White昔ライブで見てます。彼らが売れてた時代に、クラブじゃなくってもっと大きいホールで。当時、もっと売れてたときはパイロなんて使ってなかったような気がします。結局、バンド側がクラブにパイロ使用OKをもらったにもかかわらず、クラブ側はロードアイランド州の許可をもらってなかったとか、かなりちぐはぐなことになってますけど、収容人員500人にもみたない小さなクラブで、はたしてパイロを使う意味はあったんでしょうか?私も昔、色んなコンサートに行ってました。特に80年代後半、90年代にかけてのまだ派手だった時代、大物バンドは結構パイロ使ってました。(日本ではそんなこと無理ですけど)でも、どのバンドもアリーナのあるかなり大きなホールでそういう大仕掛けなことをしてたような気がします。今回のように、小さいクラブで火災の危険性のあるような仕掛けを使うことって普通の判断力があったら「?」ってなるような気がするんですが・・・Great White好きでした。華はないかもしれないけど、いい曲たくさん持ってたので。でも今回の件で、バンド続行があるのかどうかあやしいですね。現にギタリストが行方不明らしいですし・・・(え、私の好きだったケンさん? Mark Kendallとか思ってびっくりしたら、どうやら違う人みたいですけど・・・無事であってほしいものです)おまけにこともあろうに、今度はNYで石油精製所(でしたっけ?)が爆発。最近こんなニュースばっかりで暗くなってしまいます。韓国の地下鉄火災も本当に悲惨な事件だし、シャトル墜落にしても同じ。こんな田舎町にいてもこう感じるんですから、世界全体が重苦しい雰囲気に包まれていってるとしても不思議じゃないです。ほんとに・・・is the life ahead going to be rosey??
2003/02/22
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何度ティーチングをやってもいまだになれないことのひとつに、テストの後の生徒からのクレームがあります。まぁたいがい、学期末の切羽詰ったときとかじゃないとあまりクレームがないんですけど、毎学期いるのよね、ごねる奴が。それも「こんなに勉強したのに!」って。今回もその例にもれず。平均が72パーセントのところを、66パーセントしか取れなかったとクレームが。Extra Creditを提出せずによくもクレームつけられるもんだ。「だって、3日も勉強したんですよ!絶対できたと思ったのに!」そんなこといったってさー、選択問題なんだから、選択肢間違ったらアウトなわけ。「問題がややこしすぎる」とか言われても、現にクラスの半分以上は70点以上なわけで。「今度オフィスアワーに行きます。テスト用紙見せてください(私は毎回テスト用紙を回収します。でないとあっというまに生徒の間に問題が広がるので。それに、毎学期テスト問題変えてます。)」といちゃもんをつけてきます。いえ、別に来てくれてもいいっすよ。間違いは間違いなんですから。まぁ、一応確認しておこうと思って、そのクレーマーの解答用紙を見たら・・・明らかに、「質問がややこしすぎる」のではなく、基本的なコンセプトを理解してないのです。これじゃ、いくらがんばって私にArgueしようとしても、いかんせん納得できません。それこそ理論変える位のことしてくれないと(笑)。まぁ、月曜日に意気込んでやってくるらしいのでこっちも準備しておかないとね。でも、大概は一度目の試験ではクレームは出ないのです。まだほかにもテストだの、いろいろありますからいくらでも挽回できるので。たまにこういうクレーマー(なぜか今まで女の子ばっかり・・・)にかぎって働きながら大学に通ってるわけでもなく、自分が勉強不足(あるいはoverconfident)なのを棚に上げてクレームつけてくるわけです。正直言って、何度こういうのを相手にしても気分の悪さは変わりません。もうちょっと私も面の皮厚くないといけないんでしょうけど。私の大学時代は今とは状況が違うといえ、先生たちはここまで手取り足取りやらなかったのを覚えてます。今は、やれPPTがない、ノートをWebにあげろ、Review やれ、Review sheetくれ、だのうるさいです。大学生って大人なんだから自分でノートぐらい取ってよ・・・ってのが私の正直な気持ちですが、「ここ大切よ!ノートとった?」といわないと何にもノート取らない奴もいます。(案の定テストの成績も悪かったです)ひょっとしたら、これはうちがマンモス州立大学だからかもしれない。お隣の名門州立大学ならもうちょっと生徒の質が高いのかも?とかいろいろ考えてたんですけど、UCサンタバーバラ出身のスーザンいはく。「ハーバードだろうがどこだろうが、そういう何にもやらないで文句ばっかり付けてくる生徒はいるもんよ。だいたい私も大学時代は勉強しなかったもん」とのこと。(私の勉強しない時代はボストンでのMasterのころでした(笑))言われてみれば、誰でもそういう時期はあるものです。ただ、教師としては、何もしない奴をそのまま通すわけにはいかないし、まして、正しい英語が書けない生徒を広告業界に送り出すわけにはいかないのです・・・このクレームの一件を見ていた私のクラスのStar Studentは「3晩勉強しただけで、そこまで自信満々になるなんてすごいですねぇ。文句言ってる暇あったら、次のテストのこと心配したらいいのに・・・どのクラスにもいるんですよね、こういうの」とあまりにも的に得た発言。ジュリア、みんながあなたみたいだったらこっちは本当に苦労しないんだけどねぇ・・・はぁ。
2003/02/21
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試験明けの授業というのは、大概出席率が6割ぐらいまでに落ちてしまうので、私もそんなに長いレクチャーはやらないのですが、今日もその例に漏れず。そして私の大好きな(笑)、「出席率の悪い日」にやるin-class assignmentをやってきました。それも、今回は「今日のレクチャーの内容から1問自分でテスト問題を作ること」。テストが難しいとかいう反響もあるし(簡単だとテストする意味ないじゃない・・・)そんなに文句言うならテスト問題作るのが結構大変だって事をわかってもらおうじゃないかと思って。「いい出来だったら採用するから良く考えてよ」っていったらみんな、よろこんで書いてました(笑)。おなじ授業を4回教えてると、結構試験問題というのはたまってるんだけど、たまには目先の変わった問題も出てくるかなぁというもくろみです。それに、テスト問題作るにはレクチャーの内容理解してないといけないし、教師は楽できて、生徒も自分の問題を作るわけなので一石二鳥なわけです。そういうことで、かなりリラックスした授業だったんですが、FTC(Federal Trade Commission)についての講義で、違反広告に関する罰則とかの話をしているうちに、なぜか私の会社員時代の話に。(別に私は非合法的なマーケをやったわけじゃないんですよ(苦笑))学部生を相手に話をするのはおもしろいときもあるのですが、たまに、そのナイーブさに気づかされることがあります。(まぁ私だってそういうこと、社会に出るまでわかんなかったけど)広告業界だろうがなんだろうが、思うようには仕事ができないこともあるという話になったとき、「でも、私たちは広告を勉強したわけだから、クライアントよりもよっぽど良くわかってるって言えるでしょ?」とのコメント。そんなこといってごらんよ、アカウントどっかに飛んでいっちゃうよ(笑)。クライアントの商品やその市場は、クライアントが一番良く知ってるに決まってるし、いくらアメリカでもそうやってクライアントの面子をつぶす発言はやっちゃいけない(笑)。まぁ、それも今だから許されるのかな。怖いもの知らずということは、その勢いがいい方向へ向いたならすごいことになるから、そういう意味での勢いはなくさないで欲しいものです。で、するどい目が覚めるような質問が生徒から飛んできました。"How come you left the corporate world and started a teaching career?"ほんと、なんででしょうね?いろいろあるんですけど、主に理由は3つ。女だからということで、やっぱり損をしたことが多かったということと、ある程度仕事になれてくると、同じことの繰り返しに感じられて苦痛だったということ。それから、やっぱり私は企業の中で生きるよりも、こういうことをやってるほうが向いているということ。この生活をしていると、頭ごなしに命令されることもないし、ティーチングにおいてもリサーチにおいても、自分でイニシアティブを取ることがほとんど。だから、窒息するような気分にならないんですね。(その分仕事量で死んでるけど(笑))今までやってきた仕事の中で、TeachingとResearchは一番大変です。だからこそまだあきないんですけどね(笑)。
2003/02/19
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いや、久しぶりにあんなにディスカッションで喋りまくりました。何が声が出ないんでしょうね(笑)。社会学のクラスでの鬱憤晴らししたようなもんです。今日のMedia Economicsの授業は広告について。広告がどうMedia Profitと結びつくのか、また広告の社会的責任とか、普段ADV475のクラスでいやになるほどレクチャーしている内容ということもあったけど、それよりも今学期の社会学のクラスで何かがあるとすべて「広告のせいだ、メディアのせいで社会的不平等が生まれるんだ」と、主に社会学科のPhDたちに攻撃されてるので(涙)そのフラストレーション解消というわけじゃないけど必然的に饒舌になってしまいました・・・すみません、先生、珍しく暴走してしまいました。広告が不必要な需要を作り出してる、あるいは偏見を生み出しているという議論は今に始まったことじゃなくってずーっと言われ続けてきたことです。じゃなんでこんなに広告、あるいはマスメディアがたたかれるんでしょうね?社会的不平等の元になるのはメディアだけではないはずです。ちなみに、メディアの効果というのはとても測定が大変で、60年代アメリカ政府がとんでもない額のFundingを出してリサーチを大学に依頼したにもかかわらず、はっきりとした相関関係は見られなかったのでした。もちろん、メディア効果というのはあるとは思います。だからPhDやってるわけであって(笑)。でも、メディアが社会の悪すべてを引き受ける必要があるか?というと私の答えはいつでも「?」になるのです。そりゃメディアも広告も責任を担う必要はあるでしょう。けど、資本主義社会に住む限り、メディアも、企業も利益をあげなきゃいけないわけで、それを頭ごなしに否定するとなると、「じゃ、社会主義でいくわけ?」という疑問があがってきます。もちろんMedia Economicsはうちの学部がオファーする授業なのでそこまでメディアたたきはおこりませんが、これが社会学部にいくとえらいことになるのです。とかいう社会学のPhDの学生さんたちって、私たちよりよっぽどTVとか見てる時間があるみたいで、はやりのTVはすべて網羅してるみたいです(笑)。おちょくってるわけじゃないですけど、何かに原因をなすりつけて非難することは簡単です。問題はそこからどうやって解決法を見つけ出すかというわけで、スケープゴートを探すだけならそんなに大変じゃないのです。そこのところを、今度水曜日にDiscussion Leaderをすることになってるので、社会学部の皆さんに聞いてみたいと思います。スーザンいはく「What’s wrong with capitalism? I’d rather live in it than living in a socialist economy.」そりゃそーよね、でなきゃRetail therapyで幸せになれないものね(笑)。
2003/02/18
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やっと統計のプロブレムセット終了。結局今回も手計算。このクラス終わったら、二度と統計を手でやることないでしょうね。これからMedia Ecoomicsのクラスで先週提出したリサーチプロポーサルのCritiqueをやります。クラス全員分のプロポーサルだから15本分?はぁ・・・ざっとさっき目を通したんですけど、本当にこれPhDの学生のプロポーサル?という感じでした。そりゃーね、PhD入って一番最初の学期ならまだわかりますけど、そうじゃないわけで、基本的なことが結構書かれてなかったり、どこからともなくいきなり仮説が出てきたり(だからどの研究結果を元にしたのかな?)もっとひどいのになると、research questionとhypothesisが両方出てくるプロポーサルまでありました。ちょっとこれはひどいですね・・・私たちの学年のときは、まず1学期目のリサーチのクラスでプロポーサルとはこう書くんだぞ、ということをみっちりやらされました。何度も書き直しさせられたし、とりあえず1年目でほとんどの主なリサーチのやりかたを詰め込まれたのです。確かに今年はPhDのクラスを教える教授陣が多少変わったとはいえ、内容まで変わっちゃったんでしょうかね??これ、blind reviewとかならまだしも、相手も私が批評するってわかってるから、なかなかはっきりとは書きにくいものです。そんなに偉い立場でもないわけだし(笑)。あぁ、これは時間がかかりそう・・・そんなことをしてるうちに、ブレンダからメールが来て、「ICAに出したペーパーのレビューが帰ってきたから、これ見直してどのジャーナルに出すか近いうちに決めましょう」ときた。なんか急に忙しくなってきたぞ。こういうときに限って、絶対アドバイザーがプラクティカムのことでまた作業を降ってくるに違いない・・・ほんと、永遠にやることが終わらないこの生活。いったいいつまで続くことやら・・・でも、暇するよるはいいんですけどね(笑)。
2003/02/17
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今朝目が覚めたらいやな予感的中。のどが痛いのです。昨日ちょっと寒気がするなぁと思ったので、早めに帰ってきたのにこの有様。よりによって統計のテストの前と、社会学のディスカッションリーダー振り当ての前に来るとは・・・とりあえず、風邪薬飲んでオレンジジュースを飲んで安静・・・にする時間があるわけないです(笑)。結局今日は殆どを社会学のディスカッション用質問およびノートを作ってました。明日はパートナーと会って二人の質問を照らし合わせて最終的な物を作るんですけど、そのときに声が出てるかどうか・・・声が出ないって、結構不便なんですよね。サラリーマンの時もそうだったし、今もそう。特にレクチャーするようになって、大声(?)でしゃべることが増えたので、声が出ないというのは致命傷になりかねません。とにかく目標は火曜日のADV475の授業までになんとか声を取り戻すこと。だから極力しゃべってません(笑)。それでも懲りない私とスーザンは、昼間ちょっと時間を見つけてアウトレットにショッピングに行ってきました。ちょうど冬物バーゲンも盛りを過ぎてて、割引率がびっくりするぐらいになってたのでふたりとも帰りには笑顔になってました。ストレス解消にはショッピング、これ万国共通(笑)。私たちはこれをRetail therapyと呼んでます。サラリーマンからまた大学院生に戻って、たいした洋服は要らないだろうと思ってたんですが、やっぱりインストラクターになってからは身なりにも多少気を使うようになりました。だからいまだにスーツだの、パンプスだの「仕事着だから」という言い訳で買いまくるわけです。だから、教える日と教えない日の服装のギャップがすごくってたまにオフのときに生徒に会うとびっくりされます。「ジーンズなんて持ってたんですね」って(笑)。上司にも「ジーンズ禁止」とは言われてます。おかげでスーツは着々と増えて行きます。そういうのを着ると、気分的にもしゃきっとするから精神的にもいいかもしれません。「さぁ仕事!」っていうのかな。朝ジャケットにスカートにヒールはいて、途中のカフェでコーヒー買って教室に行くまでの間に気持ちを切り替えてます。だから、自分が生徒の日は本当にいい加減な格好で歩いてます(笑)。今日はその、いい加減な格好の服を買ってきました。無駄金使ったかも・・・でも気分爽快なのでよしとしましょう。風邪に負けずにがんばるぞ~!
2003/02/16
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Single Awareness Day Report巷では昨日はバレンタインということで、チョコレートならぬバラの花束をたくさん見かけましたが、我が広告学科の有志たちはこの日を「マーケティング策略の極みの日」と定義しているので(笑)、Valentine’s dayとはいわず、Single awareness dayと呼んでいます。そのSingle Awareness Dayには、毎年みんなが集まって大騒ぎするんですが、夕べもその例に漏れず、広告学科の個性的な人間が集まって騒いでました。場所は、またNuthouse。「雰囲気のいいところは多分Valentine’s Dayの予約でいっぱいだから」ということで、ダウンタウンにあるこのスポーツバーで集合となったのでした。そしたら、結構いるんですね、こういう日に大人数で集まるシングル軍団が(笑)。この日の参加者は私、スーザン、ヴィッキー、キャリー、ビリー、そしてわれらがジェームズ。さすがジェームズ、Fashinably Lateで現れました。みんなが8時ごろからご飯食べてるのに登場が10時半だからね・・・携帯でスーザンが「ハニー、何やってるのよ?いくら準備があるっていっても、きるもの決めるのに2時間もかかんないでしょ!」言ったら、「だってぇ~、今いい調子で一杯やりながら統計ソフト動かしてるのよぉ~」との返事。いったい、どこの誰がValentine’s dayの夜に一杯引っ掛けながらLisrel動かしてるのよ??キャリー曰く、「半分酔っ払って分析してるんでしょ?多分しらふに戻ったら何がなんだかわかんない分析になってんのよ」と指摘。確かにそのとおりかも(笑)。今年はカラオケもなし、普通に飲んでしゃべっておしまいでした。みんなはその後場所を変えて飲みなおしてましたが、私は寒気がしたので家に帰りました。だからその後ジェームズがどう荒れたのかは知りません(笑)。案の定今朝起きたらのどが痛いし、早めに帰って正解でした。しかし、さすがに生粋のニューヨーカーのゲイ、ジェームズ。その場で現れただけで場をさらってしまいましたね(笑)。去年の夏、学部生を引率してイタリアまでジェームズとともに行ったビリーいはく、「ジェームズってどこにいってもそうなんだよね。場をさらうというかなんというか・・・(笑)。あのイタリアンだってジェームズに引いてる場面を何度も見たよ」とのこと。そうなんだ、やっぱりジェームズってどこにいってもみんな圧倒されるんだ(笑)。そしてこの日も登場するなり主役の座をかっさらうジェームズ。「ねぇ、聞いてよ、アタシ今回初めてPCを買ったんだけどもう、最初のセットアップから何から大変だったのよぉ~。でもねぇ、PCにしてから統計のソフト全部入れ替えたらすごい早いから、つい一杯引っ掛けながらやっちゃったのよねぇ」とまくしたててました。うん、確かに統計ソフトって普通Macでは使わないでしょ。というか、Mac使ってLisrelとかSPSS使って博士論文書くってあんまり聞いたことないんだけど・・・。さすがジェームズ。普通の人じゃ考えられないことをやりますね(笑)。2003/02/15 22:32:17本あるとき、社会学の教授が"Never deprive yourself of good books"と語ってましたが、それを言われる以前から本と音楽に関しては、金に糸目を付けない生活をしてます。本日もそれにもれず、読む暇あるのか?という状況なのに買っちゃいました。本当はThe end of advertising, the rise of PRという本を買おうとしてたのですが、近所のBarnes & Nobleではそれがなくって、かわりに目に付いたのが"Big Brands, Big Mistakes"という本。大企業が、その大きさに胡坐をかいて思いっきりマーケティングで失敗するというケーススタディを集めたものなんだけど、たまには理論詰めのものから離れてもう少し実践的なケースを読みたかったので迷わず購入。だけど、あっという間に読書終了・・・1時間で読んじゃった。いくら日ごろのリーディングで速読の訓練(飛ばし読み、ともいう(笑))をしてるとはいえ、16ドル出しても1時間・・・となんだかむなしくなってきました。確かに、required readingじゃないからさっさと読めるってのもあるんですけど。しかし、私のアパートの本棚は飽和状態。地震のないミシガンだからいいもんの、これ日本だったら本当に怖い。もうひとつ本棚を買おうかとも真剣に考えてるんですけど、なかなか見に行く暇がないので・・・たぶん春休み中に買いに行くと思います。ただし、アメリカの家具って結構自分で組み立てるのが多いのでまた「かぐ組み立て人」になるはめに。去年の春このアパートに引っ越してきたときは、友達にも手伝ってもらったりしたけど、結構自分で組み立てするのにはまってしまって「PhDとれなかったらかぐ組み立て職人になるよ」とみんなに言って笑われたものです(笑)。でも冗談抜きにそろそろ本棚買わないと・・・本を買うスピードに今の本棚の耐久性がおっつかないような気がします。2003/02/15 6:49:44
2003/02/15
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ADV475第一回試験終了。ついでに採点も終了。まだ平均だの、SDだの、いろいろな統計は出してないからなんともいえないけど多分70%ぐらいが平均になるんじゃないか、と思います。あんだけしつこくレビューしたんだから、それぐらいないと困るのよ。とはいえ、仮に成績が悪くてもこの試験範囲ではあまり生徒を責められません。かなり抽象的な内容だし、教科書つまんないし、かといって教科書を代えるわけにもいかないし・・・おまけに外国人の私がアメリカの法律教えるんだから(もう何度も教えてるとはいえ)やっぱり生徒も多少はハンディあるでしょうね。とはいえ、ほかのセクションの先生たちも最初のテストの平均は70%行かないことが多いので今回はこれでよしとしましょう。とりあえず、今のところ誰からもクレームついてません(とはいえ、まだ試験の成績発表してないってのもあるけど)。テストから戻るとメールボックスには上司からの手紙。いや~な予感がしたんですけど、とりあえず読んでみたらいいことしか書いてませんでした(笑)。とりあえず、この仕事は来年も死守ってとこですね。それさえわかればいいです、はい。で、次に向かった統計のクラスでは、返却されたProblem Setを見て噴火しそうになった私。これ、TAが成績付けるんだけどその付け方がなってない!Inconsistencyといえばいいんでしょうか。毎回毎回成績の付け方のスタンダードが代わってて、こっちはおっつきません。覚えてろよ、ライアン・・・ 今度ICAの学会で君が発表するときは揚げ足とってやる、なーんてね(笑)。おまけにこのTA、オフィスアワーキャンセルしまくるわ、生徒からのメールに答えないは、なっとらん!悪い奴じゃないと思うけど、実際問題私自身もインストラクターやってて気をつけるのは、生徒からの質問およびメールにはちゃんと返事することなんです。それができてないこういう奴には本当に頭にきます。仕事なんだからちゃんとやれっての。ミシガン大学でこの前の夏にとった統計のクラスのTAや、先学期の統計のクラスのTAは素晴らしかったのに、今回は思いっきり外れましたね。Student Evaluationに書こうと思います。教授の採点の方針と、TAの言ってることがまったく違うんで・・・スーザンなんぞは、明日教授に直接話をつけに行くらしいです。ね、怖いでしょ、アメリカの学生って(笑)。
2003/02/14
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明日はADV475のクラスのテスト第一回目。あれだけReviewに時間をかけたんだから、頼むから平均70%は取って欲しいものです。トピックがトピックだから、一夜漬けでは対応できないと毎学期言っているにもかかわらず、「8時間も勉強したのになんで60点なの?」とか文句付けてくる生徒が必ずいます。(答え:たったの8時間しか勉強しなかったからそうなったんでしょ!)日本の大学に行ってないので詳しいことはわからないのですが、多分アメリカの大学生はかなりテストや課題で追い立てられてると思います。出席だってちゃんと取るクラスがほとんどだし、ぼーっとクラスで座ってるだけでは参加点がつかないし。ここまで書いたら「アメリカの大学生は勉強しているに違いない」と思うでしょ?それは学校にもよると思います。私自身は私立で学士も修士も取ったので、そのちがいがいままでわかりませんでした。州立大学に来て、いざ学部生の授業を担当すると殆どの学生がフルタイムに近いぐらいの仕事を入れています。つまり自分で自分の学費は稼いでる、ということです。もちろん、州立大学にも100%親の援助で通っている生徒もたくさんいます。けど、働きながら通っている生徒の割合が私学とは比べ物になりません。週40時間働いて、5科目授業を取るなんてのは学部レベルでは当たり前みたいになってます。(ちなみにPhDの私は3科目とって週に20時間の講師の仕事ですが、20時間では収まらないときもありました)でも、そうやって2足のわらじをはいている生徒のほうが時間の使い方が上手なので、成績も良かったりすることが多いのです。じゃ、だれが文句付けてくるかというと大概が働かないですむ学生です。中にはいちゃもんで「こんな成績、教育者の親には見せられないから成績上げろ」とかいうクレームつけてくるのもいます。(自分が勉強しないのを棚に上げて、です)もう、大概のクレームは一度は聞いているので対応のしかたも決まってきました。大学4年にもなって沿ういう理由付けでごねさせるわけにはいきませんから。だから明日のテストの後もそういうクレームが出るかもしれません。面の皮が厚くないとこの仕事やってられません(笑)。でも、自分が教える立場になって初めて教授たちの苦労がわかりました。教えるってものすごいエネルギーと時間が必要だってこと。だから、毎回レクチャーが終わると私はぐったりします。マーケをやってたときも体力勝負だと思いましたけど、このエネルギーレベルにはかなわないかも。
2003/02/13
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RE:RE:Time has passed by.... so quicklyそういわれるほどたいそうな生き方じゃないので照れますね(笑)。たまにこういう風にノスタルジアに浸ることがあるのです。論文書きで煮詰まってるときとか、ペーパー採点でフラストレーションたまりまくってるときとか(笑)、ふと昔のことを思い出します。(友人はこれを現実逃避と呼んでますけど(笑))そのときは「やだなぁ、こんな仕事」とか「こんな上司我慢できない!」とか暑かった時期もあったけど、今思えばそれもいい経験になりました。みなさんもたまにはノスタルジアにひたってみるのもいかがかな?そのときには見えなかったものがきっと今なら見えてくると思うよ!2003/02/12 14:26:43Time has passed by.... so quicklyふと気がついたんですが、このセメスターが終わるとPhDプログラムの折り返し地点にたどり着いたことになります。最低4年のプログラムだから2年目が終了ということになります。時間がたつのは本当に早いもんですね。この2年間で、10年分ぐらい脳みそ使ったような気がします(苦笑)。そんなことを考えるきっかけになったのは、たまたま今統計のクラスで使ってるソフトウェアがうまく動かないので、前の職場のプログラムならどうなんだろうか(某USソフトウェアの会社にいました)と思って古巣のウェブを見たことから始まります。その会社には、長いこといませんでした。本当はもうちょっと腰を落ち着けているつもりだったんですが、PhDプログラムにも合格したし、遅かれ早かれPhDは欲しかったので渡りに船ということで会社は辞めました。あれからもう2年近くになります。その前にいたPRエージェンシーでイベント(記者会見とかインタビューとか)をセッティングするのに辟易していた私は、転職先ではPRよりももっと統括的なマーケティングをさせてくれるところに焦点を絞ってました。今でももちろんPRは好きです。(それに関する論文も書いてるし)だけど、日本のPRは私がアメリカで習ったPRとは似て非なるものでした。それに失望したとかじゃなくって、もっとdecision-makingの中心になるようなことがしたかったのです。クライアントの手足になってパブリシティを進めるよりも、プランニングからやってみたかったというのが正直な気持ちでした。で、某ソフトウェア会社のマーケティング部に移りました。幸いそこでは、すでにイベント系を担当している人がいたのでイベント大嫌いな私は(笑)もうちょっと腰を落ち着けて地道にデータベースマーケティングに励んだり、Marcom関連の印刷物を代理店と一緒に作ったり、新製品のロールアウトのプランニングをやっていたのでした。懐かしいですね、いまとなっては。その仕事自体をすごく好きだったとかじゃなかったんですけど、マーケという仕事を見るにはいい経験でした。ある意味では外資系とはいえ、かなり日本の企業化していたので120%外資から移ってきた私は、はじめは結構戸惑った覚えもありますけど、慣れてしまえばたいしたことありませんでした。その会社では、ウェブも私の管轄下にありました。今でもたまにのぞいてみますけど、まだ私が携わったページもたくさんあったりして「おいおい、いい加減に中身かえてよ~」とかもたまに思ってしまいます。昨日は、その中からいつも顧客に発送していたニューズレターの最新号を見て、前の会社の同僚のインタビューとか載っていたので急に懐かしい気分になったのでした。私が退職してから、半分ぐらいの面子が変わったとうわさでは聞いています。あのころ一緒にジョーク飛ばして仕事していたセールスコンサルタントの人たちや、マーケの同僚も半分はいないわけです。でもいつも印刷物を作るとき、内容確認でしょっちゅう内線で泣きついていたエンジニアの人たちや、お世話になった上司たちはまだまだ健在。いつかまた機会があったら一緒に仕事したいと思う人たちです。皆さん元気なようでなによりです。たった2年しかたってないのに、「こんなに遠くに来てしまった」というのが正直な気持ちです。あのころよりも社会的には不安定で、ものになるかならないかわからないキャリアを選んだことには後悔はしてませんけど、たまにこうやって懐かしい気分になります。・・・今度学会で東京に行くときは手土産でも持って立ち寄ろうかなぁ?2003/02/12 12:31:33
2003/02/12
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というパターンにまたはまってしまいました。今日Media Economicsのリサーチプロポーサルについて、教授と話し合ったんですが先生は私のプロポーサルを気に入ってくれたものの(また誰もやってないことをやるはめになってしまった・・・)あまりにもシンプルなモデルすぎて理論がないことに気がついた私に対して、「じゃ、model building やればいいんじゃない?」と笑顔で返答。え?私が理論作っちゃうんですか?いくらなんでもそんなおこがましいこと考えてませんよぉ~と言ったら「でもこれだったらモデル作れるよね?」とまた笑顔。・・・作ればいいんでしょ、作れば。作ってどっかの学会で発表してやるわよ。このプロポーサル、一応クラスのみんなにも批評される予定ですが、みんな突っ込んでくるのよね、"Where’s YOUR theory??"って。うるさい!ないんだってば!あまってるんだったらちょっと貸してよ!っ手気分です。私の言い訳は、「Explatory Study(また??)だから理論がなくったっていいのだよ」なんですけど、それで納得してくれる連中じゃないので・・・絶対誰かが今までにやってるだろうとたかをくくってたのに、今回も前例になるような研究がないので、また1からです。こういうペーパーは確かに学会に通りやすかったりはしますが、いかんせん情報が少ないので、ありとあらゆる分野から似たようなのを何とか探してきてかき集めてLiterature Reviewおよびリサーチクエスチョンを書き上げます。だから、私のBibliographyはかなり長いんです、いつも・・・大概学会のReviewでも、「えらいインテンシブなReferenceだ」というコメントをいただきます。うちのアドバイザーは、「ペーパーのFront End(Literature Review)がしっかりしてれば、自然と仮説もしっかりしたものになるのでいいことだ」というんですが、これ、書き上げるほうは大変。書き上げるというより、「書きなぐる」といったほうがいいかもしれません(笑)。このMedia Economicsのペーパーも文字通り書きなぐりになりそうです。誰か、アメリカのPR業界の経済分析の文献をご存知の方、教えてください。(まじめな質問です!)
2003/02/11
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ふぅ、やっとPracticumのペーパー半分のドラフトがあがりました。まだいくつか文献を足さないといけないけど、すでにこれだけで15ページあって、これからまだResultsとかDiscussionとかを足さないといけないのでとりあえずこれをアドバイザーに投げます(笑)。後は任せたぞ、みたいな(いったい誰のプロジェクトなんだ?)先生も今必死で質問表作ってる模様(とはいえ、すべてのスケールはもう見つけてあるからそれを組み合わせるだけなんだけど)。ひとつのリサーチが完全に終わってプロダクト(論文)になるのに約1年かかります。その論文が学会に通ったら、大体の場合はドラフトに再度手を入れてPublicationに投稿するのが基本ですが、これにまた数ヶ月かかるので実際にプロジェクトが日の目を見るのはかなり時間がたってからなのです。本当に地味な作業の毎日です。学会みたいな派手なのは年に1,2回だから。私は審査の比較的ゆるい学会論文は何本かありますけど、Publicationの審査に出すのはこのプロジェクトと、ブレンダとの共著の論文が初めてになります。だからというわけでないのですが、審査がうるさいぶんドラフトの修正もかなりやってきました。もう、しばらく読みたくないって感じです。じゃ、Media Economicsが読みたいか?といわれたらそうでもないです(笑)。仕方ないからこれから読みますけど、目の前にある文献の厚さにおののいてます。こりゃ今晩一晩では無理だな・・・(授業は明日)。
2003/02/10
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やられた・・・余裕のつもりの今週末、やっぱりそんなことありえないと気がつきました(涙)。エディにたたき起こされて、散歩に行ったので目が覚めてしまいふと何を思ったのがMedia Economicsのシラバスを見たのがいけなかった。明日プロポーサル提出はいいとしても(所詮プロポーサルだもん)リーディングの量が「何これ?」ってぐらいありました。先生、何が「Article4つしかないから楽勝」なのよ。あわせたら200ページぐらいあるじゃない。だいたい3時間のクラスのディスカッションで200ページ分ちゃんと話し合えるかというと答えはNoに決まってる。なのになんでこんなにあるの??見た瞬間あきらめモードに突入(笑)。このクラス、Coreといって必修なんですね。ほとんどがMedia Economicsを専門にしてない生徒ばっかりなんでみんな苦痛だと言ってますけど、そのとおり。経済学なんてマクロとマイクロ以上何が必要なんだろう?と思う私にとっては、もうどうでもいいのレベル(笑)。なのに、full studyをやれとかいうので、多分一生のうちに唯一のMedia Economicsの論文を書くことに。それだけでもかなり憂鬱なのに、何でこんなに読ませるわけ??(答え:それが仕事だから)。結局今日は予定変更。Tak Returnを仕上げるつもりでしたが取り急ぎこっちのほうが優先なので。Practicumの論文も「ドラフト仕上がった?」と先生が催促してくるし、(もちろん仕上がってない!)やっぱり余裕という言葉はこのプログラムに在籍してる限りありえないってことに気づきました。またもやコーヒーがぶ飲みモードに突入です!2003/02/09 22:13:38動け!Hunter Program!結局まだくじけずに、統計のクラス用のHunter Programをいじってます。ほかの人のPCでは動くのに何で私のVAIOちゃんじゃ動かないんでしょう?こんなあまりにも単純なDOSベースのものなんか、高度なXPは受け付けないんでしょうかね?だいたい、この怪しげなハンタープログラム、良く見てみたら最後にModifyされたのが80年代後半(涙)。えー、こんなマイナーなもの使えっていうの?って感じです。だいたい、パス解析するソフトウェアのくせに、ローデータからCorrelation Matrixが出せないなんてどういうこと?本当に理解に苦しむソフトです。世の中の人々は、SEMやるのにLISRELやAmos使ってるのに何で私たちだけこの化石のようなプログラムを使わせられるのか・・・と、広告学科のとある先生に泣きついたらひとこと「そうね。普通はAmosとか使うわよね。でも、B先生のクラスなんだから、一応先生の言うとおりにしておきなさい」はぁ、そんなもんですかね?同時に社会学のペーパーもまだ書いてる途中な私。もうひとつ、Practicumのペーパーも同時進行させようかと思ったんですけど、さすがに聖徳太子じゃないのでそれはできません(笑)。でも今学期は先学期ほどまだ追い詰められてないんですよね。なんでだろ?こまめに提出物はあるのだけど、大物(学会論文の〆切とか)がないせいかしら?4月1日〆切のAEJMCの学会のドラフトはもう90%ほどできてあるし、Practicumも今のところ先生が忙しすぎて停滞中(ほっと一息)。なんか、今学期は後になってからすごいことになりそうな気がする・・・2003/02/09 11:34:01
2003/02/09
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今週は比較的wordkloadが少ない模様。ということで、Sunとランチに行って来ました。SunはPhD1年生。先学期は本当に死にそうな顔してやってましたけど、今学期は多少は気持ちが安定してるみたいです。そういえば去年は私もそうでした。秋学期はどうも鬼門なのかもしれません。私も先学期は2年目にもかかわらず最悪でしたから。その後、近所のモールにいってバーゲンをちょっとのぞいてから、急にSadeが聞きたくなったので、その隣にあるBest Buyに行って来ました。ついでだからDVDでも見ていこうかな、という気分になって(いつ見るんだ??)ちょうどキアヌ・リーブスのDVD2枚セットがバーゲンだったので、キアヌが好きな私は心引かれたのですが、Point Breakは一度見てるし、もう一枚の映画もそんなにおもしろそうじゃなかったので、別のキアヌのDVD(The Matrixじゃないよ)を手にしてレジに。ぼーっと立って順番を待ってたら、目の前に背の高いお兄ちゃんが現れました。「誰だコイツ?」とか思ってふっと見上げたら「ヘ~イ、俺のこと忘れちゃった?」今週末も案の定生徒に遭遇したのでした。ランシングで買い物すると週に1度は遭遇します。今回は先学期に教えた結構男前のトニー君。話を聞いてると、今学期は結構無理して16単位取りながら、週30時間Best Buyで働いてるんだとか。しかし、みんな結構私のこと覚えてるのね。「そりゃあんだけきっついクラスだったんだもん。めちゃくちゃ詰め込んだじゃない!」ハハハ、そんなこともあったっけ?しかし、みんな本当に良く働きながらフルタイムでやっていってるなと関心。そりゃ、私たちPhD組は仕事しながら授業取るのは当たり前としても、高校、大学、修士と私学に通ってきた私は、周りにそういう風にフルタイムで授業とってなおかつフルタイム並に働くなんて同級生には出会いませんでした。トニーなんて、結構フラタニティあたりでパーティしまくってるイメージなのに(ごめんよ、トニー)、週末にも仕事かぁ。しばらく雑談をしてたのはいいんですが、私の後ろにお客さんが並んでもまだ雑談をしながらレジをしているトニー。だめじゃないの、ちゃんと働きなさいってことで雑談を切り上げて帰ってきたのでした。実はKeanu Reevesが好きな私は、みんなに「これからKeanu Reeves DVD Libraryを作るからね!」と宣言したので一気にKeanu系のものをそろえようとしてたのですが、どうも私の周囲では「Keanuは実はおばかなんじゃないの?」とか言う失礼な意見が多いのです。「だってさー、彼いっつも1単語しか発しないじゃない?alrightとか、coolとか。それ以上文章組み立てられないんじゃないの?」とかスーザンやアンディ、Sunは言ってますけどそれって失礼じゃありません?とどめはビリーの一言。「僕の前のガールフレンドが、あるバンドのメンバー(結構有名らしいがb名前忘れた)と仲良くて、そのバンドがツアーしてたときにバックステージに行ってたりしたらしいけど、あるとき、前座がDogstar(キアヌのバンド)だったんだって。だから、キアヌとしゃべることもあったって言ってたけど、本当に1単語しか発しないらしいよ。つまんないって彼女も言ってた。」なんだって?もう、ほんとに失礼しちゃう。「ま、いいんじゃない、君にはインテリジェンスがあるから、二人一緒でちょうどになるかもよ」それなぐさめてるんだか、けなしてるんだか・・・別に私はKeanuとデートしたいとか、そんなんじゃなくって目の保養になるといいたかったのに。というわけで、今日買ったDVDで本当に「Keanuは1単語しか発せないのか?」というのをcontent analysisしたいと思います。・・・どっかで発表できないかな??
2003/02/08
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RE:雑談の女王?あ、余裕で思い出した。最近余裕が出てきたので、クラス全員の顔と名前をすべて覚えたんですけど、その中に一人、「どっかで見た誰かに似てる・・・」と思わせる生徒がいました。(毎学期けっこうそういうのがいるんですけどね。Pearl JamのEddie Vedder似のローレンス君とか(笑))今学期はPearl JamじゃなくってGuns ’N’ RosesのAxl(昔の)に似ている生徒を発見。それも、今日レクチャー中に思い浮かびました(笑)。ライアン君、本当にアクセルに似てる。その無口なところとかまでそっくり。もう一人ライアン君がいるんですが、彼はどっちかというとBackstreet Boysなんかにいても違和感ないような生徒です。今学期って、ひょっとして当たり??(何考えてるんでしょうね、私って(笑))2003/02/07 9:16:50雑談の女王?今日も朝から絶好調でレクチャーしてきました。このクラスを教えるのも4学期目なので、もう手元のノートも見ないでレクチャーすることが殆どなんですが、だから余計に脱線することが多いのです。本日もその例に漏れず。でも原因は私じゃなくって、うちのクラスの自称ミュージシャンことYorg君。今はアメリカの憲法にある言論の自由(The First Amendment)と広告についての講義をしてるんですけど、言論の自由は何のために必要なのか(民主主義のため)保障されてるとはいえ、何をいってもいいのか(そんなことない)という話になって、このミュージシャンYorg君のコメント「そういえば、127(ランシングを南北に走るハイウェイ)をCederで降りたら、すごいビルボードあるの知ってる?」と言い出した。えぇ、知ってますとも。2,3日前、スーザンを空港に送っていった帰りに、そのCeder StとGrand River(だったっけ??)の交差点のところに、どでかく「(私はここに書く勇気がありません)」と書いてあるビルボードを発見して、一人で車の中でびびってました。それって発禁じゃないのぉ?ってね。いったい何の広告なのかわからないので、その近くまで行って確かめようとしたくらいです、はい。Yorg君いはく、「あれって確か演劇の広告だったような気がする」らしいですけど、あんなタイトル・・・あの広告・・・いくら私がリベラルでもちょっと引きました(笑)。と生徒に言うと、「授業中にKiddy Pornとか言う人が何言ってるんですか!」と笑われましたが。君たち、Kiddy Pornという言葉は発禁じゃないのだよ。まぁ、このYorg君の発言からいろいろ広告倫理(のクラスだからこの手の雑談ならOKとしてます)についていろいろ話してたんだけど、こういう雑談する余裕は、初めて人様に物を教えたときにはありませんでした。アドリブでのジョークなんてとんでもない、自分がまず内容理解して、説明するのに一生懸命で、わかりやすい例とかを混ぜるなんてワザはしばらくありませんでした。今日はそれにプラス、アドリブで彼らに宿題まで出してしまいました。というか、こういうディスカッションからいろいろアイデアが出てくるので雑談も馬鹿になりませんね、本当に。今学期は本当に脱線しまくる私。それを手助けするかわいい(?)生徒たち:Yorg、ジョン、ケビン、ジェーン、キム、ジャスティン、ライアンetc.今学期は彼らにインスパイアされること、多々ありです。ってことは、多少は私もTeachingが好きになってきたってことかしら?いい傾向だ・・・だって結局はこれでご飯食べていくわけだから。2003/02/07 9:08:29
2003/02/07
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を耳にしてしまいました。こういうことを聞くと、本当にアカデミアの汚いところが見えてきますね。私と同期のパティは隣のCMUで教えながら、うちでPhDをやってるんですが、休憩時間にため息をつきながらこんな話をしてくれました。「実は去年にデータ収集した映画のプロジェクトあったじゃない?」確かに、去年というよりはおととし、このプログラムに入ったすぐのセメスターのリサーチのクラスでデータコレクションをグループごとにさせられた(もう、これが大変でした)覚えがあるけど、そのことを言ってる様子。「あのデータ、結構いい結果が出たからどこかで発表しようとしたのよ。でもね、実際共同作業とかいいながら、やったのは私一人。まぁ、第一筆者は私、ってことでいいんだけど、あのときの先生も多少は手伝ってくれたから第二筆者をオファーしたのね。」この先生とは怪獣先生のことだったので、私は思わず「パティ人間できてるねぇ。私は絶対奴とは組んで仕事しないよ」と返事。「実は先生は別にどうってことなかったのよ・・・問題は・・・」問題は、そう、パティと組んで仕事したはずの某氏が実は「2パラグラフしかペーパーを書いてない」のに、authorshipをくれと言い出したとか。あぁ、またか、こういう話。ろくに仕事してないくせにちゃっかりauthorshipだけは主張する奴。APAのガイドラインではこのAuthorshipについてはかなり詳細なきまりごとがあったはずですが、実際問題、ここだけの話なのか、それとも社会科学に良くありがちなことなのか、このAuthorshipの順位についてはいつも揉め事が絡んできます。よくあるパターンが、まだassistant profという人が、学生のプロジェクトを学会とかに発表する際にちゃっかりfirst authorshipを持っていってしまうケース。殆どの場合が学生は泣き寝入りすることになります。仮にTenureをとった後の先生であっても、こういうことする人はよくあるのです。殆ど何もしないのに、ちょっとペーパーを見直しただけでいきなり「筆者」になっちゃうんですから・・・学生同士の共著の場合は、ほとんどが気の合う仲間と書くので、あまりそういう揉め事はないんですけど、今回は生徒同士でもめてる模様。パティが腹を立てるのも無理ありません。「それだけじゃないのよね」と彼女は続けます。「私のアドバイザーって某先生じゃない?彼女が私がここ何年かずっとかかりっきりでやってるフェミニストフィルムのペーパーのfirst authorshipを狙ってるのよね・・・」は?あの先生フィルムスタディするの??「しないに決まってるじゃない。だけど、昇進のために、first authorshipが必要だっていってるのよ」いや、すごい話。そんな都合のいいことよく言えるなぁ・・・もちろんパティはその件に関しては譲らないといってますが、どうなることやら・・・あまりもめてしまうと、どうしても学生側が不利になるのは目に見えてます。そういうのは極力避けたほうがいいというのは、身近に似たようなケースがごろごろ転がってるので百も承知。じゃ、first authorってどうやって決めるの?かというとまず、プロジェクトのoriginal ideaを出して、プロジェクトリーダー的な役目も果たし、プロジェクトの大半にcontributeするのが普通です。まぁ、普通というのは理想であって、originaterでなくてもfirst authorshipをかっさらっていく話も良く聞きます。それもこれもtenureのため、昇進昇給のため。結局は、どこに行ってもteachingよりもresearchの方が価値があるとみなされるわけです。(まぁ、研究こそが学校に助成金を持ってくる、ってのがありますから)この手のAuthorshipバトルはしょっちゅうなので、もう驚きもしませんが、人のリサーチに頼らないとペーパーも世に出せないぐらいだったらTenureもらっちゃいけないと思うのは私だけ?私は今のところたいがいfirst authorを取っていますが(スーザンとのプロジェクトは彼女がFirstです。元のアイデアは彼女のなので)今やってるプラクティカムはひょっとしたらFirstを持っていかれるかもしれません。私のアイデアなのに・・・まだはっきり話し合ってないのでなんともいえないけど。こういうこと考えると本当に憂鬱になってしまいます。
2003/02/06
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「先生なんでそんなに今日は元気なの?」と生徒に聞かれてしまいました。別に今日、特に元気だったわけじゃないんですけど。今日は珍しく寝覚めがよくって、おまけにそこにカフェラテのカフェインが効いていたので、レクチャーも最初からハイテンションでした。今日は自分でも結構好きなトピック、「言論の自由と広告」の日だったのでそのせいかもしれません。一番初めにこのクラスを教え始めたときは、法律を教えるのが一番苦痛だったのに、私も成長したもんだ(笑)。とにかく、雑談で脱線しまくり。いつもこのレクチャーをするときは、free speech protection spectrumという、保護の範囲のスペクトラムを書いて説明するんですけど、避けて通れないのが猥褻系統のもの。アメリカの憲法第一条で何がいったいProtectされないのか、ということを説明するのには必ず取り入れなければいけないトピックなのです。毎学期ごとに、だいたいここで大うけになって授業にならないことが多いんですけど、なぜか今学期の生徒たちはそんなにはしゃがない。まぁ、いまさらそれぐらいのことではしゃぐ年でもないといえばないんですけど、盛り上がるときは大いにここでもりあがるので、かえって拍子抜けしました(笑)。「あんたたち、ちゃんと起きてる???忘れないでよ、child pornographyには一切の保護はないんだからね!」と念を入れると、最前列に座った秀才のジャスティンの一言。「先生、なんで今日はそんなに元気なの??」これでみんな大うけ。・・・ジャスティン、覚えてろ!まぁ、確かに頭がさえてたので口はいつも異常に達者でしたね。ただしそのツケは午後の統計の授業にきましたけど。もう、眠くて眠くて、前で説明している先生には悪いけど、今日のレクチャーまったくわかんないよ(笑)。どんどんどんどんpath analysisは複雑になってくるし、今やってるsimultaneous equasion modelなんて「へ??」って感じ。こんなに複雑なの、Hunter Programなんかでできるわけ?と疑心暗鬼の私なのでした。さて、これからもう一仕事。明日提出の社会学のペーパーと、media economicsのプロポーサルに入れる仮説を立ててしまいます。そんなことしてるうちに、アドバイザーからpracticumの仕事が振られてきて、あっという間に仕事がたまってしまいました。ま、究極なのはやっぱり統計のCOM 902のCausal Modelingなんですけどね。・・・早く終わらないかなぁ、今学期。
2003/02/05
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ほんと、何様のつもりなんでしょ、あの教授。あったまに来るったらありゃしない。誰のことかって?怪獣先生ですよ。事の発端は私がうちのPhDプログラムの秘書のオフィスに顔を出したことから始まります。統計のクラスで、いかんせんどうやってもHunter Programが使えない私。仕方ないのでAmosをインストールしようと、新しいバージョンのAmosを借りに秘書のオフィスに行きました。そしたらそこには怪獣先生と、去年のMedia Technologyの先生が。Techの先生は別にいいんです、いい人だから。問題は怪獣先生。人の顔を目を向いてみてから一言。「Amosなんて使い方わかるのか?」・・・人を馬鹿にするのもいい加減にしてください。使いたくなくっても、授業で使わないといけないから使うわけで・・・むっときた私は、なんと返答していいかわからず、つい、「あら、ここに来る前はこのソフトのマーケしてたんですよ。」(だからって必ずしも使いこなせるわけじゃない(笑))といったらまたもや目を見開いてこっちを見る。何がいいたいのよ~、まったく。アンタのクラスを取ったのは1年半前の話。あれから、いくつ統計のクラス取らされたことか。Causal Modelingを今は手でやってるんだよ、ふんっ!まったくも~、いくら私が統計苦手だからってそこまでお馬鹿じゃないのよ。(ちなみに私、怪獣先生のリサーチのクラスはGPA4.0でした・・・)この先生、確かに頭は切れるけど、性格に問題ありだわ。というわけで、ご機嫌をかなり損ねた私は、引き続いてのEconomicsの授業でも不機嫌の塊でした(笑)。S先生、ごめんなさい、先生のせいじゃないです。先生は今まで授業受けた先生の中でも1,2を争うぐらいナイスです。まったく、怪獣先生と同じリサーチエリアじゃなくってよかった。今でもまだ怒ってる私・・・そんな暇あったら社会学のペーパー書かないといけないのに。も~、むかつく~!怪獣先生は年寄りなんだからさっさと引退しろっての。
2003/02/04
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気になっていたInternational Communication Associationのサンディエゴでの学会、どうやらブレンダとの共著のペーパーが通ったようで一安心。この元になるペーパーは、PRSAで発表してあるけど、今回はそれにほかのデータと文献を付け加えて分析しなおしたペーパー。とにかく、今年のノルマ(そんなのあるんかい?)はクリアしました・・・実はノルマなんてないんですけどね、でもやっぱりアメリカで教職につくにはある程度の論文を学会で発表して、そのいくつかをjournalに載せないと厳しいので、私は自分に最低年間2本の学会での発表をノルマとして課してます。もちろんこれも人それぞれで、リサーチが好きじゃない同僚は一本も学会に論文を出してませんし、進行中のリサーチプロジェクトもないってことが多いです。もともと私はリサーチのほうがTeachingより好きなので、(おまけに学会に行って気晴らしするのもすきなので(笑))Teachingとcourseworkがなければもう一本ノルマに課すこともできるんですけど・・・このペーパーは多分通るだろう(元になるプロジェクトがPRSAに通ったんだから)とは思ってましたが、やっぱり落ちるより通るほうがうれしいです(笑)。スーザンもInterpersonal Communicationの部門でペーパーが通ったので、これで二人そろってサンディエゴに行けます。楽しみ。でも5月末に発表なので、しばらくはPPTとかも心配しなくてすみそうです(笑)。ブレンダは、「reviewers’ commentsが返って来たら、速攻ReviseしてPublicationに出すわよ」って意気込んでますが、しばらくCognitive Dissonanceの理論は見たくない・・・ってのが正直な気分です。今年の後1本のノルマは、Practicumでやっているペーパーをどこかの学会に出して、その後でPublicationにすること。その間に、スーザンとのプロジェクトでAEJMCという学会に一本ペーパーを出します。これが4月1日〆切で、8月初めに学会。これは確かカンザスシティだったような気がします。なんでそんなところで学会するのよ?とかなり不満な私ですが、AEJMCやICAはコミュニケーションをやってる人間の溜まり場なので、多分知り合いにも会えるだろうから一応は出しておかないとね。というわけで、今はご機嫌な私。昨日手計算で6時間をProblem Setに費やしたのもなんのその。ご機嫌な気分でMedia Economicsのペーパーに取り掛かれます。あ、もちろんこのペーパーもちゃんと手直ししてどこかの学会に出しますよ(笑)。(リサイクルしなきゃね、できるものは・・・)
2003/02/03
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結局今日もCausal Modelingやって一日が終わりました。なぜか知らないけど、Hunter Programが使えず、仕方ないのですべて手で計算しました・・・だんだんCausal stringsが複雑になってきて、手計算ではおっつかなくなってきそうな気配です。だいたい、こういうタダで手に入るプログラムってのはあやしすぎる。問題は、先生がえらくこのJack Hunterに入れ込んでて、世間一般でCausal Modelingで使われているLISRELやESQ、そしてAmosなんかを毛嫌いしてるから、私たちにまでこのわけのわからないHunter Program使えっていってるんだと思う。でも、普通これから先、世間一般に出て行く私たちにとってはやっぱり、一般に普及してるプログラムを使わせてもらったほうがいいんじゃないでしょうかね・・・ちょうど手で計算してるときに、スーザンから電話。「あのさー、木曜日のレクチャーのノートなんだけど、あの先生、公式の途中経過全部省いてやってるから、数字ばっかり残ってわけわかんないんだけど」という質問。結局二人でその残された数字を手がかりに、手当たり次第に計算式を探す始末(涙)これで2時間ほどかかって、今日一日ほとんどこのCausal Modelingで終わりました。終わったらものすごい脱力感です・・・心理学やビジネスでは結構使われてる統計手法だと思うけど、Mass Communicationの世界では広告測定でもしない限りあんまり使う人がいないCausal Modeling。特に年寄り(失礼!)の先生たちはこのCausal Modelingを毛嫌いしてるのよねぇ。Regressionに毛が生えた程度だと思ってたら痛い目にあいました、私。このクラスのおかげで、残り2クラスおよびティーチングはものすごくいい加減です。早くこのクラスを終えたいです・・・ そしたら夏休みだもんねぇ。この夏は私はまたもやTeachingから逃れられたので(笑)、学会めぐりとU of Michiganで統計のクラスをとった後はちょっとのんびり・・・するつもりだったんですが、気がついたら3年目、Prelim Paperの準備をしなくてはいけません。このPrelimが通ったら晴れてPhD Candidateになります。でも、こんなにリサーチ能力低いのにCandidateになれるんでしょうか・・・?
2003/02/02
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知らなかった!私って本当におまぬけ。こんなのでファンなんて言えませんね。実はここ4,5年Stone Temple Pilotsが好きなんですけど、彼らが実は2001年にアルバムを出して立ってことに気づいたのが今さっき。あれ、最新作って「No4」じゃなかったの???Stone Temple Pilots---こっちでは略してSTP、日本ではなぜかまぬけな略称ストテンとか呼ばれてますけど、Alternativeがポピュラーだったころにデビューして、ほとんどのグランジバンドが消えてしまった今でも(Soundgardenは解散しちゃったし、Alice in Chainsもリードシンガー亡くなったし・・・)がんばってツアーしているSTP.リードシンガーのScott Weilandがまたいいんですね。ちょっと(というか、かなり)いかれた兄ちゃんですけど。いまだに私はほぼ毎日、名曲Interstate Love Songを聴いています。STPといえば、Interstateというほど大好きです。でも最近本当に音楽をじっくり聴く時間がなくって、いろいろ好きだったバンドが新譜をリリースしても、気がつくのはかなり後になってから。でも、これはひどすぎる・・・おまけにいつの間にスコットったらパパになってるのよ??いや、別に結婚しようが誰とデートしてようが、ちゃんと生きて歌ってくれてたらいいんですけど(彼にはドラッグ中毒の過去があるんで)なんかあのいかれたイメージと父親像ってのがマッチしないなぁ。でもこれで、一応彼も普通の人間だってことが確信されました。よかったよかった(笑)。とりあえず、やっと今頃STPのアルバムで制覇してないものがあると気づいたので、明日はとりあえずそれを買いに行こうと思います(仕事は??)でも、無事に生きててくれてるのね、スコット!2003/02/01 14:26:58気晴らししてきました。本当は家でPath Analysisのプログラムが何で動かないのか解決したほうが良かったんですけど(笑)。昼過ぎから、スーザンに電話で呼び出されて雪の中スタバに行くと、ヴィッキーと彼女のママも一緒にお茶の最中でした。ヴィッキーのママは可愛らしい人で、私たちに「今度うちにいらっしゃい、おいしいもの食べさせてあげるから」といってくれました(涙)。(日ごろ飢えてるgrad studentsですから、こういう申し出はありがたいのです)で、なぜか知らないけどうちの近所にあるモールに入っている靴のウェアハウスでセールがあるというので、出かけてきました。別にこれといってほしいものはなかったんですけどなんででしょうね、気がついたら手には新しいブーツが1足(笑)。「どうせ3月まで雪降るんだから、ブーツは必需品だからいいのよ」とヴィッキーは言ってくれたものの、できることなら3月までにはブーツをしまっていたい私です・・・その後はヴィッキーたちと別れて私とスーザンはご飯を食べに。いつも良く行くレストラン(ごく普通のアメリカン)にいくと、どこかで見た顔の女の子が。やっぱり先学期の生徒でした。こんな小さな大学街では避けられないこととはいえ、こう毎週末ごとにオフキャンパスで生徒に会うと、「私の逃げ場はないの?」っていう気分になります。ますますさっさとこんなところから卒業して、もっと大きな街で就職しないと(笑)。息抜きしすぎたので、今はまた家でPath Analysisのプログラムと格闘してます。どうでもいいけど、ふつうはLisrelとかAmosとかメジャーな物を使うんでしょうけど、なぜかうちの先生は上記のLISRELを毛嫌いしていて、誰も聞いたことないようなHunter Programというのを私たちにも使えというんですけど、なぜかこれが私のPCでは動かない。かんべんしてよ、DOSベースのプログラムなのに・・・おまけにすごいのが、普通社会科学の統計では、有意度95%で仮説をrejectするかどうか決めるんですけど、なぜかこのHunter Programはその有意度が68%。おまけにそれを95%に変更することもできないとか。ってことは95%でやる場合は手で計算しろってこと??コンピューター使う意味ないじゃない(涙)。このProblem Set手計算しようかと思案中。金曜日の夜なのに統計してるなんて、終わってますね。いい加減こういう生活にも慣れてきましたけど。2003/02/01 12:08:47
2003/02/01
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・・・してきました。本当は前のダイアリーを使い続けたかったんですけど・・・あまりにもダウンロードの時間がかかりすぎて日記がかけなかったので。とりあえず、応急処置です。今日はADV475のクラスはlibrary dayで私はレクチャーなしだったので朝はゆっくり寝て(笑)、昼から統計のクラスに出てきました。朝教えないでいいというだけで、どれだけ体がラクだったか・・・人前で大声で1時間以上立ったまましゃべるって、思ったよりエネルギー使うものなのかもしれませんね。で、クラスの終わったあと、元気にオフィスに戻っていったら、山積みの書類を抱えたR先生が「ちょっと置かせて~」と私の机にその書類の山を置きました。「こんなに山積みにしてどうするんです、これ?」と聞いたら、「PhDの願書ファイルよ。そんなに数がないだろうと甘く見て、下のMass Media PhDのオフィスに行って来たら、ナンシー(秘書)に笑顔でこれだけ渡されたのよ。これ、今週中に全部見てほかの先生にも回さないといけないのよ~」とため息をついてました。まるで宿題ためてた生徒のよう(笑)。考えてみると、私も2年前はあの山の中の一人だったわけです。今年はいったい何人採るのかは知りませんが、不景気ということもあっていつもより志願者は多そうです。(でも、州の教育費カットは進んでるから、fundingが出る人数は減るんでしょうね)オフィスメイトのキャリーは、「まーた先生そうやってためまくったからオフィスにこもるはめになるんですよぉ~」と笑ってたけどあの山に入ってる人たちは、一応人生かかってる(大げさ?)から必死なのだよ・・・「私もその一人だったんですねぇ」と先生に言ったら、「そうよ。おいでって返事した覚えあるもの(笑)。」あのころは、こんな日々が待っているとも知らずに合格通知を色んなところからもらうたびに(運良く結構色んなところに通ったので)ここにする、あそこにする、と心が揺れたものですが、なぜかミシガンに来ちゃったのよねぇ・・・選択できた中で、一番きついプログラムだったとも知らずに(笑)。この夏はいったいどんな人たちが入ってくるんでしょうね?地獄が待っているとも知らずに(笑)。
2003/01/31
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