直子の直筆

直子の直筆

2019年01月06日
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何かの話の延長で、そのときのバイトの話になったとき、



「モエが頑張ってくれたからみんな助かったんだよ」



と言うと、三女からは思いもかけないリアクションが返ってきた。







「頑張れなかったもん!!うわ~~~ん!!号泣






つまり、三女としては予想をはるかに超えた食器の量に、途中でリタイアしてしまったのが申し訳なくもあり、悔しくもあったらしい。

で、そんな三女に声を掛けた私。





「あとになって泣くくらいなら、泣きながらでも最後まで仕事やればよかったでしょ!!」(←鬼母)





まさかそんなことを言われると思っていなかった三女は、びっくりして泣くのをやめた。

というのも、始業前に、私は三女に伝えておいたのだ。



「もし、途中で辛くなったり体調が悪くなったらお母さんのところに言いに来てね」



にも拘わらず、三女は私に声を掛けることなく仕事の手を止めてしまい、異変に気づいたホールのベテラン・パートさんが私のところに耳打ちしに来てくれたのだった。




「そういうことがちゃんとできないと、どこで何をやってもうまくいくわけないから」




その言葉をじっと涙目で聞いていた三女。

ああ・・・言い過ぎた。

高1で、しかも初めてのバイトが大晦日と元日の飲食店なんて、高校生の男の子だって音を上げてもおかしくない。

これでもう、2度とバイトなんかしないと言い出すかもしれないなと三女の顔をちらりと見ると、






​「リベンジしたい!!」​





と言い放った。

その意気込みだけでも、私は十分嬉しかった。


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最終更新日  2019年01月06日 20時33分59秒


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