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本日の円買いの材料の一つとして、今さらなぜ
と、耳を疑ってしまいますが、21日に日銀が利上げするという噂が流れているようです。
12月、1月が据え置きだった以上、現時点までの経済指標でどう利上げに踏み切る説明ができるのか、理解に苦しみます。
それに対して経済財政諮問会議議員の伊藤氏の発言、「利上げなら物価面で説明が必要。為替レートを目的とした金融政策の変更は適切でない。」というのは、まさしく正論です。
今月に利上げがあるとしたら、それはG7で欧州勢に約束させられてきたという事でしょうが、日本人の税金で運営されている国の機関であり、日本の物価に責任を持つ通貨の番人「日本銀行」が、なぜ欧米に言われて政策を決めなければならないのか
「欧米か(笑)
また、同じく伊藤氏の発言の中に「消費者物価の下限ゼロはあり得ない、最低0.5%は必要。」とありますが、これも私も過去の記事で何度も書いていますが、CPIは元々プラスにバイアスがかかっているので(1%ほど)ゼロはデフレです。
去年の改定で若干低めに出るのは止むを得ないとして(0.3%ほど)、最低でも0.7%はないとデフレ継続中ということです。
デフレ中の金融引き締めなど、考えられません。
日銀には物価面からの理解を得られる形にしてから、利上げをしてもらいたいものです。