フジぽん、本当の天使になる。

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2010.11.09

(6)

テーマ：猫のいる生活(139214)

カテゴリ：猫にゃぁ。

フ～ジぽん。フジぽんの異変に気づいてからたったの10日で
フジぽんとお別れすることになるなんて思ってもみなかったよ。

11月8日　フジぽんは、み～ちゃんの元へ旅立って逝きました。

フジぽん…。

　寝てるようにしかみえないのになぁ（･_･)ﾉ

ゴロゴロ音の響きがなんだか違う気がする…って違和感を感じた金曜の夜。
気になって呼吸数をはかったけど、う～んまぁ正常範囲内だなぁと土曜日に安心して
明日はおでかけするから、おばあちゃんをよろしくねとお留守番を頼んで遊びに行ってました。
日曜の夕方いつも通り玄関までお出迎えにきてくれたフジぽんに
ほ～らフジぽんの好きそうな紙テープだよぉ～ん♥とチラチラさせたのに

その日の夜チャリチャリ鈴を鳴らしてお布団にもぐり込んできたフジぽんの
息からヒューヒューいつもと違う音がしてるのにビックリして起きてみたら
呼吸する時にお腹が動いているので、明日は病院に連れていこうと妹と話をして…。
月曜の朝も自分で階段を降りてゴハンをおねだりしたフジぽん。
おばあちゃん「昨日は元気だったよ～」、母「ごはんも食べてるし様子みたら～?」って
そんな感じだったんだけどお誕生日検診しようと思ってたとこだし～と病院へ行ったら…。

絶対安静なんだじょ!

　いつ息が止まっちゃってもおかしくない状態って。

酸素を吸わせて、レントゲンも撮ったら真っ白だったの。
胸にたくさんの水がたまっているのを太い注射器で何本も抜きました。
最初は数えていたけどもう何本目かわからないくらい薄茶色の液がでて…。

フジぽんキラキラ15歳のお誕生日おめでとう。

←10月10日。フジぽん15歳のお誕生日おめでとう～。

下書きの状態で日記を放置したまま…今みると元気のない表情が多いなぁって(T_T)
いつから苦しかったんだろう。もっと早く気づいてあげてれば…。
リンパ腺のしこりが今のところ悪性じゃありませんよって検査でわかって
ちょっと一安心してたとこもありました。ちょっと痩せた?って時も
食べやすい柔らかめの缶詰めをあげたらすぐに体重が戻ったから

見た目より体重が変わらなかったのは水が溜まりはじめてたのかもしれない(TロT)

うぅぅ(泣) この1週間でフジぽんの体重はあっという間に1kgも激減しました。
食欲もすぐになくなって、木曜日はスプーン1杯分をやっと口にしてくれる程度。
お水も手ですくってあげたのをペロペロ舐める程度でゼイゼイして…。
お風呂に入るの嫌がるのに、ましゅまりがシャワーを浴びてると必ず来たのは
温かいお湯が飲みたかったんだって手のひらで温まったお水を舐めてるのを見て
ようやく気づきました。冷たいお水が欲しいんだと思って夏からずっと
汲みたてのお水に変えてたけど(泣) 自然に冷めるら～ってズボラなましゅまりが
シャワーのお湯をよくタライに入れてたのをフジぽんは知ってたんだ。

胸水はウイルス性のものじゃなくて免疫力が低下して溜まってしまうものって
言っていました。フジぽん丈夫な子じゃないの(泣)すぐ膿んじゃうの(泣)
いつも治りが遅いの～(泣) うぇ～ん。炎症が起きちゃったのは
お魚の骨でも刺さったとか、キノコ菌でも吸っちゃったのかな、
貝殻を転がしてあったお庭の水でも飲んじゃったのかな、
ましゅまりと一緒に寝てたからバイ菌が入っちゃったのかも、
一緒にいる時間も前より少なかったし寂しかったのかな
もう全部フジぽんに悪いことばっかりぃ～(TロT)うぇ～～～～ん。

唯一やらなくて良かったって心底思ったのはフジぽんをお風呂にいれなかったこと。
寒くなってきてお布団にもぐり込んでくるようになった(超幸せ♥)フジぽんを
一緒に寝るならお天気のいい日にキレイキレイしなくっちゃって思ってたんです。
そんなことしてたらフジぽんがどうなっていたことか…。ふぇ～ん(泣)

老衰だったみ～ちゃん(※ みぃちゃんウチに来てくれてありがとう。 )と違って
フジぽんは不安そうな切ない声で鳴くようになって心が痛かったです。
何度も病院へ連れていって苦しい時間を長引かせちゃってゴメンね。
最後に抜いた胸水は、血でも混じってるかと思ったくらい濃い色でした。

病院から帰ってきて落ち着いたような弱りきったようなフジぽんが
みゃぅ～。と鳴きだしたのは日付けが変わった8日の夜中2時半近く…。
痛いね、苦しいね、ここにいるよ～って撫で撫でしてたら
急にニャァ～～ッ!!ってアクロバティックに宙返りしたんです(>_<､)
み～ちゃん早く迎えに来てッッ!!ってとんでもないことを思わず口走った後
フジぽんはゆっくり2、3回しゃっくりをして動きがなくなりました…。

家族全員に撫でられながら、動かなくなっちゃいました。
おばあちゃんが撫でるというよりゴシゴシ擦る感じで
「今度はいい家に産まれるだよ」と言い聞かせていました。
(そうそう冷房があって暖房もあってキレイなとこにね…)
水曜に淡白な感じで はぁ～もう、しょんないら! とフジぽんに死亡宣告してて
90歳はやっぱ違うぜ…とは感じてましたが、もう完全にフジぽんと
「どっちが長生きするか競争」に勝って若干の嬉しさがあるような感が(しなくもない感じ)

(=^. .^=) もう苦しくないけど、みんなが撫でてるのは誰ニャ。
いつも瞳孔が開きっぱなしという不思議ッコちゃんだった上に毛並みはツヤツヤ、
下っ腹はぷよぷよとやわらかくてなかなか区切りをつけられずにいるせいか
パッパカパ～と天国へ走っていったみ～ちゃんと違ってフジぽんは
自分が死んだことがわかってない気がしてフヨフヨ近くにいるような感じがしちゃう…。

おやすみね～フジぽん。

　天国はきっといいとこだよ。こっちはこれから寒くなるし。

み～ちゃん、フジぽんのことよろしくね～～～～～～!!!!

甘えん坊の面倒みるって大変なんだからね! まだ枕にされたくないのに!

フジぽんが頑張ってくれて一緒に過ごせた土日。本当にありがとう～。
フジぽんがいなくてもちゃんと一人で朝起きれるようになるよ。
なんかドラえもんが未来に帰る時の、のび太の気持ちっていうか…。
あぁもう、今年の冬はとんでもなく寒くなりそうだよ。ふえ～ん。
私がそっちの世界に行った時はこっちにいた時みたくちゃんとお出迎えしてね～(>_<)ﾉ

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