おぢさんの覚え書き

おぢさんの覚え書き

2019.11.09
XML
カテゴリ: 環境
地球は温暖化しているのか?

国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は「19 世紀後半以降、世界平均地上気温が上昇していることは確実である」 [1] としている。

 ​ 地球温暖化 ​(気象庁)
  地球温暖化についてコンパクトに分かりやすくまとめられている。

 ​ IPCC 第5次評価報告書
  IPCCの報告書(日本語訳)も気象庁等のHPに掲載されている。



「世界の年平均気温偏差」 (気象庁ホームページより)

台風の発達に影響する、海面水温も上昇している。

「年平均海面水温(全球平均)の平年差の推移」 (気象庁ホームページより)

これらの変化の原因は、言われているように温室効果ガスの排出という人為的なものか?IPCCでは「人間による影響が20 世紀半ば以降に観測された温暖化の支配的な原因であった可能性が極めて高い」 [2] としている。では温室効果ガスはどれだけ増えているのか。温暖化への寄与度が一番高い二酸化炭素の濃度は産業革命以前は280ppm程度で長い間安定していたが、最近は急速に高まっており、一部では人体実験レベルともいわれている。

今の地球のCO2濃度は、人類史上例のない人体実験レベル (ニューズウィーク)


「気象庁の観測点における二酸化炭素濃度及び年増加量の経年変化」 (気象庁ホームページより)

二酸化炭素濃度は冬に高まり、夏に低下する。季節による陸上生物の活動の変化が影響している。陸地の多い北半球の夏には植物の光合成が優勢となり、二酸化炭素濃度は低下する。しかし、そんな季節変動はものともせず、コンスタントに二酸化炭素が蓄積されている。

「温室効果ガスの濃度の変化」 (気象庁ホームページ)


気候は徐々に変化するので、人間は馴化してしまって異常性に鈍感になってしまう。

オリンピックの長い歴史の中で暑さがこれほど問題視されたことはなかった。おぢさんが少年の頃には基本的に冷房というものはなく、どこの家でも扇風機で過ごしていた。夏でも夕方には涼しくなることが多く、夕涼みを楽しめたが、今では死語となりつつある。

昔、北関東で甘がきを育てるのは難しいとされていたが、今では余裕で甘くなっている。埼玉県の小川町辺りはミカンとリンゴが両方とも育てられる場所とされていたが、今では群馬県の平野部でもリンゴは厳しい。その代わりミカンは十分育てられる。

最近、近所を散歩していて驚いた。​ タチアワユキセンダングサ ​という草が空き地を埋め尽くしていた。元々、熱帯性の植物で沖縄では畑などに嫌というほど蔓延っていたが、本州では冬に枯れるので、たまに見かける程度だった。そのうち本州も沖縄並みに​ 銀ネム


背後に潜む環境問題

台風15号、​ 台風19号とそれに続く温帯低気圧による被害 ​。​ 東京オリンピックのマラソンと競歩の札幌開催を巡る問題 ​。現代の多くの問題の背後には温暖化を始めとする環境問題が隠れていることが多い。

ヒアリ定着の問題。各地で相次ぐ橋崩落のニュース。豚コレラ拡散。温暖化が直接の原因ではないが、問題の引き金となったり、被害を増幅している例が多い。​ ヒアリは元々熱帯性の蟻だ ​。豚コレラを拡散しているといわれる イノシシは元々関西に多く関東では少なかった

台風により、​ 大量の災害ごみが発生 ​し、​ 大量のプラスチックごみが海に押し流され ​、​ 放射性物質も拡散した ​。環境破壊が更に別の環境破壊を引き起こす。制御不能となりつつある。



[1] Stocker, T.F., D. Qin, G.-K. Plattner, L.V. Alexander, S.K. Allen, N.L. Bindoff, F.-M. Bréon, J.A. Church, U. Cubasch, S. Emori, P. Forster, P. Friedlingstein, N. Gillett, J.M. Gregory, D.L. Hartmann, E. Jansen, B. Kirtman, R. Knutti, K. Krishna Kumar, P. Lemke, J. Marotzke, V. Masson-Delmotte, G.A. Meehl, I.I. Mokhov, S. Piao, V. Ramaswamy, D. Randall, M. Rhein, M. Rojas, C. Sabine, D. Shindell, L.D. Talley, D.G. Vaughan and S.-P. Xie, 2013: Technical Summary. In: Climate Change 2013: The Physical Science Basis. Contribution of Working Group I to the Fifth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change [Stocker, T.F., D. Qin, G.-K. Plattner, M. Tignor, S.K. Allen, J. Boschung, A. Nauels, Y. Xia, V. Bex and P.M. Midgley (eds.)]. Cambridge University Press, Cambridge, United Kingdom and New York, NY, USA.
[2] IPCC, 2013: Summary for Policymakers. In: Climate Change 2013: The Physical Science Basis. Contribution of Working Group I to the Fifth Assessment Report of the Intergovernmental Panel on Climate Change [Stocker, T.F., D. Qin, G.-K. Plattner, M. Tignor, S.K. Allen, J. Boschung, A. Nauels, Y. Xia, V. Bex and P.M. Midgley (eds.)]. Cambridge University Press, Cambridge, United Kingdom and New York, NY, USA.


ブログランキング・にほんブログ村へ ​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2019.11.09 00:26:29 コメントを書く
[環境] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

たそたそ@ Re:土器-編年(02/14) こんばんは。 ブログのチェックされてない…
おぢさん@ Re[3]:無(03/15) なんだかねさんへ (続き)昔ある人がお…
おぢさん@ Re[3]:無(03/15) なんだかねさんへ お久しぶりです。永ら…
おぢさん@ Re[1]:土器-編年(02/14) 上毛野形名さんへ 長いこと返信もせず失…
なんだかね@ Re[2]:無(03/15) おぢさんさんへ 遅ればせながら「人新世の…

Calendar

Favorite Blog

今日は恥を忍んで。… クマタツ1847さん

日本海夕陽旅行(2… 小野寺秀也さん

再出発日記 KUMA0504さん
格物致知~ゆとり世… さいとうじゅんさん
みゃ。の日記♪ 愛。… ミンちゃん2294さん

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: