カジュラホ★Part2





++++ カジュラホ★Part2 ~インドでアーユルベーダ体験~ ++++



インドに来たら絶対にアーユルベーダ体験をするぞ!と
心に決めてきたのに、アーユルベーダの文字すら見なかった
今までの道中。





街と呼ぶにはあまりにも小さすぎるこのカジュラホ村で
アーユルベーダの看板を発見!!!
日本語ペラペラインド人、Dさんに聞いてみたらここは
いんちき臭い場所ではなくてきちんとした所だとの事。





早速中に入ってみるとあのごま油を額にどろーっと垂らす
シロダーラのツボがベッドからぶら下がっている。
きゃー♪♪♪これがやりたかったのよぉぉぉ♪♪




「シロダーラ?」

と聞くと良く知ってるねぇと嬉しそうなおっちゃん。





オイルを決めたいからちょっと親指を見せてと言われ
指圧の心の浪越さんのように親指を2本、
おっちゃんに突き立てる。




おっちゃん、クイっと親指を2本後ろに反らせると
ふむふむと何かを紙に書き込んだ。
なんと彼はこれだけで血液型が分かるのだと後で知った。






ちなみに私が楽しみにしていたシロダーラ、
おっちゃんいわく私の今の体調には必要ないらしい。





「シロダーラを楽しみにしてきたの~!やりたい~~!!」

とちょっぴり駄々をこねてみたのだが
NO!と突っぱねられた。
まぁ、その方が信用できそうだけれど、
あのおでこがヌメっとする感覚、
味わってみたかったなぁ。残念。





オイルが決まりマッサージ開始。
オイルはミントのようなさっぱりとした良い香り。
ここは特に着替えは用意していなく、自分の下着姿でマッサージを受けた。
本当は素っ裸になるのが良いんだろうけれど、
まだこのおっちゃんを100%信用していなかったので
下着は取らなかった。





まず、魔女の部屋においてありそうな怪しげなろうそくに
火をつけて私の周りでくるくると回す。
そのろうそくは青臭いハーブのような香りがする。
おっちゃんは目をつぶって何かを祈っている。

アーユルベーダ
=怪しげな雰囲気のお部屋=





次に奥さんとおっちゃんの二人で私の両手を上げて
オイルで腋の下から腕をマッサージ。
クスクス・・・ちょっとくすぐったい。





その後足のマッサージ。
きわどい場所までマッサージの手は伸びる。
足の付け根に手がすべってくると、
思わずズルっと大切な所まで指がすっぽり
入っちゃうんじゃないかと思わず力が入る。





この頃には奥さんは部屋を出て行っちゃっていたので
最初はこのまま犯されたらどうしようなんて
ビクビクしていたのだが(笑)
途中から開き直って気持ちよさに
(性的にじゃないですよ!)身をゆだねることにした。





子宮のあたりをマッサージするときなんて
下着を半分ぐいっと下ろされ毛は半分以上見えていただろう。






うつぶせになってマッサージを受けていたときは
下着はTバック状態になっていてお尻は丸出し状態。
足の指から腿の付け根までオイルを滑らせながらの
マッサージをされているとき、たまにおっちゃんの指は
私のお尻の穴に当たっていたような気がする。。。

しかし、マッサージが終わったあとのおっちゃんの丁寧な対応、
話し方を見てもそれはわざとではなく
そういうものなんだと思うけれど・・・・




1時間20分程度のマッサージは終わり、
体も髪の毛もオイルでギトギト。
このオイルは今日一日洗っちゃだめだという。
洗っちゃだめどころか一体何を着てホテルに帰れば良いのさ!



ノープロブレム! オイル イズ グッド フォーユー

を繰り返しているおっちゃん。
まさか裸で帰るわけにもいかないので着てきたお気に入りの
アウトドア用のパンツとTシャツをオイルの上に着る。





ホテルに着いたら案の定うっすらオイルのシミが付いていたよ。
くすん、このパンツ高かったのに・・・・・
ちなみに下着はオイルでギトギト。
日本のエステなんかではこういう点はきちんとしているんだろうけれど
インドでアーユルベーダをするときはぼろぼろの下着、
洋服を着ていったほうが良いかもしれません。





その日はオイルギトギトのまま素っ裸で眠り、
次の朝あまりの目覚めの良さにびっくりした。
体中エネルギーがみなぎっている感じだ。
実はそれまで1週間以上食欲がなく、
背中と胃がシクシクと痛む毎日が続いていたのだが
それがすっかりと治っていた。




シャワーでオイルを落としたら顔も髪の毛もピカピカだ!!
きゃーん♪アーユルベーダ万歳!!!
あまりにも感動したので、
1日間をおいてもう一度マッサージを受けることにした。




再びクリニックを訪ねるとおっちゃん、私の顔を見て一言。



「お酒飲んだ???」



実はその前の日、インドに来て初めてお酒を口にし
ちょっと寝不足だったのだ。
おっちゃん、やっぱりただものじゃないぞー・・・





今日はオイルを変えるねといいまたマッサージが始まった。
今度のオイルはちょっとバニラのような香がした。





なんと2度目のマッサージが終わった後は
奥さんが食事を用意してくれていたよー!!
さっぱりした味付けの野菜をたくさん使った料理、
おいしかったー♪






この気持ちの良いマッサージの値段は1200ルピー。
日本円で約3000円位。
日本のアーユルベーダの値段に比べたらかなりお得だけれど
インドの貨幣価値に慣れた人だったらこの値段は結構贅沢だ。




この小さな村で日本人がアーユルベーダの診療所に
1人で入っていったのは結構目立ったらしく
ホテルに帰るといろんな人から感想や値段を聞かれた。




私がペラペラと得意げにしゃべっちゃったのがいけないんだけど
その直後私の周りは自称マッサージ師でいっぱいになった。




なんとホテルのマネージャーまで

「実は君がチェックインした時には言っていなかったけど
  このホテルではアーユルベーダもやっていてね、
   値段はなんと400ルピーなんだ!お得だろう!!」

だって・・・・




そして私が行って来たケララマッサージのことを
あそこは高すぎるから私のところで受けたほうがいい、
とボロクソ。





まったくここの人達の単細胞さには呆れるを通り越して面白くなってきた。
私がマッサージを受けた後に現れた自称マッサージ師は5人以上。
本当、突っ込みどころ満載なインド人。





日本語ペラペラのDさんでさえ、私が
「親指だけで血液型が分かるんだよー!すごいよねー」
と興奮して話していたら面白くなさそうな顔して

「ちょっと親指見せて!
   ふーむ・・・君は好奇心が旺盛で
        誰がなんと言おうと自分の道を
             突き進みたい性格だね?」



・・・っておい!!!!!
手相じゃないんだから・・・





このマッサージが終わった後、
おっちゃんといろいろ話していたら
このまま帰らずに残ってここでアーユルベーダを
学べば良いのに・・・と薦められました。




くー・・・私がもしあと10年若かったら、
そして独り者だったら確実に帰りの航空券を捨てて
ここに残っていただろうなぁ・・・




このおっちゃんはお父さんがアーユルベーダの専門家で
子供の頃からずっと勉強しているそうだ。
薬の調合は難しいけれど、マッサージから教えてあげるよ!
なんて言ってくれて、本当に良い人だった。





もし、インドで本格的にアーユルベーダを学びたい方、
良かったらこのおっちゃん、紹介しますよー!!
最短で20日あればマッサージなら一通り教えられるそうです。




    *** KERALA Massage ***

      hotelyadavlodge@rediffmail.com
 Tel:07686-272630 or 011-31068683 or 0483-3103806



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