右手にいちじく

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「デトロイト・ロック・シティ」


「デトロイト・ロック・シティ」

ロックバンドのKISS大好きな若者4人が、KISSのチケットを手に入れるため、デトロイトで生のKISSを見るために悪戦苦闘するお話です。
4人はすべからくロック的生き様のお馬鹿さんで、見ていてむちゃくちゃ楽しいです。
KISSの知識、ロックの知識が何も無くても十分に面白い映画。
説教くささが欠片も無い、若者成長コメディ。
ラストなんて、爽快です!!!胸がすきますよ!
ライブシーンには本物のKISSが…

70年代、ど派手なメイクとその曲から、KISSは「悪魔のバンド」などと呼ばれていた。
ロック自体が宗教的に良いとされなかった時代のようです。
「ミステリー」というバンドを組んでいる4人組(ホーク、レックス、ジャム、トリップ)は、熱狂的なKISSのファン。
ところが、KISSのライブチケットを、ジャムの母親が燃やしてしまう!
ちっともあきらめない4人組は、チケット入手のため大奮闘。
ここまでやるかと、ゆーくらいやります。
盗もうとする、騙そうとする、ケンカもする、ストリップもする。
えげつないがしかし笑って見守り応援したくなるマジックがすでに働いています。

4人それぞれがみんな、馬鹿なことしながら一晩でたくさんの体験をし、成長します。
なんて感傷を吹き飛ばすかのようなキャッホー★★なライブシーンがまた良い。
お馬鹿です。しかし貫くとかっこいいような気がしてくるんです。(軽く危険思想)

そういえば「ビルとテッド」シリーズの二人もお馬鹿なバンドマンだ…おそらくあれもロック的。

主演の4人はみんな個性的で馬鹿で可愛いですよ!

私はよく、俳優さんにはまったらその人の出演作をいっきに見まくるという行動にでます。
これを「●●大会」(●●に俳優名)と呼んでいます。
参加者は概ね私一人。オンリーミー。さみしくなんかありません。人間趣味に走りすぎると独りのほうが居心地が良くなるもんです。
「デトロイト・ロック・シティ」は「エドワード・ファーロング大会」(恥ずかしいぞ)の最中に出会った作品です。

たいてい、「●●大会」で私が見る俳優というのは微妙な作品に出ている人が多い…(個人的意見)
あからさまにつまらない(というかおかしい)内容の映画ではあるものの、目的は●●なので最後まで見てしまい、不毛な時間となることが多いです。(いや、それなりに楽しいんですが)
ところが。
エドワード・ファーロング氏は、なかなか面白いというか、興味深いというか、いい作品ばかりに出ていてハズレ少ないお方です。
ちなみに「ターミネーター2」に出ていた子です。美しいです。マネキンみたい。

「デトロイト・ロック・シティ」でもとろーんとした目でぐだぐだな演技炸裂ですよ!ヤケクソ気味に脱いでますよ!タナボタ★

そんなわけでいろいろオススメです。
そのうち「●●大会シリーズ」をフリーページに作りたい。(またまた思いつきで物言った!)







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