坐摩神社


実は私は近くを何度も通っているのに全く知らなかったのですが、ここは摂津国の一宮なのです。


ちなみに畿内の一宮は↓の通りです。


【山城国】
賀茂別雷神社 京都市北区
賀茂御祖神社 京都市左京区 (2社で1社)


【摂津国】
住吉大社 大阪市住吉区
坐摩神社 大阪市中央区


【大和国】
大神神社 奈良県桜井市


【和泉国】
大鳥大社 大阪府堺市


【河内国】
枚岡神社 大阪府東大阪市
片埜神社 大阪府枚方市




できれば、全部行きたいなと思っていたのですがまだ行ったことがないのは摂津の坐摩神社と河内の片埜神社の2社でした。



それで、今回近くまで行ったので坐摩神社へ行くことにしました。



正式な読み方は「いかすりじんじゃ」ですが、、一般には「ざまじんじゃ」と呼ばれることの方が多いのだそうです。




入口では大小3つの鳥居が横に組み合わさった珍しい「三鳥居」です。





三鳥居





坐摩神社の始まりは、神功皇后が三韓征伐より帰還したとき、淀川河口の地に坐摩神を祀ったことだといわれています。





拝殿




祭神の五柱を総称して、「坐摩神」と称している。



生井神(いくゐのかみ)…井水の神(生命力のある井戸水の神)
福井神(さくゐのかみ)…井水の神(幸福と繁栄の井戸水の神)
綱長井神(つながゐのかみ)…井水の神(「釣瓶を吊す綱の長く」ともいわれ、深く清らかな井戸水の神)
波比祇神(はひきのかみ)…竃神(屋敷神。庭の神)
阿須波神(はすはのかみ)…竃神(足場・足下の神。足の神であり旅の神)




祭神の五柱の神は、『古語拾遺』等によると神武天皇が高皇産霊神・天照大神の神勅を受けて宮中に祀ったのが起源とされています。





境内にちょっとユニークな獅子がいました。






獅子





拝殿の横の道を入ると、陶器神社がありました。





陶器神社






これも陶器で出来ています。





陶器





地下鉄の本町駅のすく近くです。
こんな大都会の真ん中にも、素晴らしい神社があるのですね。




陶器神社と同様に繊維神社もあり、両者ともこの周辺の陶器問屋、繊維問屋の守護神となっているのだそうです。




私達が参拝している間にも数人の方が代わる代わる参拝されていました。




地元の方に愛され大切にされているのですね。
綺麗で、落ち着いた感じの神社です。
本町にお越しの際はちょっと寄ってみられてはいかがでしょうか。






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