ウクライナ南東部マリウポリ市当局によれば、この写真は9日にロシアが空爆した市内の産科・小児科病院の現場で撮影された。市は10日、この空爆によって子どもや女性、医師など17人が負傷し、子どもを含む3人が死亡したと語った。
CNN.co.jp :
「食料も水も電気も医療もない」、子ども病院攻撃のマリウポリで深まる窮状 ウクライナ - (1/3)
戦時国際法では、民間人を標的にしてはならず、人道活動を担う医療従事者や医療用車両、病院などを攻撃してはならないと規定している。
世界保健機関(WHO)によると、ウクライナでこれまでに確認された医療施設に対する攻撃は24回に上る。
WHOは10日、「こうした攻撃で少なくとも12人が死亡、17人が負傷した。負傷者のうち少なくとも8人、死者のうち2人は医療従事者だったことが確認された。攻撃は2月24日~3月8日の間に発生した」と説明。「WHOはこうした攻撃を強く非難する。医療に対する攻撃は国際法に抵触し、生命を危険にさらす。たとえ紛争時においても、基本的人権である医療の神聖性と安全性は守らなければならない」と強調した。
ロシアの セルゲイ・ラブロフ外相
は10日、空爆したマリウポリの病院は過激派「 アゾフ連隊
」の拠点だったと根拠を示さないまま主張し、患者や看護師は全員が退避したと語った。
ロシア国防省報道官はその後の記者会見で、ロシアによる産科病院爆撃を全面的に否定して、これは「挑発」だと述べた。
ラブロフ外相は、この攻撃については国連安全保障理事会で数日前に予告したと説明している。アゾフ連隊はウクライナ軍に組み込まれているが、かつては独立した超国家主義の民兵組織だった。
ロシアTVが伝えたのは、病院はすでに過激派の拠点になっていたというラブロフ外相の主張のみです。
まさに政府広報です。
BBCニュース
から:
妊娠した女性はやらせで彼女は有名なユーチューバーという駐英ロシア大使がツィートしましたが、被害者がアップしたSNSの写真から根拠のないウソと判定されて削除です。
プーチンのロシア兵は全員志願兵という発言もウソで、徴兵もいる暴露されて訂正です。
フェイクニュースVSファクトチェック
の戦いも進行中です。
それにしても、BBCなどは記者がまだキエフにとどまって現地から取材・報告です。
TBSは早々とキエフをたたんでポーランド国境の街からリポートです。
日本大使館は、在留邦人がまだ80人もいるのにいち早く在ポーランド大使館に業務移管です。
お茶の間で女性や幼い子供が泣き叫ぶのを見るのは心が痛みますが、これが戦争なのですね。
イラク戦争やアフガン戦争ではあまり報道しなかった欧米のマスコミですが、今回はずいぶん積極的です。
また、この機に乗じて、核兵器保有や軍備増強、抑止力強化を言い立てる政治家を見かけますが、注意したいものです。
徳ちゃん 英国の休日 中 2024.07.02 コメント(1)
徳ちゃん 英国の休日 上 2024.07.01 コメント(3)
住民税が2000円? 2024.07.01 コメント(4)