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2015.03.17

「ザ・レイド　GOKUDO」をみて

テーマ： DVD映画鑑賞(14228)

カテゴリ：映画鑑賞

2014年アメリカ＆インドネシア映画、原題は"The Raid 2: Berandal"です。

世界で絶賛された、インドネシア武道シラットと柔道が炸裂のアクション映画

「ザ・レイド」 の待望の続編です。

アメリカでR指定、日本ではR18+版が限定劇場公開されたのち、一部削除された

R15+版が公開されています。

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価格：3,694円（税込、送料込）

あらすじ

前作でマフィアのアジトビル強制突入で生き残った唯一のSWAT隊員ラマ(イコ・ウワイス)。

一緒に連れて脱出した元マフィアの一員の兄は、新興ギャングの親分ベジョ(アレックス・

アッバド)に捕まり、畑の畔道で始末されてしまいます。

ラマは、汚職警官を摘発する組織に呼ばれ、地元マフィアのボス、バングン(ティオ・

と親しくなって出所後バングンの組織に潜入捜査官として入り、汚職警官はだれかしっかりと

した証拠がつかんでくるよう指示されます。

ラマは、妻イサと赤ちゃんの息子アンガの安全を保障してくれるならと、その任務を受ける

ことにします。

ユダという偽名を使い、政治家の息子の顔を殴った罪で刑務所に入ったラマは、襲い来る

チンピラ集団を一人で倒し、大雨の運動場で泥だらけの抗争で危ないところをウチョの命を

助けて、ウチョの信頼を勝ち得ます。

3年の刑期を終え出所したユダの迎えにきたウチョについて行き、バングンに直接引き合わ

されて礼を言われ、今後はバングンの一部下として使ってやると言われます。

その際、バングンの事務所には、停戦協定を結んでいる日系ヤクザ後藤組の組長ゴトウ

(遠藤憲一)とその息子ケンイチ(松田龍平)が来ていてバングンと日本語で会話しており、

帰って行きます。

ウチョは父バングンにもっと重要な立場につきたいと言いますが、まだ早いといさめられ

てしまいます。面白くないウチョ。

父バングンの右腕は、自分ではなく他人のエカ(オカ・アンタラ)であり、父は後藤組にも

へつらっていると感じていたウチョは、新興ギャング団のべジョからの誘いに応じ、バン

動き始めます。

ウチョの不穏な行動にいち早く気付いたユダでしたが…。

私の感想

「ザ・レイド」続編が見られるのを楽しみに待っていた私です。(●⌒∇⌒●)

以前ご紹介した前作 「ザ・レイド」 のメインキャスト、イコ・ウワイスはもちろん、

ヤヤン・ルヒアンもバングンに信頼されている殺し屋プラコソ役で出演しています。

前作では死んだマッドドッグ役でしたが。(・m・ )

前作で死んだ役のインドネシア人プロ柔道家ジョー・タスリムは出ていませんでした。

残念!　(≧▽≦;)

ラマの新たな敵のべジョ配下の殺し屋として、柄のない鎌のようなナイフとシラットを

使ってくるキラーマスター役でセセプ・アリフ・ラーマン、金槌2本を両手に持って躊躇

なく襲うハンマーガール役でジュリー・エステル、金属バットとボールで襲う、ハン

マーガールの兄、ベースボール・バットマン役でベリー・トリ・ユリスマンが登場します。

バイオレンス度は衝撃的な前作に引けをあまりとらなかったかもとは思いましたが、

邦題に「GOKUDO」とつけていたにもかかわらず、日本人キャストの出番があまりに少な

かったと思います。

ネタバレになると悪いのであまり言いませんが、「どうします？」「戦争だあ!!」と

言っていたけど、ヤクザが動き始めるより早くインドネシアのマフィア当事者同士の

戦争は展開していって、ヤクザの出番はなかったのねっていう感じです。

結果的にはそれが一番よかったって感じですが、この映画にヤクザキャラは必要なか

った気がしてなりません。　(-ω-;)

後藤組長の右腕役で北村一輝もチラッと出てましたが、インパクトありませんでした。

本作の続編(つまり3作目)は、東京が舞台になる予定とか。

インドネシアの殺し屋の原始的な武器にビックリさせられましたが、それに対抗できる

日本刀使いとか空手使いとかの日本人キャストを用意してくれないととても張り合えないと

思います。　(￣~￣;)

前作(1作目)ではリンキン・パークが参加したサントラ"The Raid:Redemption"が素晴らしく、

私はそのサントラを買い、毎日のように聴いている(特にお気に入りは、"Drug Lab"、

"Dog Fight"、"Machete Standoff")ので、本作の音楽にも期待をしていましたが、今回は

リンキン・パークは入っていないのか、これといった魅力も感じられませんでした。

その点とヤクザの存在感の薄さに☆をひとつ減らし、4つにします。

それでも迫力ある手加減なしでアクションフル回転の映画です。おススメします。

☆☆☆☆

イコ・ウワイスとヤヤン・ルヒアンは今年の12月に公開予定のスターウォーズ実写

シリーズ7作目「スターウォーズ　フォースの覚醒」に出演予定ときいています。

そちらも楽しみです。

一体どんな役どころなのかな。　( v￣▽￣) ♪