~ A LOVER ~

~ A LOVER ~

deja vu



   deja vu

きしむベットに両手をつく君は

穏やかでない嗚咽を漏らす

両足を鎖に繋がれ

狂ったように液を飛ばす

僕は壊れていた

君の表情を眺めながら

僕は狂っていた

自分の血の味を覚えてしまってから・・・

光の届かぬこの部屋で

太陽と月が絡み合う

小さな君の穴に

僕の心は汚れすぎて

真っ白なその身体を

黒い光で弄りたくなる


この声が聞こえるかい。。。


僕は壊れていた

君の影を眺めながら

僕は狂っていた

独り膝を抱えながら

天使の笑顔で

悪魔の囁きを

愛する君に

快楽と純潔を


この声が聞こえるかい。。。


消えた君の祈りのように

この声は枯れ果てて・・・

小さく・・・

消える・・僕の・・・

イマ・・・
               by zinxxx





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