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ある日、つるのクラスメイトのバーナード君が哲学していたそうだ。
「しあわせってどんな色だろう」
となりにいた子が「う~ん、ピンクかなあ」と答えると
「しあわせって、そんなに気持ち悪いのかなあ。
それなら、しあわせっていやだなあ。
悲しい方がしあわせなのかもしれないなあ。
悲しいことがあるから幸せがあって、幸せがあるから悲しいのかもしれないなあ。
しあわせと悲しみは正反対なんだけど、いつもいっしょなのかもしれないなあ。」
誠実が服を着ているような彼はハの字眉をますますハの字にしてつぶやいていたという。
そして、チャイムが鳴ると共に「せんせー!休み時間だぁぁ!」と叫んでグラウンドに行ったそうな。
う~ん、硬派をめざす男の子にはピンクはかゆいんだろうねえ(^_^;)
でも、ピンクは女性ホルモンを刺激する色だそうだから、
女の子にはピンクに包まれるってホンワカハッピーな感じなのかも。
しかし、深いな、バーナバード君。
聖書の話を聞かせた子の中でもピカ一に感受性がすぐれているだけある。。。
ちなみに、つるにとってのしあわせは白だそう。
純白ではなく、間接照明をあてたホテルの白い壁みたいな色だそう。
なるほど、きよく、あたたかい感じの色ね。
ピンクとか、ほの明るい白って、母の胎内のイメージがあるのかも。
ちなみに、聖書で神の「慈しみ」と訳されている言葉は原語で「母の胎内」を意味します。
神さまの愛と配慮に囲まれているイメージね。
バーナード君に十字架の悲しみを通して開かれる神様の喜び・しあわせがありますように。
先の日曜から、教会は受難節(キリストの磔刑を記念する月)に入りました。