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さて株式投資本オールタイムベスト2位は、マネーの公理(マックス・ギュンター、日経BP社)です。
私はこの本から
集中投資の必要性と分散投資の危険性
を学びました。「システムを打ち負かす唯一の方法は勝負に出ること。心配になるような金額を賭けろ。心配は病気ではなく健康の証。もしもあなたに心配なことがないなら十分なリスクをとってないということだ。」というマックス・ギュンターの単純でかつ熱いメッセージは、過去の大勝負で眠れぬ夜を何度も過ごしてきた私の心の大きな支えでした。布団の中で寝返りをバタバタ打ちながら「大丈夫。俺はちゃんとリスクを取っているから眠れないんだ。これがギュンターの言う生きているということなんだ。」と自分に言い聞かせながら、明日を迎えてきました。
そして同時に彼の、
いつも意味のある勝負に出ろ。
という言葉を常に意識して戦ってきました。具体的に言うと、PFの最上位銘柄群には「株価上昇の起爆剤となる有力なカタリストが同時に複数揃っている。」ことを常に求め、それを実行しています。PF最上位にいる銘柄達には何らかの強い確信を持っているということですね。それは指標的に割安で成長力がありかつ近い将来の東証1部昇格が濃厚(6294オカダアイヨン)だったり、近い将来の一定の確率でのTOBを予想していたり(2737トーメンデバイス)、業界最大手なのに指標的に業界下位銘柄よりも割安で且つ総合利回りが非常に高かったり(8591オリックス)、消費者として様々な体験をする中で最も感銘を受けるビジネスを展開している(3097物語コーポレーション)といったことですが、自分の中でははっきりと分かりやすい理由を持ってPF最上位銘柄を選定し、極力シンプルに戦うようにしています。
このマネーの公理が本棚になければ私は投資家として今日まで勝ち残ることは出来なかったと思います。1位の「生き残りのディーリング」があったからここまで生き残れたし、「マネーの公理」があったから同時に私は勝ち残れたということです。その意味ではこの2冊が私にとって最も大切な書物ということですね。
続く
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