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みっちャん

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2011年05月26日
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呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン(古)。とりあえず、放射能汚染で書きたいことがまだたくさんあるので、書いてみます。


放射能汚染の基準値である放射線量ですが、なぜか国や自治体が公表している数値が、個人、民間の団体が測定した結果より低いですよね。どうしてそんなに測定値に差異があるんでしょうね。


それには両者の測り方に、大きな違いがあるからです。たとえば、東京都の場合、新宿区百人町にある「東京都健康安全研究センター」の屋上に設置されたモニタリングポストによって計測しているそうです。その場所は地表からの距離がおよそ18m。千葉県は市原市岩崎西にある「千葉県環境研究センター」の地上7mの地点にモニタリングポストを設置しています。


測定基準について、文科省から全国一律の指示が出ていないので、各自治体でバラバラの基準で観測しているのが実態のようです。


それに比べ、個人、民間の団体が測定しているのは地表から50~150cmほどと、我々が実際に浴びる放射線量に近い数値だと思います。鳥の被曝する放射線量を測定して何の意味があるんでしょうね。


人体への影響を測るというのであれば、人間の身長は高くても2m弱ですから、その半分の1mくらいのところで測りましょうというのが、専門家の間での共通認識となっています。しかし、あくまでも文科省からの委託を受けて、ウチは測定した数値を文科省に上げているだけですということで、測定方法を変えるつもりは無いとのこと・・・どいつもこいつもですな・・・。


NGOのアクロ(ACRO)が独自に調査した 日本の放射能モニタリング結果 があります。宮城県が公表している野菜の検査では、国の基準値とされる500ベクレル/kgを超えるものは無いことになっていますが、こちらの調査結果では500ベクレル/kg大幅に上回っています。


いまだに安全宣言をしている宮城県。皆さん、どちらが真実なんでしょうね。





これによると、福島原発の北西にあたる、住民がすでに避難した警戒区域より原発から離れた地域に、放射能レベルが1平方メートルあたり数百から数千ベクレル、さらに数百万ベクレルに達する場所があったそうです。


「警戒区域外では最も汚染が激しい」この地域には14歳以下の子ども9500人を含む約7万人が暮らしています。ここに住み続ければ福島原発事故発生からの1年間で、フランスで原子力事故時の公衆の安全基準となっている年間10ミリシーベルトを超える放射線を浴びることになるそうです。年間10ミリシーベルトは、フランスで自然放射線源から浴びる放射線量の3倍にあたります。


年間10ミリシーベルトというのは予防的な数字で、それだけで危険な量ではないが、食物や飲料水の摂取による内部被曝は含まれていないと説明しています。避難すべきだとした7万人のうち2万6000人以上は、事故後最初の1年間の被曝量が16ミリシーベルトを超える可能性があるそうです。


でも、日本は20ミリシーベルトまでは大丈夫、最近は100ミリシーベルトまで問題無いみたいな発言をしているので、国際的に見て日本がいかにおかしいかが分かりますよね。


日本で基準値とされる年20ミリシーベルトには、食物や飲料水の摂取による内部被曝は含まれていません。そもそも国はそんなことを考えてもいません。テレビでお馴染みの中部大学の武田教授が分かりやすく書いていますので抜粋させて頂きますね。





「規制値以下なら安全」


という名の下に、どのぐらいの被曝を受ける事になるのでしょうか?


・・・・・・・・・


文部大臣からの被曝


(3.8マイクロシーベルト(毎時)×8(時間)+0.4(家の中)×3.8×16(時間))×365/1000=20ミリシーベルト


・・・


生協の食材からの被曝


(特に断らない限り、キログラムかリットルあたり)


お米  規制値 500ベクレル、 野菜  規制値 300ベクレルだから、約400ベクレル(ヨウ素)


1日に食べる量         1.4キロ


(ベクレル)×(とる量)×0.0073=年間被曝(ミリシーベルト)


実際には、セシウム、ストロンチウム(測定されていない)、プルトニウム(測定されていない)などが入るので、2倍にして、


4ミリシーベルト×2=8ミリ


・・・


水道局


事故後の新基準 300ベクレル


1日に飲んだり歯磨きしたりする量  2キロ


4.4ミリシーベルト×2=8.8ミリ


・・・


体内被曝計算


グラウンドで遊んだり、帰ってから外で遊ぶ時の被曝(文科省は子供が学校から帰ったら、家の中から一歩も出ないとしている)は、かなり高いが、これを校庭における外部被曝と同じとして、


3.8*8*365/1000=11.1ミリ


(内部被曝を重視する学者の先生から見ると、この計算は甘いと言われそうですが、内部被曝を軽く見る人もいるので、一応、これで進みます。)


・・・


合計すると、


20+8+8.8+11.1=47.9ミリシーベルト


これが今、日本の大人が子供にしていることです。


法律では、1年1ミリシーベルト(一般人)、放射線作業者の上限1年20ミリシーベルト(実際の平均値は0.7ミリシーベルト)です。


これに対して、1年約50ミリシーベルトを「安全」と言って、学校を開いたり、食材を売ったりしています。生協は子供にこれだけの被曝をさせて生産者を保護しないと「いたたまれない気持ち」になるらしいのですが、私は生産者を保護するために子供に被曝させる方が「いたたまれない気持ち」になります。



どうでしょう。これでも国が正しいことをしていると思いますか?正しい情報を流していると思いますか?一部の神経質な人間が放射能汚染だと馬鹿騒ぎしていると思えますか?ネットで調べれば調べるほど、政府が嘘をついている、もしくは無関心なのがよく分かります。


だからこそ情報入手できない方のために、私はブログを書いています(本当はとっくに止めたいと思っているのですが(;^ω^))。


福島市など放射線量の比較的高い地域では、夏日にもかかわらず、小中学校の授業や部活動で極力窓を閉める状況が続いています。


授業中も窓を閉め、開放は昼休みなど短時間のみ。PTAから寄せられた扇風機で暑さをしのぐ毎日だそうです。これからさらに暑さを増す夏になったら子供達はどうなるでしょうか?


こんな問題で頭を抱える自体、おかしな話ですよね。避難命令も出さずに住ませるなら、それなりの対応を国が行うべきです。部活などの問題は残りますが、授業に支障が無いよう国がエアコンを支給すれば済む話だと思います。


放射線量の高い場所の仮設住宅は、入居者がおらずガラガラとの話も聞いています。そんな場所に仮設住宅を作る意味も分かりませんが、入居者がいないのであれば、仮設住宅のエアコンを学校に回してあげることはできないのかしら?





ドイツ気象台の明日27日の放射能拡散予測ですが、放射性物質は東北地方を中心に北陸、道南、道央に広がる見込みです。






※予測は一定量の放射性物質が福島第1原発から放出されたと仮定し、濃度の違いを色の濃さで相対的に示したもの。現実の放射性物質の濃度を示すものではないです。


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最終更新日  2011年05月26日 18時23分26秒
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