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さて、こないだですがHDDの容量が、みたいな話をしました。となると、新しいHDDを用意しなければ…となるところなのですがWD60EZAZWDの6TBがありますのでこれを使うことにします…が、これを買ったのは2021年、もう3年も前になります。ようするに買ってから3年間ほったらかし、ってことですね。まあ、HDDであれば3年経とうが何しようが大して性能差もないでしょうし、かまわないっちゃかまわないのですが。ちなみに今現在WDの6TBは後継のWD60EZAXが大体15,000円なのですが、3年前にこれを買ったときは10,700円くらい。この3年で大体1.5倍になってしまったってことですね。円安はこわいなぁ
2024.06.08
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さて、GT110bに乗っているマザーボードについて物理的にちょっと見てみます。各所ですでに判明している通り、マザー自体はGIGABYTE製。型番はGA-6FASVLGA1156 Intel3420チップセット搭載のMicroATXマザー。・・・まあ、物理的にと書いたんですが、物理的な仕様が知りたければNECのサイトのユーザーマニュアルに載っているんで、まあ、そっちを参照した方が圧倒的に有効かとは思いますが・・・。ちなみに物自体は単なるLGA1156のマザーなんでリテールクーラーとかにも乗せ換え可。ちなみにマザー裏面はこんなんになってます。あとマザー下部に色々ピンがありますが初期の状態左のケーブルはフロントパネル用右のケーブルは前面USB用んで外した状態そのほか白枠はCOMポート黄枠はUSBポートちなみにフロントパネル用のケーブル類は一体型になっているので、他のケースなどに移した時にはどこのピンにどのケーブルを差し込むのかがちょっと分かりづらい。一応ですがマザーの端っこの方にこんなピンアサインがありますので、まあ何とかなるでしょう。
2010.08.07
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さて、最近あんまりデジカメのことを気にかけていなかったので気づかなかったんですがパナソニック、マイクロフォーサーズの“静止画フラッグシップ”「LUMIX G9PROII」。像面位相差AFに対応へー、G9Proに後継機が出るんですか。すっかり忘れ去られているもんだと思っていました。初代G9Proユーザーとしては気になるところではあるんですが、今日日マイクロフォーサーズ機を買うのか?って話でもあります。すでにフルサイズ機のSONY α7IV持っていて使っていますし、マウントが異なるとレンズの数も増えますしねぇ。まあ、マイクロフォーサーズ機のいいところってもあるわけでして、1 小さい…あんま小さそうには見えないですね。というより、初代G9Proも小さくはないですし、小ささを売りにしているモデルでもないですしね。2 軽い G9ProII 本体のみ 575g α7IV 本体のみ 573g まあ、軽くはないですね。 これも前モデルもそんな感じでしたから、まあ、そんなもんですね。3 安い G9ProII 店頭予想価格 税込230,000円くらい まあ、安くもないですね。 ちなみに前モデルも発売開始直後はそんなくらいの値段だった気がしますが、そのあとだダダ下がりした記憶があります。とまあ、今のところなんのメリットもない感アリアリですが、もちろんマイクロフォーサーズの利点には・レンズが小さくて軽い 特に望遠レンズでは顕著ですね。100-400mm(換算200-800mm)のレンズだって余裕で手持ち撮影できます。800mmのフルサイズのレンズなんてバズーカ砲もいいところ、というか、そもそも100万円を優に超えてしまいますから買えませんね。・手振れに強い もうやりすぎじゃない?ってくらい手振れ補正が効きます。手持ち撮影が主の方にはうれしいですね。・動画に強い 強い、というか、値段の割にいろいろ撮れます。といいところもあるわけでして、現在使っているG9Proから変えようかなどうしようかなといったところです。というより、そのG9Proなんですが、今は主に4K動画撮影に使っているのですが・強風で三脚ごとひっくり幾度。ちなみにその衝撃でレンズがもげてぶっ壊れたこと2回・そのせいで、本体も削れてたりえぐれてたりしている箇所もあり・コネクタのせいか、充電がうまくいかないことがたまにあり・酷使され続けて充電池もそろそろお疲れ・背面の液晶が映らなくなった・そもそも、買った時点で中古の99,800円という満身創痍状態であり、もちろん売ることもできない(売ってもお金にならない)ですから、新機種を買うかマイクロフォーサーズから撤退するかの分岐点になるわけです。暑いところ寒いところ強風のところ砂塵舞うところ、いろいろなところで使われてますからそりゃもうボロボロです。もし、新型機を買って引退することになったら、きれいにして神棚にでもおいてやりますか。
2023.10.06
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さて、こないだ6TBのHDDを買いました。まあ、モノとしてはこれといって何の変哲もないWDのWD60EZAZ-RTです。今回は店舗ではなく、yahooの通販で買いましたが、価格はともかく、日によってはPayPay払いでかなり還元があるので、店頭よりもお得なことがありますね。まあ、PayPayで還元されるとまたPayPayで買いもするという無限ループに突入してしまうわけですが。
2021.04.29
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さて、爆速外付けケースのことで爆速3800MB/sのUSB4対応外付けSSDケースが入荷という、外付けでありながら3800MB/sも出るSSDケースなんですが、USB4なんてものあったっけ?ああ、ありましたね、なんていうくらいあまりまだ普及していなそうなインターフェイスを使用しています。自分が知らなかっただけ?ちなみに、USB 1.1、USB 2.0、USB 3.0と来ているからUSB 4.0なのかと思いきやそうではなくて「USB4」というものなんだそうです。「USB」と「4」の間にスペースは入らない。という変なこだわりがあるようです。ちなみに、USB4については【PC自作の新常識】USB規格が複雑過ぎてよく分からない……この辺を見るといいかもしれませんね。
2024.03.14
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さて、そりゃあったらかなりありがたいですが。というものASUSマザーボードに6ヵ月のCPUソケットピン折れ無償修理保証が付帯まあ、万が一にも曲げてしまったらなかなか修復が出来ないってのがCPUソケットのピンですから、それを保証してくれるのはありがたい。Socket370くらいまでだったらピンが曲がってもシャーペンとか使って曲がりを直せたりしましたが、ここ最近はそんな芸当もできませんからね。といって、マザーのCPUソケットピンを曲げたことがあるかというと…直接曲げたことはないのですがソケットにグリス落ちてることに気づかずにCPUをはめてしまったことはあります。ちなみに燃えたりはしませんでした。その他、ピンが曲がったマザーを買ってきた、なんてこともありました。まあ気を付けましょう。安いもんでもないですしね。
2024.04.27
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さて、こないだ買ったWDのポータブル2TBHDDWD Elements WDBU6Y0020BBKベンチマークの結果結構速かったりと普通に使う分には申し分のない性能。ならば普通に使えばいいじゃないか。とも思うんですが、気になるところがいくつか。このHDDですが縦方向が短いんですよね。隣にPQIの外付けHDDを並べてみました。2.5インチHDDが入っている場合、SATA-USB変換基盤が必要になりますから普通は右のPQIの外付けケースくらいにはなるのですが。2.5インチHDDを乗っけてみる。大体2.5インチHDDと同じくらいの大きさです。これだと変換基盤が入る余地がありませんよね。となると、中に入っているモノは何なんでしょうか。・2.5インチHDDではない何か・極小の変換基盤をかませたHDDなどが考えられますが…先に答えを言ってしまいますと、この中にはWD20NMVWというあまり聞きなれない型番のHDDが入っています。検索すると海外のサイトなんかがいくつか引っかかりますね。このHDD、2TBで15mm厚の2.5インチHDD、というところまではいいのですが…接続がUSB3.0変換基盤も何もなく、最初からUSB3.0接続のHDD。なるほど、だからケースの縦方向が短くて済むんですね。………となると、よく「外付けHDDの中身を取り出して内蔵HDDとして使う」なんてことをしたりしますが、接続がUSB3.0の時点でわざわざ内蔵にして使うメリットもあまりないのかなぁ、と。内蔵USB3.0接続もできなくはないですが、内蔵だったら普通にSATAで繋げられたほうが楽ですし手間もかかりませんしね。つまり、このHDDの場合分解して中身を取り出すことのメリットはほとんどないように思えますが、まあそれはそれ。せっかく外付けHDDを買ったのですからやっぱ中身は見てみたいじゃないですか。ということで、分解してみることにしてみました。 改めて、外観見たところ、ネジの類はなさそうですし、天板と本体をスライドさせても動く気配はありません。となると、最近よくある分解すること想定しないつくり、ツメツメカミカミ方式であると考えられます。ということで、天板と本体との隙間に磁気カードを差し込み、隙間がありそうなところを探って、いけそうかなぁ?ということろに精密ドライバーを差し込みます。こんな感じ。後はてこの原理でこじ開けていくわけですが、これがまた結構固い。なんとか一周ツメを外してあけることができました。ツメがある天板部大小のツメが各辺3つずつ、計12か所。結構ありますね。ちなみに取り外しに際して傷がついてしまいました。んで、取り外したHDDWD20NMVWモデルとしてはWD Blueに分類されるようです。ラベルの拡大2015年11月製造と、割と最近に作られたモノみたいです。結構安く売られたので旧製品の在庫投げ売りかとも思いましたが現行製品なんですね。さて、特徴的なIF部なるほど、USB3.0しかないですね。その他ピンがいっぱいありますが、何に使うかはよくわかりません。ちなみに左端にあるのはアクセスランプのようです。もっとも通常使用時はケースに入っているわけなので見えませんけども。裏面基板見てもよくわかりませんが。厚さはともかく、全体的な大きさとしては普通の2.5インチHDDを変わらないようです。ちなみにHDDとケースは明確には固定されておらずHDDについているこんなネジが本体ケースにはまるようになっています。ネジ自体は星形の特殊ネジですが、ゴムの部分をうまく回すことによって手でも回すことができます。HDD本体が収まっているケースということで分解してみましたが、このまま裸で使うメリットも何もないのでまたケースに戻すことにします。結局のところ、本体ケースに傷がついただけになりました。戻すときは簡単で、HDDをケースに収め、上からフタをするだけです。ということで、分解してもしなくても結局のところはUSB3.0接続で使うことになるので、よっぽど特別な理由(どうしても内蔵USB3.0接続で使いたいとか)がない限りは分解せずそのまま外付で使ったほうがよさそうです。
2016.01.08
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さて、一部ではすでに話が出ておりますが“HDDマイニング”需要の急増で大容量HDDが品薄に、ショップは購入台数に制限またマイニングかと思う一方、HDDマイニングなんていうものがあるんですねぇ、と驚いた次第。理屈は正直良くわかりませんが、ようするに容量が多ければ多いほど良いようです。まあ、18TBとか16TBが売り切れになってもあまり困りはしませんが。8TB以下まで在庫希少となるとかなり影響がありそうですね。買っとくか
2021.04.22
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さて、8コア16スレッド、そしてオーバークロックもいけるというAMDのCPU Ryzenですが、消費電力的に見ると電気食いな傾向がみられる結果に。消費電力 (設定:クロック変更、それ以外デフォルト) アイドル時 Prime95実行Ryzen 1700 3GHz(初期設定) 36W 116WRyzen 1700 3.4GHz 35W 165W Ryzen 1700 3.8GHz 36W 174Wだがしかし、消費電力が高いと言って、「はいさようなら」というわけにはいきません。高い金払って購入したわけですし、何よりAMDが久しぶり(?)に出した遊べるCPUなわけですし、何とかしなければなりません。とりあえず、テスト機の構成です。CPU:AMD Ryzen 1700 3.0GHzマザー:ASUS PRIME B350-Plusメモリ:DDR4 2133 8GB×2枚ビデオカード:RADEON R5 230SSD:Plextor M5S 256GB無線LAN:WLI-UC-GN排気ファン:12cm×1 CPUファン:リテール電源:玄人志向 KRPW-PI500W/92+ OS:Windows10 Proその他:無線キーボードとマウスのレシーバー1つ後々出てきますが、都合上無線LANのアダプタがついています。また、本来であればチタン電源(KRPW-TI500W/94+とか)を使いたいところですが、稼働中のマシンから取り外すのもメンドイので、とりあえずはその辺に転がってたプラチナ電源を使うことにします。まあ、+1~2Wを見とけばいいでしょう。 とりあえず、一つ気になったことがBIOSの中に「省電力設定」という項目があるのですがEPU(省電力機能) とあります。この項目がデフォルトでは「無効」なんですね。ということは、これを「有効」にすればちょっと高めなアイドル時の消費電力も下がるんじゃないでしょうか?EPU(省電力機能) (それ以外デフォルト) アイドル時 Prime95実行無効 36W 116W有効 36W 115W ハイなんも変わりませんでした。てっきり下がるかとも思ったんですがね。一体何の設定なんだろうか。というわけで、地道に設定をいじくることとします。そうすると何はともあれ、Vcoreの下げを試すことになりますが、このASUS PRIME B350-Plusの電圧設定範囲は±0.2Vまで(0.00625V刻み)となり、設定方法はoffsetのみです。思いのほか、設定範囲が狭いなというのが感想です。また、OCするときとかはoffsetのほうがいいかもしれませんが、コト電圧を下げる場合ですとオフセットじゃなくて値を直に設定する(Override Modeとかfixed modeとかだっけ?)のほうが個人的には設定しやすいんですけどね。まあ、offsetしかないんじゃそれを使うしかありませんね。それと、負荷時にクロックが可変する「IntelでいうところのTurbo Boost」のようなもの(Turbo CORE?)ですが、これも通常使用時にはありがたい機能なのですが、下限を調べるにはちょっと邪魔な機能なのでoffにしたいと思いいます。…が、どうやってoffにするのかがよくわからない。AMDを使い続けてる人にしてみれば、「ああ、あれね」くらいのレベルでしょうが、出戻り組なのでどの項目をいじくったらいいかわからない。と、今までの検証の中で、「倍率を30倍以外に設定すると、ずっとその倍率で動き続ける」みたいな挙動があったと思いますので、「じゃあ31倍にしとけばいいや」くらいのノリで乗り切ることにしました。※ちなみにその後、BIOS内の「Core Performance Boost」をoffにすればいいんじゃないか?と気づきましたが、まあ、もう31倍で各種検証をしてしまったので気にしないことにしました。追記:30倍(3GHz)で測りなおしました。2017/3/10ということで、以下の設定からスタートします。CPU:AMD Ryzen 1700 3.0@3.1GHzマザー:ASUS PRIME B350-Plusメモリ:DDR4 2133 8GB×2枚SSD:Plextor M5S 256GB無線LAN:WLI-UC-GN排気ファン:12cm×1 CPUファン:リテール電源:玄人志向 KRPW-PI500W/92+ OS:Windows10 Proその他:無線キーボードとマウスのレシーバー1つんで、新規にBOINCをインストールし、・アイドル時・Prime95実行時・BOINC(WCG)実行時の消費電力を見てみます。1.CPU3.1GHz 他デフォルト 3.1GHzにOCした状態ですが、まずはこの状態から消費電力を測ってみます。消費電力(クロック3.1GHz その他デフォルト)アイドル時 48WPrime95 164WBOINC 168W前回の最後の方であった通り、倍率を変更すると高い電圧が掛るのか、消費電力はかなり高めになりました。ここからいろいろやって消費電力を下げます。2.Vcore下げ 何はともあれVcore下げですが、先述の通りBIOS上から下げられるのは-0.2Vまで。んで、どれくらい下げるかですが…まあ、実際BOINC機として運用するのであればどんなにひいき目に考えても全コア負荷時で2桁くらいに収まってくれないと話にならない。となると、70W程度削減しなければならないですが、そんなに大幅に削減するとなるとちまちま0.05Vずつ下げていっても仕方がない。ということで、一気にMAXの-0.2V下げ、とすることとしました。というか、0.2Vくらい下げたところで起動できないようじゃ、この先話にならないと思いますし。消費電力(1.の状態からVcore -0.2V)アイドル時 38WPrime95 98WBOINC 101W うわ何とかギリギリ100W切りました。無駄に高い電圧掛かってそうでしたからある程度は下がると思ってましたが…まあ、とりあえずは「可」くらいですかね。とはいえ、98Wじゃまだ高めですので、もう少し何とかします。3.いらないデバイスoff 先述の通り、このマシンは無線LANで運用するつもりですのでオンボードのLANは使いません。また、BOINC機なのでAudioも使いません。という感じで、使わないデバイスをoffにしました。また、ボード上でピカピカ光るLED、見た目にはキレイなんですが、まあ、見えないからどうでもいいということでこれもoffにします。ちりも積もればなんとやらで、少しは消費電力は下がるでしょうか?消費電力(2.の状態からLAN、Audio、LEDoff)アイドル時 36WPrime95 96WBOINC 98Wお、2~3Wくらい下がりましたね。思いのほか効果がある様です。え、LANは無線LANがついてるからともかく、Audio offなんて現実的じゃないって?そんなこと言われましてもこの後もっと現実的じゃない方法が待ってますから…とりあえず、今後はまとまり次第別途アップします。それにしても、誰が得するんだろうか。
2017.03.06
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さて、こないだ買ったWDのHDDWD60EZAZ-RT今のところすぐに使うわけではないのですが、せっかくなので開けてみましょう。まあ、開けるっても入っているのはHDDと保証書のみ保証書を見ると代理店はCFDのようですね。CFD、HDDというと、交換保証(RMA)が気になる人もいるかもしれませんが、今(というか、かなり以前から)はCFDだからってRMAが適用対象外ということもなく、2023年5月1日まで有効のようです。てか、今日日CFDでRMAが気になる人なんていませんかね。最近はRMAのお世話になることもほとんどありませんが、まあ、ないよりはある方が安心ですしとりあえず、冒頭のとおり今すぐ使うものでもないので、開封はせずそのまましまっとくことにしました。開封のお楽しみはまた今度ということで。
2021.05.02
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さて、引き続きRyzen7 2700Xの話ですが構成CPU:AMD Ryzen7 2700Xマザー:GIGABYTE X470 AORUS ULTRA GAMINGメモリ:DDR4 2400 8GB×2ビデオカード:RADEON R5 230SSD:WD Blue 256GB電源:Antec EarthWatts EA-550-PLATINUMOS:Windows10 Proその他:キーボードマウスレシーバー、無線LANアダプタで、コア電圧下げた時の負荷時の消費電力がRyzen7 2700X 3.7GHz 消費電力 設定:3.7GHz固定 Vcore:-0.132Vアイドル時 35WPrime95 131WBOINC 123Wまあ、3.7GHz 8C16Tで131Wなら低いとも言えるかもしれませんが、24時間運用となるBOINC機ですからもう少し消費電力下げたいところではあります。これから暑くもなりますしね。かといって、これ以上劇的に消費電力を下げる術もあんま思いつきませんから、とりあえずはダウンクロックでもしてみることに。上を目指すなら、クロックどれくらいにしようかそれなりに考えるところですが、下げるんであれば、まあ、なんでもいいか、ということで3GHzにしてみることに。下げすぎな気もしますが、3GHzならRyzen7 1700との比較も容易になりますしね。Ryzen7 2700X 3.7GHz→3.0GHz 消費電力 設定:3.0GHz固定 それ以外デフォルトアイドル時 36WPrime95 91WBOINC 85Wアイドル時はほとんど変わりませんけども、負荷時の消費電力はだいぶ下がりました。そりゃクロック下げてるんですから当たり前ですけども。で、次にコア電圧を下げられるだけ下げてみます。Ryzen7 2700X 3.7GHz→3.0GHz 消費電力 設定:3.0GHz固定 Vcore:-0.12Vアイドル時 36WPrime95 83WBOINC 77Wアイドル時はほぼ変わりませんが、負荷時は-8Wで、・オンボードデバイスoff(オーディオとか)・メモリ1枚・何はともあれマザボードのピカピカしてるのヤメと多少いじくりましてRyzen7 2700X 3.7GHz→3.0GHz 消費電力 設定:3.0GHz固定 Vcore:-0.12Vデバイス、LED:off、メモリ1枚アイドル時 33WPrime95 67WBOINC 71Wメモリが1枚になったので、Prime実行時とBOINC実行時の消費電力が逆転しました。ちなみに、同じ構成でCPUをRyzen7 1700に変えまして、同じようにコア電圧を下げられるだけ下げた場合ですがRyzen7 1700 3.0GHz 消費電力 設定:3.0GHz固定 Vcore:-0.16Vデバイス、LED:off、メモリ1枚アイドル時 31WPrime95 72WBOINC 75Wコア電圧の下げ幅はRyzen7 1700の方が大きいですが、同じ3GHzで見た場合、1700よりも2700Xの方が消費電力が低くなりました。さすが12nm、ですかね?単に個体差でしょうか。ということで、3GHzなら70W台、BOINC用にビデオカード取り外し運用であれば60W台もいけるということで、全く使えない、ということはなさそうです。てか、今運用してる1700よりも省電力っぽいですしね。ただまあ、せっかく2700Xなわけですから、3.7GHzではないにしろ3GHzで使うのはちょっともったいない、ということでRyzen7 2700X 3.7GHz→3.4GHz 消費電力 設定:3.4GHz固定 Vcore:-0.126Vデバイス、LED:off、メモリ1枚、ビデオカードなしBOINC 80W3.4GHzで運用してみることにしました。この辺が落としどころですかね。これでしばらく運用してみることにします。
2018.04.25
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さて、Ryzenの最新版というか最上位版というか“世界最速のゲーム&クリエイティブCPU”をうたうCPU「Ryzen 9000」シリーズが7月発売、Ryzen 5000シリーズ新モデルもついに9000番台になりました。なんか9000番台となると特別感がありますが、単に7000番台の上位版のようです。最上位である9950Xは16コア32スレッド、クロック最大5.7GHzというところは今までと変わりませんが、なんかいろいろと機能とかなんかが新しくなったようです。AM5プラットフォームなので従来のマザーでも使えますが、なんかいろいろと新しい機能使うには最新のX870マザーを使う必要があるようです。…たぶん高っかいんだろうなぁ。
2024.06.04
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さて、台風が近づいてるこんな天気ですが、秋葉原のドスパラがリニューアルオープンしました。秋葉原地区のドスパラが再編、21日にリニューアルオープンリニューアルといえばリニューアルなんですが、元のところに戻ってきたといえばそれだけ、という気もします。前パーツ館は売り場が1~3回にまたがってましたから、2階とは言えワンフロアにまとまってたほうが見やすくていいですね。それはそうとこの写真、昔…ではなくつい2週間前くらいに撮ったもの。今は正式名称が「ドスパラ」ですが、このシャッターの「DOS/Vパラダイス」はいつまで経ってもこのまんまだなぁと撮ったものです。このシャッターも新しくなったんでしょうかね?
2017.10.21
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さて、少し前なのですが、注文していた車が納車されました。HONDA FIT4ちなみに実際に購入したのはHOMEのガソリンです。フルモデルチェンジしたFIT。大幅に変わったデザイン。Bセグメントでありながらホンダセンシング等安全装置完備、渋滞追従機能付きACC、電動パーキングブレーキ採用と、待望のフルモデルチェンジ車が出るのを待ちに待って発注…ではなくて① それまで乗ってた車(ホンダ車)の車検が間もなく切れる。 11年も乗ったからそろそろ変えようかねぇ ↓② ということで、ディーラーに行って「フィットください」と言ったらたまたま新型の予約が始まったとこだった。 ↓③ じゃあそれでいいやくらいの理由です。それまで乗ってた車には、ACCどころかバックモニターすらなかったので、機能を覚えるのが大変でした。と、いうことで今日日の車にはほぼついているドライブレコーダー、もちろんこのフィットにもついています。(ついていますというか、つけたんですけれども)ドライブレコーダー(フロント用) DRH-204VDこんなやつです。これについて、簡単に調べてみました。1 映像ファイル ドラレコで録画した動画は基本的にはカーナビで見れますが、microSDをひっこ抜いてパソコンなどに挿しても見れます。ちなみに、microSDには動画ファイルのほか「DR_Viewer」という動画を見るアプリが入っており、これを使えば動画だけではなく、日時や場所、速度なんかも分かります。これは面白いですね。また、保存されている動画はMP4なので、普通にWindows Media Playerとかで見ることができます。ただし、1ファイル39秒(標準)/52秒(長時間)なので、ファイル数は結構とんでもない量になります。そのほか、そもそもどんな感じで映るのか、ですが昼間(といっても夕方ですが)夜間動画を静止画で説明するのは難しいんですが、日中はもちろん、夜間もそれなりにちゃんと写っています。まあ、夜間であれば必ず車のヘッドライトはついていますし。そして当たり前なのですが、かなりの広角です。まあドライブレコーダーなのですから広角でないと困りますしね。下3分の1くらいはダッシュボードが写ります。標準モードで撮った映像1920×1080の28fps。まあ、何が起こっているのかを知るには十分すぎるスペックですが、車載動画などとして使うとなると少々物足りないでしょうか。ちなみに、長時間モードで撮影した場合は1280×720となります。音についてはホント「聞こえればいいや」くらいのビットレートです。そりゃまあ無駄に256kbpsとかにして無駄にファイル容量増やすこともないですしね。2 純正以外のmicroSDカード このカーナビに付属してくるmicroSDカード16GBのmicroSDカードとアダプタGathersとありますが、これはホンダ純正カーナビのブランド名です。ただまあ、16GBでは少ないですよね。標準モードで290分しか録画できません。しかもこのカーナビ、エンジン停止後30分録画をするので、場合によって走行中の記録はさらに短くなる可能性があります。一応別途32GBのmicroSDも売っているのですが 高けぇぞおいただ、当たり前なのですが純正カーナビはこの純正microSDでしか動作を保証していません。ということで、純正以外のmicroSDを使ったらどうなるかを簡単に調べてみました。事前の予測として(1)ラインナップに16GBと32GBしかないってことは、SDHCまでの対応なんだろう。(2)ただ、他のドラレコやアクションカメラと同じく、64GB以上のSDXCでもFAT32でフォーマットしてやれば使えるかもしれない。(3)挿入されたmicroSDが純正であるか否かについては ①そもそも、純正か否かは判別していないのではないか? ②判別している場合は、IDか何かで判別しているんでしょうから、純正でないもを純正と認識させるのは容易ではない(少なくとも私には)と思う。 ので、どちらになるにせよ純正でないもを純正と認識させることは行わない。として、次の5つを準備しました。1 32GB(SDHC) FAT322 128GB(SDXC) FAT323 512GB(SDXC) FAT324 64GB(SDXC) exFAT5 64GB(SDXC) NTFSNTFSとかムリゲーでしょうよ…ちなみに、WindowsではSDXCをFAT32でフォーマットすることが出来ないです。exFATかNTFSしか選べません。ので、例えば、ApemanA80その辺に転がっている中華アクションカメラを使ってフォーマットするとか、例えばIOデータのフォーマッタとかでフォーマットすれば64GB以上のSDカードでもFAT32でフォーマットできます。としたところ、以下のようになりました。種類別に解説1 32GB(SDHC) FAT322 128GB(SDXC) FAT32→メッセージが出ますが、使えます。ドラレコにmicroSDを入れると、ドラレコ本体の緑ランプがしばらく点滅します。この時にデータを書き込んでいるようで、容量が大きいほど時間がかかります(32GBで1~2分)。書き込まれるものは、こんなものですMOVE××というフォルダ・基本的には録画された動画が保存されていく・何も録画されていない(初回)時は「DUMMYMOVE00××.DAT」(36,864MB)というファイルが一つのフォルダ内に50個記録される。録画していくと動画ファイルに置き換わっていくと思われる。ちなみに上の画像は容量16GBの時で、容量が32GBの時は17個ありました。初回時はこのデータを延々と書き込んでいくので、時間がかかるんだと思います。その後次のようなメッセージが出ます。「ドライブレコーダーに非対応のSDカードが挿入されています。必ず付属のSDカードをご使用ください。」と出ますが、録画自体はされています。ちなみに、何かを書き込むような緑色点滅は初回のみですが、このメッセージはエンジンかけるたびに出るので毎回OKを押す必要があります。3 512GB(SDXC) FAT32→使えるが、たぶん全量を使いきれない基本的には使えるのですが、上にある「初回時にデータが書き込まれる」のところで、MOVE××というフォルダが作成されて…という話がありました。このMOVE××のフォルダなのですが、最後が「MOVE99」でそれ以上は作られないようです。一つのフォルダは1.75GBで、99個フォルダがあると使用量は174GB実際全量使い録画したわけではありませんが、たぶん174GBしか書き込まれないと思います。ので、512GBあってもしょうがない、ということになると思います。256GBでも十分です。4 64GB(SDXC) exFAT5 64GB(SDXC) NTFS→ピーコピーコエラー音なってなにも使えない。まあ、何となくダメかなと思ってましたが、全くダメでした。しばらくたったのち、エラー音とともに「ドライブレコーダーが動作できません」と出て終わりです。ちなみに、その辺に転がっていた中華アクションカメラなどは、フォーマットをすればFAT32にフォーマットされなおして使えるようになりますが通常時右端に「ドライブレコーダー」のボタンがあります。ここから設定なりカードのフォーマットなりを行うのですがexFATやNTFSでフォーマットされたSDカードを入れた場合そもそもドライブレコーダーのボタンがありません。なので、ドラレコのみでFAT32にフォーマットし直すことはできません。ということで、・FAT32でフォーマットすれば、大容量のmicroSDでも使える・ただし、174GB以上の容量は書き込まれないと思われるので、あまり大容量の物を買っても無駄が多くなる。・「非対応のSDカード…」のokボタンを毎回押す必要がある。となりました。まあ、ここまでやっといてなんなんですが、普段使いなら純正16GBまたは32GBの物を使っておけばいいんじゃないでしょうかね?確認ボタンも出ないですし、基本的にはループ録画なので容量があまり大きくなくても問題にはならなそうですし、何より純正で動作保証がありますし。長距離ドライブなどで初めから最後まで記録を残しておきたい、とかであるなら大容量の物に交換するのもありかと思います。
2020.04.05
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さて、NEC VersaPro PC-VK17HBBCD タイプVB UltraLite (VB-D)のHDDをSSDに交換してみることにしました。とりあえず裏面を見ても無線LANとメモリしか出てこないので、HDDを交換するには多少なりとも分解が必要ということになりそうです。VC-6のときはほぼすべて分解、というかなりメンドクサイ手順が必要でしたが・・・いろいろ調べてみたところキーボードとパームレストの間に「線」がありますね。この線の手前側、パームレストの部分だけが外せて、かつそこを外せばHDDの交換もできると、そういうことみたいです。さすがに何年も前に出た機種ですから、情報もそれなりにありますね。というわけで、結果的にこのパームレストの部分を外すには、裏側にあるネジを結果的には8箇所数素必要があります。赤い丸のところ6箇所と、黄色い丸の1箇所。赤い丸は本体とパームレストを直接とめているネジで、黄色は光学ドライブが入るところにあるダミーカバーをとめているネジです。ダミーカバーを外すとネジがもういっこあります。コレを外す必要があります。外しますとこんなんになります。タッチパッドと本体を繋ぐフレキシブルケーブルを外しておきましょう。中にはいっているHDDはWDですね。シリコンか何かのカバーが付けられているだけで、特にネジ止めはされていません。コチラもフレキで接続されてますので、傷つけないように外しましょう。WD2500BPVT 250GBまあ、ありがちなWDのHDDです。ちなみにこのHDDの使用状況ですが電源投入回数:2245回使用時間:5346時間とあります。使用時間はともかくですが、電源投入回数が異様に多いですね。製造が2012年4月ですから、3年ちょいで約2200回、毎日使っていたとしても1日2回くらいは電源を入り切りしていたことになります。モバイル用途ですから、営業さんが外回りで使っていたか、あるいは単純に省電力設定でHDDの電源が切れる設定になっていたか。いずれにせよ、使用時間の割には酷使されたHDDみたいです。まあ、SSDに交換してしまうからどうでもいいやって話でもありますが。というわけで、取り出したHDDをTrueImageでバックアップ→SSDに復元とします。128GBのSSDを使用するため容量減となり、単純にクローンが使えないため、バックアップ→復元としました。というわけで、入れ替えサイズは同じですから、特に難しいことはなく交換完了。ベンチマークでもやっぱ速いですね。どれくらい速くなったかはHDDのときのベンチを取っていないのでわかんないんですけどね。何はともあれ速くなった事と、駆動部が減ったので多少衝撃を与えても安心になりました。思いのほか簡単に交換できてよかったです。
2015.10.25
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さて、DDR4メモリなどを買ってみました。PATRIOT製のDDR4-2400 4GB×2非常にどうでもいいことですが、PATRIOTは今年30周年なんだそうな。DDR4メモリは最初にSkylakeで組んだ時に使った8GB×2しかもってなかったので購入しました。メインとして使うわけでもないので、いまのところは4GB×2で十分です。それにしても、8月初めくらいのメモリ価格の動向からして8GB×2も1万円ちょいくらいに下がるんじゃないかと思ってましたけど、ピタリと値動きが止まってしまいましたね。ちなみにこの4GB×2は税込で7,000円ほどでした。
2015.10.03
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さて、かねてから話のあったソフマップの「ソフマッププレミアムCLUB」が6月1日からスタートしました。一応、今のソフマップカードの上位版ってことになっているようですが・・・メリットとしては・商品購入時にポイントが1%上乗せされる・最長10年の延長保証が受けられる(有料)・買取時にポイントにためると10%アップ・・・あれ、買取時に10%アップって今までもそうじゃなかった?と思ったら、通常のソフマップカードの場合は5%アップということになりました。というわけで、一応買取10%もプレミアムCLUBのメリット、ということになってしまいました。んで、デメリットが・クレジットカードが必須・年会費1,029円、ただし1年のうちで1度でも買い物をすれば年会費無料。クレカは別にソフマップが発行しているのもじゃなくても何でも良いらしい。年会費に関しては・・・私個人としてはは1年で1度もソフマップで買い物をしないというのはまあ、ありえないのでどうでも良い。クレカも・・・まあどうでも良い。ので、通常のカードからプレミアムCLUBへアップグレードしました。ちなみにSofmap.comから。ただ単にログイン→会員メニュー→会員アップグレード・クレジットカード情報変更 を選びポチポチ進んでいくだけです。んで、どうなったかというと・・・が、になりました。んで、ポイントもアップグレード前はコレ(100ポイント)だったものが200ポイントになってました。ようするに1%上乗せされたんですね。まあ、そんなところでしょうか。私の場合、1%上乗せ云々よりも買取が5%に減ってしまっては結構死活問題ですので、まあ、実際の話「アップグレードをせざるを得ない」状況だったのですが。プレミアムワランティー?たぶん使わないのでどうでもいいです。掛け金どんだけかかるんだと・・・
2010.06.02
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さて、ちょこちょことメディアの話が続いてますが、またもやこないだ買ったメディアの話。でも、今度はBD-Rではなく・・・HIDISC SHDR47NNP60SDVD-Rです。特に気にせず見れば、何のことはない海外産の激安DVD-Rのスピンドルですが、よくよく見るとまあコレは…という面白いDVD-Rですなぁということで。なにが面白かったか、以下に紹介します。その1 「60枚」入り普通、このサイズのスピンドルケースであれば50枚入りが普通ですがコレは「60枚」入っているという。まあ、ぎゅうぎゅうに詰めれば普通のスピンドルケースにも60枚入るかなぁ…いや入んないよなぁと。どうやら解決の糸口はパッケージに記述されてた文字にありそうです。その2 DVD-R slim60枚入りそうもないケースですが、60枚入っているという。その理由となりそうな記述がパッケージにあります。DVD-R slimとあり、「薄さ 1.0mm」という記述がある。薄い?何が?DVD-R自体が?何でそんなことをしたのかは良く分かりませんが、とりあえず薄いんだそうだ。調べてみたところ、DVD-Rの規格上の厚さは1.14mm以上1.5mm以下、なんだそうな。1mmて規格外じゃないのか?とも思うが、そもそも海外メディアにそんなことを期待しちゃいけない気もする。その3 24倍速上のパッケージにも書いてあるが、このDVD-Rは「24倍速対応」なんだそうな。…ドライブ自体は速度違反で16倍速DVD-Rに24倍速で書き込みできるものもありますが、メディア自体はMaxellも太陽誘電も、というか他のどのメーカーも対応最高速度は16倍までで24倍速対応なんていうDVD-Rは見たことない。なので、もし本当だとすれば大したもんです…が、同じくパッケージに書かれている推奨DVD-Rドライブの一覧ご丁寧にこんな表が載っているわけですが、24倍速で焼けるドライブが一つもないのはどういうわけだ?その4 消える魔球再度トップの画像に戻りますが私の記憶が正しければ、この形のスピンドルケースは…プリンコ、ですよね。プリンコ(PRINCO)ヴェリファイ通らなくても コンペアでこけても 書き込めればそれでいいじゃないか 見ろよこのすばらしいグラデーション まるで晴れ渡る空のようじゃないか SuperX消える魔球★世界最高品質★数多くのネタを提供し、数多くのデータを消滅させたPRINCOのDVD-R。このスピンドルケースはそのプリンコ製のもののはず。コレはメディアIDを調べなければと思ったら、調べるまでもなく堂々とパッケージに書いてありました。PRINCO日本サービスセンターなんてものがあるのか。てか、三田にあるのか。いいところに事務所構えてるな。プリンコのDVD-Rなんてまだ売ってたんだとちょっと感動その5 9円(税抜)まあ、普通であればこんな怪しいメディアはまず買わない…んでしょうけど。税抜 571円1枚あたり9円(税抜)だそうです。消費税を入れると616円なので、1枚あたりは10.2円となります。たぶんですけど、なんかの特売でもない限り、こんな安いメディアなんてものは見たことがない。良くて10円台半ばくらいですよね。なんと言うんですかね、久しぶりに心が動きました。絶対にゴミになるけど、コレは買わなければいけないヤツだ。というわけで買ってしまったHIDISCの60枚組みDVD-R。いろんな意味で、楽しみです。何はともあれ開封します。なんかやけに青いですね。プリンコのCD-Rは「うすうすシアニン」が有名でしたが、DVD-Rはなに使ってるんでしょうね。コストから考えてやっぱシアニンでしょうか。さて、メディアIDでも見るために1枚取り出して…???おかしい。明らかに触っただけで分かる。薄い。このDVD-R、薄い。確かにDVD-R slim(厚さ1.0mm)と書いてありましたが、1.2mmが1.0mmになっただけでしょ、0.2mmの違いなんて早々分からないんじゃないかと思ってなめてました。明らかに薄いです。薄いので、縁をわしづかみにして持とうものなら簡単にたわみます。というわけで、厚さを計ってみました。まずは通常の例として、太陽誘電の16倍速DVD-R1.22mm、当たり前ですがちゃんと規格内です。んで、このプリンコですが…0.86mm!?1mmすらないじゃん。通常のDVD-Rの7割程度の厚さしかないのですから、そりゃ薄く感じますね。…こんな薄さで24倍速なんていう超高速回転で焼いたりなんかしたら砕け散るんじゃないだろうか?まあ、コイツを24倍速で焼けるドライブはないんだけどね。ちょっと不安になってきました。次回は実際に焼いて見ます。
2015.06.29
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さて、Ryzenの消費電力を測りまして>あとは変えるとしたらマザーかなぁ。>でも容易に手に入らないしなぁ。ということを最後に書きました。確かに現状ASUSのPRIME B350-Plusでいろいろ調べてみましたが、ほかのマザーもちょっと使ってみたいですね。とはいえ、そんなに簡単に手にも入らないしなぁ…と、そんな状況下なんですが、AM4のマザーを別途1枚手に入れることが出来ました。BIOSTAR B350ET2見ての通り、ワンズで買いました。もちろん通販ですよ。なんでコレ?かといいますと・安かった(税込9,000円台)。・今回BIOSTARの評判がそこそこ良いので、BIOSTARのマザーが気になってた。・在庫があった(たぶんこれが一番重要)・恐らくですが、あんまり買う人がいなさそうだから。 レビューも少なそうですから、それだったら自分が買って調べるしかないか、くらいの考え。それくらいですかね?それにしてもですが、BIOSTARのマザーなんてかなーり久しぶりに買いました。というか、あんまり知らなかったのですが一時取り扱う代理店がなくて日本では売ってない時期があったんですね。たまーに買ってたこともあるのですが、BIOSTARで記憶に残ってるのはM7NCG 400…チップセットファンが交換されてますね。よく見ると「ABIT」を書いてあります。NF-7用かな?とまあ、SocketAのnForceマザーです。何が記憶に残ってるかといいますと、MicroATXなのにBIOSから電圧の変更ができるんですよ!!…?他には?それだけそれだけ?MicroATXなのに電圧変更ができる、今だったらだから何?と思いますけどもね、当時はそれができるMicroATXマザーって少なかったんですよ。ATXマザーでならいくらでもできたんですけどね。そんな理由で、このM7NCG400は重宝しました。それなりに安かったですしね。 というわけで、B350ET2を開封。マザー自体はそれなりに小さいです。・M.2.スロットなし・メモリは2本までと、ローエンドマザー感ありありですが、B350である以上オーバークロックとかは出来る…ハズ。付属品ドライバディスクやバックパネルなど、こちらも必要最低限。まあ、ASUSのPRIME B350-Plusもこんなもんでしたのでこんなもんでしょうと。B350ET2 VER6.0いきなり6.0からなんですね。5.0まではどこに行ったんでしょうか。その他DVIコネクタの後ろにSATA電源コネクタがあるんですが、これって何でしょうか?付属マニュアル(といってもA3 1枚分くらいしかないんですけど)にはSATA Power Connector for USB Power enhancementとあります。とりあえずは、SATA電源コネクタを差さなくてもPCの使用には問題なさそうです。さて、CPUをさして起動させましょう。ASUSのときと同じくリテールクーラーを使いますのでCPU周りのリテンションは外す必要があります。構成ですがCPU:AMD Ryzen 1700 3.0GHzマザー:BIOSTAR B350ET2メモリ:DDR4 2133 8GB×2枚ビデオカード:RADEON R5 230SSD:Plextor M5S 256GB無線LAN:WLI-UC-GN排気ファン:12cm×1 CPUファン:リテール電源:玄人志向 KRPW-TI500W/94+ OS:Windows10 Proその他:無線キーボードとマウスのレシーバー1つ特に問題なく起動したようなのでBIOSを見てみたいと思います。「RACING」どうでもいいですけど、メーカーって車とかレースとか好きですよね。あとゲーム。まあ、メーカーが好きなわけじゃなくて、ユーザーが好みそうなものをメーカーが選んでるだけか。BIOSは初期(B35BS210.BSS)です。ベータ版含めすでに新しいBIOSが2つも出てます(3/11現在)ので、あとで更新することにします。クロックや電圧の設定は右のほうにある「ONE」で行うようですが…(バージョン:B35BS210)電圧に関する項目はあれど、倍率やクロックに関する項目がありません。まあとりあえずは電圧に関する項目を見てみますか。(バージョン:B35BS210)CPU 上げ方向のみ 最大+0.5V(0.02V刻み)メモリ 上げ方向のみ 最大+0.12V(0.012V刻み)とりあえず、ここでは下げることはできないようです。まあ、RyzenMasterが使えれば下げることはできるかもしれませんからIntelの場合と比べそこまで悲観的(?)になることはないです。んで、クロックなどが変更できない…といいましたが、「Advance」→「AMD CBS」→「Zen Common options」→「Custom Core Pstates」と進みますと(バージョン:B35BS210)一応、Core FID、Core DID、Core VIDをいじくることによりクロックと電圧が設定できそうなトコへたどり着きます。ちなみにASUSのマザーでも設定を「Manual」にするとこの3項目が出てきました。まあ、何のことかよくわからなかったのでそっ閉じしましたが。ただ、この場合8コア分個別に設定が必要なようで、ちょっと大変そうです。とまあ、オーバークロックの設定は出来なくはないのかもしれないが、ちょっと現実出来ではないと。んで、先に述べた通り、このB350ET2にはすでに新BIOSがリリースされています。各所でいわれてる通り、AMDがかなり急いでCPUを出したのか、あるいはマザーボードメーカにあまり情報を提供をしなかったのかはわかりませんが、各社(ASUS以外)とも発売日後から新BIOSが続々とリリースされています。というわけで、BIOSの更新をしてみました。更新自体はさほど難しくなく、・BIOSTARのサイトから適合するBIOSファイルを落とす。 ↓・空っぽのUSBメモリにそのファイルを保存 ↓・B350ET2で組んだPCにUSBメモリをさし起動 ↓・ロゴ画面で「F12」を押すか、一旦BIOS設定画面に入って「F12」 ↓・指示に従いBIOS更新となります。特段難しいことはないですが、PCが不安定にならないようBIOSの設定はデフォルトにしといたほうがいいかもしれませんね。あと、USBメモリはUSB2.0の方にさしてます。特に何か起きることもなく終了。「Y」を押して再起動します。ここでの再起動時間が思いのほか長くて、ちょっとドキドキしました。(バージョン:B35BS303)になりました。さて、変わったところですが、「ONE」からクロックが変更できるようになりました。(バージョン:B35BS303)「AMD Pstate Configuration」(上から3つ目)という項目が出来まして…(バージョン:B35BS303)Core FIDCore DIDCore VIDを変更することによってクロックや電圧が変更できる…ってのは前回の「Custom Core Pstates」と同じですが、各コアごとではなく一つ設定すれば良くなりました。少し現実的になりましたかね?なお、電圧については下げることも可能ですが、下限は1.05Vとなるようです。ちなみに、このもう一つ新しいバージョン、B35BS309(Beta)に更新してみましたが内容的には特に変化はありませんでした。さて、この設定ですが、ホントに設定が反映されるか確かめてみることに。1.クロックを3GHzから3.3GHzにしてみる。Core FIDを78→84に変更し、3300MHzにします。このCore FIDの値が何を指しているのはよく分かりません。これでWindowsを起動させたところ、しっかり3.3GHzで起動しました。なので設定は反映されているようです。2.電圧を下げてみる。クロック3.3GHzの設定のまま、電圧を下げてみます。Core VIDを3a→40に変更し、1187500→1150000へ確認方法ですが、CPU-Zの値とともに、電圧が下がっていれば消費電力が下がっているはずですので、ワットチェッカーの値を確認します。・下げる前(1.の状態)の消費電力 Prime95 130W CPU-Z:1.177V・下げた後(2.の状態)の消費電力 Prime95 121W CPU-Z:1.144Vこちらもちゃんと設定が反映されてしっかり消費電力が下がっているようです。現状AM4マザーの中では最も安く、機能も削減されまくりのローエンドマザーですが、オーバークロックなんかは出来そうですね。ちょっと手がかかるかもしれませんけども。
2017.03.12
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さて、中華製の4K対応アクションカメラ、EletecPro 3CとApeman A80を買いました。とりあえず、従来から使っているSJ4000wifiなどと外観を比較してみます。…どれもこれも同じような形です。一応左上:DFS-SJ4000 (以後、SJ4000)左下:SJCAM SJ4000wifi (以後、SJ4000wifi)右上:EletecPro 3C右下:apeman A80 で、横から左からSJ4000、SJ4000wifi、Eletecpro3C、ApemanA80(以下基本同じ)上下ボタン、wifiボタンがあります。ひっくり返して左からSJ4000、SJ4000wifi、Eletecpro3C、ApemanA80電池を入れるフタの形状が若干違いますね。EletecProは特に開けづらいです。さらに回転させまして左からSJ4000、SJ4000wifi、Eletecpro3C、ApemanA80mircoSD、HDIM、USB液晶画面左からSJ4000、SJ4000wifi、Eletecpro3C、ApemanA80SJ4000とSJ4000wifiは画面が小さいです。…まあ、どれもこれもだいたい同じ形ですね。だから安くできるんでしょうけども。ちなみに形状がだいたい同じなので、付属品なんかもだいたい使えますが、SJ4000などは1.5インチなのに対し、最近のモデルは2インチなので左:SJ4000用右:Apeman A80用それに合わせ形状も異なってたりします。物理的にははまるので、画面が見えづらくなることを許容できれば使いまわしできます。ちなみに、EletecPro 3C用のフレームにApeman A80を入れると若干カタカタします。また、各パーツなども微妙にサイズが異なってはまりが悪かったりするものもありますので、特に理由がなければ本体に付属していたパーツ同士を使うのが無難そうです。バッテリーですが、左から、SJ4000wifi用、SJ4000用、EletecPro 3C用、Apeman A80用容量はApemanA80用が1050mAh、他が900mAhです。どれもこれも3.7Vで端子の形状も同じなので、相互に使いまわし可能です。EletecPro 3C用は角が若干丸くなっています。ただ、EletecPro 3C本体の電池収納部は内側が丸くなっているわけでも何でもないので、右側の紙片が角ばっているバッテリーも入ります。というか、SJ4000の奴ずいぶんと膨らんでますね。車載カメラとして、暑い車内にほったらかしだったりしてましたからね。EletecPro 3Cに付属してた予備バッテリーと変えてしまいましょう。と、比較って言ってもだいたい同じ形してますからあんまり比較にならないんですが、まあ、そんなところです。
2017.07.05
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さて、Ryzen7 3700Xのお話です。とりあえず組み立てて、デフォルトの状態で消費電力などを測ってみました。構成CPU:AMD Ryzen7 3700Xマザー:ASUS B450M-Pro GAMINGメモリ:G.Skill DDR4 3600 16GB×2ビデオカード:RADEON R5 230SSD:Intel 330シリーズ 120GB電源:Antec EarthWatts EA-550-PLATINUMOS:Windows10 Proその他:キーボードマウスレシーバー、無線LANアダプタで、ストレートに組んだ状態での消費電力はRyzen7 3700X 3.6GHz 消費電力 設定:すべてデフォルトアイドル時 42W 2.2GHzCineBench 131W 4GHzPrime95 140W 3.75GHzBOINC 132W 3.95GHz※クロック及び電圧はASUS Ai SuiteIII読みとなりました。んで、最終的に目指すはBOINC機なので、いかに負荷時の消費電力を下げられるか、というところになるわけでですが、取り急ぎ思ったことはやっぱDDR4-3600は性能過剰じゃね?昔の考えのままで正しければ、BOINCというかWCGのポイントはメモリの速度に影響しませんし、それよりなによりそんなに高速なメモリはBOINC機ではなくメインマシンで使いたい、ということでいつも通り低速のメモリも使ってみることに。そのほうが同じく低速なメモリを使ってるRyzen7 2700XのBOINC機との比較もしやすいですしね。ただまあ、じゃあさっそく低速メモリに換装…ってのも芸がないですから、メモリ変えたら消費電力にどれくらい影響があるかを調べてみることに。まあ、Ryzen7 3700Xのこととあんま関係ないんですけども、その辺はご容赦くださいな。んで、使用するメモリは1 G.Skill F4-3600C19D-32GSXWB 16GB×2枚 DDR4-3600のオーバークロックメモリ。2Rank。 元はDDR4-2133です。電圧も定格より高い1.35Vなんでまあ電気は食いそうです。2 Kingston KVR26N 19S8/8 8GB×2枚 こちらはDDR4-2666。Ryzen7 3700Xを買ったとき特価で売ってたのでついでに買ってきました。 片面実装の1Rankです。電圧は標準の1.2V3 Transcend 型番不明 8GB これはDDR4-2133。いつ買ったかもよく覚えてないのですが、たぶん両面実装なので2Rankだと思います。電圧は標準の1.2V。 ちなみに1枚しかないのは、片割れのもう1枚が別のBOINC機に入って活躍中だからです。型番を書き続けるのはさすがにめんどくさいので、この後は単に「3600 1枚」のように表記します。というわけで、上記1~3を変えた時に消費電力がどうなるかを見ますが、クロックの変化など、他の変動要因を排除するため、CPUのクロックを3.6GHzに固定します。構成CPU:AMD Ryzen7 3700X 3.6GHz固定マザー:ASUS B450M-Pro GAMINGメモリ:随時交換ビデオカード:RADEON R5 230SSD:Intel 330シリーズ 120GB電源:Antec EarthWatts EA-550-PLATINUMOS:Windows10 Proその他:キーボードマウスレシーバー、無線LANアダプタという構成でシステム全体の消費電力を測ります。1 アイドル時の消費電力3600 2枚 42W3600 1枚 40W2666 2枚 38W2666 1枚 37W2133 1枚 37Wまあ、3600はクロックも高く電圧も1.35V掛ってますから、他のモノより高めです。あと単純にメモリが1枚減ると1~2W減るようです。2 CineBench R20実行時の消費電力3600 2枚 106W 43413600 1枚 104W 43382666 2枚 100W 43262666 1枚 96W 43292133 1枚 95W 4340※消費電力横の数値は、Cinebenchのスコアです(Multi)消費電力的にはアイドル時とだいたい同じような傾向だなぁ、というところなのですが、メモリの側が速かろうと遅かろうとDualChannelだろうとそうでなかろうと、Cinebenchのスコアってほとんど変わらないんですね。まあ、かと言って意図的に遅いメモリを使ったりSingleChannelにする必要もないわけですけど。3 Prime95実行時の消費電力3600 2枚 123W3600 1枚 121W2666 2枚 118W2666 1枚 116W2133 1枚 115WPrime95はメモリに負荷がかかりますから、3600と2666あたりでは結構如実に差が出るかと思いましたが…そんなに変わらないですね。4 BOINC実行時の消費電力3600 2枚 106W3600 1枚 104W2666 2枚 100W2666 1枚 98W 2133 1枚 97W まあ、ほとんどの人には関係ないであろうBOINC(WCG)実行時。CineBench実行時の結果とほとんど同じですね。CPUにしか負荷がかかっていないという点では同じようなもんでしょうから。というわけで、当たり前ですが・速いメモリを使えば消費電力が上がる・2枚挿せば1枚挿すよりも消費電力は上がるという極めて当たり前の結果なのですが、正直DDR4-3600とDDR4-2666、2133との差がないなというのが正直な感想です。どーしてもどーしても1Wでも消費電力を削減したいっ!!っていう変な人でなければ普通にDDR4-3600等速いメモリ使ったほうがよさそうですね。まあ、私はDDR4-2133にします。
2019.07.10
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さて、Ryzen9 3950Xのお話です。とりあえず、次のような構成で組むことにしました。構成CPU:AMD Ryzen9 3950XCPUクーラー:AMD Wraith Prism(2700X付属リテールクーラー)マザー:ASUS B450M-Pro GAMINGメモリ:Kingston DDR4-2666 8GB×2枚ビデオカード:RADEON R5 230SSD:Intel X25-M 80GB電源:Antec EarthWatts EA-550-PLATINUM本体ケース:CoolerMaster Elite361OS:Windows10 Proその他:キーボードマウスレシーバー、無線LANアダプタ構成については前回十分吟味し、何も問題ないことが確認されているためいいとしまして、まあとりあえずはデフォルトで動かしてどうなるか、といったところですね。とりあえず、マザーボードは3950Xが動くBIOSにはしてあったのですが、さらに新しいバージョンが上がってたので更新しておきました。メモリ8GBのメモリ1枚だったので、8GB×2枚とすることに。今ストックとしてあるのは・G.Skill DDR4-3600 8GB×2・Kingston DDR4-2666 8GB×2絶対性能を求めるならG.Skillですが、まあ、BOINC機なのでDDR4-2666の方で十分ですね。G.Skillは電圧高め(1.35V)ですしね。単に3700Xを3950Xに入れ替えただけですので、Windowsも特に問題なく起動します。まあ、メモリの挿しがが甘かったのか、ビデオカードが調子よくなかったのか起動させるまでに緒ちょっと苦労しましたが。で、Windowsが立ち上がったらまずは32スレッドですねまあ、最近はスレッドのインフレが起きてますから感動もだいぶ薄くなってきました。Ryzen7 1700の8コア16スレッドはかなり感動したもんですけど。慣れってイヤですねぇ。んで、無事に起動しましたが、ここで求められてるのはベンチでもなんでもなく消費電力だと思いますので、消費電力を測ってみることにします。発売直後ってわけでもないですからベンチはこれでもかってくらい上がってますしね。とはいえ、いつもどおりみんな大好きCineBench(R20)はやっとくことにします。あと、今回はCPUクーラーがWrithPrism、ようするにリテールなので温度も気になるところですからHWMonitorを使って温度も調べてみることとします。Ryzen9 3950X 消費電力 設定:デフォルト 室温17℃アイドル時 49W 3.2GHz周辺 40℃Cinebench時 マルチ :185W 3.85GHz 67℃ スコア:9014 シングル: 77W 4.46GHz 58℃ スコア:526 Prime95 166W 3.51GHz 66℃ BOINC 185W 3.82GHz 70℃あれ、ちょっと意外な結果です。3900Xと比較すると、例えばCinebench実行時CineBench(マルチ時)設定:いずれもデフォルト(以下同じ)3900X 207W 4.1GHz スコア:72493950X 185W 3.85GHz スコア:9014コア数が多い3950Xの方が消費電力が少ないのはクロックの差なんでしょうけれども、それでいてスコアは3950Xの方が上になるんですね。多スレッドの恩恵ですねぇ。また、BOINC実行時も3900X 207W 4.025~4.05GHz3950X 185W 3.85GHzと、3950Xの方が消費電力が低くなります。仮に消費電力のリミット値が同じであれば、3950Xはもう少しクロック上がりそうなんですけどね。一応温度も70℃ですし。というわけで、3900Xの時よりも明らかに消費電力が増えるであろうと予想していたので、ちょっと意外な結果でした。次に、クロックを固定して消費電力を測ってみます。固定するクロックはいつも通り3.6GHzと3.4GHz。単に他のCPUでもこのクロックに固定してデータを取っているので比較がしやすい、そんな理由です。というわけで、ClockRatioを36倍にしました…が、Ryzen9 3950X 消費電力 設定:3.6GHz固定 室温17℃アイドル時 52W 36℃Cinebench時 マルチ :227W 78℃ スコア:8417 シングル: 63W 45℃ スコア:419 Prime95 315W 105℃ BOINC 235W 86℃待て待て待て待てちょっと待て単に倍率を36倍に固定しただけでなんでこんなことに?ちょっと調べてみたところ、クロックは設定通り36倍の3.6GHzで動いています。その証拠にCineBenchの結果はデフォルトとの時よりもだいぶ落ちています。それでいて、消費電力だけがものすごい上がってますね。というか、105℃はアカンだろう。焼き鳥の再来かと思ったぞ。(まあ、焼き鳥の場合は気づいたときにはもうきれいに焼き上がってますけども)クロックが下がっていながら消費電力が急上昇しているということは相当高い電圧が印加されていると考えられますが、もちろん電圧の設定はいじくらず「Auto」ですし、HWMonitorで見るところ各コアの電圧は1.1V近辺で、これはデフォルトの設定とほぼ変わっていませんし…どうしたもんでしょう。まあ、結果から言えば、「高い電圧がかかっていたせい」でした。再起動し、BIOSを確認したところ電圧の設定はAutoなのですが、状態を見るとコア電圧が1.3Vになっていました。それであればHWMonitorで気づきそうなもんですが、なぜか今回HWMonitorの電圧はどういう状態であれ1.1V付近のまま変わらない(この後電圧下げなどを行って電圧を変化させてもずっと1.1V周辺を示したまま)。まあ、相性なのか未対応なのかマザーから出てる情報がおかしいのか、そんな理由で正確な情報が出てこなかったわけですね。というわけで、とりあえず手動で電圧を1.1VにしたところRyzen9 3950X 消費電力 設定:3.6GHz固定 電圧:1.1V 室温17℃アイドル時 52W 36℃Cinebench時 マルチ :158W 60℃ スコア:8391 シングル: 55W 44℃ スコア:418 Prime95 203W 71℃ BOINC 164W 65℃とまあ、それなりな値に。一時期はどうなることかと思いましたけど、ここからはいつも通り電圧下げの下限を調べて消費電力がどれくらいになるかを調べてみたいと思います。んで、いつも通りですが、消費電力がだいたいどれくらいになってくれたらうれしいか?を出してみます。電圧下げ時のBOINC実行時消費電力3700X機 8C16T 3.6GHz 73W3900X機 12C24T 3.6GHz 112Wです。なので、ものすっごく単純に計算すれば、73W×(16/8)=146W112W×(16/12)=149Wであり、これってようするに3700X機2台分(または3900X機4/3台分)でなので少なくともこれらよりは下回ってくれないと困る、という値です。まあ、実際には最小構成で130Wくらいになってくれればまあ良し、120Wを切れたらすばらしい、といったところでしょうか。電圧1.1Vで164Wということは、ビデオカードが載っているということを考えてもまだまだ高めですから、次は一気に1.0Vまで下げてみます。というか、たぶんそれくらいまで下がらないようではちょっとしんどいと思われますから。Ryzen9 3950X 消費電力 設定:3.6GHz固定 電圧:1.0V 室温17℃アイドル時 47W 36℃Cinebench時 マルチ :135W 52℃ スコア:8391 シングル: 53W 36℃ スコア:418 Prime95 169W 65℃ BOINC 136W 55℃136Wですが、このマシンにはビデオカードがささっている(そりゃダイに映像出力する機能がないんだからビデオカードがささってるのは当たり前なんですけども)ことを考えれば、とりあえずの目標130W切りは達成できそうです。と調子に乗って0.95Vまで下げてみたものの、Primeが通らずダメ。ちょこちょこ調整しましてRyzen9 3950X 消費電力 設定:3.6GHz固定 電圧:0.9875V 室温17℃アイドル時 47W 32℃Cinebench時 マルチ :133W 51℃ スコア:8358 シングル: 52W 37℃ スコア:418 Prime95 161W 65℃ BOINC 133W 54℃これくらいですかねぇ。ビデオカードなしの最小構成で124Wといったところでしょうか。とりあえず目標は達成です。あと、BOINC実行時の温度もだいたい50℃中盤ということで、仮に真夏になって室温が40℃になったとしても80℃行くか行かないか程度。電圧下げて使えばリテールクーラーでも十分使い物になりそうです。と続いて3.4GHzの時を調べようと思いますが、長くなったので次の機会に。
2020.01.07
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さて、インプレスの記事でRyzenについての話がありました。Intelを圧倒した第3世代Ryzenシリーズ、AMD人気は一般ユーザーにも浸透~ アキバのショップ店員が語る2019年 その1 ~まあようするに去年はRyzenが売れましたねぇって話ですけれども、確かにAMDのCPUがIntelをこれだけ凌駕するってのも久しぶり…というか初めてじゃないでしょうかね。ものすっごく昔は知らないので、K6-2あたりからとするとその1 Intel PentiumII vs AMD K6-2、K6-IIIまあこのころは対PentiumIIというより対Celeronですからあまり勝負にはなってない気がしますね。ちなみにこの世で一番カッコいいCPUはK6-III+ 550MHzだと思ってます。その2 Intel PentimuIII vs AMD Athlon1GHzに先に到達したのはAthlonですが、まあ、PentiumIIIもいいCPUでしたからね。自作erとすりゃAthlonかもしれませんが、世間一般的にはPentiumIII優勢でしょうか。ちなみにこの世で一番クレバーなCPUはPentiumIII-S 1.4GHzだと思ってます。その3 Intel Pentimu4 vs AMD AthlonXPRIMMのせいでPentium4がちょっと出遅れましたが、まあ、NorthwoodのPentium4はそれなりに人気があった気がします。まあウチでは全面的にAthlonXPでしたけど。その4 Intel Pentium4(Prescott) vs AMD Athlon64 このあたりでしょうか。AMDがIntelよりも優勢になったのは。その後のAthlon64 X2も人気がありましたね。一方、Pentium4の後のPentiumDは…ここで一気に引き離せばよかったのかもしれませんが、まあ、Athlon64 X2の高いこと。そんなことしてるうちに奴が…その5 Intel Core2 vs AMD Phenomまあ、Core2の相手はPhenomだけじゃありませんが…もうこのへんからAMDがコテンパンのターンですね。その6 Intel Core i7 vs AMD ?もはや相手がなんだったかもあんまり覚えてません。そして Intel Core i7 vs AMD Ryzenとなっていくわけですね。こう考えると、Athlon64以来でしょうか。私的感覚では、その当時よりも今の方がAMD圧勝状態って気がしますね。
2020.01.29
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さて、いろいろあって今稼働しているPCに手を入れることになりました。今回は4th機についてみてみましょう。現状の4th機の構成CPU:AMD Ryzen9 3950X 3.5@3.4GHz Vore:0.925VCPUクーラー:AMD Wraith Prism(Ryzen7 2700X付属リテール)マザーボード:ASUS TUF B450MーPro GAMING映像出力:なしメモリ:ESSENCORE(KLEVV) DDR4-2666 16GB×1枚SSD:Intel X25-M(G1) 80GB無線LAN:Buffalo WI-U2-433DMファン:be quiet! SILENT WINGS2 120mm 1500rpm電源:ANTEC EarthWatts EA-450-PLATINUMケース:Coolermaster Elite 361運用方法・BOINC(WCG)実行 24時間起動不満点 クロック、電圧を下げてるとはいえ、リテールクーラーでは夏を乗り切れるか不安。そんなわけで、とりあえず外観Elite361なので結構コンパクトです。なんか前面パネルにシールが書いてありますが、これはElite361を使ったマシンは2台あり、前から見るとどっちがどっちだかわからなくなるためです。「3950X」はもちろん使用しているCPUの名前「Z77-GD55」はマザーの名前…ではなくって、PCの名前です。その昔、Core i7 3770KとZ77A-GD55で組んだ時にOSをインストールして、PC名をマザーの型番にしたためです。ちなみに、マザーの型番は「Z77A-GD55」で、PC名は「Z77-GD55」となっています。「A」が抜けてますね。3770Kは2012年ですから、要するにそこからはマザー取り換え→ライセンスの再認証 というのを延々と繰り返して現在に至ると。もちろん、Windowds10にはアップデートしてます。なので、MSIのモノ、GIGABYTEのモノ、ASUSのモノといろんなマザーメーカーのソフトが入っています。案外動くもんですね。中身は電源ケーブルがとんでもないことに基本的にはビデオカードもなく、ドライブもSSDが1個あるだけなのでケーブルがとんでもないことになってたってあまり構わないのですが。CPUクーラーとSSDこの3950X機は2020年1月使用開始なので実働8か月程度ですが、それでも結構ホコリがたまっていますね。それはそうと、このSSD。まあ、Intel X25-Mなわけですけれども、購入は2009年。なのでもう11年も使ってることとなりますが、いまだに現役です。これは「不満な点」ではないのか?という話もありますが、BOINC機なので性能・容量はあまり関係なく、ちゃんと動いてくれていればそれでいい、という用途にはぴったりなのかもしれません。IntelのSSDはよく出来てますね。ケースファンとして稼働している、be quiet! SILENT WINGS2買った当時で1個3,000円程度と、いっつもサイズのKAMAなんとかというファンばっかり買ってた身としてはかなーり高めなファン。ちなみに、買ったときに書いた記事の表題は「たっけぇ」でした。高いだけあってすごくよかった!…ということはあまりないのですが、まあ、黙々と6年間動き続けてくれてるのでそれはそれでいいファンだと思います。もちろん、これからも動いてもらいますけども。その他、電源ANTEC EarthWatts EA-450-PLATINUMこれは掃除後の姿なので、それなりにきれいになっています。玄人志向のチタン電源 KRPW-Ti500W/94+を使う前に買ってた電源です。これも2012年の年始に購入ということで、すでに8年たっていることとなります。購入当時、この電源について当時の私はこんなことを言ってました。まあ、結果的には、・省エネで・静音で・信頼性が高い電源ということに間違いはありませんでした。こうしてみると、CPUは最新の3950Xなのですが排気ファンは6年物電源は8年物SSDは11年物と、このマシンはかなり高齢化が進んでますね。これらも踏まえ、一番最初の不満点「リテールクーラーでは夏を乗り切れるか」についてどうするか考えてみましょう。「リテールクーラーで夏を乗り切れるか?」って、違う言い方をすると、ようするに「新しいCPUクーラー買っちゃいましょう!」ということになるわけでして、じゃあ、何買いましょうか?ということになるわけです。1 簡易水冷か?空冷か?とりあえず、Ryzen9 3950Xといえば、AMDは「水冷」を推奨しています。新しく買う、という購入欲も満たせますし、何より冷えそうだ。その他、従来からの空冷もあります。後述しますが、おそらくはどちらを導入することになっても、Elite361には入らないでしょうから必然的にケースも買い替えになりますから、大きさについてはあまり考えず、単純に「水冷」と「空冷」どっちがいいかを考えてみます。まあ、冷却効率を考えれば「簡易水冷」でしょうね。AMDも推奨していますし。ただ、このマシンはあまり目の届かないところで24時間稼働をしますから、信頼性という意味では基本的には「駆動部分が少ない」ほうがいいわけでして、駆動部分がファンだけの空冷と、ファンとヒートポンプの2か所か稼働する簡易水冷を比べた場合は、信頼性としては空冷のほうが勝る、ということになります。水冷だって最後はラジエータを空気で冷やすんだからだったら最初から空冷でいいじゃねぇか。とは、どこかで聞いたような言葉ですが、ということで空冷にすることにしました。(ちなみにそう言った方の車は、結果的に空冷ではどうにもならずその後水冷になりましたけれども)2 ケースについて さきのとおり、Elite361では高さ約12cmまでのCPUクーラーしか使えないため、本体ケースも変えることとします。 これについては、「前から欲しいなぁ」と思ってたケースがありまして…Cooler Master MasterBox Q500L外形寸法:幅230mm、奥行き386mm、高さ381mmのコンパクトサイズながらATXマザー、ATX電源が搭載可能。サイドはアクリルパネルで内部が見える。それでいて税込7,000円ちょいとかなりのお買い得。あまりスペースを取りたくないが、その時々によって使うマザーがATX、MicroATXまちまち、そんなBOINC機にうってつけのケースです。まあ、ちっさめのケースばっかり買ってるから廃熱追いつかないんじゃないの?という意見は聞かないことにします。このケースであれば高さ約16cmまでのCPUクーラーが使えますから、選択肢の幅がすっごく広がりますね。3 CPUクーラーについて では、CPUクーラーはどうしましょうか?ということになるんですが、基本的に空冷であればでかいヒートシンクは正義!、みたいなところがありますので、なるべくでかめのモノを選びましょうちなみに、でかいといえばサイズのワロチ…ではなくてOROCHIなんかがありました。ちなみにこれ、当時なぜかわざわざ大阪で買って埼玉まで持って帰ってきたんですよ。何してんの自分もちろん今はOROCHIは売ってないですし、そもそももう使いたいとも思わないので、別の何か…ということでScythe 風魔 弐まあ、忍者 五と迷ったんですが、風魔 弐のほうがファンの回転数が忍者 五より高い(風魔:1200rpm、忍者800rpm)のでこっちでいいかなぁと。このマシンは24時間起動ですが基本別室に置くので騒音はあまり気になりませんしね。というわけで、・本体ケース Cooler Master MasterBox Q500L を調達・CPUクーラー サイズ 風魔 弐 を調達とし、その他・6年使ったファンbe quiet! SILENT WINGS2は清掃の上、他へ転用・8年使った電源ANTEC EarthWatts EA-450-PLATINUMはこの前ダブって買った玄人志向 KRPW-Ti500W/94+へ交換の上、退役。・11年使ってるSSD Intel X25-Mはそのまま続投ということにします。ちょっと長くなってきたので、実際の交換については次回で。
2020.08.23
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さて、Core i7 8700KとZ370マザーですが、とりあえず組み上げて動く状態にしました。構成CPU:Core i7 8700K 6C12Tマザー:MSI Z370 PC ProCPUクーラー:Samuel17 +12cmファンMEM:DDR4-2400 8GB×2SSD:Crucial MX100 512GB電源:玄人志向 KRPW-TI500W/94+他:無線LANアダプタ×1、キーボードマウスレシーバー×1OS:Windows10 Proんで、とりあえず設定を何もいじくらず消費電力を測ったところCore i7 8700K 設定:デフォルトアイドル時 21W 0.8GHz 0.768VPrime95実行時 135W 4.3GHz 1.344Vとなったところまでが前回。…なのですが、この消費電力には補足があります。Prime95実行時(BlendTest)の消費電力は、実行するときの値(1024kとか8kとか)内容によって変わりますね。その値がなんなのかはよく分かりませんけれど、分かんないところで別に支障があるわけでもないので、よく分かんないけど値がいろいろあるということを知っとけばいいんじゃない?程度に思ってりゃ問題ないと思います。今回使ったPrime95は最新のVer.29.3。これも、・実行後すぐに行われるテストは FFT length 400k・んで、その次に行われるテストでは FFT length 8k見づらいですがこんなのとなっており、FFT length 8kのときの方が消費電力は高くなります。ちなみにですが、Prime95を1周回す間ずーっとワットチェッカーを見ていたわけじゃありませんが、8kのときの消費電力=Prime95実行時の消費電力の最大値、として見ていいのではないでしょうか。というか、仮にそうじゃなかった場合、設定買えるごとに1周する間ずーっと見てなきゃいけないことになり、そんなんやってられるか!ということになりますので、今回については8k実行時=Prime95実行時の消費電力、とします。まあ、カスタムな設定でも使えばいいのかもしれませんが。ということで、前回のPrime95実行時 135Wってのは8k実行時の値か?というとそうではなくその前の400k実行時の値となります。なんで8kのときの値じゃないかといいますと設定デフォルトのときのPrime実行時の消費電力Prime95(FFT length 400k)4.3GHz 135W 82度Prime95(FFT length 8K) 4.0~4.1GHz 142W 89度使用してるCPUクーラーがSamuel17+低回転12cmファンという省スペース静音仕様のため冷やしきれないのかクロックが4GHzと4.1GHzを行ったり来たりしてしまいます。もっとも、さらにクロック上がって4.3GHzになって温度がさらに上昇するのもそれはそれで困るんですが。もっと高性能なCPUクーラーであれば4.3GHzのままでも問題なく使え、Prime95実行時の消費電力最大値も出るのかもしれませんが、知りたいことは最大でどんだけ電力を食うのかということではなく、どんだけ少ない電力で動かせるか、ということなので、まあとりあえず無理に最大値を測らなくてもいいか、と。あと、そもそもですが、今回は金がなくてDDR4-2400を使ってますが、本来の仕様通りDDR4-2666を使っていたらもっと消費電力上がってるでしょうしね。ということで、今回に限りPrime95実行時の消費電力については・特に最大値というわけでもないですが、比較のために400k実行時の消費電力・たぶん最大の消費電力になるであろう8k実行時の消費電力の2つを載せたいと思います。ということで、まずはデフォルトのときの消費電力を再掲Core i7 8700K 6C12T 設定:デフォルトアイドル時 21W 0.8GHz 0.768VPrime95(400k) 135W 4.3GHz 1.344VPrime95(8K) 142W 4~4.1Ghz 1.232VBOINC(WCG) 137W 4.3GHz 1.344V(各々電圧はCPU-Zによる、以下同じ)となります。 結果的に知りたいのは、「定格3.7GHzでBOINC実行時、何Wになるのか?」というところです。…何Wくらいになるんですかねぇ?とりあえず、クロックが下がりますから消費電力は今より大幅に下がることは予想出来るのですが。参考までにCore i7 6700 3.4GHz 4C8TのBOINC機:45WRyzen7 1700 3.0GHz 8C16TのBOINC機:70Wなので、3.7GHz 6C12Tだったらどれくらいですかねぇ。どれくらいになるか、というより、どれくらいになってくれないと困るか、の方がまだ考えやすいですかね。単に希望的数値ですからね。そうですねCore i7 8700K 3.7GHzのBOINC機消費電力(予測)↑ 優大吉 50W (゚∀゚)中吉 60W( ^ω^)小吉 70W(´・ω・`)末吉 80W(;´Д`) 凶 90Worz↓ 不可こんなもんでしょうか。まあ、50Wはないでしょうけど、60Wで動いたらうれしいですね。というわけで、中吉目指していろいろいじくってみます。1.クロック固定ここからはいつも通りというか、ワンパターンというか、設定をちょこちょこ変えて消費電力の変化を見てみることにします。何はともあれ、TurboBoostをoffにして、負荷時は常時3.7GHzで稼働するようにします。1.Core i7 8700K 設定:TB:offアイドル時 20W(-1W) 0.8GHz 0.704VPrime95(400k) 90W(-45W) 3.7GHz 1.144VPrime95(8K) 118W(-24W) 3.7GHz 1.128VBOINC(WCG) 91W(-46W) 3.7GHz 1.072Vとりあえず、凶は避けられそうです。2.EIST offこれもいつも通りですが、変にクロックが変動しないようにEISTをoffにします。…まあ別にoffにしなくてもいいかもしれませんが、いつもの流れで2.Core i7 8700K 設定:TB:off,EIST:無効アイドル時 21W(+1W) 3.7GHz 0.3~1.048VPrime95(400k) 90W(±0W) 3.7GHz 1.144VPrime95(8K) 測定せずBOINC(WCG) 測定せずアイドル時のクロックも(見かけ上)は3.7GHzになっています。電圧がおかしなことになってますね。まあ、この辺は特に何か変わるとも思えないので一部項目は省略。3.C-State:無効この辺もいつも通り。BOINC機は基本アイドル状態がないので、offにします。3.Core i7 8700K 設定:TB:off,EIST,C-State:無効アイドル時 26W(+5W) 3.7GHz 1.008VPrime95(400k) 68W(-32W) 3.7GHz 0.968Prime95(8K) 84W(-32W) 3.7GHz 0.944VBOINC(WCG) 73W(-28W) 3.7GHz 0.944Vアイドル時消費電力が上がるのは想定の範囲内…なのですが、負荷時の消費電力が下がりましたね。下がった理由は至ってシンプルで電圧が下がったからなのですが、なんで電圧が下がったのかはよく分かりません。そう来るとは思ってませんでした。4.コア電圧下げんで、いよいよコア電圧を下げることにします。とりあえず、最初に電圧をAuto→0.975Vに設定します。4.Core i7 8700K 設定:TB:off,EIST,C-State:無効、電圧:0.975Vアイドル時 26W(±0W) 3.7GHz 0.976VPrime95(400k) 67W(-1W) 3.7GHz 0.976VPrime95(8K) 測定せずBOINC(WCG) 測定せず概ね、3.の状態と同じようです。ここからは電圧を下げる→Prime95を実行するという地道な作業を適当に繰り返しまして、0.900V → Prime95でエラーが起きる。0.910V → Prime95で一部エラーが起きるということで、とりあえず0.925Vくらいに設定。4.Core i7 8700K 設定:TB:off,EIST,C-State:無効、電圧:0.925Vアイドル時 25W(-1W) 3.7GHz 0.92VPrime95(400k) 63W(-4W) 3.7GHz 0.92VPrime95(8K) 81W(-3W) 3.7GHz 0.92VBOINC(WCG) 69W(-4W) 3.7GHz 0.92V下げ幅としては結構行った気もするんですが、その割に消費電力の下がり方が鈍いような気もします。もう少し下がるかと思ったんですけどね。でもまあ何はともあれ、小吉 70W(´・ω・`)までは来ました。もう少し何とかなんないかな?
2017.11.04
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