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征野三朗さん
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さて今日は株式投資本オールタイムベスト151位
長期的バリュー投資の基本と原則(ジム・カレン著、パンローリング、2022年)
の第6弾です。
今日は第6章 なぜバリュー株はその他の株をアウトパフォームするのか から。
第5章の「バリュー投資対グロース投資」で見てきたが、バリュー株が一貫してグロース株をアウトパフォームするばかりか、たいていは大幅にアウトパフォームするのはにわかに信じがたい。前述したとおり、グロース株が人気を集めると、すべての熱狂と注目がバリュー株の着実な成功をかき消してしまうので、気がつかないだけなのだろう。
バリュー株が大幅にアウトパフォームする理由は、グロース株がやがて反転すると、その下落は長く、厳しいものになる傾向にあるからだ。
次ページのチャートでは、グロース株が最も人気を集める時期が浮き彫りになっている。このとき、株式インデックスにおけるPER(株価収益率)の高いグロース株の比率は少しずつ高くなっていく。

最も人気のある銘柄がS&P500指数の大きな部分を占めるようになったのが、ニフティー・フィフティーやハイテクバブルの時期だ。前者では全体の時価総額の23.1%、後者では18.0%を占めていた。

チャートの一番右側が2020年のFANGのチャートだ。お分かりのとおり、2020年には5つの銘柄がS&P500の時価総額の21.5%を占めていた。その銘柄とは、マイクロソフト、アップル、アマゾン、グーグル(アルファベット)、メタ(旧フェイスブック)だ。
チャートに続く表では、ニフティー・フィフティーやハイテク銘柄がその後の5年や10年にわたって、大幅に売り込まれている様子が分かる。3つ目の表には、FANGと呼ばれた時期に最も人気を集めた5つの銘柄とそのPERを示している。この期間のあとのパフォーマンスがどのようになるかは注目に値する。

上記の表を見ればわかるように、1973~1975年のニフティー・フィフティーバブルも、2000年のハイテクバブルも、主役を演じた銘柄群のその後の10年間のリターンはー41~ー87%と劣悪なものとなりました。
それにしても改めて、下の「大型の上位5銘柄がS&P500の時価総額に占める割合」のチャートは非常に有益と思います。

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