「自己肯定感」を育てる 岩堀美雪の        宝物ファイル(ポートフォリオ)

 「自己肯定感」を育てる 岩堀美雪の        宝物ファイル(ポートフォリオ)

2009年12月12日
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私の本が、

早くて明日から、遅くても15日には書店に並ぷ。

タイトルは、

『ポートフォリオで「できる自分」になる!』

出版社は、サンマーク出版。

「子どもたちが自分のいいところに気付いて、
自分のこどをずっと大好きでいてほしい。」

教師になってからずっとこのことを願ってきた。


2000年の秋、そんな私がパーソナルポートフォリオに出会い、


その実践模様を原稿にして数々の出版社に送るも全てポツ。

自費で出版したのが2003年の5月末のことだった。


少しでも安くして、少しでも多くの先生方に手に取ってほしいと
売れるあても全く無いのに3000部も作ってしまい、
周りから無謀だとあきれられた。


3年経った2006年。
実践は続けていたが、一向に広まる気配は無かった。


その年の秋に東京江戸川区の「読書のすすめ」という名前の本屋さんの
清水店長さんを福井に招いて講演会を開いた。
(最近、本のソムリエとして「エチカの鏡」という番組でも取り上げられ、注目を浴びている親分肌でステキな清水店長さんのホームページはこちらhttp://dokusume.com/modules/store/)


その2次会で、


「出版界には、『3方良し』という言葉がある。作者良し、出版社良し、本屋良しだ。でも、この本は3方とも良しじゃない!」

自費で本を出して自己満足している私に喝を入れていただいた。

以来、
「もしも次に出版するときは、必ず「3方良し」の出版にする!
それにもう一つ、読者良しで「4方良し」の本にする!!」



2006年。
福岡でのいじめ自殺事件をきっかけに、
「自分を認め、お互いを認め合うことのできるこのパーソナルポートフォリオのすばらしさを、もっと自分から発信しよう!」
という意識が芽生え、自主研修会を開くようになった。

それと呼応するように、
いろいろなところから講演やワークショップを頼まれるようになった。

そして、

信じられないことに、3000部の本が完売した。


でも、

次の出版にはなかなか結び付かなかった。

「すばらしい実践であることは分かるのですが・・・」
そんな風に言われた。


そんな時、
私が作った歌がご縁で、
ある編集者さんを紹介してくださる方が現れた。

国連親善大使の田中章義さんである。

2007年の12月。
東京でそのサンマーク出版の綿谷さんに初めてお会いして、
子どもたちと一緒に作ってきたパーソナルポートフォリオの実物を
見てもらった。

福井に帰ると、綿谷さんからとても熱いメールが届いていた。

「先生の行っていることは子どもたちだけではなく、
今の社会全体に必要なことです。ぜひ本にしましょう!
僕は企画書を書きます!」と。


天にも昇るほどうれしかった。。。





でも、


それから少し経って謝罪のメールがきた。


「上司もなかなか面白い企画だと言ってくれて、
企画書は最終段階までいきました。そして、いよいよ社長の決裁になって・・・。『教師物は売れないからダメだ』と言われてしまいました。まさかこんな結果になるとは思ってもいませんでした。残念です。本当にすみませんでした。」



だめだったか・・・


「教師物は売れない」


この言葉が頭の中でぐるぐると回った。



教師であるから出会えたパーソナルポートフォリオだが、
出版には教師であることが壁となっていた。


清水店長から言われた「3方良し」が、

遠ざかっていった。




しかし、

ありがたいことに、

企画書がボツになってからも、
綿谷さんは私の活動を気にしてくださり、
メールや電話でのやり取りが細々と続いていた。


そして、ある日、

「再び企画書を出します!今度は社内で味方も作りましたから!」
というメールが来た。


綿谷さんは、
あきらめたわけではなかったのだ。


それから、
「先生の今までのマスコミ取材経歴を教えてください。」

「講演履歴と予定を教えてください。」

「教育会だけではなく、会社でのエピソードも教えてください。」

「著者買い取りは可能ですか?」


等々の質問が来た。



質問に答えたものの、

今回の返事はなかなかこなかった。


最初の企画書がボツになって1年が過ぎた2009年の1月末。

神戸の小学校に向う列車の中で思った。

「少しでも早く必要な人に届けるために、
また自費出版でもいいのではないのか。」

というのも、
講演会の度に「2冊目の本はまだですか?」と聞かれていたからだ。

メールでの問い合わせがすごく増えていたことも重なっていた。


綿谷さんに電話した。

「企画書が通らないのであれば、また自費で出そうかと思うのですが・・・。」


「待ってください!!
前回のように自費で出版したとしても、教育書コーナーに並べられているのではほんの一握りの人にしか手に取ってもらえません。でも、うちの会社から出版すれば一般書のコーナーで、より多くの人に手に取ってもらうことができます。僕は、そういう形で先生の実践を広めるために貢献したいんです!!」


涙が出るほどありがたい言葉だった。

遠ざかって行った「3方良し」がまた近づいてきた。


「わかりました。
サンマーク出版社での結果を待ちます。そして、もしだめだったとしたら他の出版社には声をかけずに自費で出します!」


そして・・・




待つことさらに数カ月。




「とうとう社長決裁が下りました!!」


という電話がかかってきた。
6月のことだった。


それから、


教育委員会の許可も下りた。



そして、7月から執筆を始めた。


前回とは少し異なり、一般の方にも読んでいただける内容にした。
もちろん、学校・家庭・会社でも。

私は教師なので、子どもたちを送り出す立場。
子どもたちを待っている一般社会の皆さんにも
「自分を認めて、お互いを認め合って元気になってほしい!」
そんな願いで一心に書いた。


原稿が出来上がっても、
それからの校正に時間がかかった。

「意味不明です。」

「教師目線です。」

「前後の脈絡がありません。」


毎日がダメ出しの嵐だった。


プロの目は予想以上に厳しかった。


とても苦しかったけど、
歯をくいしばって書いた。


仕事には一切手を抜きたくなかった。
寝る時間を削って毎日、毎日直し続けた。


綿谷さんと私の合言葉は、


「一切妥協はしない。最高の一冊にするために!」
だった。


11月の中旬、
とうとう原稿の校正が全て終わった。


そして


いよいよ


早いところで明日から店頭に並ぶ。

ここまでくるまでに大勢の方にお世話になりました。
感謝、感謝です。

ほんとうにありがとうございました!!




追伸

やりきったという思いはある。

今度こそ「3方良し+読者良し」の本ができたという自負もある。


でも


ドキドキする。


とってもとってもドキドキする・・・。







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最終更新日  2009年12月14日 21時16分27秒
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