メーホンソーン




++++ メーホンソーン ++++


チェンマイからバスでメーホンソーンへと向った。

タイに来たら最も行ってみたかった場所の一つ、首に輪っかをつけて首を伸ばすことで有名な“首長族”を観にいくためだ。

メーホンソーンの街並みは、バンコク、チェンマイから来た私には静か過ぎるほど静かに感じた。

街のど真ん中にチョーン・カム池という大きな池があり、その横にミャンマー様式の寺院ワット・チョーン・クランがひっそりと立っている。

メーホンソーンはミャンマーの国境に近いため、こうしたミャンマー様式の寺院が多く見られた。

池に移る寺院の影、静かな街。
特に見て廻る所はその池とお寺くらいしかないのだが、なぜかこの街が一目見て気に入ってしまった。

街を流れる空気がとても神聖というかスピリチュアルというか私の肌にしっくりと合っていた。

こんな何でもない街なのに何故だろう・・・
遠い太古の記憶が私のDNAに眠っているのだろうか?

首長族のツアーに連れて行ってくれたガイドのお兄さんもとても良い人だった。

日本人の彼女と遠距離恋愛をしていると言っていたそのガイドさんは結構男前でモテそうな人だった。

首長族のツアーは半日で終わってしまう。
お昼の12時にはメーホンソーンの市内に戻ってきてしまった私達はその後夜八時のバスまでどこかで時間をつぶさなくてはならなかった。

宿は既にチェックアウトしてしまっていたので重たいバックパックを持ちながら・・・

とっさに私、その優男系ガイドさんに 「この辺でどこか荷物を置いて昼寝ができるような場所はないかしら~ん♪♪」 とちょっと甘えた声でくねくねしてみた(笑)

すると何とその優男君、私と友達3人を何と彼の自宅へと招待してくれた!

彼も友達を2人連れてきて3対3で夜になるまでギターを弾いたり、お話しをしたりして楽しく過ごした。

彼らは本当に良い人で私たちの為にレストランからご飯とビールまで運んでくれた。

後に私の大好物になる鶏肉のバジル炒めとビールをご馳走になり、バスの時間には彼らのバイクでバス乗り場まで送ってくれた。

私は、フフフ・・・その格好良い彼の後ろに乗りました。

汗臭い男性のバイクの後ろに乗る羽目になった友人はその後しばらくそのことをブーブー言ってたっけ(笑)

静かな街並みと優しい人たちの暮らすこの街、メーホンソーン。
観光地としてはあまり有名ではありませんが、私一押しのオススメの場所です。

池のほとりで受けるマッサージも最高!!


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