ヤースケ伝アトランダム

ヤースケ伝アトランダム

PR

Profile

小杉とマキコ

小杉とマキコ

Archives

2024年12月
2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

「恋心」「人魚姫」… 47弦の詩人さん

飼ってびっくり!ユ… クリームパン31さん
ハーブコア ♣ 高木… 松下一郎さん
I Dream of Jeannie … Jeannie Akubiさん
あなたは今のままで… ☆゜・:*:.Καren.:*:・゜☆さん

Comments

小杉とマキコ @ これからログアウトします♪  楽天がシステムの何をいじったのか、二…
小杉とマキコ @ これからログアウトします♪  楽天がシステムの何をいじったのか、二…
小杉とマキコ @ これからログアウトします♪  楽天がシステムの何をいじったのか、二…
ちび狸 @ 同感 アフリエイトだけの人は 放っておいて …
まさりん0405 @ 楽天 youtubeへのリンク禁止に 18日からyoutubeへのリンクが禁止になって…
小杉とマキコ @ Re:狢 狸に負けるの図(11/07) ちび狸さん >福田氏は 父親が田中角栄…
ちび狸 @ 狢 狸に負けるの図 福田氏は 父親が田中角栄に追い落とされ…
小杉とマキコ @ Re:餃子の王将☆(10/19) Нагцеройさん >学生時代いったな~先日…
Нагцерой @ 餃子の王将☆ 学生時代いったな~先日近くにあることを…
小杉とマキコ @ Re:粗大ごみの登場です(10/17) Jeannie Akubiさん >お久しぶりです。相…

Calendar

2007年11月09日
XML
カテゴリ: 思い出すこと。
071109
 共同通信ニュースを全国的に配信する所謂『13社連合』という地方紙の連携組織がある。子飼いのゴロツキ拡張員を配備してこれらいわゆる地方紙に各地方で殴りこみをかけているのが読売・朝日・毎日のいわゆる『全国紙』である。「インテリが作ってヤクザが売る」という『拡張戦争時代』の大新聞の基本戦略は今も変わっていない。
「景品」や「値引き」を手土産の「悪質拡張員」というと読売や産経だけと思われている方もいるかも知れないが全然そんなことはなくて、彼らは野武士集団のようなものだから、親分は誰でもいいのだ。彼らにとっては売る「かみ」(←業界用語で新聞のことをこう呼ぶ)はどこでもいいのであって、昨日読売を売っていた「団」が今日は朝日を売っていても別段何の不思議もないのである。彼らは「団」同士の横の繋がりもあるから他紙の拡張員と日常的に取引するし、要するに新聞各紙を定期的に読み換える「交代読者」さえ存在すれば彼らは食い繋いで行けるという仕組みになっている。交代読者ばかりになってしまうとシェアの小さい産経などはじりピンになるから、読者に破格のダンピングで「6年契約」を要求したりしているわけである。

 そこで、さあお立会い。これから拡張員になりたいという人のために(はあ?)宅配新聞契約に関する基礎知識をここに一挙公開すると:

1.新カンを叩く。

 これは新規に新しい宅配購読の契約を結ぶことである。新カンの中でも『即入』と言って今日明日から配達開始という契約が当然ながら一番価値が高く、正規の拡張料以外にプレミアが付く場合もあるから、拡張員はこれを上げることに全力を尽くすと言っていい。

 『即入』ではなく(それまでの他紙との契約が切れた後の)将来の契約であっても『新カン』は価値が高い。が、5年先10年先の契約では販売店が買ってくれる保証はない。
 ここに『新規契約』と言うが、これはあくまで当該販売店にとっての『新規契約』という意味であって、相手が仮に他地区の住所で数十年来の読者であっても一向に構わないのである。一般家庭の契約は系列化した販売店と結ぶのであって、新聞社と結ぶわけではないからである。『引越し』読者の獲得に販売店とそこへ配属された拡張員らが血道を挙げる理由はここにある。

2.シバリとオコシ。

 シバリというのは継続契約を結ぶこと。例えば今月で契約が切れる読者と間をおかず新たに来月からの契約を結ぶことであって、これは販売店にとってはお得意さんとの再契約だから一番有難い契約の筈だが、これが一番価値が低く、通常は販売店の従業員の仕事である。『釣った魚に餌はやらない』何故なら『一度読者になってしまえば半永久的に購読し続けるものだ』というのがこの業界の常識(←世間一般の非常識!)だからである。
 販売店のコンピューターには「固定読者」あるいは単に「固定」と呼んで契約期限を「9999」などとしている顧客がある。
 つまり「放っておいても(つまりサービスなど皆無でも)この家はずっと我が新聞を読み続けるのだ!」と勝手に決めつけているわけである。考えてみればこんなに失礼な話はないが「知らぬが仏」である。w

 で、これが高じて来るとどうなるか。昔からのその新聞の愛読者にはせいぜい集金の際ゴミ袋の一つも置いて行くだけ、自動振込の家庭にはパンフだけ、一方『新カン』さんには『2S』『3S』(二ヶ月無料、三ヶ月無料)のサービスや値引きを公然と行うわけである。(但しSを付けるのは朝日・毎日に多く、金に辛い読売は昔ながらのプレゼント攻勢が多い。)

 オコシというのは一旦他紙へ鞍替えした読者を再び自分の新聞に引き戻すことである。 これには新カン同様高額な報酬が支払われるケースが多い。従ってこれも日々本社傘下の怪しげな「拡張団」から配属される拡張員の仕事である。

 皆さんも経験があるだろうが、毎日配達して貰っているといろいろトラブルが発生するものである。「雨の日新聞が濡れていた」「風の日新聞が破れていた」「朝刊が来るのが遅い!」「新聞が来ない!」「集金人の態度が悪い」「記事が気に食わない」・・etc.で腹を立てて新聞を換えてしまった家庭を、時間をおいて再び取り戻す場合等をオコシと呼ぶわけである。

 で、こういうシステムだとどうなるか。読者の側から言うと読む新聞を定期的に変更する「交代読者」が増える。
 「拡張員」だが実は食って行けない人間が大半である。
 「団長」これは本社と契約するから金に困ることはない。配下の個々の兵隊さんはそうそう毎日契約が獲れるわけではないから団長への借金で食い繋ぐことになる。借金が高じて来ると(「マグロ漁船」に売られることはないだろうが!)新聞販売店へ配属されるケースが多いようだ。殆ど人身売買に近いケースもあるそうだ。

 販売店の店員さんには朝夕刊の配達と顧客管理(シバリや苦情処理)それにチラシのセット、団員の案内などという日常業務があるから、同じ「拡張」をしても拡張を本業としている団員とはギャラが大差である。団員を「案内」して彼に「拡張」させ、その際の即決の現金収入をキックバックして貰う方が遥かに実入りになる。

 「固定」読者に裏で頼み込んで「事情があって(配達のアルバイトが金に困っているとかで)頼むから一ヶ月だけ他紙へ代えてくれませんか?実はもう他紙の店員もそこへ呼んでいる」などという荒技も使うらしい。そうなれば他紙の側は仮令一ヶ月と言えども「新カン」であり自紙の場合はオコシの手数料が発生するわけである。
 こうして交代読者は作られるのである。

 *今や世はインターネット花盛りで、朝日・読売・日経は共同配信までする時代だが、各戸に毎朝現物の印刷物を配達する「系列販売店」の利権はまだ決着が着いていない。販売店は数さえ上げればチラシ(折込広告)収入が自然と増えて蔵が建つ。普及率(シェア)を名古屋を例に言えば中日新聞が宅配家庭の8割以上、1割強が朝日、残りが読売その他である。チラシは中日が毎日30枚前後、朝日が主要スーパーを除いて10枚あるかないか、読売は通販や書道講座等全国向けチラシが日に1枚あればいい方である。毎日は中日に配達を依拠している地域が多く、そういう地区では販売店のご好意で(はあ?)チラシが異常に多かったりする。笑。産経に至っては配達不能の地区があって大阪から転勤になった読者が困り果てるケースもある。以上私の情報はいささか古いから、今現在は多少事情が変化しているかも知れないので鵜呑みにしないでねっとんとん♪

*ナベツネ=読売はデマ新聞に転落したことでもあるし、この際私は中日とか、道新とか、中国新聞とか・・を応援しちゃおうかなっと♪るんるん。アメリカではNYタイムスもワシントンポストも本来は一地方紙に過ぎないけど世界中で読めるわけだしね、腐敗ここに極まった「全国紙」なんてものを有難がっているご時世ではないっちゅうの!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007年11月09日 10時53分02秒
コメント(0) | コメントを書く
[思い出すこと。] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: