九州出身者がつくる九州情報館。

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2009年11月01日
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テーマ: ニュース(99439)
カテゴリ: 九州の話題
大分県には大分市内と大分空港を結ぶ国内唯一の
ホーバークラフト航路 がありましたが、
利用客が伸び悩み、昨日10月31日で 運行終了 となりました。

1971年に大分空港が現在の位置に移転した際に、
大分市内と空港の連絡手段としてホーバークラフト航路が就航しました。
1990年度には年間の利用客が43万9000人を記録していましたが、
空港連絡道路の開通や不況の影響もあって割高なホーバークラフトは利用が避けられ、
0人に落ち込み、負債額は5億7300万円にのぼったことで、
運行会社はついに10月末での運行終了を決めました。

最終日となった昨日は最後のホーバークラフトに乗る乗客で
チケット売り場はあふれ返り、臨時便まで出るほどでした。

臨時の最終便は大分空港を21時20分に出発し、
21時50分に大分市内のホーバークラフト乗り場に到着しました。
最終便の船長さんは家族から花束を受け取ると、
「あこがれのホーバーの船長を務めたのは誇り。
多くの人に乗っていただいたことに感謝します。」

と語りました。

運航会社は清算されることになりますが、ホーバークラフトが消えるのは寂しいですね。
せめて2002年のW杯開催時に就航した1隻だけでも遊覧用として残してもらいたいです。

運航会社の職員の方もホーバークラフトも38年間、本当にお疲れ様でした。




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最終更新日  2009年11月01日 17時49分33秒


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