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5年前にコルマールへ来た時、サン・マルタン聖堂の近くのレストランで昼食を食べました。今でもそうですが、レストランのメニューを見せられても、いまいち料理のイメージが湧いて来ないのです。毎度のことながら、料理がテーブルの上に出されてはじめて自分がこれから何を食べるのかが分かるのです。
サン・マルタン聖堂 異なる色の石でできた外壁と屋根の幾何学模様が印象的
さて、旅ブログの続きをしましょう。マルシャン通り(商人通り)に、尖塔が印象的な建物があります。これは「プフィスターの家」と呼ばれていて、1537年に「帽子商人」によって建てられたものです。なるほど、塔が帽子の形になっている。あ、でも単なる偶然だと思いますが・・・。
マルシャン通りを抜けると、コイフスと呼ばれる、いわゆる旧税関につきあたります。その屋根は、ぐにゃ~と曲がっていると言うか、窪んでいるようだけど(おそらく老朽化のためだと思います)、屋根にデザインされている幾何学模様は見ていて楽しいものです。黒ずんだ外壁は、ルーファッハで採掘された黄色い砂岩が使われていて、1480年創建という歴史の重みがひしひしと伝わってきます。
深い歴史が刻まれたコイフス コイフスの別館
時刻は夜の8時に近づいてきました。そろそろ夕食の時間ですね。レストランを探しながら、コルマールが「水の都」である事を思いださせてくれるある場所を目指しました。空は厚い雲に覆われ、今にも雨が降り出しそう・・・
コイフスの屋根の模様 町の噴水
次回のブログは、小さな水路のほとりの風景をご紹介したいと思います。そこはコルマールで最も美しいと感じた場所です。ほんじゃ、また。
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