Tomorrow is Another Day
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日本に帰国してもうすぐ1年半。すっかり日本の生活、学校にも慣れた子供達ですが、最近面白い会話をしていました。事の起こりは、S子が学校の鉄棒で逆上がりで出来るようになったと言う話でした。何度も「逆上がりが出来た!」と話すS子に、J太郎「でもね、S子ちゃん。あんまり”出来た!出来た!”って言ったら駄目だよ。”それって自慢?”とか言われるからね。日本では、出来る事でもあんまり”出来る”って言わない方がいいんだよ。」と、兄らしく言っておりました。が、当のJ太郎の方がその傾向が強い...。でも、一応自分ではわかってるんだ...。日本での身の処し方を。で、考えてみました。もし、アメリカの一般的な学校ではどうなるか?「逆上がりが出来る様になったんだよ。」「Hey, man! It's cool, man.」(へぇ~、そりゃすげぇじゃん)ってな感じでしょうか?20年位前は若い大人(まぁ、私の年代ですねぇ)の男の子が使っていた、「Hey, man」って言う言い回し、最近は小学生でも使います。親としては、あまり嬉しくないですが、石鹸で口を洗う必要がある様なBad wordsでもないので、まぁ良いとしましょう。J太郎は1年半日本の学校に通って、そう言う事を言ったら、「それって自慢?」って言われてしまうと思っているんでしょうか?当のS子は、「ふーん」って感じでしたが、その会話があった翌日。S子の学校にお迎えに学校近くの駅まで行った時、同じクラスのお友達のお母さんに、「昨日ね、うちの娘がお休み時間にS子ちゃんと一緒に鉄棒していたんですって。それで、うちの子が逆上がりをしたんだけど、”S子ちゃんがすごーく褒めてくれたの。何回もすごいね!って言ってくれたのよ”って喜んでいたのよ。」と、話してくれました。やっぱり世渡り上手はS子に軍配が上がりそうです
2008年05月11日
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