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カテゴリ: 映画
ダサイ!でも、ちょっとドキっとして心が洗われる…。

ありえない!!愛と青春の恋物語。

全く期待せずに観たので意外と心に残った。
愛情と情熱を忘れたクリエーターや写真の好きな人にゼヒ観てもらいたい。
監督は「トリック」シリーズなどの堤幸彦。
映像よりも写真のほうが印象に残った
2003年公開の日本の作品。

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広告などの仕事をしているがうだつのあがらないカメラマンの誠人(松田龍平)は
美大生時代の恋人、静流(広末涼子)の手紙と彼女の撮った写真が彼のもとに届いた。
内容はニューヨークで行う彼女の写真の個展に招待するとの事だった。
焦りと嫉妬と懐かしさで動揺する誠人だったが、
静流が死んだという噂を耳にしたのだ…。
彼はが静流が手紙に同封してきた写真に映っているニューヨークの風景、
彼自身が撮った彼女の顔写真だけを頼りに真冬のニューヨークへやって来た。
しょっぱなから様々なニューヨーク流の洗礼を受け、
身体がボロボロになりながらも静流を探し始める…。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * 

スタイリッシュに仕上げているがかなりベタ。

度々入る堤式の演出が狙っているんだろうが少々寒い…。
更に、主人公でありストーリー・テーラーである
松田龍平くんのヘタな英語と演技はさておき、
広末涼子の天然なぶっとび娘はなかなか良かった。
ラッコ顔で柔らかい光の中で微笑む顔にはキュンとする。

冒頭の語りが無ければ意外と面白かったと思う。
小池栄子さんは可哀想なくらい酷い役回りだが…。

非常によくある話。
先輩よりも後輩、先生よりも弟子、上昇志向のある者より素直で天真爛漫で無欲な者
が、先に才能を開花し評価される。
これが原因で、東京とニューヨーク…生と死により遠く離れてしまった元恋人達が、
一通の手紙によって再び“写真”という媒体により
“ニューヨーク”という街に引き寄せられ、
主人公は恋人の存在の大きさに気づいてゆくという、
まどろっこしい、極めてこっ恥ずかしい、
ちょっぴりセツないラブ・ストーリー&サクセス・ストーリー。

謎の女を演じ自分の身の上を隠しながら、
天真爛漫にまっすぐに生きていた彼女への嫉妬と一途な愛。
彼女の作品とそれに対する愛情に、忘れていた自分の才能や情熱を思い出す。
彼女の切り取る時の心の動きと撮られた写真がとにかく素敵だ。
面白いと思う街の1コマ、一瞬一瞬のきらめき、をトリミングしてシャッターを切る。
ワクワクしながら現像が上がって来るのを待つ。
ベタ焼きからセレクトして大きく引き延ばした時の感動!!
カメラを初めて持った時の感覚が甦ってきた。
そう、写真を撮る時の醍醐味。
これを忘れてしまっては人の心に響く作品は撮れない。
例えそれが、どんな被写体であっても…。

クリエイティブ全般にこれは当てはまる心意気。
どんな状況であっても、愛情と情熱を無くしてつくっては、
人の心を掴む事はなかなか出来ない。
どんなに美しくても、それなりの、何か足りないものになってしまう。
キュレいターのコンボイは、人の心を掴むアーティストを見抜く天才。
“プロのカメラマンになるまで待ってる”
そう言っていた静流の言葉を思い出し、
眠る静流を撮った写真を認めてくれた事により、
初めて誠人自分の才能を信じ、静流の才能を受け入れ、
チャンスをしっかり利用出来る真のプロのカメラマンになれたのである。
愛しい者の名を語るあたりがキャラに合っていていい。

ツッコミたくなるエピソード満載、いらない場面も満載。
でも、個人的にはちょっと気に入っている。
仕事に対するモチベーションが下がった時には
この作品を思い出すことにしよう。

ちなみにラストの山下達郎の曲はちょっと盛り上げ過ぎかも。
ドラマの「漂流教室」を観ている気分になってしまう。


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Last updated  2006/01/08 04:32:46 AM
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