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夢幻魔
「血と海」第一章・黒ノ闇 ―連載開始（'07/09/21） ・死を願う少年を主人公に世界に憎悪、生に嫌悪を。 神を詛い、人間への復讐・報復を誓う。 ・暗い話ですがグロさは余り無いかと。残虐性は少々。 「殺害計画」…年内連載開始予定
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タイトル名、Dreams Factory!から改名
>>キリ番・10.000Hit～10.010Hit、10.111Hit、11.000Hit
その他ぞろ目、何となくキリ番っぽいと思ったら、自己申告にてキリ番として受け付けます。
数年振りにキリ番開始。
自己申告制ですが宜しければなんでも注文して下さい。
優先消化。
詩、短文中心のリクエスト歓迎。
………
手が伸びてくる。
手が
腕が
足が
迫ってくる。
何時になったら飽きるのか
何時になったら止めるのか
何時になったら
あと、どれだけの
どれだけ耐えたら 俺は。
必死で叫んだ。
初めて、叫んだ。
「俺に触るな、人殺し！！！」
その後のことは憶えていない。
目が覚めたら昼で
世間体を保つためだけに与えられた部屋の隅に踞っていた。
少しでも動こうものなら身体中が悲鳴を上げた。
頭が痛い。
吐きそうなほど目が回っている。
けれど、吐けるものなど昨夜の内に吐いてしまって、今は胃液すら出ない。
殴られている間には泣いたことなど無い。
それなのに、初めて気を失った今、自然と涙が零れた。
もう、嫌だ。
もう嫌だ。
苦しい、辛い、そんな感情では抑えきれない。
ただ、ただ、耐えられない。
どうして
どうして
どうして
どうして、生きているのか
どうして、死んでいないのか
こんなにも、耐えられないのに。
痣を残すほど強くは殴られ無い、そのギリギリの所でいつまでも殴られ続ける。
夜が来ればまた。
参加者が揃う、夜になれば。
耐えられない。
耐えられない。
耐えられない。
涙が止まらない。
それなのに、しゃくり上げる声すらも出てこない。
もう、嫌なのに。
死ぬ勇気すら出てこない。
知っているからだ。
死ぬ事がどれ程恐ろしいかを。
陽の光が窓から射し込む、この世の神を憎悪した。
憎んで、憎んで、憎んだ。
神が、何をしてくれるのだ。
一度だって、助けてくれたことなど無い癖に。
そんなことなら、悪魔にでも祈れば良かった。
死神にでも助けを求めれば良かった。
今の苦しみが取り除かれないのに、天国など在るものか。
楽園など在るものか。
喩え悪魔に魂を注ぎ、死後の世界が地獄でも、今の地獄よりも耐えられない事など在るものか。
助けて。
助けて。
助けて。
助けて、助けて、助けて、助けて、助けて。
誰か、この世界から連れ出して。
誰か、俺を、殺して。
……殺して。
ああ、また、夜が来る。
（【血と海】act,1《黒ノ闇》第1話 …… '07/09/21 公開）
………
>>新・本舗…ようやっと、本舗立ち上げ（引っ越し？）完了しました。
以下、バナーから飛んでみて下さいませ。
別窓で開きます。
*
別館・
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何時になったら止めるのか
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あと、どれだけの
どれだけ耐えたら 俺は。
必死で叫んだ。
初めて、叫んだ。
「俺に触るな、人殺し！！！」
その後のことは憶えていない。
目が覚めたら昼で
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少しでも動こうものなら身体中が悲鳴を上げた。
頭が痛い。
吐きそうなほど目が回っている。
けれど、吐けるものなど昨夜の内に吐いてしまって、今は胃液すら出ない。
殴られている間には泣いたことなど無い。
それなのに、初めて気を失った今、自然と涙が零れた。
もう、嫌だ。
もう嫌だ。
苦しい、辛い、そんな感情では抑えきれない。
ただ、ただ、耐えられない。
どうして
どうして
どうして
どうして、生きているのか
どうして、死んでいないのか
こんなにも、耐えられないのに。
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夜が来ればまた。
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耐えられない。
耐えられない。
耐えられない。
涙が止まらない。
それなのに、しゃくり上げる声すらも出てこない。
もう、嫌なのに。
死ぬ勇気すら出てこない。
知っているからだ。
死ぬ事がどれ程恐ろしいかを。
陽の光が窓から射し込む、この世の神を憎悪した。
憎んで、憎んで、憎んだ。
神が、何をしてくれるのだ。
一度だって、助けてくれたことなど無い癖に。
そんなことなら、悪魔にでも祈れば良かった。
死神にでも助けを求めれば良かった。
今の苦しみが取り除かれないのに、天国など在るものか。
楽園など在るものか。
喩え悪魔に魂を注ぎ、死後の世界が地獄でも、今の地獄よりも耐えられない事など在るものか。
助けて。
助けて。
助けて。
助けて、助けて、助けて、助けて、助けて。
誰か、この世界から連れ出して。
誰か、俺を、殺して。
……殺して。
ああ、また、夜が来る。
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別館・
2007.09.28
テーマ： ☆詩を書きましょう☆
カテゴリ： お題
二本の腕と二本の足を持った生物が
固い地面を我が物顔で闊歩しています
どちらを向いてもこの生物ばかりです
その生物は大地を破壊し
海を破壊し
空をも破壊していきます
自分ばかりが正しいのだと言い張ります
その生物の自尊心は世界の崩壊を導くだけのものです
上から下に為る差別的な世界を構築しています
下の生物も堕落と崩壊の路を辿ります
やがてかの生物は自らの手で滅んでいくことでしょう
ですがご安心下さい
この世界はフィクションです
この世界はフィクションです
―――――――――――――――
不在証明様
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