ルアー職人&フライ巻師のBLOG

Jan 16, 2022
XML
先日の釣行時に「グッ」と引っ張って巻き癖を取ろうとしたら、コーティングがパキパキに割れて再起不能となったことは書きました。


クリアインタミ
クリアインタミ (C)matsukuni


ファールドリーダーは0.6号のナイロンラインを使って、バット側からティップ側に向かって12本から4本撚りになるように3段階のテーパーを付けています。
市販のテーパードリーダーよりも若干の伸びはありますが、その伸びがショックアブソーバーとなってティペット切れを保護することもあるかもしれません。
ボク自身が感じている何よりのメリットは、リーダーのバット部がしなやかなので巻き癖が付かないことと、ラインとループ・トゥ・ループで接続したときにリーダーがラインに食い込みにくいことの2点。
昨年はフロロカーボンで撚ったリーダーとスカジットラインとを組み合わせて、春先の本流の釣りで使い勝手の良さを感じていたので、沈ませる(もしくは積極的に浮かせない)フライを使用する時には市販のテーパードリーダーではなくファールドリーダーにメリットを感じることが多かったように思います。

ロングリーダー、ロングティペットでドライフライを使用する時(特にメンディングを積極的に行うような釣り方をする時)は、市販のテーパードリーダーが良いと言うのが1~2シーズンファールドリーダーを使ってみた感想です。
比較的流れのあるポイントでドリフトの距離が短い釣りをする時には、タイイングスレッドを撚って作ったファールドリーダーの恩恵を得ることも多いけどね。

今年はケースバイケースで、リーダーの使い分けをしていこうと思っています。


(kuni)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Jan 16, 2022 10:38:30 PM
コメント(8) | コメントを書く
[その他諸々、釣りのお話] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: