PR

コメント新着

えっちゃん@ Re:こびとづかんは、なぜおっさん?本当にいるの?(12/27) こんにちは 私はこびとはいないと思…
akb@ Re[1]:こびとづかんは、なぜおっさん?本当にいるの?(12/27) カクレモモジリファンさん >カクレモモジ…
りょうへい@ Re[1]:コビトは本当にいます!!(12/27) bvolgkpoさん >ルーシーさん >>私のい…
ううjgyひkj@ Re:コビトは本当にいます!!(12/27) ルーシーさん >私のいとこの家に、本物の…
bvolgkpo@ Re:コビトは本当にいます!!(12/27) ルーシーさん >私のいとこの家に、本物の…

プロフィール

みっちャん

みっちャん

カレンダー

2011年05月24日
XML
今週末に楽天の本拠地Kスタで阪神戦があるため、日本シリーズの前哨戦?として見に行こうかと思いましたが、最近のあまりに不甲斐ない負けっぷりと天候があまり良く無さそうなので止めることにしました。屋外で雨が降っての野球観戦は、放射能汚染が気になりますからね・・・。そんなことを世間で言うと変わり者扱いされるのでしょうが、私は子供達の安全を最優先にしていますから・・・。


本当は、最近屋外で思いっきり遊ばせていないので、子供達の気分転換に見に行きたいのが本音なんですけどね。早く原発問題が収束してくれれば、こんなことを考える必要も無いのですが、まだまだこの状況は続きそうです。


週刊現代のスクープ記事とやらで、東京電力の幹部が「社内討議用」として作成した一通の文書が紹介されています。以下、一部抜粋です。




〈福島第一原子力発電所安定化に向けた工程を遂行するために、当社では保全・土建関係の要員を中心にした300人規模の復旧班を編成し、対応体制を構築。

・これまでの被ばく量に加え、これらの要員が高被ばく線量となる見込み。

・このうち保全要員については、他の事業所からの要員を交替・補充し、全社要員の2/3にあたる600人体制で実施した場合には2012年1月に、全社要員(950人)を総動員した場合には2012年11月に、それぞれ平均100ミリシーベルトを超えると予測〉

 東京電力は4月17日に「福島第一原発・事故の収束に向けた道筋」(通称・工程表)を発表し、6~9ヵ月後に各原子炉を冷温停止状態に持っていく、としていた。

 内部文書によると、現在その作業にあたっている「復旧班」の保全・土建関係社員が近々、累積の被曝量がかなり高く危険な状態に至ると懸念している。

 問題は交替要員だが、その数にも限りがある。とくに問題なのは保全を担当する社員で、ほかの発電所で同様の作業に従事する社員をかき集め、全社の3分の2にあたる600人を福島に送り込んでも、'12年1月、つまり来年早々にはその全員が累積被曝量100ミリシーベルトを超える。

 仮にほかの発電所の保全を無視して、社内の要員のすべて=950人を福島第一に送り込んでも、来年末にはやはり全員が高被曝者となる。

 それならば、あらたに保全要員を養成すればよいのでは、と考えるが、そう簡単にいかないと文書は指摘している。

〈現場作業に精通した熟練社員は平均値以上の被ばく線量となる見込み。(これらの熟練社員は最短でも10年の育成期間が必要)〉

 熟練社員の養成には、10年もの時間が必要だというのである! 作業に精通した社員ほど、前線で働く機会がどうしても多くなり、その分、被曝量も増える。その先のシナリオはどうなるか?文書の暗示するところは、背筋の寒くなるような事態だ。

〈600人、950人いずれの体制でも被ばく線量に関わる緊急時の扱い(250ミリシーベルト)は遵守できるが、柏崎刈羽原子力発電所などを維持する為の要員は通常時の扱い(100ミリシーベルト/5年)に抵触するため、その後放射線管理下の業務に全く従事できなくなり、発電所の安定運転が確保できなくなる〉

 厚労省は原発で働く作業員に許容される被曝量を、福島第一の事故復旧作業に限り、250ミリシーベルトに引き上げたが、他の原発ではいまも100ミリシーベルトが上限許容値である。仮に社内の全保全要員を福島に投入すると、早晩他の原発の「安全運転」が不可能になる。それを避けようとすると、今度は福島の復旧作業に割く要員がいなくなる。

 実はいま、東電社内でもっとも懸念されているのが、この人員確保の問題なのである。



つまり、今年か来年明けには熟練した作業員が安全とされる被曝量を超えるため、福島の復旧作業どころか他の原発の作業にも従事できなくなるという問題が発生します。熟練の作業員を育成するためには最低10年必要で、人がいれば良いという問題ではありません。


当然、社員だけでなく、協力会社の状況も同じです。協力会社の方の検査をまともにしていないのは、こういう理由なのかもしれませんね。原発事故の復旧が長引き、復旧作業を行う人がいなくなったら・・・とてつもなく恐ろしいことです。海外からの協力も要請するとは思いますが、それにしても、いつかは限りが来ます。


そのためには短期間で事態を収束させる必要がありますが、今のところ、工程表のように9月で落ち着くとは正直私は思えません・・・。人がいなくなって、また想定外と言わないことを祈るばかりです。


ドイツ気象台の明日25日の放射能拡散予測ですが、放射性物質は東北から関東、関西、九州まで広がる見込みです。






※予測は一定量の放射性物質が福島第1原発から放出されたと仮定し、濃度の違いを色の濃さで相対的に示したもの。現実の放射性物質の濃度を示すものではないです。






【4月11日(震災から31日後)】


今日は3月11日の東日本大震災から、ちょうど1ヶ月が経ちました。各地で犠牲者に対し、14時46分に黙祷が行われるようです。


予想通り今日も電車は動いていません。やはり震度6強の余震の影響は大きかったんだと思います。でも、明日からかなりの路線で運転再開すると発表されましたので、2回目の復旧作業は早いなと感じました。


それに釣られて?か、なんとうちの最寄り駅までも電車が復旧することになりました。これでやっと普通の通勤生活に戻れそうです。でも臨時ダイヤで、電車の本数は1時間から2時間に1本という少なさです。学校が始まるまでには、なんとか普通に戻ってほしいと思います。


しかし、今日は電車が動いていないので、なんとか会社に行かなければなりません。どうしようか悩んだ挙句、結局先週の金曜同様、車で会社に行くことにしました。当然のように車で会社に向かう方が大勢おり道路は朝から大渋滞です。


裏道に入っても同じような状況だったため、今回の津波で防波堤代わりになった沿岸部を走る高速道路を使うことにしました。この高速道路は、高架橋ではなく、高く土を盛ったところに道路を作っているので津波のダメージはほとんどありませんでした。津波を避けるために、車を捨て、この高速道路に逃げこんだ人が多かったようですね。


高速道路は開通しているものの、うねりと段差がひどく、間違っても100km以上で走れるような状況ではありません。それでも一般道路よりはかなり空いていました。ちょっと走ると、津波に飲まれた被災地が見えてきました。


道路をはさんで沿岸部はテレビで見たがれきの山がいまだそのままになっています。沿岸部から数キロあると思いますが、船が何隻も転がっているのが見えました。田んぼには、いまだにたくさんの車が転がっています。さえぎるものが無くなった分、遠くに海が見えます。


幹線道路のがれき除去は完了しているようで、沿岸部の道路は車が走っていました(道路脇にがれきを移動しただけですけど・・・)。しかし1ヶ月経っても、この状況ですから、がれきを除去するだけでも1年以上かかるでしょうね。


道路をはさんで内陸側を見ると、多少のがれきはあるものの普段見慣れた景色です。やはり、この高速道路が堤防代わりになったのは本当みたいです。この高速道路が無かったら、津波の被害はさらに大きかったと思うと恐ろしくなりました。


私が震災後に、自転車で走っていた国道は、この高速道路から近いところで1kmぐらいしか離れていませんでした。そう考えると、私も津波に飲まれていた可能性があったわけです。高速道路様様ですね。





こんな思いも今日で終わりです。明日からは電車1本で通勤できますから。


【みっちゃん震災録(宮城)その55につづく】


にほんブログ村 ゲームブログ カードゲームへ
すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年05月24日 17時55分07秒
コメント(8) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: