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朝から空は真っ黒、先ほどからは凄まじい集中豪雨に見舞われている津屋崎です。たしか台風4号は遥か東方向に離れ、福岡は影響ないかと思っていたんですがどうなんでしょうか……?それはそうと、今夜は台風に負けず劣らず激しいファイトになりそうな楽しみな試合、WBA世界ライト級タイトルマッチ、ホセ・アルファロVS小堀佑介戦があります。残念ながら地上波放送は無いんですが、CSのスカイAが生放送してくれます。私は昼まで津屋崎、午後からは閉店まで奈多で店番ですので生では観れないのですが、今朝バッチリ予約してきましたので仕事後の晩酌も一際旨くなりそうです(笑)。しかし相変わらず世間一般はまったく関心が無いみたいなこの試合、実は私も開催を知ったのはつい数週間前でしたからねぇ~。世界的大プロモーターのドン・キング氏(ドンキーコングじゃありません……)も来日し、なんだかファイトスタイルも噛み合いそうな両者。あの畑山隆則や坂本博之が激闘を紡いだ栄光のライト級のベルトが久々に日本に戻ってきそうな予感がプンプンしてます、私的には。このブログ見てくれている方も挑戦者、小掘選手の事はほとんど知らないでしょうし、私も5、6試合テレビで観ただけですのであまり偉そうな事も言えないのですが、日本有数のファイターじゃないでしょうか?特にインファイトでの左フックは強烈!!まともに喰らえば立っていられる選手は世界中でもそうそういないでしょう。王者のアルファロ選手は決定戦でタイトル取った後の初防衛戦、敵地日本での開催とかなりのプレッシャーがあるでしょうし、ドン・キングも内心、金になりそうな日本人に王者になって欲しいような気もするし、小掘陣営としては願ってもないチャンス到来って感じでしょう。大のインタビュー嫌いで知られ、もしも勝ったら試合後のリング上でのインタビューがかなり注目されるほどの照れ屋さん。亀田一家とは対極を成すキャラですが、その憎めない正確は全国区の人気者になりそう、かなぁ~???高校生で入門した当時からあの不動心・坂本博之とのスパーを繰返し、身体で伝授された魂の左フックで、彼の成しえなかった世界王者の夢を、なんとか掴んでもらいたいですね。CSスカイAが観れる方は大注目のこの一戦、是非ご覧下さい。ちなみに放送は夜7時から、メインエベント開始は8時5分ごろの予定になっています……。
2008年05月19日
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昨日JBC公認で初のプロテストが行われた女子ボクシング……。取材陣150名、テレビカメラも30台とかなりの注目度だったみたいですが、中でも最年長のママさんボクサー、猪崎かずみ選手はなんと44歳とか。しかもマイナー?でのデビュー戦も38歳だったとか……。まったく私より年上の女性がリングで頑張っているのに、25、6歳で早々と見切りを付けた自分が今になって不甲斐ないというか、なんとも複雑な想いでこのニュースを見ていました。しかも彼女は二人の娘さんもおられ、名前が愛と舞。なんとわが家の娘と同じ名前、いや、わが家は下にもう一文字入りますが、なんだか親近感もおぼえました。他のスポーツもそうですが、最近では女子の方が明かに勢い、華がありますからね。ボクシングも『男のスポーツ』なんて時代遅れの言葉でごまかせる時代じゃなくなってるでしょうし、この時期でのJBCの判断は大正解の様な気がします。青息吐息の男子ボクシング界。3月の土曜日は毎週の様に世界戦、ビッグマッチがありますが、最大の注目を集めるだろう内藤VSポンサクレックでさえチケットが半分以上売れ残りとか、なぜかジムの会長自ら喋ってたみたいですが……。高額席しか売れてないってことは、おそらくスポンサー関係だけで、一般のファンはほとんど興味無しってことなのか?あれだけバラエティー等で顔を売っていた内藤選手でさえ、世間には受け入れられないってことなのか?私的には内藤選手のファイトスタイルは大っ嫌いですし、イメージ的にも大っ嫌いな選手ですから別にどうでもいい、いやいやどうでもよくはないですね、やはり。ボクシングの人気復興を願う人間としてはなんとかしてくれって気分ですが……。こうしたビッグマッチばかりじゃなく、地方の小さな大会も当然ながら大苦戦。私の後輩のジムが3月16日(土)18時から小倉北体育館で興行するんですが、いつも以上にチケットの売れ行きは厳しいみたいですねぇ。カード的にはメインは地元の松尾選手が新人戦で引き分けた(敗者扱い)、今は日本ランク12位の選手とのリベンジ戦、セミでは筑豊のエース、日本ライトフライ2位の和田嶺選手が久々の日本人の強敵と戦いますし、6回戦では天才との呼び声も高い本田Fの鶴田選手も出場と、かなり見所満載の興行なんですが、やはりそう思えるのはかなりのマニアだけ、一般には響かないですからねぇ……。そして、それよりもっと深刻なのが――選手層の薄さ。今年の新人戦のエントリー表も見ましたが、西部地区の層の薄さはもはや壊滅的といってもいいほどです。軽量級でも5、6人しかいませんし、中量級でも二人とかの階級もありました。ウエルターとかじゃないですよ、もっと軽いクラスで。私達のころと比べても半分以下かそのまた半分の半分って感じです。プロ希望者はもちろん、入門希望者の減少も、地方だけじゃなく、関東でも深刻化しているとか。総合格闘技なんかに人材奪われてるとか、亀田がイメージ悪くしてる、なんて意見もあるみたいですが、はたしてそれだけなのか?私にはそうは思えませんが……。地球温暖化と同じで、もう手遅れなのかもしれないし、まだ助かるのかも知れない。よく分からない部分も多いですが、なんとか一致団結してこの苦境を乗り越えないと。4月5日の榎VS粟生戦は早々とチケット完売なんて嬉しい話題もありますからね。まだまだやり様によってはボクシングも捨てたもんじゃない、いや、それどころかやはり格闘技の王道はボクシングでしょうからね。くだらない内乱や意地の張り合いはやめて、大連立じゃないけど、業界全体で盛り上げる体質にならないとね。世はなぜか王子ブームとやらで、スマートなキャシャ男がモテる時代みたいですが、昔ながらの反骨精神旺盛な、野獣の眼をしたボクサー、そんなヤツに逢いたいものです。リングの上には王子はいらんですよ!だけどこの時代、リングの華は欲しいかな?ビーチの浅尾美和やフィギアの安藤美姫みたいな、華も技も根性もある本物の選手、そんな娘がリングにいれば、人気回復のきっかけになるんでしょうけど。福岡でも、私も何人かの女子選手、あるいは選手レベルの女性を数名知ってますが、みんな30代なんですよね、なぜか。若いうちは決心できなかったリングへの憧れ、想いを今になって実現させている、そんな感じの女性ばかり。もちろんそれはそれで素晴らしいことなんですが、やはり世間を振り向かせるほどのインパクトを与えるにはちょっと厳しいかも。若くて強くて美しい、そんな娘に出てきて欲しい、なんてのは無理な注文なんですかねぇ。
2008年02月29日
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CS局のスカイAで今日、明日の2夜連続で放送されるボクシング新人王西軍代表決定戦。私のキャリアの最終章、な~んて言えばカッコイイですが、最後の試合も15~6年前のここでしたので、思い入れのある大会です。私達の頃はメディアも今ほど発達しておらず、こんな試合が全国津々浦々で観られる現在はホントに夢の様、今の選手達が羨ましくもあります。10月28日に福岡の地方都市、田川市総合体育館で行われたこの大会。残念ながら私は行けなかったんですが、幸か不幸か結果は全然知りませんので放送がかなり楽しみ!全国区でも通用しそうな金の卵がいるのかどうか?晩酌せずに真剣に観ようかと思ってますが(笑)。 そして、ナイスタイミングで発掘された?この写真。現在の私しか知らない方々には別人に見えるでしょうが(笑)、この頬がこけ、うつろな視線でトロフィーを持つ姿、まさにボクサーの美学を感じさせてくれます(爆)!!忘れもしない、愛娘マナが生まれた年でしたから平成3年ですね。なぜか白黒の写真しか残ってませんので「昭和かっ!?」なんてツッコミも入れたくなりますが(笑)、西軍代表戦の一つ前、西部地区新人王決定戦の表彰式でのショットです。この試合の模様はこちらに詳しく書いてますが、かなり長文ですので暇をもてあましている方だけご覧ください(笑)。あれから16年の時が過ぎ、ボクシング界はどのように進歩したのか、それともしてないのか?選手の力量だけでなく、興行面の諸々の事もなんだか気になります。亀田問題で大揺れの日本ボクシング界。地元選手が世界戦をノーギャラで戦わなければならない福岡のボクシング事情。冷え切っている業界だってのは重々感じてますが、「それでも何かやりたい、やれる事があるんじゃないか!?」なんて想いもつのる、今日この頃の私。クリンチや反則も多く、レフェリー泣かせのろくでもない選手だった私ですから、ボクシング界にやり残した事もある気がするし、恩返しなんて言ったらおこがましいから、罪滅ぼしかな(笑)?もちろん家族を路頭に迷わせる分にはいかないけど、男の野望っていうのか、何とか地方からボクシング界を盛り上げたい、そんな気持ちは強まるばかり。「博多のロッキー達よ!出でこんかぃ~~~っ!!」そんな想いで今日、明日の放送を観るんでしょうねぇ(笑)。
2007年11月08日
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朝一で、仕事もほっぽりだして見入った今朝の亀田興毅の謝罪会見。二十歳の若者が一人でこの場に挑んだってだけでもたいしたもんだと思いますが、会見の内容もなかなか立派だったんじゃないでしょうか。今後は一人の人間として、一人のボクサーとして成長して行く、なんて声も多く聞えますが、彼は今後も亀田家の代表として、過去も未来も背負って闘って行くんでしょうね。「フライ級では最強やと思ってる。」この言葉の真意を世間に問える日が、一日でも早く来るように祈りたい気分。なんかごちゃこちゃ書きたくないですが、新しい環境で再スタートする興毅。来夏には“最終兵器”和毅のデビューも控えてるし、大毅も早く練習できる状態になって、次からはもっと洒落たビッグマウスを吹いて、世間をアッといわせてもらいたいですが(笑)。雨降って地固まる、じゃないですが、これだけ世間を騒がせた亀田事件?マッチメーク等の諸問題、膿も出せたし、来年からはボクシング界も良い方向に行くんじゃないかなぁ~。以外に早く親離れできた亀田兄弟、私は今後も応援したいですね!!
2007年10月26日
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試合開始前、4R位までは良い試合になりそうな予感もしてたんですが………。亀田新派の私としては最低最悪の試合になってしまいました。大毅が負けるにしろ、熱戦にはなると思ってましたが、考えられる限り最低のパターン。最終回の減点3なんてありえないでしょう。せめてもの救いがあるとすれば「どうせ八百長」なんて言ってた連中が考えを改めてくれるかもって事ぐらいかな?会見で何を言うのか知りませんが、「全然ダメージあらへん、顔も腫れとらんしな」なんてくだらん言い訳しないで、素直に負けを認めるべきでしょう。そして再起を、と言いたいところですが、「負けたら切腹したらぁ」なんて言ったんですからね、潔く引退するのが男でしょう。もし再起するにしろ、内藤が納得する様なケジメを付けて、数年は謹慎するべきかな?世間も納得させる様な再起戦じゃないとする価値もないでしょうからね。今回はアンチ亀田達もバッシングってよりも正論で攻め立ててくるんでしょうが、そこで終わるのか、持ち直せるのか、男の真価が問われる瀬戸際でしょうね。ビッグマウスゆえの暴落を持ち直せるビッグハートがあるのかどうか?これから、ってより数年後の大毅に期待したい気もしますが……。これで2週間後の興毅の試合も妙な注目が集まる事でしょうが、なぜ2週間前の今日になっても相手が発表されないのか?協栄サイドももっと世間体を気にかけて、ボクシング界全体を盛り上げて欲しいものです。それにしても今日の試合。。。ボクシングの魅力を世間に知らしめるのには程遠い、ってよりも正反対の虚しい試合でしたね。ジャブも無い世界戦なんてボクシング界にとって悪影響以外の何物でもなし!この試合のダメージを振り払うには数年かかるかも知れませんねぇ。。。今はとても“坂田VS興毅”に綺麗な本物のボクシングを期待する、な~んて気分にはなれません。亀田家が負けて男を上げるのか?世間のさらし者、お笑いピエロで終わるのか?私はもう少し期待して見守りたいですが。試合後のリング上での態度も叱り。いくら悔しくても納得できなくても、相手を称えないと。選手が行かなかったら普通は会長、トレーナーが促す事なんですが、亀パパも男らしくやって欲しかったなぁ。せめて控室では挨拶に行ってる事を信じたいですが、それさえも出来てないのなら、顔も見せないアンチ達が言う様に、お笑いピエロの負け犬親子で終わっちゃうよ。2週間後の興毅の試合後にはVS内藤戦が話題になるんでしょうが、今日の様な態度なら亀田家に語る資格は無いでしょう。以前にも書いた様な気もしますが、今こそパフォーマンス抜きの、等身大の亀田の姿を魅せつけてもらいたいですね。
2007年10月11日
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10月に入り、いよいよ注目のビッグイベント、内藤大助VS亀田大毅戦まで残すは10日となりました……。世間を巻き込むような熱狂を期待してたんですが、以外に盛り上がってないのはなんとも残念。この後も25日には興毅、11月4日にはWBA王者・坂田の試合が組まれてますから、協栄サイドとしてはこの試合だけに集中できないのかな?内容的には後の2戦の方が期待できそうだし……。しっかし、ボクシングファンからは信じられないほど実力を過小評価されてるみたいな大毅ですが、果たしてそれほど弱いのか???確かに日本人との対戦を避けた、ってより日本タイトルを右から左に受け流すみたいな亀田家の戦略は残念、ボクシング界にとってもマイナスイメージですよね。けど、これは協会の仕事。亀田以外にも明らかにおかしいと思える日本ランカーは何人もいるみたいですから、全日本新人王を獲ったら基本的にランキング10位に入る、みたいに明確な定義をもっとつくらないと。『ランキング選手に勝たないとランクイン出来ない』『世界タイトル挑戦者は日本タイトル経験者に限る』こんな簡単明瞭なルールを作るだけで、どれだけボクシング界がクリアーな世界になることか。。。まぁそれができない業界内の悪しき体質、風習みたいなもの、馴れ合いの部分で上手く回ってる事も多いんでしょうから、期待するのは無理があるかもしれませんが。話がちょっとそれましたが、大毅の実力。確かにイージーな相手が多いのは事実ですが、1年前のサンチェス戦で私的には「本物の力が十分にある選手」と解釈してます。あの体の軸、芯がまったくぶれないファイトスタイルはかなりの練習量の賜物。そしてなにより若さと勢い、舞台度胸。あれで18歳ですからね、本当の意味で怪物でしょう。普通の18歳なんて、ジムに入門するかしないかで人生賭けてるみたいにドキドキしてるのがあたりまえでしょう(笑)。一方、王者内藤の主戦場は後楽園ホール。タイで一度、大会場で戦ったみたいですが、結果は………。で、大会場へのトラウマもあるかもしれないし、亀田戦ゆえに貰える初防衛戦にしては破格のギャラをどう思ってるのか?世界王者になった事での満足感。 年齢的な衰え。しったかぶりの予想なんかはしたくないので、あくまで私のは予感ですが、大毅の圧勝になるように思えてなりません……。もちろん内藤が戴冠した試合も、ビデオでですが観たうえでの予感です。話し方がなっとらん!とかなにかと世間から疎まれてる亀田兄弟ですが、まだ20歳やそこらのガキンチョですからね、もうすこし人生経験積めば、そのあたりも自然と直っていくんじゃないでしょうか?私的意見ではボクサーなんだから、引退するまで表面上はこのままのキャラで良いとも思いますが。パパさんはもう直らないやろうけど(笑)、それでも親子殺人が日常茶飯事になってしまった今の日本にとっては、この親子の存在は貴重な財産にさえ思えます、私には。なんだか話が長くなりましたが、どちらが勝つにせよ「どうせ八百長」「金の力でどうこう」なんて、なんの根拠も無く平然と書ける輩をも感動させる様な、ボクシングの魅力を知らしめる様な熱戦を期待したいですね。
2007年10月02日
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さ~て、いよいよ今日からオーストラリアからの留学生君をむかえての12日間が始るわけですが、いつもより早く目覚めたマナ。キヌに送ってもらって元気に登校して行きました。昨日の悩みなんか無かったみたいに(笑)。いつもチャリで駅まで行っているマナですが、今日は夕方に私が迎えに行き、留学生君と一緒に帰れるってことでワクワクみたい。まったくいくつになっても可愛い娘です(笑)。 ☆★☆★☆★☆★ ☆★☆★☆★☆★最近の秋晴れ続きで、ついつい空を見上げて考え事、な~んて時間も増えてる今日この頃なんですが、昨日お店のウッドデッキからいつもの様に木々越しに見上げた、吸込まれそうに美しい空から、こんな詩が聴こえてきた様な気がしました。 この道を行けばどうなるのか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし 踏み出せば その一足が道となり その一足が道となる 迷わず行けよ 行けば分かるさ更には、「元気ですかぁ~~~!!」 「1、2、3、ダァ~~~!!」 「どんなに道は険しくとも、笑いながら歩こうぜぇー!!」等々のあの方の名言、名台詞の数々も……………物心ついたころから、大木金太郎やストロング小林との名勝負、タイガー・J・シンやスタン・ハンセンとの息詰まる攻防、アリや熊殺しウィリーとの格闘技世界一決定戦、ホーガンやアンドレとの風車の理論?、晩年の長州や天竜との戦い、福岡ドームでのグレート・ムタとの映画でも観ているかの様だった一戦、等々、テレビや生観戦で無数に観させてもらった彼の戦い模様。多くの人に夢や勇気、感動を与えてくれたと同時に、無数の人に迷惑や損害も被らせていた彼ですが、今でも元気満々でプロレスの象徴的存在なのは痛し痒しか。彼の様に成りたいと思ったことは無いし、彼みたいな生き方をしたいなんて絶対に思わないですが、何故か心に響く、脳裏に残る言葉、残像の数々。。。これも イノキ・ゲノム の一部なんかなぁ。なに書いてんだか意味不明の方も多いかもしれませんが、何気にセンチメンタルな秋。ちょっとした思い出話ってとこですよ(笑)。まぁともかく、、、 「どんなに道は険しくとも、笑いながら歩こうぜ。」
2007年09月12日
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むか~しからの私のカラオケの十八番、アリスのチャンピオンに『You're king of kings』なんて台詞があるんですが、ここ最近のボクシング界、本当に王者らしい王者っているんでしょうか?毎度お騒がせの亀田兄弟もメキシコから戻り、10・11決戦に向けまた強烈にメディア、世間の注目を引き付け、ボクシング界を盛り上げてくれそうなのは嬉しいのですが……。WBC王者の内藤大助。絶対王者ポンサクレックを番狂わせで破り、奇跡の勝利なんて言われ多くのボクシングマニアを感動させてくれたのは良いんですが、その後の言動、振る舞いなんかはちょっとどうでしょうか?以前から噂のあった所属ジムとの亀裂も表面化、銭ゲバ闘争なんてファンに知らせる様な事じゃないし、その他の会見でのコメント聞いてもこの選手、私はどうしても好きになれません。「オレは18の頃は童貞だったからなぁ~。大人と子供の戦い、負けらんねぇなぁ~」こんなんが王者のコメントなんて信じられません(笑)。大毅のゴキブリ発言もあんまりかとは思うけど、言われてみれば確かにゴキブリみたいな動きはしますし、しゃべりはなんかナメクジのようにネバァ~としてるし、これじゃどう転んでも世間にボクシングの魅力をアピールするのは無理かと思います。世間の予想では9:1で内藤、亀田を公開処刑だ!なんて妙な声も多いみたいですが、私の予感では3~5Rあたりで大毅のKO、圧勝劇になると思いますが。それはともかく、この試合はなんだか半分喧嘩マッチ。ボクシングの魅力を世間に伝える試合にはなりそうにないですね、残念ながら。それでは、世間にも広く認知され、本当のボクシングの魅力を伝えられる様になりそうな人物、選手はいないのか?私的意見になりますが、可能性が高いのはこの2人ではないでしょうか?1人は勿論、亀田興毅。一部のアンチ亀田からも、興毅の実力だけは認める、みたいな声も聞かれつつあるし、昨日は“STUDENT VOICE"なんていう学生が選ぶスポーツ部門でのNo.1に選ばれたみたいで、どうやらバッシングも一段落、本当の実力派選手として認められる日も近そうです。そしてもう1人はWBA王者・坂田健史。昔からボクシングファンからは熱狂的支持を集める彼。この春、3度目の正直ならぬ4度目の挑戦で悲願の世界フライ級タイトルを獲得!その試合内容は計量で2キロ以上もオーバーした王者がわずか2Rで試合を放棄する様な不本意な内容、「もしもこれが亀田だったら!?」なんて思うとゾッとする結末でしたが、会場のファンもスタッフも涙混じりの熱狂で新王者誕生を歓迎してたっけ。3年前の世界初挑戦では開始早々の2Rに顎を砕かれ、以降半開きの口で最終回まで戦い抜いた姿は今でも私の脳裏に鮮明に、って言ったら嘘になりますが、記憶の片隅に、心のどこかに、本物のボクサーの姿として残ってます。協栄ジムの跡継ぎに、なんて話もあるみたいですが、亀田の移籍時にもなんの不満も漏らさなかった事でも分かるように、軸のぶれない、しっかりした人間性はジム経営も立派に引き継げそう。これだけネットが普及して、一昔前では考えられないほどの情報が溢れる世の中ですが、彼の悪い噂なんて目にした事もありませんからね。それどころか、昔から自分から直接チケットを買ってくれた人には試合後に直筆のお礼の手紙を欠かさないとか、世話になった人へは必ず自らお土産持って挨拶に出向くとか、ビジネスの世界でも王者になれそうな器の持ち主みたいですからね。一時期決定目前までいったこの夢の対決、坂田健史VS亀田興毅。業界内の反発とやらで同門対決に待ったがかかってるみたいですが、そんなちっちゃなやっかみなんか気にせずに、是非実現させてもらいたい最高のカードです!!内藤・大毅戦の結果、内容次第で左右されるんでしょうが、これぞ本物のボクシングだ!ってファイト魅せてくれるでしょうし、この一戦の勝者こそ、久しく現れてなかった本物の王者、キングオブキングスとして世間からも認められるような気がしてなりません。年末でも良いけど、もう少し世論が高まるまで寝かせて、焦らせて、夢の一戦の実現は華やかな春が最高ですね!!
2007年08月31日
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昨夜は帰宅すると祭りから帰り、いっぱいの景品やらお菓子やらを広げ、満足そうな子供達の笑顔がありました(笑)。マナを先頭に子供達だけで無事に任務完了!?また少したくましくなった子供達の様子に私も大満足でした(笑)。そして“亀田の夏祭り”。あいかわらず否定的な意見も多く聞こえるみたいですが、私的感想では十分合格点。少なくとも世界戦やらせても良いレベルには間違いなく到達してるでしょう。特に技術がどうこう言われがちな大毅ですが、昨日の試合でのノーモーションの右はお見事!何より感心したのはボディーバランス。常につま先と額が同一線上にあり、まったく軸がぶれない動きは疲れ知らず。あの動きなら世界戦の12Rでもなんら問題無いでしょう。スポーツ紙を見るとどうやら坂田への挑戦はこの大毅で決定みたいですが、圧倒的手数が武器の王者坂田と戦えばどうなるか?判定なら不利でしょうが、思い切って踏み込んで打てれば、上から下へのお得意の左コンビネーションにさらなる磨きをかければ、KO勝利もあり得るでしょう。世間が思うより、アンチ達がムキニなって叫ぶより、遥かに実力はある亀田兄弟。“逃げてる”とか思われてる日本人対決、それも世界戦が実現した後に世論がどうなるのか、私はかなり楽しみですね~。そして兄、興毅。危なげなく、狙いどうり?の判定勝利。とりわけ書くことも無いんですが、欲を言えば安定した戦い方は観る分にはあまり面白くなかったかな?坂田戦は大毅が行きそうですから、興毅は内藤戦か?オプションの関係でポンサク陣営の意向も当然あるでしょうから、闘うにしろ12月5日の後になるかもしれませんね。ポンサクが2階級制覇狙いであっさりオプション譲ってくれる様な事にでもなれば早期対決もあるでしょうが。内藤と興毅がイザ!闘えばどうなるか!?陳腐な予想屋さんみたいなことは書きたくないんですが、世間は苦労人の内藤選手が生意気な亀田をボコボコに!なんて声が多いみたいですね。果たしてそんなハッピーエンドになるんでしょうか。二十歳でボクシングを始め、無数の苦労を重ねてやっと世界王者までたどり着いた内藤選手。私もボクシング始めたのが二十歳でしたから、その苦労、努力は凄まじいものだと理解できるし、尊敬に値する快挙なんでしょうけど………。興毅は二十歳で既に世界王者を経験。ゴールデンエイジと言われる、一番技術なんかが成長する子供時代を、ろくすっぽ学校にも行かず?空手、ボクシングの特訓に費やしたそうですからね。これで世間が思うほど弱かったらとんだ笑い者でしょう。ゴールデンエイジの頃はいじめられっ子だったらしい内藤選手とは、正直、次元が違うんじゃないかと思えます。試合が実現したら、昨夜の様な、ランダエタとのリマッチの様な、ほぼワンサイド、フルマークの判定か、上手くいけば早いラウンドでの興毅KO勝利と考えるのが普通の様に思えますが。口の悪い亀パパは内藤選手を「タナボタ王者」なんて言ってましたが、彼の苦労の歴史を考えると失礼極まりない発言でしょう。興毅からしたら「鴨葱王者」に見えてる可能性は高いでしょうが。。。なんにせよ、世論を巻き込むほどにボクシング熱を高めてくれた亀田家には、憎まれ役としてでももっともっと頑張ってもらいたいし、亀田絡みじゃなくとも世間に話題を提供できる好選手の出現が待ち遠しく思えます。地上波のゴールデンタイムで世界戦が必ず放送され、時には日本タイトルも全国ネットで。最低でもそれぐらいの人気スポーツになってもらいたいですね、ボクシングには。むか~し、ボクシング界の片隅に身を置いていた者の、吐かない願いではありますが。
2007年07月29日
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今夜は各地で夏祭りが開催されそうですが、わが家の近所の団地でも毎年恒例の夏祭り。いつも家族そろって出かけるのを楽しみにしてたんですが、今年はキヌが入院、私も帰りが遅くなるので、マナがチビ達を連れて行くってはりきってくれてます。ちょっとセツナイ祭りになっちゃいそうだけど、なるべく早く帰るからな、頼んだぞ、マナ!そして注目の“亀田の夏祭り”もありますね~。フライ級に二人の日本人王者誕生で盛り上がるボクシング界。今夜はその両王者、坂田・内藤も来場とのことで大注目、なんかプロレスっぽいノリも感じられるかも!?そんなことより、前回はKO勝利とはいえ、とても満足できる内容じゃなかった興毅、大毅。今夜の相手は骨がありそう、ってより負けても全然おかしくないような好選手。先の世界戦とか、入場パフォーマンスなんかに気をとられてたら二人そろって討ち死に、な~んて事も十分ありえるでしょう。真夏の暑さに負けない様な熱いファイト、熱戦が期待できそうです!!そして、2~3日前の話題ですから知ってる方も多いでしょうが、JBCがタイ人の試合を抑制する方針だとか。。。なんでも昨年のタイ人選手の日本での戦績は9勝266敗5分。今年も7月までで10勝105敗4分。ほぼ出れば負けの状態だとか。何が言いたいのかといいますと、別段、亀田以外でもこれだけ多くのイージーな試合、消化試合が日本ボクシング界にはあったって事実。貧しいタイ選手が契約段階で、勝利より負け、それもKO負けが一番ギャラが高い、な~んてこと言われれば、そりゃ~プライドを金で売る、なんてどっかの漫画みたいな事も現実に起こってた可能性が濃厚ですよね、この数字を考えれば。先日内藤選手に敗れた“絶対王者”ポンサクレック、辰吉、長谷川らとの死闘の記憶も鮮明なウィラポン、最多防衛記録のカオサイ、私が大好きだった“暁の虎”サーマート。。。過去に無数の名王者、名選手を輩出してきたタイ王国が、こんな形で廃れて行くなんて、世界のボクシングにとって大いなる損失。色々な意見もあるでしょうが、それに気づかせてくれた、バッシングでかもしれませんが世間を注目させられたってのは亀田家の大いなる功績じゃないかと、私は真面目に思いますね。安易に亀田バッシングする前に、ファンや、特にボクシング関係者は胸に手をあててよ~く考えてもらいたいものです。なんかちょっとポジティブな話になりましいたので、最後は今流行のお笑いネタで〆ましょう!! ♪チャランポちゃらんぽ~~~♪♪♪ 日本に来ているタイ人ボクサー! おまえ達は“踏みタイ”か~~~い♪♪ 今夜も出ればKO負け、キック☆~( 。・・)o_彡 すぃ~ ゆぅ ねくすとふぁい (。・。-)-☆
2007年07月28日
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昨夜は晩酌しながら先日録画していた坂田VSバスケスの統一戦を観戦。結果は知ってる試合でしたが、なかなかスリリングな好試合。もし興毅、大毅と闘えばどうなるか?なんて予想しながら観てしまったのは言うまでもありません(笑)。しかし苦労人の坂田選手、試合後のインタビューなんかでも高感度満点の受け答え。亀田戦が実現したら完全なるベビーフェース、善の坂田VS悪の亀田ってな感じになるのは間違いないですね。さすがは協栄ジム3代目に指名されるだけのことはありますな。で、今朝は早起きしてCSで急遽放映された、絶対王者ポンサクレックVS内藤戦を観戦。が、放送時間延長になってたのか、最終ラウンド残り1分程で切れてしまいました~!!観てた私は「キレテないですよ!?」(笑)。そんなことはともかく、この試合、私にはかなり微妙な接戦に感じられましたが、アナウンサーの内藤ビイキの酷い事。。。よく亀田戦の解説者がどうちゃら言われますが、そんなレベル超越してましたね。内藤の応援団かと思っちゃいましたよ。けど、1ラウンド34秒のKO負けの屈辱から這い上がり、3度目の正直で手に入れた世界タイトル。立派な勝利には間違い無いですからね。かなり生活苦しいとか報道されてますから、亀田戦を実現させてビッグマネー手に入れてもらいたいですね。しかしこの内藤選手、始めて観たんですが、失礼ながらなぜ人気が無いのか良く分かる様な気がしてしまいました。VTRのインタビューでも何しゃべってんだか全然分からない。ポンサクのインタビューでテロップでてたからか、マジでテロップ探しちゃいましたからねぇ~。そして入場シーン。普通なら最高に盛り上がる、選手に肩入れできる場面の筈なんですが、曲はCCBのロマンティックが止まらない。「なんじゃこりゃ~、キモイ!」なんて思っちゃったし、お世辞にもカッコイイとはいえない不細工なシャドーにステップ。。。ホント、この大事な場面での印象が『こいつウザイ』でしたから。けど、試合は勇敢に戦ってたし、王者になるに相応しい内容でもありました。アナウンサーのあまりにも肩入れした放送は不快でしたが、これから否が応でも注目度アップするんですから、王者としての洗練された態度、振る舞いを期待したいですね。さて、これで伝統のフライ級王者はWBA、WBC共に日本人。世間一般からは“逃げてる”とか思われてる亀田家の対日本人戦も間違いなく年内には実現することでしょう。結果はともかくとして、苦労人の両王者には亀田兄弟に欠けている“何か”を伝える、そんな役目を担ってくれるんじゃないかと期待してしまいます。もちろん亀田兄弟も両王者に負けないぐらい、子供の頃から苦労もしてるでしょうが、特に最近の大毅の言動からは相手をリスペクトする心が欠けている様に思えますからね。「負けたら切腹」なんて言ってはいけない言葉、禁句でしょう。当然ながら「負けたら引退」って事でしょうから。ともかくボクシング関係者も、アンチ亀田とか小さな括りにこだわらず、もっともっと世間一般にアピールできる人気選手を輩出させてもらいたいものです。相手を尊敬して殴り合う、そんな最高に魅力あるスポーツがボクシングなんですから。
2007年07月19日
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これは有名なアントニオ猪木の名台詞ですが、昨夜の新団体IGF旗揚戦、久しぶりに古き良き時代のプロレスの匂いを感じさせてくれる、元気をもらえる興行だったんじゃないでしょうか。自宅には一応スカパーはありますが、仕事柄、観たい番組がリアルタイムで観れる事などまず無いですから、PPVを購入したことは一度もありません。今回のIGFも気にはなっていたんですが。。。そんな時、ポン友ライアン君から『録画するから明日の朝、お店のポストに入れといたろか?』との嬉しいメール!さっそく開店準備終わらせ、先程見終わったんですが。。。「本当に開催されるのか!?」なんて声もあったなか、演出面も十分合格点。私的には今までの格闘技興行で一番会場にマッチしている、素晴らしい感性だと思いましたねぇ。試合内容も上々。特に小原選手のヘッドバット・アタックなんか最高!!UWFのダブル・バウトなんてのも私としては感涙物の懐かしさ。昔、あの点数ボードのスコアラーしてたこともありましたし、レフェリーの和田さんがビッグになって?頑張ってくれてるのも嬉しいかぎり。和田さんがこのブログ見ることなぞマズ無いでしょうが、福岡に来ることがあれば、是非また飲み明かしたいですね~。おっと、そんなことはともかく、メインまでそれぞれ合格点出せる良い試合の連続。久々にプロレスをおもしろいと思えました。そんな気持ちになれたのがなによりの収穫。子供の頃からプロレスに育てられた様なところもある私ですから、最近のプロレス界はホント情けなかったですから。最後に小川直也がアングルに接触するかと思ってましたが、結局なにも無し。昔の猪木全盛の頃のプロレスからしたら考えられないエンディング、爽やかなハッピーエンドではありましたが、次回開催が楽しみなIGF、イノキゲノムではありました。願わくば、旧UFOでしたっけ?猪木・小川コンビで旗揚した団体があったような、なかったような記憶もありますが、今度は未確認なまま終わらせず、プロレスラーが誇りを持って上がれるステージとして、立派に成長して行ってもらいたいものです。 --------------------------このブログ見てくれてる人の多くは、なぜかプロレスや格闘技に興味無いんですよね。で、プロレス、格闘技ネタの時はコメントも激減。けど格闘技、中でもプロレスとボクシングは私の精神的支柱ですからね、たまにはこうして書かねばなりませぬ(笑)。明日はボクシングのWBAフライ級統一戦、坂田VSバスケスもありますし、7・8月はボクシングもビッグマッチ盛り沢山。熱い夏は格闘ネタも多くなるかもしれませんが、ご了承くださいませ(笑)。
2007年06月30日
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猛暑を感じさせてくれるほどの熱戦を期待した、昨夜のボクシング&サッカーでしたが、どちらも残念ながら少々寒気すら感じる内容でした。。。まずは亀田興毅。なんなんだい、いったいあのおちゃらけたパフォーマンスは。シュガー・レイの優雅なパフォーマンスとは次元が違う、辰吉の刹那の挑発って感じにも遠くおよばないだだの子供の意地みたいなくだらない芸は。あんな姿、二度と見せてくれるなよ。KO狙いすぎたかなんか知らんけど、ベタベタに接近してのらしくないファイト。あれで倒せるのはヘビー級ぐらいじゃないの?ヘビーにはヘビーの、タイソンにはタイソンの倒し方があるように、フライ級にはフライの、興毅には興毅の倒し方ってモンがあるんじゃないのかな?熱くならずに、あと半歩でも距離を取ってれば、あれぐらいの相手、あっさり、綺麗に倒せたろうに………。「今回KOできなかったら引退も考えてた」なんて冗談めかして言ってたけど、あながちジョークにも聞こえんかったよ。弟達の素質を見せ付けられるに連れ、焦りや迷いが出てきてるのか?まだ二十歳、ボクシング以外に心奪われるものが多いのか?なんにせよ、昨夜の試合は超赤点!あんな意味不明なTKOで狂喜乱舞せんで、レフェリーに喰ってかかる位の闘志がみたかったなぁ~。解説の赤井さんの言葉が、昨夜のせめてもの救いだったかな?「レフェリー止めるの早すぎますよ。もう少しやらせてれば豪快に倒せてたのに…亀田君にはKOより素晴らしい判定勝利もあるって知って欲しい。」ほぼ私と同意見でした。次戦は九州で兄弟揃い踏み!なんて話もあるみたいですからね、本物の、鋭利な刃物みたいな亀田興毅を、ぜひとも魅せつけてもらいたいですが。。。帰宅して、後半戦だけ晩酌しながら観た浦和レッズ。こちらはそれなりに見せ場もあり、マズマズの試合だったかのかもしれませんが、やはりゴールして、勝利して決めて欲しかったなぁ~。けどまぁ、9月からの決勝トーナメントでまた違うサッカーの魅力を世間に知らしめてくれることでしょう。欧州王者はACミラン。12月、レッズ対ミランの真剣勝負が観れることを祈りたいですね。
2007年05月24日
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今夜はいよいよ亀田興毅の試合ですね。6時55分から2時間の放送、めっちゃ楽しみです。当初は1時間の放送だったはずですが、急遽変更されたんでしょうか?2時間枠ってことは、当然ウワサの15歳、亀田家の最終兵器・和毅VS東洋王者の注目のスパーも放映されるでしょうからね。昨日が父、史郎氏の誕生日だったこともあり、また外野の声がうるさい親子ドラマみたいな展開もあるのかもしれませんが、私的にはそんなストーリーも大歓迎(笑)。もう3年も前になりますが、まだ今ほどは亀田も注目されてなかった大阪での試合。ちょうど史郎氏の誕生日、5月22日の試合後のリング上で「今日は親父の誕生日やったからな。KOで勝てて良かったよ。ほんでな、プレゼントがあんねん」興毅の声と同時にリングに届けられた豪華な花束に、コワモテの史郎氏も思わず涙。その姿を得意げに見つめる興毅の次の一言もふるってました。「なん泣きよんねん!キショクワル~(笑)」この頃から彼に興味持ち出した私ですが、気付けばもう3年も経ってるんですよね。「つくられたスター」「テレビのピエロ」「弱いヤツとしか戦わない」ホントにしょうもない声も多く聞かれましたが、これだけの時間、必死で練習してきてるんですからね、彼らは。弱いはずもないし、その身体が全てを語りつくしてるでしょう。もっともっとドラマティックに、ショーアップしたボクシングで一般のファンを取り込んで欲しいし、古臭い業界に大きな風穴を開けてやって欲しい。けど、今日の相手は要注意!確かにランク的には格下だし、階級も一つ下の選手かもしれないけど、興毅より若い19歳でナショナルチャンピオン。どう考えてもただ者じゃないでしょう。名前も“オガー!”って、なんか我謳みたいやし(笑)、ニックネームも『豹』らしいですからね~(爆)。「秒殺」なんて声も聞こえてますが、ひょっとしたらひょっとする、危険な匂いも漂うデンジャラスな一戦になる可能性も充分にありっ!!だと思います。そして30分差で浦和レッズの大一番、AFCの予選突破賭けたシドニーFCとの決戦も、BS朝日で生中継です!!こちらはボクシングの後に最後だけちょろっと観るか、帰って録画してるのを晩酌しながらジックリ観るか、悩むところですね(笑)。なにやら異常に早く夏がやって来そうな気配も漂う今日この頃、一足速く、ブラウン管の中から猛暑を感じてしまいそうです。
2007年05月23日
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昨日はポン友K君に誘われて、お昼過ぎからボクシング観戦に行ってまいりました。筑豊ジムの興行でしたが、同ジムの看板選手、Sフライ級1位、筑豊のタイソン・丸山大輔、ライトフライ級3位和田峰幸生の日本上位ランカーに、私の後輩、小倉G16ジムの選手も2名出場と、かなり楽しめそうな雰囲気です。が、第一試合に出場のG16なんですが、敏腕マネージャーの柳原氏が急病で来れなかったとのこと。急遽私がセコンドに、とも思いましたが、今のボクシング界はセコンドもライセンスがいりますからね~。会長のすぐ後ろでセコンドもどき?の応援をさせてもらいました。私のアドバイスも多少は効果があったのか?ピンチの場面もありましたが、3-0の判定で勝利した藤井龍二選手。これで5戦3勝2分1KOと、無敗で6回戦の資格も得たわけですが、もう少し出入りを速く、ジャブも鋭く打てるようになれば急成長する可能性も十分。来年の新人王を狙うも良し、6回戦で戦うも良し、素直な男みたいですからね、これからの成長に期待したい有望株でしょう。そしてもう一人、第三試合に出場の三原隆志選手。私もかなり以前から知ってる選手なんですが、戦績はなんと1勝12敗1分。。。けど、35歳ですからあと2年かな?でボクサーの定年退職がやってきてしまう彼。上を狙うばかりがボクサーじゃない、こんな男がいても良いかなって思わせてもくれます。対戦相手も7敗1分の勝ち星無しの選手だったんですが、スピードの無い相手に脚を使い、距離をとる上々のスタート。 だったんですが、調子にのって油断したのか左フックの直撃を喰らいワンパンでKO負け。。。これが初のKO負けだったらしい彼。定年まであと何試合組んでもらえるのか分かりませんが、絶対にもう一回勝つ!!って、心に決めて頑張れよ!!26歳で早々とリングに見切りをつけた私は正直、多少の後悔もありますからね。戦績に関係無く、こんな風に戦い抜く男を見てると、なんとなく羨ましくもあります。そしてWメインの2試合。両選手とも相手はタイ国の王者級の好選手でしたが、早い回でのKO決着でした。確かデビュー戦も観戦した和田峰選手。あの頃の輝きからしたら少々低空飛行、回り道してしまった感もしますが、まだ26歳。この日の会心の勝利を足がかりに、再び飛躍してくれるでしょう。なんといっても彼のジャブの切れ味は天下一品ですからね。2R終了負傷判定みたいな感じでのTKO勝利となった丸山選手。やや不完全燃焼だったみたいですが、試合後の控え室で話した彼はなかなかのナイスガイ。秋には東洋タイトルを狙うみたいですが、応援したくなる好漢ですね。ただのファンの希望として言わせてもらえれば、やはり階級も近いですからね。亀田に噛み付いてもらいたいけど、難しいのかなぁ~。筑豊のタイソンVS浪速の弁慶、最高のカードと思うけど、大毅はフライに下げ、大輔はバンタムも視野に入れてるみたいですからね。やはり夢で終わるのかな。次回の筑豊ジム興行は6月24日PM1時・田川市総合体育館です。今日は入場料6500円と、少々高めでしたが、次は日本ランカーの横山選手も出場予定ながら3000円とリーズナブル?お近くの方は是非行ってみてください。 勝利後の藤井選手と。これからも上を目指して頑張れよ!! 筑豊のタイソン・丸山選手と。秋には是非、ベルト奪取を!! ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆★☆★☆★ ボクシングネタが長くなってしまいましたが、もう少々お付き合いくださいませ。一昨日の夜に子供達からカーネーションを贈られ、めでたしめでたしかと思われたわが家の母の日でしたが。。。私に似たのか?人を驚かせるのが大好きな子供達。ちゃんと母の日本番が用意されてたみたいです。またまたキヌから泣きメール(笑)。 『子供達からまた泣かされました~。感動しすぎて書けないから後でねぇ。』帰宅して話を聞くと、先日は買えなかったとか言ってた欲しがってた洋服をプレゼントしてくれ、おまけに4人それぞれのお手紙。これがまた泣かせる内容なんですね~。特にマナのは「マナの夢はピアノの先生って知ってるやろうけど、もう一つの夢はね、お父さんとお母さんに老後も仲良く暮らしてもらうことなんだよ。そのために今は苦労かけてるけど、大きくなったらいっぱいいっぱい楽させれるように頑張るからetc~~~」。。。こんなんされたらそりゃ~泣くわ(笑)。しかも子供達いわく「お母さんシャツまくり上げて涙ふきよったけんね!オッパイぽろんやったけん!!父ちゃんも見たかったやろお~!?」だって。。。そりゃ~見たかったさぁ。オッパイぽろん、やなくて、その感動的シーンを。そんなこんなで何気に過ぎて行く日常の中、昨日はボクシング興行の現状を観て、新たな夢、野望みたいなものも少し芽生えてきたかな。まずは岩盤浴でもう一頑張りも二頑張りもして、もう一つの夢を掴みに行くのも良いかも。男40代、まだまだ人生これからでしょうからね。夢も野望も持って、いつまでも、若く、熱く、生きて行きたいものです。
2007年05月14日
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なんだかマッタリモードにどっぷりと浸かってしまった感もある、ゴールデンウィークの谷間。明日からまた世間様&子供達は4連休なんですね~。。。そんなマッタリ感を打破すべく、明日の夜はボクシングの3大世界戦!!『ワールドプレミアム』と名付けられた今回の興行、3試合ともその名に恥じぬ好勝負が期待できそうです。1月のメキシコとの国別対抗戦もゴールデンタイムで好評だったみたいですが、今回はそれ以上の内容になる予感がプンプンしますね~。亀田以外の試合もゴールデンで放送される機械も増え、ボクシングの幅広い魅力がもっともっと世間に伝わると良いのですが。その亀田家、大毅の先日の試合は残念ながら福岡での放送は無し。とやかく言われがちな大毅ですが、私は彼のファイトスタイル大好きなだけに、前日に放送が無いと知ったときはかなりショックでした。アンチの多い亀田家の中でも、その実力を過小評価されがちな大毅ですが、先日の計量時の検診での1分間に打った脈拍は48回だったそう。前回は64だったらしいですから、その驚異的な持久力の進化は、分かる方には十分に納得してもらえる数字だと思いますが。それはともかく、世界戦ばかりがボクシングじゃありません。むしろ地方の名も無い選手達の戦いにこそ、本物の、等身大の魅力が感じられるんじゃないでしょうか。これから夏に向けて、福岡でも数試合予定されてますので私が知ってる分だけ載せておきます。 5月13日(日) 博多スターレーン 開始13:30 6月23日(土) 春日市クローバープラザ 6月24日(日) 田川市総合体育館 7月28日(土) 九電記念体育館 8月27日(月) 九電記念体育館これは現在決まっている興行ですが、まだ増える可能性も十分あります。有名選手が出場したり、世界戦だったりするとチケットも高いですが、普通は2~5千円位が相場ですから、お近くで試合がある時は生観戦してみるのも良いかもしれませんよ。私の経験上、選手達も暑い季節の方が良い試合する可能性高いです。是非皆様もボクシングで熱くなってください!!
2007年05月02日
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恥ずかしながら昔の思い出話、青春時代の最高に燃えた一日の記憶を綴った『一番熱かった日』ですが、大好評につき(ホントかよ!)調子に乗って3部作とさせていただきます(笑)。完結編の今回はどこかで聞いたようなタイトルですが、ズバリ!『愛・旅立ち』。熱心な読者の皆様(いるのかよ!)はもうおおかた察していることでしょうが、辛抱してお付き合いくださいませ。。。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 試合後の興奮と左目の疼き、心の痛みでほとんど眠れずにすごした夜が明け、帰福準備を済ませロビーに降りるとなにやらテレビの前に人だかりが……?「なにかあったんですか?」ろくに返事をしてくれる人もなく、覗き込んだテレビからは衝撃のニュース&映像が………。今では知らない若者も多いみたいだし、誤報だったとか、なにやら情報操作の匂いもしてますが、本当に当時は衝撃的だった大事件、あの六四天安門事件でした。民間人が戦車に踏み殺された。隣国でそんな惨劇があってる時にリングの上で戦ってたなんて。「こんなの幸せボケかな?ちっぽけな世界やな。」そんな思いが心を支配していきました………。がっ。。。見送りのためにロビーに来てくれた、昨夜のあの情熱的なP沖縄ジムの会長さんの姿を見つけると言わずにはおれませんでした。「あんなの負けと思ってませんから!もう1回やらせてください!!」あの怪物相手にもう1回やらせろとは!周りにいた関係者もビックリしてたし、「たまたま運が良かっただけ、なに調子こいてんだ!?」そんな空気も感じました。けど、当の会長さんは「ありがとう。良い勉強になったよ。アイツにも伝えときます。」ガッチリ両手で握手しながら丁重に答えてくれました。本当に情熱的な会長。「この人と一緒にやれたら最高だろうな!」そんな想いも湧いてくるほどの人物でした。さて、良くも悪くも最高の思い出と共に帰ってきた福岡。いつもは試合の翌日から何事も無かったかの様に仕事するんですが、当時の職場は仕出し屋さん。私は朝の5時位から厨房に入り、9時からは市内のオフィスへ車で配送してました。ところが今回ばかりは、一日たっても運転はもちろん、真っ直ぐに歩く事もできません。さすがに休ませてもらい、向かった駅前の眼科でまた衝撃的事件が!!なんと!「眼球の付け根から内出血してるから、注射で抜きましょう。」との事。「???どうやって抜くの……???」そうなんです。目を開けたまま眼球の下に注射針を刺して抜くんですねぇ~。当時流行ってた?恐怖映画『サンゲリア』の、眼球に木の枝が突き刺さるシーンを思いだしちゃいましたよ(笑)。しばらくは気の抜けた風船みたい、練習にも仕事にも身が入らない状態でしたが、そんな時に気になりだしたのがいつもバタバタ、あくせく働く春に高卒で入社してきた少女?でした。そう~なんです、この娘こそ後に私の最高のパートナーとなる『キヌ』でした。春に入ってきた頃は試合も決まってて他の事は目にも入らぬって感じの巧派な男でしたからね。キヌも「マジ恐い人、アッチ系の方」な~んて思ってたみたいですが(笑)。いつもは女性には奥手の私ですが?今回ばかりは本能的閃きで『最高のパートナー』と察したんでしょう。さっそくアタック開始!!いきなり「おうキヌ、明日デートするぞ!」毎回そんな感じの誘い方でしたから、当然の様に「バカにしてるかギャグなのか」みたいにしか思ってくれなかったみたいです。人前でそんな誘い方しかできなかったんですから、今にして思えばまぁそうですよね。ライバルも3人ほどいることはいたし、少々焦る気持ちもあった、のかなぁ~。そんなこんなで相手にされぬ日々が続き数ヶ月。秋になって思い出したかの様に試合が決定しました。例の再戦の申し込みが受け入れられたんです。しかも場所は地方選手にはあこがれの、ボクシングの聖地・後楽園ホール。地方選手同士の試合がホールで組まれるなんて異例中の異例。あの試合の評価はやはり中央でも高かったのか?単なる偶然じゃ絶対に組まれたりしないでしょうからね。しかもメーンは世界戦目前の鬼塚選手。満員の観客は約束されたようなもんです。しかしこの試合を聞いても、あの時の様に燃える思いは何故か湧いてこなかった私。昔、UWFのバイトで音響係してた頃、後楽園ホールでも何度かやったな~。懐かしいなぁ。そんな程度の感情しかなかったかな。。。自分で言い出した再戦ですが、すでに心の中では決着つけてるみたいな部分もあったし、試合場が後楽園ホールじゃなかったら断ってたかも。それでも自分に高評価をくれた、後楽園で試合を組んでくれた人達に恥をかかせることは出来ない。そんな思いで必死に練習に励みましたが。そんな中、会社の親睦会でソフトボール大会があり、その帰り道で偶然か、必然か、欧米か!?キヌと2人キリで帰ることになりまして、ここが勝負処とばかり連打でKOしました~!!しかしなんとか付き合いだしたものの、試合は迫ってくるし、ろくすっぽ相手にもしてやれない日々。そして試合に向かう前夜、キヌから渡されたのは………。『勝利のお守り』、ならぬ『安全祈願のお守り』でした。。。ボクシングにはまったく興味の無いキヌからすれば当然の想いだったでしょうが、もしもここでエイドリアンみたいに「Win」な~んて言ってくれてたら、またまた違う人生になってたかも?そして東京に向かう直前、ビジネスの都合とやらでトレーナーじゃなく、マネージャーと2人で行くことに。前回の試合を共に闘ってくれたトレーナーじゃなく、戦いには素人のマネージャー。プロとして恥ずかしい話ですが、もうこの段階で半分勝負あり、見たいな気持ちになっていたのも事実でした。計量場で久々に顔を合わせたU選手、精悍に日焼けしてますが前回と違い目もあわせません。かなり私を警戒&研究している気配を察しました。憧れの聖地・後楽園ホールの入場通路を進みますが、相変わらず感情の高ぶりも無く、前回の赤い水玉模様の通路を懐かしく想ったり、あの音響室で前田さんや高田さんのテーマ曲、かけてたっけなぁ~、なんて思い出す始末。沖縄の試合で最高に盛り上がったゴング直前の睨み合いも見事にすかされ、熱い感情はついに沸き立つことなく開始のゴング。前回とはかなり闘い方を変えてきたU選手。さすがにバカじゃないですからね、同じ伝は踏まないのが一流選手の証でしよう。完全にステルス・サンダーを警戒してる相手陣営、身体の位置、角度、構え等々、どうやっても完璧に封じられてしまってます。しかたなくジャブの連打で応戦するしかない私。相手もそう無理には攻めて来ませんのでなんとか最終ラウンドまでもつれ込みましたが、判定では完全に負けてるでしょう。なんとか逆転の一撃を、聖地のファンにもあの一撃を披露したい、そんな夢みたいな思いでステルスを狙ってガードを下げた瞬間、U選手の衝撃の右がなんとボディーへ!!幸い急所は外しましたから、ロープを背負いつつもう一度チャンスを狙っているところに何故かゴングが………???なんと、マネージャーがタオルを投入してくれてました。。。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ あの沖縄の、真っ赤に燃えた夜とは程遠い、不完全燃焼での帰福となりましたが、前回と違うのは………。満面の笑顔で迎えてくれる相棒がいること。次の休日には待望の初デート。左目はかなり腫れてましたが動物園でのデートはどことなくロッキーとエイドリアンみたい?そんな安らぎを心地よく感じつつ、リングへの情熱は………。消えていく様な、燻り続けてる様な、なんとも中途半端な状態。そんな中、いつの間にやら同棲生活になり、結婚の約束もしてました。私の場合、恋愛=結婚でしたから、別に何の違和感もなかったですが。さすがにマナを授かり、キヌの家へ挨拶に行く時は少々ビビリましたが(笑)。そして翌年、あの6月決戦から1年後の6月9日に、職場の仲間やジムメート、親族等々、150名程で人並みの結婚式をあげることができました。感動の披露宴になるはずが爆笑の披露宴になってしまったのは少々不本意でしたが(笑)。ボクシングへの情熱は、家庭への愛情へと変化して行きましたが、どうしてもやり残した仕事、消せない想いが。減量失敗でまったく動けず、無様な姿をさらしてしまった地元、博多スターレーンでの試合。引き分けにはなりましたが、点の付け様、差のつけ様が無かったほどの大凡戦。あの屈辱、汚名だけはなんとしても晴らしたい。そんな思いだけで練習はつづけてましたね。幸い私にもまだ新人戦にエントリー資格があり、この年はジムから新人選手がでませんでしたので、再び出番がやってきました。しかも会場はあの博多スターレーン。相手はまたしても因縁の沖縄のジムの選手、しかもなぜか外人です。米軍の海軍所属とか、フィリピン出身とか色々噂のあったこの選手。これまたほとんど1R.KOで全勝、しかも秒殺ばかりとか!?U選手の時とは違い、全然知らない選手でしたから、「外人相手やったら盛り上がるな!」なんて気楽に構える、相変わらず神経だけは図太い私。開始ゴングと同時に攻めてくる外人さん。秒殺ばかりってのはホントか!?凄まじい強打にどよめく博多スターレーン。しかし闘ってる当の私は「えっ!?」って感じ。ガードの上から数発被弾しましたが、パンチが軽い。見た目が派手なパンチは効かないってのは正にこういうことか!!U選手との連戦は無駄じゃなかった。私の心も身体も、頭さえも鍛え上げてくれてました。熱くなりながらも冷静なもう一人の自分と、家で待つ愛妻キヌ、お腹の中で大きくなっているベイビーの想いも乗せて、闘う拳には完全に情熱が甦っていました。熱狂の会場に鳴り響く終了のゴング。僅差の判定ながらなんとか勝利!!西部地区フェザー級新人王を獲得です!家に持ち帰ったトロフィーを見て、目を丸くするキヌ。「なんか勝っちゃったよ。」「凄いや~ん、ヤッタねーーー!!」無邪気に喜んでくれるキヌのお腹もすっかり丸くなって来てました。。。そして12月6日、深夜。愛娘、マナ誕生。その日の朝は新人王西軍代表決定戦で偶然にもデビュー戦と同じ名古屋へ。しかも同じ会場。「グローブを置くにはちょうどいいかな?」もうリングにやり残した事も、上を狙う意欲も無い私。病院での徹夜の看病で疲れた身体には情熱も甦るはずも無く。。。少々不本意な最後ではありましたが、こんな感じで私のボクサー生活は幕を閉じました。しかし現在、最高の家族に恵まれ、最高の仕事に励む毎日。先日引退した坂本博之選手、ついに現役最年長で世界タイトルを取得して燃え尽きた越本隆志会長、彼らの様に最後まで諦めない姿には心打たれるし、最高の男達だと思います。そんなスーパー選手じゃなくても、ボクサー誰しも一人ひとりが自分なりの夢を追いかけ、生活背負って生きているんです。亀田一家もボクシングなら名も無い地方の4回戦ボーイの試合もボクシング。私もまた、生まれ変わってもボクシングやるんだろうなぁ。次は少しの後悔も残さない様に、燃え尽きるまで闘うのもいいかな。なぁカズ、ライ、リングの上は素晴らしいぜ!!
2007年02月18日
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会場の体育館は満員の観客で熱気ムンムン、地元選手に大声援がおくられる中、相手選手には容赦ないブーイング。これが完全アウェーの雰囲気ってヤツか。そんな中、私達の一番手でフライ級のS君が出撃。敵地での強豪相手に白熱の好勝負を演じたS君、惜しくも判定で敗れましたがナイスファイト、意地を魅せてくれました。数試合挟んでバンタム級のK君、私と連戦でしたが、このK君の試合が壮絶な、凄惨な結末になろうとは………。相手はかなりのハードヒッター、しかもK君の苦手なイケイケのファイター、相性は最悪にちかかったですね。1Rからかなりのパンチをもらい、ダメージも蓄積された2R、凄まじいアッパーを喰らい下の歯が唇を貫通!!すぐにレフェリーが止めてくれましたが、リングの上はおろか控え室に向かう通路も血の跡が水玉模様のように残ってます。トレーナーに抱えられ戻ってきたK君と目と目で会話。「後は頼みます。意地をみせてやってください。」「まかせろよ、おまえの血は無駄にはせんぜ!!」確実にそんな想いがお互いの間にありました。仲間の惨事を目の当たりにして、こんな中で燃えなかったら男を辞めた方が良い、そんな最高の舞台がととのいました。「すぐ行くから先にリングに上がっててくれ!」トレーナーの言葉に無言でうなずき、一人リングに向かう通路には赤い水玉模様。それを一つ一つ踏みしめながら、あいつの魂を注入しながら、気合満点のリングイン!対角線上の通路からは大歓声に迎えられ、激しいシャドーボクシングを繰り返しながら、U選手が貫禄の入場です。私のセコンドに誰もいない異常事態ですが試合前のセレモニーは淡々と進み、いよいよゴング直前!!駆けつけてくれたトレーナーから「8針縫ったよ。カタキうたなぁ帰れんぞ!」の激励?こんなん聞くまでもなく、私の闘志は炎上寸前。レフェリーの注意を聞く間中、眉間と眉間、鼻と鼻を突き合わせての凄まじい睨み合い!最後は私が気合で一歩押し込み、ついに運命のゴングです。もちろん最初から攻めにでる、作戦通りの先制攻撃。タイソンなんかもそうですが、圧倒的攻撃力を誇る選手は攻められると以外にもろかったりしますからね。「アマチュアの綺麗なボクシングでは強いやろうけど、お前のガチガチのペースに巻き込めば勝負は判らんぜ!」このトレーナーの言葉を信じ、攻める攻める!!しかしさすがはインターハイ王者、しかも本来は1階級上のU選手。クリーンヒットは出来ないし、軽く喰らったジャブでもかなりの威力。しかもそんなパンチでも地元の大歓声が…。そんな中、私の頼みの綱の必殺パンチ、過去にスパーリングで3人の鼻の骨を折ったその名も『ステルス・サンダー』と命名した(無理やりよばせた?)最終兵器が火を噴きました。誰にも避けられた事がないこの必殺パンチ、見事にU選手の顔面も捕らえました!!一発で鼻血をたらし、驚いた表情のU選手。この一撃を境に本人はおろか、セコンドの指示も確実に変りました。1R終了のゴングと同時に両手を突き上げコーナーへ凱旋。相手コーナーを見るとあきらかに動揺の色が。「よ~し、このペースで行けるぞ!ガードだけは気をつけろ!!」ほとんどほめられた記憶も無いトレーナーからの激励に気合も新たに2R開始のゴング!!調子付いて攻め込んだ先にはやはり危険な罠が待ち構えていました。U選手必殺の右ストレートが運悪く左目を直撃!!しかもカウンター気味にもらっちゃいました。ふらふらとロープ際まで後退する私に、勝負処とばかり連打を浴びせてくるU選手。しかしここでも私のもう一つの絶対的な必殺技?が。正確には技とは言えないのかもしれませんが、仲間内では世界王者並とも揶揄されていたクリンチワーク。過去にも何度も難を逃れたこのクリンチで危険脱出。しかも首を巻き込み体重を乗せますから、やられた方はかなりスタミナもロスするはず。なおも攻めてくる相手にこのRは付き合わず、近づけばクリンチで逃れる作戦にチェンジ。しかしこれが意外な効果を生んだか?みるみる呼吸が乱れてくるU選手。クリンチの合間の息遣いは心臓の鼓動まで聞こえそうなほど荒くなってます。この回はとられただろうけど、してやったりの手応えを感じつつ3Rへ。しかしここで異常事態発生。相手もレフェリーも2重3重に見えてきます。さっきもらった右ストレートで、どうやら目がやられっちゃったみたい。そんな絶体絶命の状況下でも「なんかマンガの世界みたいやなぁ~」なんて、他人事のように感じる、もう一人の自分がいました。よく武道の達人なんかは「戦ってる自分を見つめる、もう一人の自分と共に闘っている」みたいなこと言いますが、今思い返してみるとそんな境地に達していたのかもしれませんね。完全に開き直ったこのラウンドの私。無謀にも相手の距離で打ち合いを挑みました。もちろんその距離は必殺のステルス・サンダーの射程距離でもあります。この漫画チックな名前のパンチですが、どんなモンかと言いますと。。。まず、左手のガードをだらりと下げ相手を挑発&誘惑。我慢できずに入ってきた所に下から突き刺すような左ストレートを顔面の中心、つまり鼻めがけて打ち抜くって単純な技なんですが、これがほとんど百発百中。実際にこのラウンドでも全部命中!なかでも一発は顎を跳ね上げるほど綺麗に決まりました。ただ連打に持ち込めるような、コンビネーションで打てるようなパンチじゃないのが弱点だったかなぁ。けど、このラウンドは確実に取り返し、私の中では2-1でポイント勝ってるって感じ。いよいよ運命の最終ラウンド。トレーナーの「この試合、いけるぞ!!」の声に背中を押され、気力を振り絞り最後の決戦へ。開始時の大声援がなにやら不安げなざわめきに変ってるのを快感に感じつつ、「打ち合うな打ち合うな~、ガード気をつけろ!」セコンドの指示に忠実に従う、冷静なファイトができてます。相手の会長は物凄い情熱、熱血的な声援で激励してますが、そんな姿を「良いなぁ~、熱血師弟愛やなぁ~」なんて感じる余裕?もあり、まだまだ動ける脚を使いつつ、両手を下げて「コイやオラァ~!来てみぃ~」なんて挑発までする始末。もちろんステルスに絶対的自信を持っての戦術でもあるんですが、さすがにうかつには飛び込んでこないU選手。しかしポイントでは負けてると感じてるだろう陣営は「行け行けー!今攻めないでどうすんだよ!!」なんてパニック状態!?そんな中飛び込んできた相手をクリンチで捕らえ、縺れながらパンチを打ち合ったところで終了のゴング!!オッシャァァァ~~~!!勝ったやろぉ~~~~!!両手を突き上げコーナーに戻り、トレーナー、セコンドの後輩と歓喜の抱擁。対するU選手陣営はガックリと肩を落とし、顔も上げれない様子。静まり返る会場に告げられたジャッジは………。まぁなんとなくそんな気配は感じてましたが、3者共39-37でU選手の勝利。よくある話ですがあきらかなホームタウンデシジョン、地元ビイキの判定ってヤツですね。けど、私を褒めてくれた事なんて無いトレーナーの「なにー!誰がジャッジしとるんじゃ!!」の、真剣に怒ってた声が今でも心地良い響きとして残ってます。敵地では倒さないと勝てないってのはボクシングではよく言われる話だし、実際真っ直ぐに歩けないほどのダメージも残りましたからね。私的には別に文句も未練もないけど、あの試合がもし勝利で終わってれば、また違った人生だったかな、とは今でもたまに思うかなぁ。けど、今は素晴らしい家族と共に新たな真剣勝負の毎日、あの頃と変らない位、いやいやそれ以上に充実してますよ。真っ赤に燃えたあの6月の思い出は、今でも生きる勇気、希望をくれると共に、確かにボクサーだったんだなって誇りも与えてくれてます。なんかもう少し書き足らないので、そのうち『一番熱かった日……3・番外編』も近々書こうと思いますので、またお付き合いください。けど映画なんかでも続編ってあんまり面白くない事が多いですからね。やっぱり止めとくかなぁ。いやいや、あの『ロッキー』も4月に完結編が公開らしいですからね、負けずに頑張るぞーーー!!
2007年02月16日
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日々売り上げや、お客様との会話なんかにも気を使い、神経が磨り減るような日常(笑)。いやいや笑い事じゃなくて本当に真剣勝負の毎日なんですが、そんな時に心の支えになる様な、「あの日があったから頑張れる!」みたいな経験、みなさんもあるんじゃないでしょうか?今日はかなり真面目に、私のそんな体験記?を書きたいと思います。ちょっと長くなるかもしれませんが、今の私の原点の一日、お付き合いくださいませ。もう20年近くも前の話ですが、今でも心に、身体に熱く残るリングの、グローブの感触。会長にその試合を言い渡されたのは1勝1敗1分で向かえたプロ4戦目のことでした。その相手はなんと!高校インターハイ・ライト級王者から鳴物入りでプロ入りした超大物、沖縄のU選手。当事はボクシング専門誌もこぞってカラーで紹介してたっけ。すでにプロ入り後数試合を1ラウンドKOで勝ってるU選手。バリバリのサラブレッドの彼に対して私は誰が見ても“噛ませ犬”、自信をつけさせるための負役みたいなもんだったでしょうか。実際、同僚や後輩達も「逃げても恥やないけん」とか「こんな試合、受けることないですよ」なんて同情、心配の声ばかり。。。しかしなぜか私には恐怖心よりも「なんとかなるやろ、やってみたいな」なんて思いのほうが強かったかな。なんせかなりの強がりでしたからね。6月の決戦に向けて、試合を告げられた春からかなり真剣に練習、大嫌いだったロードワークも真面目にやりました。心のどこかでは「もしかしたら最後の試合になるか、大怪我するか」なんて思いも直感的に感じてましたからね。当時の会長の考えはどんなだったのか?今では知るよしもないですが、思えば私には無謀なマッチメークばかり。デビュー戦の相手は7戦全勝6KOのホープ、しかもアウェーの名古屋だったし、それより以前、なんとジムに入門して翌日にはプロテスト直前の強者とスパーリングやらされたりもしたっけ。もっともどちらもほぼ互角に渡り合い、そんな姿に会長も妙な期待もしてたのかも知れませんが………。まぁ本心は「別に潰されてもかまわない選手」ぐらいの評価だったんじゃないかなぁ。なにせ練習も試合もかなり出来不出来の差がある選手でしたから。生意気やったみたいだし。そんなこんなでハードな練習と普段と変らぬ仕事の日々。OBの方が1日特別特訓に来てくださり、倒れる寸前までしごかれたり、10キロ以上も体重の違うミドル級の先輩の胸を借りてのスパーリングなんかで見違えるほど逞しくなった自分に「マジいけるかも?」なんて自信も持ちつつ、いよいよ沖縄へと旅立つ日がやって来ました。遠征メンバーはトレーナーのMさんに、セコンドとして後輩のU君、試合に出るのはフェザー級の私と、バンタム級のK君、フライ級のS君、以上5名での遠征です。もちろん4回戦でありながらセミファイナルで組まれた私の相手、U選手は別格の存在でしたが、残る2人の相手も地元沖縄が満を持して送り出すかなりの強豪選手。なんだか3人とも『神風特攻隊』みたいな気分で空港に降り立ったものでした。当時はまだ夜の試合は当日軽量でしたが、なんと!!ホテルに泊まった晩に歓迎パーティーなんかが開催されました。ここで対戦相手と初顔合わせになるわけですが、さすがにU選手、歴戦の強者って感じの素晴らしい面構え。敵を目の前に武者震いさえしてきました。が、しか~し、思いのほか減量が上手くいった、ってより自然に減った体重のおかげで少々余裕もあった私、U選手の前で料理をパクつきましたねぇ~。ライト級から下げてきた彼は私より減量がきついはず、きっとムカつくやろ~なんて戦術?だったんですが。。。翌朝早めに起きて、こそっと計った体重は見事にウェートオーバー!まんまとアウェーの罠にはまってしまった感じですが、まぁこれは自業自得。幸いまだ軽量には時間もタップリありましたから、カッパ着て走り、縄跳して、本番は一発でクリアーしましたが。余裕で構えるU選手と軽く握手、いよいよ夜には無謀な試合のゴングが鳴り響く訳ですが、不思議と冷静な気分でしたね。「やる事は全てやりつくした」よく言われることですが、正にそんな感じだったかな。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆おっと、もうこんな時間だ!かなり長くなりそうですので、続きはまた後日って事で………。
2007年02月15日
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夕方には世間に知れ渡った亀田興毅のWBAライトフライ級王座の返上表明。案の定と言うべきか、世間一般はもちろん、ボクシングファンの間でも好意的な意見はほとんど無し。またもやバッシングの嵐が吹き荒れるか!?ってな空気さえありますが……。「次はフライ級や。何事も挑戦していかんとおもろくないし、いつまでも守っていても意味がない。返上して上を狙うのは海外では当たり前。シュガー・レイ・レナードみたいなボクサーに憧れてるから」この興毅のコメントに何の問題があるのか?偏見とか無しで聞けば当たり前のこと言ってるだけの様に思えますが。20歳そこらの選手が本気で3階級制覇狙って、1ランク下げてベルト獲った。内容に満足できんかったから再戦できっちり蹴りつけてから返上した。なんの問題があるのか?20歳での減量がどんだけきついもんかわかってるのか?私にはまったく理解できない事で騒いでる人達が多すぎるけど、結果出し続けることで、最終的に振り向かせる事ができれば、納得させられれば、それでやっと興毅の勝利って事になるのかもしれませんね。ビッグマウスがもたらした十字架かもしれないけど、『シュガー・レイ』の名前、出したからにはそれだけの責任は獲らないといけないだろうし、覚悟もあると信じたい。普通のファンの人にはあまり馴染みのない名かもしれませんが、シュガー・レイ・レナード、ここ数十年で最高のボクサーだったんじゃないでしょうか?マーベラス・マービン・ハグラーとの復活戦、一度のダウンシーンすらない試合でしたが、ボクシングは芸術だって信じさせてくれる、最高の試合でした。ランダエタとのリマッチでは、なんちゃってシュガー・レイ程度の出来でしたが、興毅が本気で目指すのであれば近づける、超えられる可能性も無きにしも非ず、それだけの存在ですね、私の中では。これから数年は酒の席なんかでアンチ亀田達と口論繰り返しながら、彼がシュガー・レイに近付いて行くのを見届ける、そんな楽しみもあり、ですね。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ところで、弟・大毅の次戦の相手WBAライトフライ4位のビッキー・タフミル、信頼できる筋からの情報では世界王者以上の実力者かも!?だとか。「2階級も下じゃん!」なんて声も聞こえそうですが、前日軽量で試合時には7、8キロも体重増えてる選手もいますからね(笑)。ほとんどアドバンテージにはならんでしょう!前回の試合は無しとして、その前のサンチェス戦以上に無謀なマッチメーク、32歳の年齢がどう作用するかが勝負の分かれ目かもしれませんね。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★話はガラッと変わりますが、明日はわが家の長男、カズトの誕生日。生まれてぐるっと一回りの12歳で~す!!夏休みには5日間の短期ボクシング特訓にも参加したカズですが、やはり格闘技はあまり興味がわかないみたいですね。なかなかセンスはあるだけにちょっと残念ではありますが、サッカーで頑張ってるからね。昨年まではサッカー用品プレゼントしても、どことなくオモチャがよかった~みたいな気配も漂わせてましたが、今年は心底サッカーシューズを望んでるみたい。スパイクは数ヶ月前に買ってあげたので、明日はお気に入りのプーマのトレシューに、奮発してけっこう高価なベンチコートも買ってあります。キヌにはお気に入りの料理をリクエストしてたし、明日は大喜びで帰って来るんでしょうね。格闘技の道は怪童ライトに任せて?カズトはサッカー道を爆走したまえ!干支と同じイノシシの如く!!
2007年01月18日
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昨夜のボクシング・グランプリと名付けられた日本VSメキシコの、ボクシング界初の対抗戦。この企画自体は私的にはもう一ひねりも二ひねりも欲しいところでしたが、テレビ放送は素晴らしい出来だったんじゃないでしょうか。なによりゴールデンタイムで世界戦以外の試合が放映されたのが素晴らしい。最近では世界戦でも深夜放送が多いですからね。細野=バズーカ砲、大曲=怪力なんてネーミングはちょっとベタな感じもしましたが、宮=エレガントな殺し屋、これは素晴らしい、最高のセンス、モロ私好み(笑)。その宮の試合だけがKOじゃなかったのがちょっと残念でしたが。このあたりの選手達のプロフィール再現映像?なんかも感情移入できる、なかなか良いつくりだったし、名門ヨネクラジムの底力を再認識できました。視聴率がどうだったのか気になりますが、この企画で世界王者以外の選手にもスポットライトがあたるのであれば大歓迎!対抗戦も韓国・タイ・フィリピン等、近場の国でも十分可能でしょうからね。亀田人気で良くも悪くも注目されてるボクシング界、ここらで格闘技の王道の実力をK-1やPRIDEにも見せ付けて欲しいし、今年は世界戦以外の好カードも世間から注目されるようになってもらいたいですね。豪快すぎるKO勝利だった日本ウエルター級王者・大曲輝斎。亀田軍の日本ウエルター級1位・牛若丸あきべぇと春のチャンピオンカーニバルで対戦でしょうが、この好カード、なんとかゴールデンタイムで放送できないかなぁ~。ともにKOを最高の目的に闘うファイター、低重心でガッチリ下から打ち上げる戦車の様な王者に、戦闘機の爆撃を思わせる豪快な挑戦者、最高の一戦になる予感がプンプンしてますが。そんなこんなで今年も楽しみなスタートを切ったボクシング界ですが、明後日6日には後楽園ホールで福岡ゆかりの選手2人がビッグマッチ。あの坂本博之選手はついにラストマッチ。セミでは地元福間・FUKUOKAジムのエース、大之伸くま選手が日本タイトル2階級制覇を賭けたタイトルマッチです。そして2月24日、土曜の夜に私の後輩、川上会長率いるG-16ジムが小倉で若手中心のフレッシュマッチを開催と、地方からも盛り上がりを見せるボクシング界。今年は亀田兄弟も全国行脚の予定なんて話も聞きますし、そうなればおそらく福岡でも亀田流の派手な興行が観れるんじゃないでしょうか?なんにせよ新春から話題満載のボクシング、今年は真の力を見せ付けてくれる1年になりそうです。 『正月もお終い、今年も自分との戦いの始まりで~す。byクロ』
2007年01月04日
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やはり興毅の圧勝で終わりましたね、今日の世界戦。私の予想、“試合にならない位の圧勝”はちょっと大袈裟すぎたかもしれませんが、技術の差はあきらかだったんじゃないでしょうか?まぁさすがはランダエタもダウン経験無し、なんて言うだけの事はあり、打たれ強いってよりも打たれ上手い。微妙にピンポイントで喰らうのは避けてましたね。この試合観てもどうこう言うヤツは言い続けるんでしょうね。リングマナーがどうたらこうたらetc……。好みの問題もありますから、まぁしょうがないですけど。しかしなぜか、ジャッジの採点はかなりの差がありましたね~。9ポイント~2ポイント、やはり見る角度でかなり違うんでしょうか?ちなみに私の採点は辛めにみて117対110。アメリカのジャッジに一番近かったですね。けど、試合前の控室でランダエタ陣営の豹柄コスチュームが目に入った瞬間の気分は………マジなえ~~~って感じだったですね~(笑)。死装束にわざわざ豹柄選ぶなっちっゅ~の!!しかもチャチイし………私も勝負服、豹柄ガウンでテレビの前に陣取ってたんですが、あわてて脱いじゃいましたよ(笑)!!気分爽快で終わった今夜の試合でしたが、一つ言わねばならないことがあります。皆様も同じ意見の方、多いと信じたいですが、大毅の相手、あまりにも酷すぎる。あれじゃ~八百長と言われるのもいたしかたないし、なによりしんどい練習してきたであろう選手に失礼じゃないの?なにより大毅本人が一番虚しいんじゃないの?試合後の歌もシラケちゃってたしね。世界ランカー・サンチェスとの、あれだけの打撃戦を征した大毅の実力を、ポテンシャルを信じてやってほしかった。ゴールデンタイムにさらし者になるような試合を組まないでほしかった。この汚名返上は簡単じゃない難問かもしれませんが、陣営にはもうちょっときちんとしたマッチメークをお願いしたいですね。幸い同じ階級で大毅の対戦相手にもってこいの選手がいます。しかも福岡に。かってに名前出して迷惑かもしれませんが、一ファンの戯言と思っていただき、言っちゃいましょう。デビュー以来13連続KOの日本記録をつくり『筑豊のタイソン』とも呼ばれた丸山大輔選手。最近はタイ人選手との対戦や判定勝ちが多く、くすぶっている感じもしますが、まだたしか30歳にはなってなかったし、このまま終わるには惜しい選手。もしもこの試合が実現したら、丸山陣営は再浮上のチャンスでしょうし、大毅陣営としても「イージーな相手としかやらない」なんて外野の声を封じられるでしょうし。両陣営共メリット大有りだし、なにより本人同士が意識してる、と思うのは気のせいでしょうか?なにはともあれ、今年最後の世界戦を最高の内容で征してくれた興毅。次戦は3月にWBC王者との統一戦を計画してるみたいですが、十分に期待できるんじゃないでしょうか。つまらんバッシングなんかに負けず、勝ち続けるんだぞぉ~~~!!
2006年12月20日
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興毅の負傷で延期された因縁の?再戦。ようやく明日ゴングですね。あの8月の試合前までは、どちらかと言えば好きなタイプ、位にしか感じてなかった亀田興毅ですが、私的感想では意味不明のバッシングの嵐に耐える姿を意気に感じ、また飲み屋なんかで知ったかぶりの客と口論したりするうちにしだいに亀田新派へと傾いていき………。数日前のスポーツ紙はどれを読んでも『亀田、減量の仕上げは岩盤浴!!』の記事が出てましたね~!これを見て、もう今の心境はまるで身内の選手が戦う様な気分(笑)。合宿所に岩盤浴がある、なんて話は夏ごろに知りましたが、こんな風に記事が踊ると嬉しくなっちゃいますね~。事前に知ってれば弊社の石を無償提供させてもらったのに……。あらたな合宿所の計画がある時は是非(笑)!!話が脱線しましたが、明日の試合はランダエタは無論、その先にもっともっと大きな敵、対世間、対メディア、あるいはラスベガス進出までもを見据えた重要な戦い。最高のファイトが期待できるんじゃないでしょうか。そして『亀田のけんか祭り』ってことで、大毅の試合もありますが、今回は正直、相手を選んだ、チョイスした感じもしますね。しかしここで勘違いしないでもらいたいのは、ボクシング界では相手を選ぶのはあたりまえの事。亀田家に限らず、どこのジムでも、有力ジムになればなるほど、有望選手になればなるほど、相手を選ぶのが実情じゃないでしょうか。実際、私の現役時代も地方のジムでしたが、プロテストの段階からマネージャーさん達は目を光らせて、戦いやすそうな選手を探してましたから。この前のバリレオ・サンチェス戦が素晴らしい戦いだっただけに、本当は世界ランカー、もしくは日本ランカーの、誰の目にも文句無しの選手とやって欲しかったけど、大事な世界戦の前に苦戦は出来ないって判断、まぁ妥当なんじゃないでしょうか。 最後にもう一度、私の予想、予感を言わせてもらいましょう。☆ 明日の世界戦は試合にならない位の一方的内容で興毅の圧勝です!☆
2006年12月19日
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さ~て残す所1週間弱、目前に迫ってきた因縁の再戦、興毅VSランダエタ。ランダエタが試合契約書にサインしてない、なんて噂もありちょっと心配してましたが、昨日無事に来日してくれて一安心。しかも韓流スターの到着を待っていた、800人ものオバサマ軍団を自分の歓迎と勘違いするオトボケぶり。さすがに到着シーンから一筋縄ではいかない、食えないヤローです。私は以前からあれや これやで、亀田家には好意的な見方をしているんですが、どうも世間様からしたらかな~り少数意見みたいです。この頃はあちこちの忘年会に参加して、酒が入ると亀田の話になる事も多いんですが、ほとんどの人が「あの試合は負けてた」なんて言いますし、それだけならまだしも「仕組まれた試合、八百長、金の力がどうのこうの~」なんて意見が多かったのには唖然呆然。若かりし頃ならキレてたかもしれませんんね~(笑)。最近は落ち着いてきたメディア、マスコミのバッシングですが、改めて活字の力の大きさ、影響力を感じさせられた出来事でした。そう言えば今年はわが岩盤浴も、一部週刊誌で大袈裟な中傷記事書かれましたね。この記事の影響でかなりお客様が減ってしまったお店も多いとか……。これに関しては客足変らないお店も多いですから、企業努力の問題なのかも知れませんが、都会に行くほど客足が落ちている事実。これは週刊誌の影響は都会の方が強いって事ですよね。なぜなら電車の中吊り広告なんかで見出しだけ見てインプットしてしまう、『見出しウォッチャー』?みたいな人がかなりの人数いるでしょうし、新聞の雑誌広告なんかも同じ事なんでしょうからね。これはホント、正しい事してても、自分達の力ではどうにもできない、興毅もブログで書いてましたが、イジメ以外の何者でもでもないでしょう!そんな連帯感みたいなものも感じ、最近では以前にも増して亀田新派になっている私(笑)。別にムキになって言う事でもなく、冷静に私なりの意見を言わせてもらうと、今回は興毅の圧勝、おそらく試合にならないぐらいの展開になるんじゃないでしょうか?意見ってよりも予感って言った方が良いかもしれませんが。ネットアンケートなんかでは75%以上がランダエタの勝ち予想みたいですが、これは面白い事に、日本VSベネズエラの過去の世界戦対戦成績とほぼ同じ数字。経営者としては失格なのかもしれませんが、データとかマニュアル、科学的根拠な~んて言葉が大っ嫌いな私としては、ますます興毅に肩入れしたくなる、興味深い数字ではありました(笑)。なんだか長くなっちゃいましたのでこの辺で止めときますが、12月20日はランダエタはもちろんのこと、似非評論家達も、世間体もKOしてくれる事を願いたいですね。
2006年12月14日
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昨夜は本当に久しぶり、5~6年ぶり位になりますが、プロボクシングの興行に足を運んできました。プロボクサー時代の後輩、川上会長のG-16ジム久々の自主興行だったんですが、平日でもありちょっと観客動員なんかも心配でしたが……。会場受付で手伝いをしていた川上ファミリーとの再会を喜び合い、って言ってもこのファミリーとは何年会って無くても違和感なく溶け込めます。実は川上会長が福岡のジムに通ってる当事はまだ専門学校生、毎日私の車で一緒に帰り、マンションのコインランドリーで洗濯する、そんな日々をすごしてました。もうじき街中はクリスマスムード一色になるんでしょうが、私が輝ける青春時代、20、21歳のイブの夜を共にすごしたのもこの男、川上君でした(爆)!!「来年こそは彼女とすごそうな!」と、涙で誓い合った夜から数年が過ぎ、お互い結婚したのも同じ年、子供が生まれたのも同じ年。しかもお互い女の子。当然ながら今は受験生の娘を抱える悩める同士でもあります(笑)。おっと話が逸れまくりですが、昨夜の話に戻しましょうか。心配していた客入りはマズマズだったんですが、心配してなかった試合内容の方が………。8試合全てが判定決着、ダウンシーンも無しと、ちょっと迫力不足だった感は否めないですね。顔面腫らしてる選手も多かったし、クリンチも少なく、凡戦はほとんど無かったんですが、ボクシングの華、ダウンシーンが無かったのはなんとも残念。フェザー級以上の重いクラスの試合が無かったのも一因かもしれませんが、アテカンが無いって言うか、チャンスにまとめきれずみすみす逃す、そんなシーンも多々ありました。しかしそんな中でもキラリと光る、原石の様な選手はいるものです。第二試合に出場した山下洋平。圧倒的なスピード、的確にまとめる連打、抜群のタイミングで放つカウンター!そして何よりも避ける事で魅せられるディフェンス能力。これでデビュー2連勝と、ちょっと4回戦6回戦クラスで負ける選手じゃない雰囲気さえ漂わせています。もちろんまだ避け方も大きいんですが、これが本当に紙一重で避けれる様になればカウンターの威力も倍増、倒せる選手になるんじゃないでしょうか?わかりやすいイメージで言えば人気漫画『はじめの一歩』の天才、板垣学みたいな感じ。ホストでも食っていけそうなルックスにスマートなファイトスタイル。スター選手の資質は十分ありそう。そのスピード感溢れる戦いぶりはまるで地上最速の野獣、チーターの如く!!私と川上会長の間では幻になっているリングネーム『チーター』を是非とも襲名してもらいたい逸材です。来年の新人戦で旋風を巻き起こすであろうこの男、山下‘ザ・チーター’洋平。川上会長に、実弟の豪腕トレーナー・タカ川上、マネージャー兼チーフトレーナーの知将・柳原廣一氏のトライアングル指導でなんとしても輝かせて欲しい、素晴らしい原石です。私も次回の彼の試合には激励賞でも持って駆けつけましょう!次の彼のファイトがホントに楽しみです。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆あちこちにポスター貼ってくれたり、御自分のブログ、HPでも宣伝してくれたりと、本当にお世話になったnextさんと、赤コーナー下の最前列での観戦。nextさんは「面白かった」と言ってくれましたが、次回興行ではもっともっと面白い、スリリングなファイトを期待してください。そうそう、晩御飯までご馳走になり、ほろ酔い気味の毒舌トークも聞かせてもらえました。お疲れの所ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆長谷川穂積の防衛戦もあった昨夜ですが、地方の片隅で秘かにファイトしている男達もいたんです。世界戦の様な華やかな興行だけじゃなく、地方の地味な興行こそがボクシング界の本当の底上げ、力になるんじゃないでしょうか?協会に加盟する地方のジムはかなり増えましたが、リスクを背負ってまで自主興行するジムはほんの一部。選手の将来を考え、赤字覚悟でも興行する、そんな勇気?あるジムが増えてきたらボクシング人気もさらに高まる事でしょう。来春にもまた興行の検討しているG-16ジム。真面目に選手を育てるこのジムと、超新星・山下‘ザ・チーター’洋平選手の将来に全国の皆様も注目する価値はあると思いますよ。
2006年11月14日
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世間はすっかりブログブーム。って言うより、もう完全に文化として定着した感さえあるブログですが、私の知り合いでも小学生から60代の方まで、幅広い年齢層のブロガーがいます。もちろん芸能人やスポーツ選手、政治家なんかの有名人のブログも大人気な訳ですが、引退した中田ヒデのブログはかなりの本音も聞けるし、移籍なんかも真っ先にブログで発表することが多かったので大人気でしたよね。たしか引退宣言したのもブログだったし………。マスコミを通さずに自らの意思を真っ直ぐに伝えられる、使い様によっては有名人にとっても素晴らしいツール、武器になるブログですが、中田ヒデのようなインテリのイメージが強い人はもちろん、超以外、な~んて言っては失礼ですが、おおよそ似つかわしくない?人も書いてたりするから面白いですよね。そうなんです、あの亀田兄弟、興毅&大毅も数ヶ月前からブログを発信してくれてます。大毅はまだ9月の終わり頃からでしたから、そんなに更新もないんですが、一昨日は更新されてましたね。なんでも最近はピアノも上手くなったとか。親父世代の歌が得意な大毅ですから、そのうち会場にピアノ置いて八神純子の『みずいろの雨』を熱唱、な~んて事はさすがに無いでしょうが……。一方兄、興毅はかなり頻繁に更新してくれてますね。昨日も『いじめ問題。』なんてタイトルでかなりの長文で自分なりの想いを伝えてました。イメージ的には完全にいじめっ子の興毅ですが、似非評論家達のバッシングには精神的に完全にいじめられた気分だったみたいで……。「たぶん世の中からいじめはなくなれへんよ。学校だけとちゃうで。会社に行ってもいじめみたいなもんはあるんやから。」「自殺したら何もかも終わりやで!生きたくても生きられへん人もおるんやから。」「気持ちで負けたら絶対アカンで。みんながんばろう! 」こんな感じの熱いメッセージの連打でした。最近はマスコミへの露出もすっかり減ってきた亀田家ですが、先日は久々の公開スパーがありましたね。ボクサーファイターへのマイナーチェンジしてるらしいですが、ボクサーファイターが本来のスタイルであろう興毅。ランダエタに関しても「コイツだけは絶対に殺す!なんて思ってたけど、今は別になんにも…」なんて肩の力が抜けた、洒落たコメントも聞けました。『世紀の再戦』なんて大袈裟な文句であおられてますが、私的予想ではおそらく試合にならん位の圧勝で興毅の勝利になるんじゃないかなと思いますが。さすがに世間体を気にしてるのか、最近はあまり威勢の良い台詞は聞かれなくなり、どちらかと言えば優等生的な?コメントなんかも聞かれる興毅。チャンピオンなんだからそれなりの品格は必要でしょうが、おとなしくなる事はないんじゃないかなぁ~。プロファイターなんだから、ビッグマウスじゃないと見てる方も面白くないし、あのアリのビッグマウスも最後には世間から認められたしね。「応援ありがとうございました~」なんて台詞しか試合後に言えない選手なんか、たとえ世界チャンピオンでも見たくもないしね。まぁパパさんの、試合後も相手陣営を侮辱するようなパフォーマンス以外は、別段改める必要も無いんじゃないかと思うけど。12月20日、誰からも認められる、正真正銘の世界王者の誕生が今から楽しみです。 11月13日、平日の月曜日になりますが、私のプロボクサー時代の後輩のジムが小倉北体育館で興行します。世界戦の様な完成されたボクシングばかりじゃなく、技術も戦術も未完成だけど、熱い気持ちだけは誰にも負けてない!そんな等身大のがむしゃらなファイトもきっと観ていて感動すると思いますよ。試合開始は夕方6時、お近くの方は是非行ってみて下さい。
2006年11月06日
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昨日は数年ぶりで小倉へ行ってまいりました。数日前、久しぶりに連絡もらったプロボクサー時代の後輩であり心友でもある、小倉の街でもう10年以上もボクシングジムを経営している『G-16・ジム』会長の、川上君。なんでも11月13日に小倉北体育館で久しぶりの自主興行を開催するとの事で、平日月曜日の興行、集客に苦戦するかもと余計な心配しまして、同じ小倉、しかも車で数分の距離にオフィスを構える『next』さんに「ポスターとか貼ってもらえますか?」なんて、始めての電話であつかましいお願いをしてしまいました。もちろん快くOKしてくれたnextさん、刷り上ったばかりのポスターを持ってさっそくお伺いさせて頂いたわけですが………。なんとこの日は仕事は休みだったらしいのに、わざわざオフィスまで出て来てくれたそうです。さすがは楽天仲間でも最高のジェントルマン、人情家として知られるnextさん、おまけにチケットまで買っていただき、川上君も恐縮してました。楽天仲間のT氏、K氏にも声をかけてみようとのことで、ひょっとしたら当日の夜は『楽天飲み会・小倉大会』が開催されるかもしれませんね(笑)。ところで数年ぶりに行ってみた『G-16・ジム』。以前は通りに面した小奇麗なジムで、今風に女性や子供にも開放、フィットネスクラブみたいな感じだったんですが、場所も少し離れた路地裏で、場末の雰囲気漂うプロフェッショナルなジムへと変貌を遂げてました。私も練習生が少ない夕方に少し動いた後、プロ選手達の練習を見学させてもらいましたが………。敏腕マネージャーのY氏の理論的な指導もあり、かなりレベルアップしている選手達。スパーリングも2組ありましたが、確実にお金をもらっても恥ずかしくないファイトが出来る位のレベルには達してるんじゃないでしょうか。当日は8試合、赤コーナーはすべてG-16の選手が出場と、選手層もかなり厚く、試合内容も当然、熱くなる事でしょう。十分に期待できそうです。11月は11(土)に宗像ユリックスであの越本氏の引退記念試合、13(月)にこの小倉北体育館でのG-16興行、17日(金)にも九電記念体育館で興行があり、なんと福岡近郊で1週間に3回ものボクシング興行がある異常事態?やはり人気は確実に高まっているんでしょうね。しかたなくなのか、意図的になのかは知りませんが、あえて今風の雰囲気に背を向けて、『男の戦い』を追求する様な雰囲気を漂わせる『G-16ジム』。今後の展開が非常に興味深いボクシングジムであることは間違いないですね。当日はテレビで最強王者、長谷川穂積選手、イーグル協和選手のダブル世界戦も放映されるみたいですが、それはビデオにでも予約しておいて、お近くの方には是非、等身大のリアルなファイトを、生で観戦していただきたいですね。 お問い合わせは 093 952 2366 まで! ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★福岡地方ローカル番組ですが、今日11月2日(木)夕方の番組RKB毎日放送の『今日感テレビ』で奈多店、『奈多天しょうの癒』が紹介されます。奈多ですから、残念ながら今回は私は出演してませんが、レポーターの方も来てくれたみたいですし、奈多店の美人スタッフ?がバッチリやってくれてるみたいです。3時20頃から数分のオンエアーでしょうが、時間のある方は見てやってください。
2006年11月02日
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さっきまで亀田大毅のデビュー5戦目、テレビで観てましたが、危なげ無く完勝でしたね。なんかもう、ゴング後の数秒で実力の違いがわかる位の相手だったけど、インドネシアのナショナルチャンピオンらしいし、ダウン経験も無いらしいけど。。。それでもとやかく言う輩は言うんでしょうね。やれ、1回級下の選手だ!とか、日本人と戦え!とかね。まぁ「日本人と戦え!」はもっともな意見かもしれませんが、どうかな?これで日本ランク入りも間違いないでしょうから、次戦で日本タイトル挑戦したら最高に盛り上がるだろうし、かなり雑音も封じられるんだろうけど。私的には今すぐ挑戦しても勝てると思うけど、おそらく「日本タイトルなんか眼中に無い」みたいな感じになるのかな???兄・興毅の次戦はどうやら10月下旬にランダエタと再戦、みたいな報道されてますがどうなるか?別に再戦する必要がある様な試合でもなかったと思うけど、世間はそうは視てないみたいですからね。ここらでスカッと勝つ必要はあるかもしれませんが。けど、興毅には有力な日本人の対戦希望者が殺到してますからね、そちらを優先させて欲しいけど。それにしても今夜の大毅、試合もですが、その後の歌も上手くなってたかな?なにより控室でのインタビュー、私的にはバカうけでしたね。むかつく人も多いでしょうが、結果出した後になに喋ろうと、勝者の特権でしょう。今までのボクシング界からはまったく考えられない様なパフォーマンスを魅せてくれる大毅、これからもそのスタイルを貫いて頑張ってもらいたいものです。ジャブはもっと出して欲しいけど……
2006年08月20日
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亀田興毅の世界戦、1R終了間際にダウンを喰らうまさかの展開になりましたが、12R戦い抜いての見事な判定勝利。まぁ、まだどうこう言うやからはいるでしょうが、最高の勝利、本物のボクシング、なにより本物の父子愛がありましたね。あんまりあれこれ書きたくない気分ですが、判定についておかしいとか言う人も多いかもしれないので、元プロボクサーなりの意見を言わせてもらうと………。1R・ダウンしたので-2ポイント。後は獲られたのが12R中、2R。微妙なのが1R。残りは全部獲ってると思うので、最悪5ポイントのマイナスで興毅は120-5=115。で、ランダエタは120-8=112ダウンは獲られていても115対112で興毅の勝利でしょう。微妙は微妙かもしれませんが。本物の相手と、本物の、最高のボクシングを魅せてもらいました。親子の絆も、最近のくだらなすぎる事件とは対極の最高のドラマでした。これからも家族の絆を魅せつけて、日本中をボクシングブームにしてもらいたいですね。『亀田ブーム』じゃなく、ボクシングブームにできるかは関係者一人一人の努力にかかってるのは言うまでもありませんが………。カンムリワシがオカンムリみたいですが、くだらない派閥、私利私欲は捨てて、皆で盛り上げたいですよね。せっかく最高のチャンスが訪れているんですから………。
2006年08月02日
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昨日の世界戦、残念な結果に終わってしまいました………。私は会場には行けずにテレビ観戦でしたが、4R・あたりから極端に手数が減り、パンチを避ける事に神経を研ぎ澄ませている感じがしだした王者・越本。カウンター狙いだろうと思ってましたが、あまりにも手数が少なすぎる……。7R・終盤についに捕まり連打の餌食に……。「ちょっとは手ださんと止めらるうバイ!」思わず叫んでしまったのとほぼ同時にレフェリーのストップが。ダウンもとらずにいきなりのストップ、「えっ!?」と思いましたが、その後の王者のダメージからして的確な判断、素晴らしいレフェリングでしたね……。相手も悪かったかもしれないし、真夏の日程もきつかったのかもしれない。けど、なんか世界王者になったことで、『燃え尽き症候群』って言うのかな?目標達成してしまった充足感、充実感みたいなのを感じてしまってた様に想えてしかたなかったですね。そんな心の隙間をハングリーな若きメキシカンに打ち抜かれた、そんな感じでしたね。これからは越本選手が会長になり、ジムを引き継がれるみたいですが、近所ですからね。応援、協力等なにかできることがあれば嬉しいですが。 そしていよいよ明後日は超強力な父子鷹、亀田家の世界戦ですね!!『夢の入口・1章』なんてコピーで盛り上げている様に、なんか勝ってあたりまえみたいな雰囲気もありますが、まがりなりにも世界戦ですからね。もっと緊張感もって挑んで欲しい。過去にもこんな雰囲気で、協会長のF氏までも口滑らせてた試合、辰吉VSサラゴサ戦がどんな結末になったか。「大晦日にはWBC王者と統一戦」なんて話もあるみたいですが、先のことより目の前の戦いに集中しないとね。そして数年後には父子三代の夢になる辰吉寿希也のデビューも控えてますね。そんな夢いっぱいのボクシング界ですが、我家の2人の男の子達カズ&ライ。私も勝ったり負けたり引き分けたり…でしたが、8試合ほどプロのリングで戦った経験がありますから、一応は『父子鷹』の資格?はあるんでしょうが………。仲間にも、そして自分にも優しすぎるカズト(泣)。ちょっとは男らしくなってきたけど、まだまだかなぁ~~~。かなりトンパチなところもあるライト。ころび方も抜群に上手いし、格闘センスもかなりありそうですが……。ライに「ボクシングやらせる」な~んて言ったら家族中の大反対にあうのは間違いなし、可愛い末っ子だからね~。私も亀田パパみたいに「子供に職業えらばせる必要なんてあらへんよ!俺がやらせたかったからやらせたんじゃい!」な~んて台詞は言えないしね。言いたくもないし………。父子鷹の夢は同じ歳の亀田パパに託して、わが家の子供達には好きな道、自分で信じた道を進んでもらいたいな。もしもその道がリングの上なら、その時は………。今の生活、捨てる覚悟もなくはない………かなぁ???う~ん、やっぱボクシングって、リングの上って、男の夢が詰まってる『魔界』なのかもしれませんね~~~。
2006年07月31日
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先日の名城選手の戴冠で世界王者6人と、過去最高記録に並んだ日本ボクシング界。8月2日には世界チャンピオン以上の、いやいやはるかにしのぐ人気、知名度の亀田興毅の世界戦も控えているし、その後のお楽しみもまだまだあるし………。本当に黄金時代の復活は目前って感じです。さて名城信男選手の世界戦、昨日ビデオで見ましたが、近頃の選手には珍しいガチガチのファイタータイプ。まさに野武士、侍の雰囲気を漂わせた男気溢れるボクサーです。日本タイトルに挑戦した試合で王者をリング過で亡くすという、辛すぎる過去を背負って戦い続ける『宿命の拳』『ザ・ボクサー』そんな形容がしっくり馴染む、素晴らしい王者の誕生でした。荒削りかもしれないけど、心身とも打たれ強さは筋金入り、長期政権になる可能性も高いんじゃないでしょうか。7月30日に初防衛戦を控える地元福岡のヒーロー、最年長記録保持者の越本隆志選手。確実なアウトボクシングで危なげなく防衛しそうな予感がします。「試合が面白くない」なんて声も聞こえますが、確実に勝ちに行くなら、そんな声はあえて無視するでしょう。今時40戦以上のキャリア誇る選手を観れる幸せを感じてほしいです。長谷川 穂積・新井田豊・徳山 昌守・イーグル京和の王者達もそれぞれの信じる道を進むだろうし、ますます楽しみなボクシング界。そんな中、亀田兄弟に負けず劣らず、いや、もしかするとそれ以上かもしれない男も名乗りを上げてくれました!!『辰吉寿希也』プロボクサー宣言!!なんとしびれる、希望あふれるニュースでしょう!あの辰吉の試合後、リング上で抱かれてた姿を昨日の事の様に思い出しますが、もうそんなに月日がたってるんですね。父、丈一郎もリングを離れて久しいですが、いまだに現役のボクサー。生きながらにして魂を伝えられているんでしょうね。年齢からして亀田和毅と供に、アマチュアボクシングにも当然のように出場するでしょうから、アマチュアから盛り上がる、ボクシング界の底辺拡大に最高の環境になりつつありますね。 そう言えば、うちのマナと寿希也君は同じ歳だった……。月日が経つのは本当に早いですねぇ~。夏休み、4日間の短期ボクシング練習に行く事になったカズト。男として大事な何かを手に入れて来てほしいし、また違った人生も感じてほしい。K-1・PRIDEその他色々な格闘技はありますが、こんな風に何年も先の楽しみを感じられるって、ボクシングならではの、他の格闘技には無い歴史の重みでしょうね。やっぱボクシングって最高です!!明日の昼飯はローソンで『亀田のメンチカツ』でも買おうかなぁ~。
2006年07月25日
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昨夜の亀田大毅の試合、内容も気迫も素晴らしい最高のファイト魅せてくれました!「弱い相手としかやらない」とかよく言われる亀田兄弟ですが、今度の相手は勝てたら金星と言える位のキャリアの持ち主、しかもタイトル戦控えて絶対にK.O負けは許されない、シビアな状況での試合……。こんな試合で相手の心を折る、ある意味テンカウントK.Oよりも難しい、最高の勝ち方できるなんて、やはりただ者じゃない17歳……。技術的にも素晴らしい物を見せてもらえました。何度も何度もクリーンヒットさせてた顔面からボディーへのコンビネーション、経験者ならわかると思いますが、ボディーから顔面なら結構打ちやすいんですが、逆パターンをあんなに見事に決めるとは正直ビックリ!普通の選手ならいくら練習しても試合で出せる様な代物じゃありませんよ!そして今回は歌も良かったんじゃないでしょうか?T-BOLANのHEART OF GOLD はっきり言って聞いたこと無い曲でしたが、場の空気にピシャリあった素晴らしいバラードでした。CD買ってカラオケで歌いたくなっちゃいましたよ(笑)。マジで。なぜにあれほどギャルサー達に人気なのかイマイチわかりかねてましたが、愛・夢・希望・勇気・涙・等々、いまどきの子達が「くさい」とか「うざい」なんて言葉ですませちゃう様な事をリングの上で体言してくれてるからかな?なんて思いましたね。これからもリングの上で青春爆発させてもらいたいものです。さて、ボクシングにしろサッカーにしろ、良い試合の後はどんなに夜遅くても目覚めの気分最高の私、今朝も当然良い気分。子供達のにぎやかな朝食中に起きたんですが、 「カズのアホゲめちゃくちゃやん!」 byマナ 「な~ん、ねーちゃんもめっちゃかみのけハネとーし!」 byカズなんて会話を聞いてて閃きました!おやじぎゃぐが!!ドラゴンボールの「カメハメハー!」のポーズをマネしながら 『カ~ミ~ハ~ネ~タァーーー!!』byPAPA食卓は爆笑の渦&微妙な空気が漂ったのは言うまでもありません………。さぁ皆様、今日も元気に頑張りましょう!シャーーーオラーーーーーーー!!
2006年06月06日
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意外に早く決まりましたね、 亀田興毅の世界挑戦!!王者に挑戦じゃなく、1位と2位の決定戦になったのが多少残念ですが、1階級下のライトフライでの挑戦を選択したところに、3階級制覇の本気度がみえて嬉しいですね。とやかく言われがちな亀田兄弟、やれ弱いヤツとしか戦ってない、バラエティータレントか?!オヤジがガラ悪すぎ!!etc…けどね、冷静に考えてみれば興毅はそれなりに強い相手とも戦ってるし、バラエティーだってそんなに好きじゃないみたいだし、オヤジがガラ悪いのはしかたないし……。なにより、とやかく言われない様な練習はしてると思うしね。ボクシングで視聴率40%超えたり、3階級制覇狙うなんて言える選手が出てきた事は絶対に喜ぶべき事でしょう!!地味だった、と言うより暗かったボクシング興行に明かりを差し込んでくれた亀田一家、私的には大歓迎ですね。K-1やPRIDEに負けないぐらいのショーアップも期待したいし、(大毅の歌はともかく)、北京五輪に向けてアマチュアボクシングを盛り上げてくれるだろう和毅にも是非頑張ってもらいたい!あえて注文付けるとしたら、日本人と戦ってくれって事ぐらいですか。それも世界取れば実現しそうな気配になってきてますからね。とやかく言いたい人も多いでしょうが、ここは一つ、皆さん応援しましょう!!
2006年05月29日
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昨日は心配してたけど、なんとかカズも一人で電車に乗って津屋崎まで来る事ができました。さすがに不安だったのか、迎えにいったときは満面の笑みでしたね。(笑)仕事がおちついた6時過ぎに出発して、会場に着いたのはちょうど6時半、すぐ前の駐車場にあっさり止めれたので「これはかなりお客さん少ないのか?」なんて不安な気分になりました。いざ中に入ると思ってたよりは良い感じ。 ステージ上に設置された大スクリーンと赤&青のライオンマークの入場ゲートが華やかな雰囲気を漂わせてましたね。お客さんは5~600人位かな、たしかに寂しい入りでしたが、質が良いって言うか、本当にプロレス好きな人が多かったみたいで、私達の前と横にはそれぞれ2、3人の子供を連れた若いお母さんが観戦してました。 2人とも『プロレス愛』を感じさせてくれる様な、素敵な声援してくれてました。金本浩二が残留してくれて本当によかったね、新日本って感じですね。20数年前と同じ「おまえはトラになれ!」のテーマ曲で入場してくる四代目タイガーマスクもかっこよかったなぁ。彼なんかが総合に挑戦してくれれば、なんてマジで思うけど……。 試合数は6試合、全盛期にくらべたらかなりボリュームに欠ける内容だったけど、いっしょに観てたカズがかなり面白そうにはしゃいでたし、周りの観客も満足してたみたいですから、プロレスもまだまだすてたもんじゃないのかな?ボクシングや総合格闘技の真剣勝負、スリルみたいなのも確かに素晴らしいし、本物の魅力を感じさせてくれるけど、プロレスだけの味、受けの美学、独特の間合いみたいなのも捨てがたいと思うし、人生と同じで真剣なだけ、真面目に勝ち負け争うだけじゃつまんないんじゃないかな……。プロレス者の負け惜しみじゃないけど、他の格闘技には無い魅力が確かにプロレスには有るなって感じさせてくれました。特にプロレスだけの味、地方巡業は絶対に必要でしょう。大都市でのビッグマッチじゃ、正直もうK-1やPRIDEには勝てないでしょうから、薄利多売じゃないけど、地方を大事にするしか生き残る道は無いんじゃないかな……。そしていつの日か、総合でも圧勝できるプロレスラーがでて来てくれるのを待ちましょう。昨夜は「サラバ新日本プロレス」って感じになる様な予感もしてたけど、まだまだ生き残る道はある、巻き返せるって思えましたよ。願わくば中邑真輔が無事に海外遠征から戻りますように……。『神の子』のニックネームを山本KIDから、世間一般から奪い返せますように………。HERO‘Sアメリカ大会でブロック・レスナーVS中邑真輔 なんてカードは見たくないな…。
2006年05月02日
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九スポに応募していた、5月2日の新日本プロレス宗像大会の招待券が当りました。というわけで、明日は学校が終わり次第カズに「一人で電車に乗って津屋崎まで来い!」って言ったんですが、「え~、一人でやら行ききらん。」なんて情けない返事…。考えてみれば今の子供達って、お母さんも車持ってる人ばかりだし、一人で電車に乗る事なんてほとんどないのかもしれませんね。カズだけがしゃばいってことじゃないといいけど……。だけど今の新日本プロレス、昔の活気には程遠く、いつ倒産してもおかしくないような雰囲気すらありますよね。今度の試合があるの知ったのもつい先週だし、国際センターでの興行、しかもIWGP戦があるなんて知ったのも先週でした。昔は何ヶ月も前から楽しみにしてたのにね。私も3日はアビスパ観戦&家族サービスでプロレスどころじゃないし、かりに時間があっても正直お金出してまで行きたいかどうか…?IWGP王者のレスナーも総合格闘技HERO‘Sに気持ちは傾いてるみたいだし、テレビも3日のキッドのHERO‘S、5日の亀田兄弟のボクシング&PRIDE無差別級GPと楽しみな格闘技イベント盛沢山だけど、プロレスはすっかり蚊帳の外……。「プロレスの一部分が総合格闘技」、な~んてツヨガリ言ってくれるプロレスラーも昔はいたけど、どう考えても今の現状は総合格闘技がプロレスの進化形、完成形って感じですよね。猪木の『格闘技世界一決定戦』なんかで燃えてた20数年前が懐かしい……。明日は虚しい夜にならない事を祈りたい気分です……。
2006年05月01日
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昨夜の亀田大毅の2戦目、残念ながらこちらではテレビ放送なしと、デビュー戦の夕方生中継からするとかなり寂しい感じだったんですが、試合の方も残念な結果だったみたいですね……。朝の番組のダイジェストと、新聞、ネットなんかを見ただけなんで、あまり詳しい事はわかりませんが、ガードを固める相手を打ち崩せなかった様ですね。サッカーなんかでも、ガチガチに引いて守る相手から点を取るのは相当難しいですからね。けど映像見る限りでは、かなり打ち返してくる場面もあったみたいだし、あれだけの連打をボディーに浴びせながらダウン奪えなかったって事実…。相手選手の「あんまり強いパンチじゃない、重くなかった」みたいなコメントも気になりますね。私もレベルは違うかもしれませんが、とりあえずは経験者ですから、前日の軽量等から察するに、かなり相手をなめてましたね。これが一番の問題点じゃないかな?私も勝てそうな相手の時は正直、練習にも力が入りませんでしたからね。「勝てるかどうかわからない、下手したら倒される!」って思える位の相手じゃないと、大毅も成長できないと思うけど……。あまり好意的な寸評は少なかったみたいですが、考えてみれば17歳で6回戦を戦ってるボクサーって日本に何人いるのかな?私は大毅以外は知らないし、いるとしても数名でしょう…。次戦は興毅と共に5.5なんて話もあるみたいですが、どうなんでしょう?しょぼい相手と何回やるよりも強いヤツと一度戦う方がよっぽど経験になると思うけど。マスコミも試合後の歌がどうこう煽るよりも、もっと的を得た取材をしてほしいですね。けどまぁこの亀田3兄弟、これだけボクシング界に注目集めてくれたし、女性ファンも増やしてくれたし、次回五輪では知毅がメダル狙いでアマボクシングにもかなりの注目集めてくれるでしょうから、スキャンダルやゴシップ、ジェラシーなんかに潰されずに、逞しく育ってほしいです!!
2006年04月18日
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亀田三兄弟の次男、大毅のデビュー戦、素晴らしかったですね~!!今日は雨降りの日曜日でもあり、お店の方も結構忙しかったんですが、この試合だけは見逃せん!っということでお店のリビングの大画面プラズマで数名のお客様といっしょにワイワイ言いながら観戦しました。なんだかスポーツバーにでもいる様な、ちょっとしたライブ気分で楽しく見れましたね。 さすがに亀田三兄弟、かなり知名度ありますね~、お客様も全員知ってたみたいで、「ヤクザみたい」とか、「愛嬌あるね~」とかかなり色んな声が聞かれました。放送開始から30位してやっと選手入場、この時間からして結果はだいたい分かったけど、デビュー戦の6回戦で君が代はやりすぎやないかな~。それはともかく、試合内容は素晴らしかったと、私は思いました。フィニッシュブローとなった左フック、過去数十年見てきたなかでも三本の指に入る位の素晴らしい一撃でした。こんなの見れただけでも大満足!!だけど、一緒に見ていたお客様達は「なんねもう終わりなん」「八百長やないと~」なんて言ってましたねぇ。「いやいや、あんなとこにあんなのもらったら普通は立てんですよ!」って思わず反論しちゃいましたけど……。けど、その後のパフォーマンスには皆さん大満足みたいで、笑顔で見てくれてました。HOUNDO DOG の ONLY LOVE 私も嫁さんとつきあいだした頃によく歌ってました。あんなに上手くなかったかもしれんけど……。自分でも言ってたけど、17歳が歌うか?って感じの曲ですよね。だけどあの歌で私は妙な親近感を覚えたし、一緒に見ていたお客様達も大盛り上がり、なんかスーパースター誕生みたいな雰囲気になりました!そんな感じで大成功に終わったデビュー戦ですが、公式記録は23秒K.Oですか。 けどあれは倒れた瞬間に止めるべきだったから実際は12~3秒でも良いですよ!!ともかく久しぶりにボクシング界に現れたスーパースター候補、これからもガンガン盛り上げていってほしいですね。
2006年02月26日
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昨日行われたプロボクシング世界戦、WBCフェザー級タイトルマッチで地元福津市のジムから見事に世界チャンピオンに輝いた越本隆志選手。彼がデビューした当時は私も一応は現役選手、しかも同じ階級でしたんで、博多スターレーンでの見事なデビュー戦、フェザー級ばなれした体格、サウスポーからの超スピードのパンチ等を目の当たりにして、「やばいヤツが出てきたな」なんて思ってたのを懐かしく思い出しました……。あれからもう14年程経つんですねぇ。私は25歳で早々とあきらめちゃった夢を彼は10数年も追い続けてたんですよね。本当に物凄い精神力、敬服しますよ。6年前の世界初挑戦はほとんどパンチ当てる事もできずに、まれに見る大惨敗、普通の選手だったら間違いなく引退してただろうに、彼の想いは並大抵の次元の物じゃなかったんでしょうね。地元のお客さんも「越本が走ってるの見た事あるよ!」なんて嬉しそうに話してくれる方も多かったし、これからも地方から世界へ向けて頑張ってほしいですね。世界戦の興行はやはり莫大な経費がかかりますから、越本選手のファイトマネーは『0円』なんてスポーツ紙にもでてましたが、今回はしかたないでしょうね。これから防衛戦重ねるごとに人気も収入もアップして行くでしょうから、東京での興行もあるでしょうが、なんとかまた地元で世界戦できるように、派閥やその他難しい問題もあるのかもしれませんが、九州のボクシング関係者が一致団結して盛り上げていければな、なんて思いますね。先ほどお客さんの送迎で福間駅まで行ったんですが、たまたま越本会長を見かけました。何かをやり遂げて力を使いはたしたって感じで、かなり疲れてる様な気配でしたんで声はかけれませんでしたが、去り行く後姿に心の中で「おめでとうございます。」って言わせて頂きました。「継続は力なり」この使い古された言葉こそ今回の試合にピッタリな様に思います。これからもチャンプには地域密着で頑張ってほしいですね。福岡でボクシングにたずさわってた者として、陰ながらでも応援させてもらいます。
2006年01月30日
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昨日の深夜、いや今朝かな、新日本プロレス恒例の1.4東京ドーム大会が4時間位放送されてましたね。ここ数年、K-1やPRIDEにおされまくってすっかり影の薄くなっちゃったプロレスですが、私的にはもの心ついたころから大好きだったし、子供の頃にはメキシコで覆面レスラーになりたいって真剣に考えてましたからね。今の現状、総合格闘技の連中や世間から馬鹿にされてる様な状態、だいたい理由もわかるけど、ムカつくよね……。この状態から持ち直せるのか、正直厳しいと思いますが最大の原因が「村社会」って言うか、閉鎖性でしょうね。ほとんどのレスラー、フロント&マスコミ、皆自分達の殻を破らない、守る事ばかり考えてて進化しない…。「受の美学」もマニアには素晴らしいことだけど普通の人には「八百長」にしか見えないだろうしね。中でも一番悪いのがマスコミのような気がしますね。20年弱くらい前だったかメガネスーパーがスポンサーになって「SWS」って当時では画期的な部屋別の団体立ち上げた時、あいつらはこぞって叩いたからねぇ。なかでも「ターザン山本編集長」の週プロ、読んでても情けなくなるぐらい『村』を守るのに必死だったよね。レスラー達もあおられてか、くだらないコメントだす連中のなんと多かった事か。そんな中で一人だけ意見してたのが破壊王、故橋本真也でした……。「なんでプロレスにお金だしてくれる人を悪く言うんだ!」ってあたりまえのことをあたりまえに言えてたのは、印象に残ってるかぎりでは彼だけでしたね……。その破壊王と小川直也の試合が今のところプロレス最後のゴールデンタイムですよね。あの時の試合こそプロレスの目指すべきスタイルだと思ってたんですが……。そんな彼らも今では……。もう語りたくないな、長くなっちゃったんでこの辺でやめときましょう。なんかつまんない話になっちゃたんで面白い写真でもお見せしましょう!昼過ぎから津屋崎では大雪だったんですが、この雪に触発されたのか、なにかが弾けたパートのアイちゃんが……。 ウッドデッキで踊り始めました。 「お~い、アーイ、帰ってこ~~い!!」
2006年01月05日
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先ほどついに、やっと、ロードワークしてきました!愛&花を引き連れて、裏山の遊歩道から海岸までゆっくりめのペースで40分位走りました!アップダウンの激しい山道を両手に柴犬連れて走るとバランスやパワーもいるし、ジムワークとは全然別の筋肉使うんでちょっと疲れちゃいましたね。けど、山道の中に突然現れる灯台、なんだか素朴で良い感じです。夏に家族旅行で行った角島の灯台を思い出しました。ところで、数箇所にイノシシが掘った様な後がありました。いつかは出くわす時が来るのかな……。ちょっとワクワクしますね!約10数年ぶりでまじめに走りましたが、やっぱり気持ち良いのとキツイのとが半々ですね。体絞るのには間違いなく良いだろうから、色々コースも考えて週2~3回、気楽に走り続けようと思います。ジムワークだけなら凄く楽しいんだけど、昔の身体に近づけるにはやはり辛い思いもしないとね…。
2005年12月01日
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今、津屋崎は嵐の様な悪天候です。山の上だからかな?街中はどんな感じでしょうか?ところで先ほどのボクシング、「浪速の闘犬」・亀田興毅の試合、皆様ご覧になりましたか?物凄いボディーブローでしたねぇ。相手が背中向けた時点でレフェリーは止めなきゃダメでしょう…。そしたらもっと派手なK.Oになってたのにね。それにしてもこの選手、良いキャラしてますね。悪ぶって見せてるけど、どう見ても好青年だし、なにより基本が素晴らしく出来てますよね。本当にあのお父さんが教えてるのか?(失礼!)なんて思わず疑いたくもなってしまいます…。近頃よく「亀田ってどうなん?」なんて質問されますが、まだ19歳だし、久々にボクシング界に現れた大物選手、辰吉や具志堅を超える人気選手になってくれると思いますよ。今日はアビスパも宿敵の甲府相手になんと!5-0で大勝利!!1点位この前の博多の森で……。まぁいいや、次回12月3日、最終戦でもこの勢いで気持ちよく勝ってもらって、胸張ってJ1行きましょう!なんかついにヴェルディのJ2降格も決まったみたいですね。名門チームでもこうなるんだからね…。けど、大分で降格争いしてた小林監督率いるセレッソが最終節残して1位…。本当、勝負の世界、サッカーは何が起こるかわかりません。アビスパが昇格チーム初優勝!なんて事もありえるかも、ですね。
2005年11月26日
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昨夜は国際センターに行って来ました。破壊王の追憶興行、参加せずにはいられないって思いでね・・・。会場前に献花場が設けられてて、多くの人が冥福を祈ってました。 もちろん私も。会場内に入ると湿っぽいムードはまるでなし!派手好きだった彼を盛大に送り出そう!って感じが充満してました。追憶セレモニーでは「天国でもハッスルしろよ~!」って小川直也の掛け声の下、私の見た限りでは本当に全員が”トルネ~ド~ハッスル!”で、腰クネらせてました。ちょっと凄い光景でしたよ! 場内に破壊王のテーマ曲、「爆勝宣言」が大音量で鳴り響き、負けないぐらい大音量の橋本コール!感動しましたねぇ。しか~し、良かったのはこのセレモニーだけ。 試合内容はお粗末、寒すぎ、本当クーラーいらん位に寒かった。一番盛り上がったのがインリン様とレーザーラモンHGじゃねぇ・・・。破壊王も成仏できんと思うよ。小川直也には、破壊王と戦ってた頃のような凄みをとりもどしてほしい、それが何よりの供養だと思うけど・・・。このエンタメ路線、彼が望んでた道らしいし、あの高田さんも「高田総統」になっちゃてるし、本当、プロレスって解らない、奥の深いジャンルの様な気がします。 けど、やっぱ、総合格闘技、リアルファイトから馬鹿にされてる現状、このままじゃますます悪化していくばかり・・・。「小川君、そろそろ目を覚ましてくださ~い!!」
2005年07月14日
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昨日は久しぶりに時間ができたんで、ボクシングジムに行ってきました。香椎3号線沿いの「福岡チューワタナムエタイ・ボクシングジム」って所へ、2月のオープン当初から通ってます。 週1~2回しか行けないんで、なかなか思うようには体しぼれませんが、ストレス発散には凄く良いですよ。現役の頃とはもちろん違うんで、私は楽しみながら好きな練習してますが、若い子達が必死に練習してるのってなんか良いですよね。 あんまりひどい子にはたま~にアドバイスさせてもらったりしてますが、見てくれの悪い子、もろヤンキーの子の方が素直ですね。 きっと早く強く成りたい理由があるんでしょうねぇ。 今のところこのジム、プロ目指すぞ!ってよりも健康とかダイエット目的の感じが強いですが、会長さんもボクシングトレーナー歴10年以上ある方ですんで、もちろんそれなりの指導、アドバイスはしてもらえると思いますよ。 格闘技始めたいけどちょっと怖い、とか格闘技ジムって入りづらいとか思ってる人にはおすすめの場所かもしれませんね。 正直、私も他の綺麗なスポーツクラブ、プールやジャグジーなんかがある所に行こうかな~と思うこともあります。 会費も安いし。 今でも悩む事も・・・。けど、サンドバック殴る快感、良いパンチ入れた時の「パシーン!!」って響はここでしか味わえませんからねぇ。 皆もっと強くなってスパーリングとかできる様になればもっと面白くなるんでしょうけどね。 スパーリングってもう40近いのにまだできるのかな?自分的にはもちろんやれると思うけど実際はどうなんやろう?う~ん、マジで試してみたくなってきたな。今日も帰ってチビ達とプロレスごっこでもしてやるかな。けどカズトのキックかなり強烈になってきたから巧くよけんとマジやばい!
2005年06月30日
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