ルアー職人&フライ巻師のBLOG

Feb 28, 2020
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カテゴリ: フライのお話
ニジマスをサイトで狙うのが楽しい。


流れの中に魚を見付けたら、まずは何かを喰っているのか、ただ流れの緩いところで休んでいるのか観察します。
昨日の魚でもそうだったけど、長い時間観察していると、ある時から急に活発に動いて水中でパクパクと口を開閉するタイミングがあります。
当たり前だけど、この時が一番のチャンスタイム。
なるべく喰っている虫に合っているであろうニンフを結んで、いかにナチュラルに魚の口元に送り込んでやれるかがこの釣りのキモ。
大抵はカラーとかサイズを大きく外していない限り、ドラッグが掛からないようにレンジとレーンを合わせてドリフトさえすれば喰ってくれます。

・・・が、キャッチ&リリースを繰り返された魚は、当然ながら狡猾になるから自分で『完ぺき』と思うように流していてもフライは完全無視して、本物の虫だけを喰い続けるということがあるのも事実。

まさに、そんな状況が昨日のパターンで、こんな時はより食べている本物に近い形状のフライか、よりナチュラルに流しやすいフライを使うのが定石。

ヒットフライ
ヒットフライ (C)matsukuni



少し前にヒットフライになったヘアズイヤニンフが、完全に無視された直後にローテーションしたのがこのフライだったけど、なぜこれを喰ってきたのか?
昨日は、たまたまホントにこんな感じのラーバが流れていたのか、もしくは小さなタングステンビーズと水の抵抗の少ない形状から複雑な流れの中でもよりナチュラルに口元に流れてくれたのかは、あのニジマスだけが知り得ることだけどね。

そんなことを色々と想像しながら、結果として魚が釣れた時の「してやったり感」は大きくて、それがサイトニンフィングにズブズブとハマってしまうことになっちゃうんでしょう。
次の釣りは対象魚が変わるけど、そろそろ試行錯誤が実を結んでほしいところ。

(kuni)





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Last updated  Feb 28, 2020 07:11:43 PM
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