~ A LOVER ~

~ A LOVER ~

プライド



《止まったままの時計の針が、また少しずつ動きだした。
真新しいスニーカーを履いて外に出る。道行く人や車の音、鳥のさえずりに雲一つない空・・・。
あぁそうか・・・止まっていたのは時計ではなく、僕の方だったんだ・・・。》

  プライド       

ずっと走っていた

進むべき道も分からず

ただやみくもに

走っていた・・・

見えないフリもした

聞こえないフリもした

目的さえ

無くすことになるまでは

いつから

いつから走ることをやめてしまったんだろう

心地よい疲れさえ

今は感じなくなってしまった

逃げてるわけじゃない

自分にそう言い聞かせる日々に

僕たちは何を残せばいいんだろう


僕は見つける

その答えを

僕は見つける

君への想いにのせて

僕は見つける

ほんの小さなプライドで

僕は見つける

君よりももっと大きな

愛を・・・

             by zinxxx


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