Minami’s クラブ

*アメリカの電話会社に要注意*

カリフォルニアに住んでいる時
電話会社とトラブルになった。

しかし後から聞けば、
電話会社とのトラブルはかなり多いらしい。

最初から知っていたら、
こんな事にはならなかったのに。。。。
と思うが、同じ間違えはもうしない。

これからアメリカに
引っ越す方、お仕事で行かれる方
是非これを読んで気を付けてください。

**********

カリフォルニアに引っ越してすぐ
やはりホームシックから
すぐに日本に電話をかけたくなった。

国際電話の安いところを、、、と
いくつか探して
1分30円くらいの所に最初決めた。

そのうち友達も増え、日本食スーパーなどで
いろいろな情報を得て
1分15円というめちゃくちゃ安い所と契約。

日本の両親、妹へ電話代を気にせず
話ができるようになった。

ある時アメリカで使用していたインターネットプロバイダー
AOLから「長距離電話の安いプランがあります」
と勧誘を受けた旦那。

いくらだったか忘れたが、勧誘に「ノー」と言えない
旦那。
「国際電話はNETという会社を使いたいので
国内長距離電話だけAOLにしたいがいいか?」

とリクエストをして、「それで大丈夫です」
と了解を得て、AOLの長距離プランを
申し込んだ。

何も気にせず日本に1ヶ月半ほどかけいたある日
ローカル電話会社からの請求を見て驚いた!

今月の請求額$500という文字が
目に飛び込んできたのだった!

明細を見ると
「International call from MCI」
1分$1・38(150円ほど)の計算になる。
今まで1分15円だったのに、一気に10倍に
なったのだ!

MCIだとお~!!!????
いつからMCIになったんだ?
うちはNETだったんだぞーーーー!!!

慌ててNET(日本語で話せるから)にかけた私。
「ええー確かにうちをキャンセルされていますねー
1ヶ月半ほど前に・・・・」

ちょ、ちょっと。キャンセルした覚えないんだけど?

そこで今度は旦那がMCIにかけてみた。
旦那が長距離電話をAOLのプランに変えた
その日から、国際電話がMCIになったらしい。

でも誰が???MCIは
「うちは悪くありませーん・・AOLさんに聞いてみてください」

とそっけない返事。
そしてAOLに聞いてみると
「MCIにした覚えはありませーん・・MCIさんが悪いんです」

と人のせいにしている。
「でもね。国際電話はNETだから変えないでほしい!と
頼んだんですよ。」

と文句を言うと
「それ誰ですか?私ではないですねー知りません」
と冷たい返事。

それでローカル電話会社のカスタマーサービス(日本語専用)に
電話をして相談すると、

”他人が勝手にプランを変えられないように、回線
ブロックした方がいいですよ。”

と教えてもらった。回線ブロック。。。初めて聞いた
サービスだ。申し込めば無料でやってくれるらしい。。

とりあえずそのサービスを申し込んで
今回の件の調査と、支払い延期をお願いした。

1ヶ月たって、調査の報告を受けたが
やはり私たちが払わないといけないらしい・・・

でもどうしても納得いかない。
AOLに変えないでとお願いしたのに
変えたAOLに責任はないのか?

AOLが勝手に国際電話ラインにMCIを選択
したかもしれないが、MCIも顧客の了解を得ず
勝手に使用を開始していいのだろうか?

そうこうしているうちにまたまた請求書が
届いた。先月の締め日からキャンセルするまで
の半月分$300の請求だった。

ガーン、、、、トータル$800・・・

旦那にもう一度MCIに電話してもらった。
すると
「クレジット課に聞いてみないとわかりません。」
「クレジット課の電話番号はおしえられません。」

旦那もいいかげん頭にきて、最後にはF言葉を使うしまつ。
すると
「そんな汚い言葉使うなんて失礼だ!!」
と文句言ってくる。
失礼なのはどっちやねん~!!!!!

カッカきている旦那。もうこれ以上文句言うのも
嫌だ!$800払って、それで終わりにしよう!!!

と言い出した。そんなの嫌。
それじゃあAOLやMCIの思うつぼ。
泣き寝入りなんてしたくない!!

ローカル会社に支払い延長を求めて数ヶ月。
とうとう「もう延長できません。払ってください」
と通達がきた。

英語がもっともっとできたら
私がどんどん文句言えるのに、
私はMCIやAOLにかけれない・・・

何度も何度も相談していた、ローカル会社の
日本語専用カスタマーサービスの人。

私のそういう思いをしってか知らずか

「MCIにたしか日本語専用ラインがあるはず。
調べておきますよ」

と親切に言ってくれた。
そして教えてもらった番号にかけると
日本人の女の人が
「MCIカスタマーサービスです」と出た。

よーーーーーし!!!ガンガン文句言ったるで~!!!
と気合いれて、これまでの事を説明しまくった。

BUT!!!その電話口のお姉ちゃん。
かなり感じが悪い。

「あんたじゃ話にならん。
スーパーバイザーを呼んで。」

電話口に出たスーパーバイザーの男の人は
かなり低姿勢で、私の文句をちゃんと聞いてくれた。

そして今まで誰も「悪かった」と謝らなかったのに
彼は謝ってくれた。(アメリカでは訴えられるから
謝れないのも事実)

そして彼なりに調査して、なんとかしてくれると
言ってくれた。

数日後スーパーバイザーの彼から電話があった。
「調査した結果。お客様に了解を得ないで
ラインを変えた事は、こちらに非があることを認めます。
全額負担します。」

な、なんと!諦めかけていた$800
全額負担してくれるという!!!
もう飛び上がるくらいうれしかった!

すぐにローカル電話会社の日本語カスタマーサービスの
人に電話をしてお礼を言った。
すでにMCIの方から連絡があったのか
私たちの延滞金はすべてチャラになっていた!

******************

アメリカの会社は日本とは違います。
トラブルがあっても、負けないでがんばってください。
大きな会社なら、日本語専用ラインがあるはずです。

もう2度と同じような事は起こさない!と思いつつも
その後も見知らぬ会社からクレジットカードに請求
される事が多数あった。

これからも決して泣き寝入りせず、
”謝らない会社”に屈しないよう
がんばるつもりです♪

ハートNext


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