「ネオ頑固082」
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「DNA」と言う言葉が市民権を得るようになって、恐らく20年は経つのではないだろうか。正確には「deoxyribonucleic acid」と言うらしい。一方、例えば「DNA鑑定」と言った生物学的使い方ではなく、隠れた或は潜在的能力を示す比ゆ的な使われ方もまま在るだろう。この比喩的意味での「DNA」を少し考えてみよう。一般的に日本人は「勤勉」だとを良く言われる。満員電車なんか乗っているのを見ると「忍耐強い」とも言えるだろう。「出る杭は打たれる」的社会通念が長きに及び個性を押し殺されている日本人って言うイメージが良く当てはまる。だけど日本人ってそんなに非個性的なんだろうか。以前「自和」でも書いたけど日本人とは元々は「自己」つまり己を持った国民だと思う。フリークとかマニアが良く当てはまるのも日本人の特性だと思う。もう十数年前になるけど英国に住んだ事がある。その時初めて納得した事が幾つかある。その一つに「極東」と言う言葉がある。英国人にとって外国はフランスやドイツである。東欧は可也疎遠な国々でギリシャ・トルコはエキゾチックな世界。その未だ向うにある中東なんて想像を絶していて、インドや中国なんて夢の世界の話だったのです。そんな彼らの世界観を遥かに超えるのが極東つまり「Far East」なのです。英語でぶっ飛んでいる事を「Far Out」と言いますが将にその「Far」なのです。だから極限の東に住む日本人は英国人から見ると非常に「Eccentric」な人たち、奇人・変人達なのです。でも標準分布の端の方の人間こそが個性的で素晴らしい人たちだったりもするのです。日本人の生まれ持った性質、潜在的な能力の中にはそんな凄いパワーの個性が潜んでいると信じて止まないのは僕だけでしょうか。
2005.06.19
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