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今週は英国、米国の指標がことごとく悪く、円高の嵐が特にポンド円を直撃しました。
ポンド円は238ミドルから232前半まで6円あまりの大幅な下落
また、ドル円119円は私の想定していた下限いっぱいで、ここをしっかりと下抜けてくるようだと、当面の流れ自体が変わったと考えなければいけません。
その辺のことは週末一目で日曜日にでも書きますが、まずは1ヶ月以上前に書くと言ってそのまま書いていないレバレッジの話を書きます。
実際には簡単な計算なのですが、例えば
ドル円を10枚
オージー円を10枚
ランド円を10枚
持っているとします。
まずはポジションの総額を計算します。(レートは大まかなモノでいいです)
119.30×10+232.60×10+93.80×10+16.70×10=4624.00
1枚は1万通貨なので、46,240,000円ということになります。
後は、ポジション総額÷資金=レバレッジです。
この場合、資金が1000万円あるなら 4624÷1000=4.6 で、レバレッジは4.6倍という事になります。
元々レバレッジとはてこの原理のてこ(lever)から来ていて、本来1000万円の資金では1000万円分の外貨しか買えませんが、それを何倍分まで買っているかという話です。
ちなみにどのぐらいが適切かは、人によるでしょうが、私は長期トレードで5倍以下、短期トレードで10倍以下ぐらいが適当だと思います。
ただし、普段はそれぞれその半分以下にしておいて、ここぞという時にMAXレバまで持っていくという形じゃないと危険です。
例えば円がらみの長期ロング主体の人が、円安時にレバを5倍までポジってしまうと、円高が来るとレバがオーバーしてしまいます。
通常は2倍程度にしておいて、円高になったら5倍になるように少しずつ買い足していくのがいいでしょう。
よく20万円の資金で1枚というように、レートを無視してレバレッジを管理している人がいますが、さすがにポンドやランドを同じように1枚と数えてはいないでしょうが、キウイとユーロでもすでにレートは倍に近いわけですから、良い方法ではありません。
ご覧のとおり計算も簡単なものですから、是非自分のレバレッジは常に把握しておくようにしてください。